【海蝕】特製フルーツジュースを召し上がれ
とても簡単 | すべて
7/8名
【海蝕】特製フルーツジュースを召し上がれ 情報
担当 茸 GM
タイプ ショート
ジャンル イベント
条件 すべて
難易度 とても簡単
報酬 なし
相談期間 5 日
公開日 2018-07-02 00:00:00
出発日 2018-07-10 00:00:00
帰還日 2018-07-20



~ プロローグ ~

 ターコイズ色の美しい海の広がるベレニーチェ海岸。
 ベリアルの姿もなく安全に海水浴を楽しむ事が出来る場所なのだが――……。


「真夏だっていうのに、地中海にベリアルが出現してからお客が減っちまった……。まったく、商売上がったりだ」
 浜辺に開かれたとある小さな海の家で、こんがりと日焼けした男の店主が腰に手を当て溜息と共に嘆く。
「教団からの警備も増えたし、より安心して遊べると思うんだがなぁ。不安はそう簡単には拭い去れねぇってことか」

「――こんにちは。今日も調子悪いみたいね」
「ああ、あんたか」
 話しかけてきたのは若い女性。何度も足を運んでくれている常連さんなのだが、服装からして今日も海に泳ぎに来たわけではないようだ。
「私も海で遊びたいところなんだけど、怖くて海に入る人なんてほとんどいないじゃない? だからどうしても遠慮しちゃうのよね」
「だがこの海岸では目撃すらされてないんだ。不安なのは分かるが、折角の夏を楽しまねぇなんざ勿体ねぇってもんだろ」
「仕方のない事だけど、確かに足が遠退いてしまうのは寂しいわね……。せっかくのフルーツも活躍できなくて可哀想だわ」
 海の家のカウンターに置かれたまま使われずに鎮座している南国フルーツ。
 白髪交じりの頭を掻きながら店主も「まったくだ」と肩を竦めた。
「朝一番に収穫してきたんだが、こうもお客が来なけりゃ無駄になっちまう」
「海の家特製フルーツジュースでしたっけ? そろそろ秘密のシロップとやらが何なのか教えては頂けないのかしら」
 カウンターに寄りかかり、人の頭一つ分はある大きさのフルーツをツンと指でつつく彼女。
 それを店主はカハハと笑う。
「駄目だ駄目だ! どこかで聞き耳を立ててる輩がいるかもしれん。真似されたらこの店は終わりだ」
「そんなこと………無いとも言い切れないわね。本当に美味しいもの」
 前に飲んだ事のある彼女だからこそ、大袈裟な店主の台詞もすんなり納得できてしまう。
「甘酸っぱくてとろける様な舌触り……。何より見た目が綺麗よね。今日も頂いて帰ろうかしら」
 外見は焦げ茶色でザラつきがありとても美味しそうには見えないが、中身が白くパールのような輝きがある。しかしそのまま食べようものなら酷過ぎる酸味に舌がやられてしまう。
「それがあなたの手に掛かればまるで魔法が掛けられたかのように甘みが生まれて信じられないくらいに美味しくなるのよね……」
 うっとりと語る彼女に店主は呟く。
「シロップ掛けただけだがな」
「もう! 夢をブチ壊さないでよ! だけって言うならシロップの秘密教えてくれてもいいじゃない」
 ぷりぷりと不満を漏らす彼女だが、不意に両手をパン!と打ち合わせた。
「そうだわ!」
「!? 吃驚したなぁ。どうしたよ、急に……?」
 彼女の豹変ぶりに店主は目を丸める。
「お客さんが来ないなら、こっちから出向けばいいのよ!」
「はあ? ……出向くって、売り歩くってことかぁ?」
 彼女は目を輝かせ大きく頷く。
「近頃エクソシスト様が増えたじゃない? もちろん遊びじゃなくて警備でいらしてるようだけど、彼等にこの特製ジュースを飲んで頂くの!」
 拳を握って意気込む彼女に店主は腕組みをして片眉を上げた。
「良い考えだとは思うが、仕事の邪魔になり兼ねんだろう……」
「事情を話せばきっと大丈夫よ! お代を頂戴しないかわりに宣伝して頂くの、どうかしら?」
「お代を頂戴しない!? それはさすがに……」
 売り上げが右肩下がりの今、彼女の考えにはすんなり頷けない。それでも彼女は食い下がる。
「想像してみて? エクソシスト様が海でこのジュースを飲んでいたら人々の目にはどう映るかしら」
「どうって………」
 店主は頭に思い浮かべた。
 ――フルーツを半分に割り、中身だけを潰し、頑丈な皮を器にして最後に秘密のシロップを混ぜ合わせれば完成する特製フルーツジュース……。
「ふむ……あれを抱えていたら、さすがのエクソシストさんも硬さがとれて雰囲気が緩む……か」
「その通りよ! 彼等が飲んでいたらきっといろんな人の目に留まるわ。エクソシスト様たちの楽しそうな姿に自分も飲んでみたいって足を運んでくれること間違いなしよ!」
「そう上手くいくかねえ……」
「やってみないと分からないわ! 題して『エクソシスト様おすすめフルーツジュース』よ! それに、こんな暑い中頑張ってくれてるんですもの、このとびっきり美味しいジュースを振る舞ってあげたくなるじゃない」
 勝手なネーミングをつける彼女だが、この提案はそれほど悪くはない。
 そう思った店主は、商売繁盛の為にもやれることは全てやろうと重い腰を上げた。
「よし、一丁やってみるか!」



~ 解説 ~

●詳細
・差し入れにと渡されたのは南国のとあるフルーツの皮を器にした初めて見るジュース。シロップがなければ物凄く酸っぱいので飲めたものではありません。シロップが混ぜ込まれるとほんのりオレンジ色がかった見た目になります。
・さっぱりとした甘酸っぱさは疲労回復、美肌効果も!
・海の家の外には控え目程度にベンチとテーブルが置かれています。
・あなたの反応を見て、入口にこっそりと『エクソシスト様おすすめフルーツジュース販売中!』と張り出されるかもしれません。

●ミッション
ベレニーチェ海岸での警備中、海の家の店主から特製フルーツジュースが振る舞われた。事情を聞いたあなたは『特製フルーツジュースを堪能しながらパートナーと甘い一時を過ごす』 結果、海の家の看板娘ならぬ看板浄化師となることでしょう。
とある理由からジュースを1つしか受け取らず、それを仲良く二人で堪能するのも良し!自由に楽しんで下さい。
シロップの秘密は最後まで明かされることはありません。なんだろうね~と推測して楽しむのも良いでしょう。

●ベレニーチェ海岸
地中海に面した世界でも有数の美しい海岸です。
現状、危険なく海水浴を行うことができるのは、この場所を含む地中海沿岸のみとなっています。
透明度の高い、澄んだターコイズの海は海底まで見えており、海水を泳ぐ魚達を肉眼で見る事も可能です。
海岸沿いに南国のフルーツが実り、色どりどりの花々に囲まれて過ごすことができます。

●他
・アドリブは絶対に入れて欲しくない方は合わせてお知らせください。
・カップリングごとにお話を進めて行きます。


~ ゲームマスターより ~

初めまして、茸と申します。
5月にGMとなり、遅ればせながら今回初めての投稿となります。
貴重な初作品はイベントに沿った物語で、海岸での甘いデートをみなさまに楽しんで頂ければ幸いに思います。
可能な限りプランにお応えできるよう全力で頑張らせて頂きます!
ジュース飲んでみたい!と少しでも思ったあなた、是非ご参加くださいね☆





◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇

明智・珠樹 白兎・千亞
男性 / ヴァンピール / 拷問官 女性 / ライカンスロープ / 魔性憑き
●動機
警備中、海の家の客足低迷を知った珠樹。
珠「かしこまりました、ご主人…!看板兎娘さんをお連れしましょう…!ふふ」

●行動
何も知らない千亞にジュースを勧める珠樹

珠「千亞さん、あちらの海の家に特製ジュースがあるそうですよ」
千「へぇ、丁度喉も渇いていたし、いただこうかな」

千亞、ドリンクを飲み。

千「へぇ、甘酸っぱくて美味しいね。見た目も綺麗だし」
珠「美肌効果があるらしいですよ、ふふ…!」
千「そう言われると継続して飲みたくなるね」

珠「しかも! 衣服を脱ぎ水着姿になって、はにかんだ笑みと共にこのジュースを飲むと願いが叶うという伝説が…!」
千「本当に?それじゃあ…って、脱ぐわけないだろ、このド変態!(蹴り)
アラシャ・スタールード イダ・グッドバー
女性 / 人間 / 拷問官 男性 / 人間 / 墓守
目的
フルーツジュースを味わう

手段
色が変わって綺麗なジュース…
すごくかわいいし綺麗
イダはこういうの得意?苦手?
(飲んで)
あっ……すごくおいしい!
なんか元気もでるし、滋養強壮にもいいかも
ほどよい甘酸っぱさで、このシロップ?が決めてなのかな
ねぇイダどう思う?
(飲むイダの姿をじっと見つめて)
ほんと?
ねぇ、これ何の果物と隠し味が使われてるんだろう

イダの言葉に残念そうに
「でも…これすごくおいしい。もっと皆に飲んでほしい。本部に行ったらここのこと皆に教えてみよう!」
藤葉・宮野 アメジス・ローザ
女性 / 人間 / 陰陽師 男性 / エレメンツ / 占星術師
目的
・警備の休憩を兼ねて振る舞われたフルーツジュースを堪能する

行動
・任務中ということもありフルーツジュースを受けとることに少し躊躇するも、店の事情を聞き人助けになるならと受けとる。
・ジュースを飲みながらも任務は続行。しかしちびちびとジュースを飲む藤葉とそれを見守るアメジスは大分、微笑ましい様子。

藤葉:暑い…です
アメジス:そうだね。帽子が有るとはいえ結構キツイ。藤ちゃん、目眩とかはしないかい?
藤葉:はい。大丈夫です……あら?こんにちは。どうかなさいましたか?
アメジス:フルーツジュース?有り難いけど任務中なので
藤葉:人助け?…あぁ、そういう訳ですか
アメジス:それなら折角だし頂こうか。どうも有難う
アユカ・セイロウ 花咲・楓
女性 / エレメンツ / 陰陽師 男性 / 人間 / 悪魔祓い
それぞれジュースを頂く

◆アユカ
美味しいジュースだね、警備の疲れも癒されるよ~
シロップひとつですっぱいフルーツが美味しくなるなんて、本当、魔法みたい

魔法…魔法…?
(なんだろう、すごく懐かしい感覚がする…!)

考え込んでいると、なんだかすごく嫌な予感がして
慌てて首を振って思考を打ち切る

ごめんね、なんでもないよ
このシロップ、お菓子作りにも使えるんじゃないかな~って思って
ほら、チョコレートとも合うかも?
店主さんに提案してみようっと


◆楓
シロップを使ったジュースと聞きましたが、それほどしつこくもなく飲みやすいですね
…どうかしましたか?

なんでもない…本当ですね?
あなたがそう言うなら、そういうことにしておきます
イザベル・デュー セシル・アルバーニ
女性 / ライカンスロープ / 占星術師 男性 / 人間 / 人形遣い
このシロップを入れると美味しく頂けるようになるのね
不思議ね、何でできているのかしら
気になるけど…、企業秘密だものね。我慢しなくちゃ

でも、シロップを入れる前の味もちょっと気になるわよね
どれだけ味が変わるのかわからないし…

わ、びっくりした
だめ?…どうしても?
ふふ、大丈夫よ

シロップをかけると色が変わる様子に魔法みたいねと呟きつつ一口
…なるほど、これは癖になりそうね
これで美肌効果と疲労回復効果となるとちょっと通いたくなるくらい
そして俄然シロップの正体が気になるとちらり

浄化師になってちょこちょこお仕事するようになったものね
疲労回復はありがたいわよね

じゃあ元気になった所でこれからも頑張りましょうね
アリシア・ムーンライト クリストフ・フォンシラー
女性 / 人間 / 陰陽師 男性 / アンデッド / 断罪者
こんなに美しい海なのに…人がいないのは残念ですね…

自分達の見回りで皆が安心してくれるならと思っていたのだけれど
人の少なさに少し考え込んでた所に差し出されたジュース

これは…?差し入れ、ですか…?
あ、はい、ちょうど喉が渇いてきてたので、嬉しいです
でも、クリス…あの、これ、一つの器にストローが二本刺さってます、けど…あの?

戸惑いうっすら赤くなって問う

そ、そうです、ね
あまり負担を掛けてはお店の方に悪いですし…
で、でも、これ…私には…難易度が高い、です…

笑い出したクリスに「!?」

からかったんです、か……?
謝ってもダメ、です
クリスはシロップ入れないで飲んで、くださいね?

…冗談です、よ(ほんの少しだけ笑って
シャルル・アンデルセン ノグリエ・オルト
女性 / 人間 / 魔性憑き 男性 / ヴァンピール / 人形遣い
このあたりの海は本当に美しいですね。
透明度が高いので泳いでるお魚さんまで見えちゃいますよ。

特製のフルーツジュース…果物をそのままう器にしてるんですね。
本当に頂いちゃってよかったんでしょうか?構わない?そうですか。
じゃあ、いただきます♪

ん~、甘酸っぱくてすごくおいしいです♪
ノグリエさんも飲んでみてください!
あ、どうぞ、このストローを使ってください。
…間接キス…?
(思いったって顔を真っ赤に)
あの、その、いやだったら別のストローで飲んでください!
私は嫌とかそんなのはないです…ただちょっと恥ずかしいなぁって。
なんだかとってもドキドキします。

ジュースありがとうございました!とっても美味しかったです。


~ リザルトノベル ~

●藤葉・宮野&アメジス・ローザ

 目の前に広がるのは太陽の光を受けて煌めくターコイズ色の海。
 雲一つ無い晴天で、照り返しは眩し過ぎるほどだ。
 その光景に、『藤葉・宮野』は漆黒の大きな瞳を堪らず細めた。
「……暑い……です」
 小さな吐息と共に思わず口からついて出てしまった言葉を、隣に控えて立つ相方の『アメジス・ローザ』が然も当然のように拾う。
「そうだね。帽子があるとはいえ結構キツイ。藤ちゃん、目眩とかはしないかい?」
「はい、……大丈夫です」
 気遣ってくれる彼に藤葉は小さく微笑む。
 すると彼も安心したのか頬を緩め、また辺りへと視線を向けた。
 今は警備の真っ最中。人々が安心して海水浴を楽しめるように任務を全うしなくてはならない。
「おーい! あんた達!」
 突然、気さくに声を掛けてきたのは白髪混じりの男。
 藤葉は不思議に思いながら男に問う。
「……こんにちは。どうかなさいましたか?」
「良かったらコイツを飲んでくれ! 俺が作った特製フルーツジュースだ!」
 目の前に差し出されたのはパールの様に輝く液体。
「これを私達に……ですか?」
「ああ、そうさ! 毎日暑い中頑張ってくれてるあんた達に飲んでもらいたくてよ」
 半ば強引に手渡され、藤葉は戸惑いながらもそれを見つめた。
(とても綺麗な色……でもどうして突然?)
 男の真意が分からず、安易に頷くことができないでいると……。
「気持ちは有り難いけど、任務中なので」
 横からアメジスがやんわりと断りを入れた。
「でもこう暑いと大変だろう? 一つだけでもいいからさ!」
 尚も食い下がる男に、二人は顔を見合わせる。
「それじゃあ、藤ちゃんの分だけ貰おうかな」
「――えっ?」
 アメジスの申し出に藤葉は咄嗟にフルフルと首を振った。
「私だけなんてダメ……ですっ。アメジス兄様が飲まないのなら、私も……」
(私が暑がっていたからアメジス兄様は気を遣って……でも、暑いのはアメジス兄様も同じはずだもの)
 それなら自分も我慢しなくては――。
「そこを何とか! あんた達が飲んでくれたら俺も助かるんだよっ」
「助かる? どういうことですか……?」
 肩を落とす男に、藤葉は困っている事があるのだと悟り、事情を聞く事にした。
 ――数分後。
「そういう訳ですか……」
「それなら折角だし、二人分頂こうか」
 これが人助けになるならと、一人一つずつ持って警備を続行することに。
「このジュース、甘酸っぱくてとても美味しい……」
 ちびちびとストローで飲みながら、潤う喉に自然と心も元気になってくるようだ。
「そうだね。サッパリしていて飲みやすいし、なんとなく疲れも取れてこない?」
「あ、それ、分かります……。なんだか私たちが助けられてしまいました、ね……」
「ふふ、そうだね」
「~~~っ」
 二コリと微笑む彼に見つめられ、藤葉は赤らむ頬を誤魔化すようにストローを銜えて、幸せな時間をフルーツジュースと共に味わった……――。


●シャルル・アンデルセン&ノグリエ・オルト

「この辺りの海は本当に美しいですね」
 警備とはいえ、綺麗な海辺を歩いているとつい気持ちが緩んでしまう。
「透明度が高いので、泳いでるお魚さんまで見えちゃいますよ!」
 浅瀬を泳ぐ魚を覗き込み、『シャルル・アンデルセン』は明るい声を相方の居る背後へ向けた。
「そうですね。実に美しい風景で……今度はプライベートで訪れたいものです」
 シャルルの喜ぶ姿に、任務で訪れたことが少々勿体なく思う『ノグリエ・オルト』。
 そこへ、何かを両手に抱えた一人の男が此方に近付いて来た……。
「特製のフルーツジュースですか? 果物をそのまま器にしているんですね」
 一風変わったフルーツジュースを見せられ、シャルルの瞳がキラキラと輝く。
 一方、ノグリエの反応はというと……。
「特製ジュース、ねぇ。それを浄化師に配ってるわけですか」
 突然の差し入れに、何か魂胆があるのではと疑ってかかっている様子。
 そんなノグリエに、海の家を営んでいるという男が慌てた様子で事情を打ち明けてきたのだった――。

「本当に頂いちゃって良かったんでしょうか?」
 シャルルの手に残された一つのフルーツジュースに小首を傾げる。
「此処の現状を見る限りさっきの彼が困っている事は確かでしょうから、遠慮なく飲んじゃっていいと思いますよ」
「構わない? じゃあ、お言葉に甘えて頂きます♪」
 ノグリエの言葉にシャルルの顔から迷いが消え、一層嬉しそうにはしゃぎ出す。
 彼女に害の無いものならそれでいい。
(まあ、本音を言えば、ボクが味見をしてから飲んで貰いたいところですが……)
 そこまでしては可愛らしい彼女の笑顔を曇らせてしまうかもしれないので止めておく。
「ん~、甘酸っぱくて凄く美味しいです♪ ノグリエさんも飲んでみてください!」
「え……いいのですか?」
「はい、もちろんです!」
 ストローの入ったジュースを差し出して来るシャルル。
 ノグリエは悪戯を思い付いたように唇の端をゆったりと持ち上げた。
「本当に、このストローを使ってもいいのですか?」
「え……?」
「これだと、間接キスになってしまいますが」
「――っ!?」
 一瞬何のことだか分からないという顔をしていたシャルルだが、みるみる真っ赤に染まって行く。
 どうやら気付いたようだ。
「あの、その、嫌だったら別のストローを貰ってきますから!」
「ふふ、ボクが嫌なはずないでしょう? では遠慮なく、頂きます」
「わ、私も嫌とかそんなのはないです……ただちょっと恥ずかしいなぁって」
 隣でもごもごと告げる彼女の愛らしさに、口に含んだ甘酸っぱいジュースがより甘く感じられた。
「とても美味しかったですね」
「はい! とっても!」
 シャルルのはにかんだ笑顔に、ノグリエも満足気に微笑む。
 最初は疑いの目を向けてしまった特製フルーツジュース……。
(――けれど、たまには利用されるのも悪くないですね)


●アリシア・ムーンライト&クリストフ・フォンシラー

「こんなに美しい海なのに……人がいないのは残念ですね……」
 潮風に流される黒髪をそっと手で押さえ、『アリシア・ムーンライト』は呟いた。
 自分達の見回りで皆が安心してくれるならと思っていたのだが……。
「風評被害っていうのはなかなか収まらないからね。地道に安心感を広げるしかないんだろうな。――はい、アリシア」
 返事が返って来たと思ったら、目の前に何かを差し出されて驚いた。
「クリス……これは?」
「特製ジュースの差し入れだって、さっきそこの海の家で貰ったんだ。折角だから飲まない?」
 相方の『クリストフ・フォンシラー』にそっと手渡されたのは甘酸っぱい香りの漂うジュース。
「とても美味しそう……丁度喉が渇いていたので、嬉しいです」
 微笑んでから、ふと気付く。
「あの……クリス? これ、一つの器にストローが二本刺さってます、けど……あの?」
 これは、同じ器の物を一緒に飲む……と、そういう意味だろうか。
 アリシアは戸惑い、薄っすら頬を赤らめる。
「うん、さすがに浄化師一組に二つずつじゃ店の負担が大きいだろ? だから二人で一つらしいよ」
「そ、そうです、ねっ。あまり負担を掛けてはお店の方に悪いですし……」
「シロップを入れないと酸っぱいらしいんだけど、入れるととても美味しいそうなんだ。さあ、どうぞ?」
 よくよく見ると、確かに真っ白なジュースの中に違う色が混ざり込んでいる。
(これがシロップかしら……甘い香りの正体は、きっとコレね)
 香りだけでなく見た目からもそそられるジュースだ。
 しかし、ストローを意識すると恥ずかしくてどうしても躊躇ってしまう。
「でもっ、あの、これ……私には……難易度が高い、です……」
 告げてから更に頬が紅潮し、戸惑いも増すばかりで危うく挙動不審になりかける……。
「ぷっ、あはは!」
「っ!?」
 突然笑い出したクリストフに、アリシアは弾かれた様に顔を上げた。
「………まさか、からかったんです、か……?」
「ごめんごめん。実はちゃんともう一つあるんだ」
 ずっと片手を後ろ手に隠していた彼が、種明かしをするように同じ器のフルーツジュースを持ち上げて二コリ。
 これにはアリシアも黙ってはいられなかった。
「謝ってもダメ、です」
「ア……アリシア?」
「クリスはシロップ入れないで飲んで、くださいね?」
「え、……このまま飲めって……?」
 彼の二コリと笑んだ口元が僅かに引き攣る。
(ふふ、そろそろ赦してあげましょうか)
 クリストフの反応が可笑しくて、ふっと頬が緩む。
「アリシア……っ?」
 此方の冗談に気付いたのだろう、珍しい物を見たと言わんばかりの驚いた彼の表情に、アリシアは「お返しです」と小さく微笑む。
「アリシアが、俺をからかった………っ」
「それより……とても美味しい、ですよ」
 一口飲んで感想を伝えると、どこか機嫌良く飲み始めるクリストフ。
 相手との距離が少し縮まったことを、お互いに感じた瞬間だった……――。


●アラシャ・スタールード&イダ・グッドバー

「これが噂のフルーツジュースか……」
「こっちの甘い香りが……シロップ?」
 他の浄化師達から小耳に挟んではいたが、こうして実物を手にするとその魅力を実感する。
「っ! 本当に色が変わった……凄く可愛くて綺麗……」
 シロップを加えて変色した不思議なジュースに『アラシャ・スタールード』は感嘆の声を上げた。
「本当だな。アラシャはこういう特殊な反応、好きだろ」
 アラシャの隣で同じようにシロップを混ぜ込む『イダ・グッドバー』。
「うん、凄く面白いし、味も気になる……。イダはこういうの得意? 苦手?」
「俺? 見た目はまぁ、珍しくていいな。後は味だが……甘いのは苦手だからな……」
 躊躇いがちに匂いから確かめるイダを余所に、アラシャは早速ストローで味見をした。
 彼女の物怖じしない様子を楽しそうに見守るイダ。
「あっ……凄く美味しい! なんか元気も出るし、滋養強壮にもいいのかも」
「アラシャがそこまで言うなら、期待できるかもしれないな」
 彼女の反応を見てイダも漸く一口……。
「……うん、これはうまいな! 酸味があるお蔭で甘さもくどくない」
「本当?」
「ああ! 俺も気に入ったぞアラシャ」
 イダの満足気な声音に、アラシャも嬉しくなる。
「良かった。……それにしても、この果物も気になるけど、やっぱり、このシロップが決め手なのかな」
「そうかもしれないな」
 隣でイダに見守られながら、アラシャはまた一口飲んでは首を傾げる。
「混ぜると変化するこの色にもヒントがありそうだけど」
「うんうん」
「この甘さを出すには何か特別な物が……隠し味はどんな物を使ってるんだろう……」
 呟きながら器を覗き込んだりストローで掻き混ぜたりと好奇心旺盛なアラシャに、イダは苦笑を洩らす。
「商売道具だからな、『秘密を教えてください!』って言って教えてもらえるわけがないな」
 イダの尤もな発言にアラシャは小さく肩を落とした。
「でも……これ、凄く美味しい。もっと皆に飲んで欲しい」
 くるくると掻き混ぜては口に含むアラシャ。
 イダはそんな彼女に優しく微笑む。
「それは俺も同感だな」
「あっ、本部に行ったらここのこと皆に教えてあげよう!」
 アラシャの意気込む様子に、イダは僅かに眉を上げた。
 余程気に入ったのか、思わぬところに火がついたようで少しばかり驚いたのだ。
「ああ、いいんじゃないか。きっと仲間も喜ぶ。俺はアラシャがいいと思う事を応援するぜ」
 二カッと笑むが、一方のアラシャは何故か目を眇めている。
「アラシャ……?」
「応援するぜ……って、イダがみんなに説明するんだよ」
「え、ええっ!?」
「何を驚いてるの? 『俺も同感だな』って、イダ、言ったよね」
「ちょッ、物臭スイッチ一体いつ押したっ!?」
 ここまできてボケをかましてくるアラシャに、通常運転であるテンポの良いイダのツッコミがベレニーチェ海岸に響き渡った……――。


●イザベル・デュー&セシル・アルバーニ

「なんか不思議な形、ですね。南国のフルーツか……」
 海の家の店主から差し入れにと一つずつ頂いたフルーツジュースを、『セシル・アルバーニ』は繁々と眺めた。
 南国だとこんなのが育つのかと外観の方が気になる。
 その隣では――。
「このシロップを入れると美味しく頂けるようになるのね」
 海辺が一望できる木陰で一休みと腰を下ろして、『イザベル・デュー』はシロップの入った小瓶を揺らす。
「不思議ね……何で出来ているのかしら。気になるけど、企業秘密だものね。我慢しなくちゃ」
(でも、シロップを入れる前の味もちょっと気になるわよね)
 イザベルは顔を近付けてキラキラ輝くフルーツジュースを観察した。
 フルーツの素の味を知っていなければどれだけ味が変わったのか分からない……。
「ちょっと待って下さい!」
「わっ、吃驚した」
 突然腕を掴まれて顔を上げると、眉を顰めたセシルが……。
「さすがに、そのまま飲むのは止めた方がいいんじゃないですか」
 と、懸念したように制止してきた。
「……だめ?」
「なんか、散々すごい味だって言われましたし……」
「どうしても?」
「どうしてもと言われると……いや、でも……」
 期待の眼差しを向けると、セシルの制止が揺らぎ出す。
 イザベルのことを守りたいが、彼女の気持ちも大事にしたい。
 そんな葛藤がすぐ顔に出るセシルに、イザベルはくすりと笑う。
「ふふ、大丈夫よ」
「イザベルさん?……、もしかして……っ」
 からかわれたのだと悟ったセシルの頬に、じわりと赤みが帯びる。
「心配してくれてありがとう。シロップ掛けて、頂きましょう?」
「は、はいっ」
 改めて、それぞれフルーツジュースに向き合う。
 そしてシロップをしっかり混ぜ込み……。
「わぁ……魔法みたいね……」
 シロップで色が変わって行く様子にうっとりと呟きながら、イザベルはストローで一口――。
「……なるほど、これは癖になりそうね」
「はい。甘くて美味しいです」
 味が気に入ったのか黙々と飲み進めるセシル。
「これで美肌効果と疲労回復効果となると、ちょっと通いたくなるわね」
「……美肌はともかく、疲労回復は嬉しいですね。最近忙しくて結構疲れてましたし」
「浄化師になってちょこちょこお仕事するようになったものね」
「それにこう暑いと疲労も溜まる一方ですし。ジュース、貰えて助かりましたね」
「そうね。――じゃあ、元気になった所で警備のお仕事頑張りましょうか」
「………えっ」
 すっくと立ち上がるイザベルをセシルは見上げ……。
「また仕事頑張るのやだな……」
 と呟き一つ。
 折角回復してきたのにまた疲れるなんて、と、彼の面倒臭がりな性格が顔にも滲み出ている。
 そんなセシルにイザベルはニッコリ笑顔で、
「ね?」
 有無を言わせないような圧のある念押しを投下する。
 今回ばかりは『いや、でも』などと迷う台詞など吐けず……。
「………はい」
 極々小さな返事が、セシルの口から零れ落ちたのだった……――。


●明智・珠樹&白兎・千亞

「――なるほど。それは御苦労なさっているようで」
 警備に訪れた地にて、海の家の客足が伸びず売上が低迷していると知った『明智・珠樹』は、店主の説明にうんうんと相槌を打った。
「畏まりました、ご主人! とびっきりキュートな看板兎娘さんをお連れしましょう!……ふふ」
 店主に貰った特製フルーツジュースを片手に海の家を後にする珠樹。
 ――数分後。
「特製フルーツジュース?」
 片膝を突き、恭しく差し出す珠樹を怪訝に見下ろすは『白兎・千亞』。
「海の家を営むご主人の特製だそうで、是非にと仰るので頂いて参りました」
「へぇ……丁度喉も渇いていたし、頂こうかな」
 珠樹の手からジュースを受け取った千亞は有り難く喉を潤す。
「うん、甘酸っぱくて美味しいね。見た目も綺麗だし」
「美肌効果があるらしいですよ、ふふ……!」
「そう言われると、継続して飲みたくなるね」
「しかも! 衣服を脱ぎ水着姿になって、はにかんだ笑みと共にこのジュースを飲むと何でも願いが叶うという伝説が……!」
「本当に? それじゃあ……って、脱ぐわけないだろこのド変態!」
 ――ガツっ!!
「うぐっ……!」
 千亞の蹴り上げた足が珠樹の顎に見事ヒットした。
 顎を擦りながらもどこか嬉しそうな珠樹に千亞の眉がピクリと跳ねる。
「どこまでもド変態だな。――それより」
 あっという間に飲み干してしまったジュース。
 出来れば店主にお礼を言いたいと思い、ニヤけ顔の珠樹を連れて海の家へ――。

 『エクソシスト様おすすめフルーツジュース販売中!』
 到着して早々、首を傾げる千亞。
「なんだこの張り紙……?」
「あ、これはですね――」
 フルーツジュースの経緯から始まり、他の浄化師等の反応が良かったことから張り紙が出された旨を、初めて珠樹から聞かされた千亞。
「何故それを先に説明しなかった?」
「言ってしまったら千亞さんの水着姿が拝めな――ド痛いッ」
「拝ませるか!」
 千亞の膝が珠樹の臀部にめり込んだ。
「千亞さんが嬉しそうにジュースを飲めば、愛と平和を伝えられるわけです!」
「普通に美味しく飲めるんだからそれでいいだろう」
「それは存じております。ですが、千亞さんが水着姿になって隠された武器を持ち出せば、更にお店に貢献が……!」
「水着から離れろこのド変態!!」
「――あ、さっきのエクソシストさん! とびっきりキュートな看板兎娘さんってのはその子かい?」
 奥から顔を出した店主の声がタイミング良く(?)割り込んだ。
「……店主、お代は払うからおかわりを。コイツのはシロップ抜きで!」
 ゲシゲシとド変態を足蹴にしながら注文する千亞に、店主は「はいよ!」と返事をするも見なかった振り。
「ふ、ふふ、千亞さんの愛は刺激が強いですねっ……ですが私にとってはご褒美です……!」
 ジュースを堪能する千亞を見つめ、酸っぱいだけのジュースに咽ながらも恍惚とした表情を崩さない珠樹に再び鋭い蹴りが入った事は間違いない……――。


●アユカ・セイロウ&花咲・楓

「美味しいジュースだね。警備で疲れた体も癒されるよ~」
「シロップを使ったジュースと聞きましたが、それほどしつこくもなく飲みやすいですね」
 それぞれ一つずつ受け取ったフルーツジュースを、海の家の前にポツンと置かれたベンチで休憩がてらご馳走になる。
「シロップひとつで酸っぱいフルーツが美味しくなるなんて、本当、魔法みたい」
 二つに割られた南国フルーツの器をしっかり両手で持ち、『アユカ・セイロウ』はストローで口に運んで行く。
「あれ?……魔法……魔法?」
 口から零れた言葉が気になり、不意にピタリと動きを止めた。
 それを見ていた『花咲・楓』が心配そうに様子を窺う。
「……どうかしました?」
(なんだろう……凄く、懐かしい感覚がする……!)
 考え込んでいると、何やら嫌な予感がして……。
 ――『甘い甘いチョコレート、仕上げに一振り魔法をかけるよ』――
「――っ!」
 アユカはハッとした。
 それは記憶を失う前、菓子店を営んでいた時に口にしていた言葉なのだが……。
 しかしそこまで思い出すには至らず、嫌な予感に胸がざわつき本能が思い出すことを拒否するのだ。
 不安から思考を断ち切る様に慌ててぶんぶんと首を振り、何とか楓に笑顔を向けた。
「ごめんね、なんでもないよ」
「何でも無い?……とてもそういう風には……」
「このシロップ、お菓子作りにも使えるんじゃないかな~って思って」
「本当ですね?」
 念押ししてくる楓に心配かけまいとしっかり頷く。
「あなたがそう言うなら……そういうことにしておきます」
 まだどこか納得のいかない様子の彼だったが、引き下がってくれた事に安堵する。

「これ、チョコレートにも合うかも!」
「え……チョコレート……」
「うん! かーくんはそう思わない?」
「……いえ……。そうですね、合うかもしれませんね」
 微笑みを浮かべる楓だが、突然のチョコレート発言に、彼女が昔の記憶に関わる何かを考えたことに気付いてしまった。
(アユカさんは隠し事が下手だな……)
 そう思うも、彼女が『なんでもない』と言うので深く追及はしない。
 しかし、それと同時に、まだ自分に正直に話してくれないことが少しばかり悔しかった。
 楓はひっそりと溜息が零れそうになる……。
「そうだ! 店主さんに提案してみようっと」
「……え?」
 弾かれた様に顔を上げると、いつもと変わらない楽しげな彼女の笑顔が。
「ジュースも凄く美味しかったけど、このシロップには無限の可能性を感じるの」
「……確かに、酸っぱいというフルーツがここまで変わりましたからね」
「でしょう? だから、もっといろんなことに使えたらお店も繁盛すると思うの」
 生き生きとした彼女の姿に優しく瞳を細める。
「とても、良い考えだと思います」
 早速話して来ると言って席を立った彼女の後ろ姿に、楓は甘酸っぱいフルーツジュースを味わいながら温かい目を向けた……――。



 ~~~後日談~~~

「こんにちは。調子はどう?」
「おう、あんたか。あんたの言った通りだったよ」
「私も耳にしたわ。その様子だと成功したみたいね、良かったじゃない! エクソシスト様に感謝しなくちゃね」
 あれから数日。
 浄化師達の楽しそうにジュースを飲む姿を目にした人々により口コミが広がり、張り紙も効果を成したようで少しずつ海の家を訪れるお客が増えてきた。
 店主は常連客である彼女に「まあな!」と胸を張る。
「よし、できたぞ」
「できたって、何が?」
「コイツだ!」
 そう言って店主が掲げたのは新たな張り紙――。
「『新発売!エクソシスト様おすすめフルーツジュース☆チョコシロップ味』……?」
 読み上げた彼女に、店主はドヤ顔でニッと笑う。
「エクソシストさんがチョコレートに合うんじゃないかってアドバイスくれてよ、早速作ってみたんだ。チョコレートを加えるとより滑らかになってフルーツと絡まりやすくなるんだ」
「なるほど、シロップと相性バッチリだったのね。味のバリエーションが増えればお客さんも楽しめるでしょうし!」
「だろう?」
「じゃあ、早速私も一つ頂こうかしら」
 こうして新商品も加わり、少しずつ海の家に活気が戻ってきたのだった……――。




【海蝕】特製フルーツジュースを召し上がれ
(執筆:茸 GM)



*** 活躍者 ***

  • アユカ・セイロウ
    わたしに、何ができるのかなあ?
  • 花咲・楓
    俺には戦いが全て……今も、だ。

アユカ・セイロウ
女性 / エレメンツ / 陰陽師
花咲・楓
男性 / 人間 / 悪魔祓い




作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2018/06/30-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[9] アユカ・セイロウ 2018/07/09-20:19

アユカ・セイロウとパートナーの花咲・楓くんだよ。
よろしくね~。

すっぱいフルーツを美味しく変えるシロップ……気になるな~。  
 

[8] アリシア・ムーンライト 2018/07/09-18:00

こんにちは……アリシアです。
パートナーはクリスです。
よろしくお願い致します……。

ジュース…どんな味なのか、楽しみ、ですね。  
 

[7] シャルル・アンデルセン 2018/07/09-15:53

 
 

[6] イザベル・デュー 2018/07/08-22:26

イザベルと、パートナーのセシルくん。
どうぞよろしくね。

シロップで一つでそんなに味が変わるなんて不思議ね。
飲んでみるのが楽しみだわ。  
 

[5] 藤葉・宮野 2018/07/08-12:21

藤葉・宮野と申します。こちらがパートナーはアメジス兄様です。どうぞ宜しくお願いします  
 

[4] アラシャ・スタールード 2018/07/05-00:25

 
 

[3] 明智・珠樹 2018/07/05-00:02

ふ、ふふ。はじめまして、もしくはこんにちは。
明智珠樹です。隣の兎っ子は千亞さんです。

美味しいというフルーツジュースにつられてやってまいりました…!
何卒よろしくお願いいたします、ふふ…!!  
 

[2] 明智・珠樹 2018/07/05-00:01