【海蝕】探偵マウロの事件簿~海水浴
とても簡単 | すべて
4/8名
【海蝕】探偵マウロの事件簿~海水浴 情報
担当 弥也 GM
タイプ ショート
ジャンル イベント
条件 すべて
難易度 とても簡単
報酬 ほんの少し
相談期間 4 日
公開日 2018-07-03 00:00:00
出発日 2018-07-10 00:00:00
帰還日 2018-07-19



~ プロローグ ~

 ブリテンのジョンソン家。
 Jマーク鍋で御馴染のジョンソン家だ。
「表向きはね」
 そう言ってマウロに微笑むのは、ジョンソン家の一人娘ライリー。
 つい先日誘拐され教団のエクソシスト達の働きで、無事救出されたが主犯はジョンソン家に長く務めるメイド長だった。
 新聞でも大きく報道され、家出猫探しと看板を磨くしか仕事のなかった探偵マウロにも仕事が入るようになった。
「誰のおかげ?」
 そう言ってライリーがマウロの事務所に入り浸る様になって数週間。
「こんなトコロで油を売ってないで、子供は勉強をしないといけないよ」
 マウロがそう言っても、お目付け役のメイド長が居なくなったことを良い事に、糸の切れたタコである。
「だってパパがここなら遊びに行っても良いって言うんだもの」
 16歳。大人と子供の境目。時々見せる亡き母メラニーに似た大人っぽい表情はマウロをドキリとさせる。
 メラニーとマウロは、昔何かあったようだが、今となってはマウロと神のみぞ知る、である。
「おー! ライリーちゃん、来てたか! 今日のおやつはミートパイだ!」
 大きな身体、大きな声、そしてその大きな手にミートパイを持って現れたのは、マウロの幼馴染精肉店店主テオだ。
「やったぁ!」
 何がジョンソン氏を安心させたのか、誘拐事件以来すっかり信頼を得てしまった。
「で、ヴェネリア行きは、パパさんOKしてくれたのか?」
 切り分けたパイをテオがライリーに手渡す。
「全然ダメ。ほらウチ使用人が1人減ったでしょ? 海何て危ない場所、御付きもなしに行ってはダメって」
 母親代わりだったメイド長が居なくなった今、ライリーが自由に行き来できるのは事務所(ここ)だけか。見た目は成長しても、まだまだ遊びたい盛り好奇心旺盛の子供だ。
「一緒に行こうか?」
 口の両端にパイを着けたライリーを見て、つい、マウロは言ってしまった。
 ライリーの動きが一瞬止まったかと思うと、手にパイを持ったままマウロに抱き着いていた。
「ほんとに? 本当なの、マウロ!」
 頬張ったパイを飛ばしながらライリーが叫ぶ。
「おい、俺は無理だぞ。七夕で店が忙しい時期だ」
「分かってるよ」
 ライリーを引きはがしたマウロは、ライリーが口の中のパイを飲み込むのを待った。
「じゃぁ、ジョンソンさんに私と一緒なら良いか確認して、予定を決めよう。私も仕事があるしな」
「仕事ったって、どこぞの奥様の愚痴聞きだろう」
 ガハハと笑うテオを、ライリーが軽く睨む。
「奥様の愚痴聞きだって、立派なお仕事です! だめよ、人のお仕事をそんな風に言っちゃ!」
 ライリー、残りのパイを口に押し込むと父親の元へと飛び出して行った。
 大人の男二人が思わず顔を見合わせて、吹き出す。
「育ちが良いんだか、悪いんだかわからないな、あの子は」
 マウロは、床に散らばったパイの食べカスを見て苦笑いをした。
 

「じゃーん!」
 浮かれた声と共に事務所に入って来たライリーは、一枚の紙をマウロに差し出した。
 ジョンソン氏からヴェネリア行きの許可を貰ったライリーは、ここ数日冒険のスケジュール調整に没頭していたのか事務所に姿を見せていなかった。
「久しぶりに来たと思ったら、もう予定を決めてしまったのか」
 受け取ったスケジュール表を見て、マウロの顔色が変わった。
「海は危ないよ、ライリー」
「大丈夫よ。マウロは海が怖いの?」
 ライリーに顔を覗き込まれたマウロは、自分の顔が赤くなるのを感じた。
「ち、こ、怖いとかではなく、行った事がないだけだ」
「だったら、良い機会じゃない! じゃ、けってーい!」
 無邪気で強引なライリーに逆らえないのは、やはりメラニーに似ているかだろうか……。
「し、しかし私は水着を持っていないぞ」
「大丈夫、向こうで貸してくれるんですって!」
「ベリアルが出るって話だよ」
「あら、それだって大丈夫よ。パパが教団にお願いをして一緒に来てもらうように手配したわ」
 抵抗する材料が尽きたマウロは、人生初の海へと挑む事になってしまった。


<ジョンソン氏からの依頼書>
 ブリテンのジョンソン家当主ジョンソンです。
 先般は娘ライリーを救助いただきありがとうございました。
 実は、娘が生まれて初めて旅行をします。
 これまで、大変な思いをして来たライリーに是非楽しく・安全な旅をしてもらいと思っております。
 目付け役に探偵マウロが同行いたします。
 非常に信頼できる男なのですが、正直頭でっかちで面白みに欠けます。是非皆さまでフォローしていただければと思います。


~ 解説 ~

 ジョンソン家のお嬢様ライリーが、生まれて初めてブリテンから離れて旅をします。
 同行するマウロは、ジョンソン氏の言う通り真面目なんですけど16歳の女の子の旅を楽しく出来るとは到底思えず……。
 ライリー最大の目的は、水着を着て海で泳ぐ事!
 どうやら、お友達もまだ海で泳いだ事がないようで、自慢したいんですかね。
 ライリーの予定では、ヴェネリア観光もそこそこに海へと向かうようです。
 どうぞ、ライリーと海を満喫してあげてください!
 先ずは水着を選んであげてください(マウロのも)。
 その水着に似合う髪型は?
 浜辺でBBQ?
 泳いだ事の無いライリーに水泳指導?(マウロもお願いします)
 スイカ割も良いですねぇ。
 疲れたらパラソルを借りてお昼寝。(過度の日焼けには気を付けて!)
 ビーチバレーや砂遊び
 大人にはアルコール、未成年にはノンアルコールのオリジナルドリンク。
 挙げればキリがありません。
 ミッションを要約すると、少々お転婆な16歳と一緒に海を楽む事です♪


~ ゲームマスターより ~

 こんにちは。

 プロローグをご覧になってくださってありがとうございます。

 今回はお嬢様の海水浴です。
 明るくお転婆ですし、初めての旅ですので、どんな事も全力で楽しむと思われます。
 あと、探偵マウロも海が初めてですので、ご指南していただければ……、いえ、面倒でしたらマウロは放置でも。

 それでは、皆さまの海水浴楽しみにお待ちしております。





◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇

シュリ・スチュアート ロウハ・カデッサ
女性 / マドールチェ / 占星術師 男性 / 生成 / 断罪者
シ:したいことをたくさんしましょう
ライリーさんやマウロさん、同行する皆ともっと仲良くなれたらいいな…!

◆水着選び
シ:初めての水着、ライリーさんと選ぶ
明るい色で可愛い感じのが似合いそう
髪型はアップはどうかしら…わたしみたいな
ロ:マウロの水着選びに同行
あまり悪趣味な柄じゃなきゃいいと思うぜ?

◆買い出し
シ:お肉と野菜、果物と…マシュマロも重要
ロ:肉を多めに追加しつつ荷物持ち

◆海遊び
シ:泳ぎの指導を受ける
ロ:泳ぎの指導、基礎的なことを教える

◆BBQ
シ:張り切って準備
ロ:お嬢がヘマしないようにフォロー
食うのは肉メイン

◆花火
シ:花火も初めて
恐る恐る持ちながらも綺麗さに見とれる
ロ:花火を楽しむ女性陣を見守る
ロス・レッグ シンティラ・ウェルシコロル
男性 / ライカンスロープ / 拷問官 女性 / エレメンツ / 陰陽師
一心不乱に遊ぶ

■行動
∇ティ
・マウロの水着思案
ウエスタンハット煙草にアロハ系のトランクス
ライリーに見せて相談
「マウロさん恰好良いです(真剣

・買出し
「トロピカルジュース!フロート!美味しそう!甘い物は外せません
甘いモノ果物アイス
ほんわり幸せ
肉も忘れず購入

∇共同
・ビーチバレー
「ふはは!全力で行っな!
「負けません

・西瓜割
ティは真剣
ロスは大笑いで手叩き誘導

・花火
「打上げ!ロケット花火!(目輝き
「私は線香花火があれば(ロスと距離置き

∇ロスは狼姿、共同時には人間
皆の買物中は外で昼寝
水泳時には寝そべり遠目から
シリウスが警護してっので足元じゃれ付き
もふもふは隙あらば自分から

ララエルのBQ機械組立て手伝いは人間で
ラウル・イースト ララエル・エリーゼ
男性 / 人間 / 悪魔祓い 女性 / アンデッド / 人形遣い
ライリーさん、良かったら海で泳ぎませんか?
エクソシストが海を警備しているので、安全ですよ。
(呼び捨てで良いと言われ)

うん、じゃあライリーって呼ばせてもらうね(にこりと微笑む)
ライリーは海は初めてなんだね、大丈夫、怖くないよ。
海は塩を含んでいるから、体が浮くんだ。
僕が手を持っていてあげるから、バタ足をしてみよう。
うん、上手だよ。

じゃあ次はマウロさんですね。
マウロさんも僕の手を持って…うわあっ(マウロのほうが大柄なので、引っ張られてしまう)
…うーん、マウロさんは浮き輪でも良いかもしれませんね。

(浜辺のほうからバーベキューの香りが)
ライリー、マウロさん、バーベキューですよ、行きましょう。
リチェルカーレ・リモージュ シリウス・セイアッド
女性 / 人間 / 陰陽師 男性 / ヴァンピール / 断罪者
生まれて初めての海 どきどきでしょうね楽しく過ごせるよう はりきってお手伝いしなくちゃ
ライリーさんとマルロさんに笑顔でご挨拶よろしくお願いします 仲良くしてくださいね
まずライリーさんの水着選びのお手伝い女の子同士で楽しく選ぶライリーさんはどんな髪型がいいですか?暑いから アップにするといいかもお花を飾ったりするのも可愛いですね
水着選びが終わったら お買い物う、ちょっと買いすぎちゃったかな軽くなった荷物に瞬きありがとうシリウス と笑顔
水泳指導というより 一緒に水辺で遊んだりトロピカルジュース作りや花火皆と沢山仲良くできるといいな困惑顔のシリウスにちょっぴり笑うお疲れ様!シリウスも飲むでしょう?


~ リザルトノベル ~

●食料買い出し
 ヴェネリアのベレニーチェ海岸近くの商店街。
 一軒の食料品店の前で一匹の狼がのんびりと店先で昼寝をしている。
 人の好さが狼姿に滲み出ている……か、どうかは別であるがエクソシスト『ロス・レッグ』である。
「トロピカルジュース! フロート! 美味しそう! 甘い物は外せません」
 店内で甘いモノや果物にアイスを次々と購入しいているのはロスのパートナー『シンティラ・ウェルシコロル』。
 どうやら、ほんわりとした幸せにひたっているようである。
 勿論、肉の購入も忘れない。

 別の食商品店では『シュリ・スチュアート』が物静かに思慮深く、お肉と野菜、果物と……マシュマロも重要……と買い物を進めている。
 その手にあふれる荷物を受け取りつつ、肉の追加を忘れないのは『ロウハ・カデッサ』だ。

 貸し水着店から、よろよろとマウロが出て来た。
「何なんだ、海に入るだけの用途なのに、何故あんなに種類があるのだ」
 ぐったりとしているマウロとは対照的に、店の中でライリーは大はしゃぎだ。

「ライリーさん、海で泳ぐ前に、水着を選びませんか?」
 『ララエル・エリーゼ』がライリーを貸し水着店に誘った。
「はい! あ、さんはやめてください! 今から一緒に楽しむんですから! ライリーって呼んで下さい」
 そう言われたララエルはあどけなく微笑み
「えへへ、じゃあ……ライリーお姉ちゃん!」
「じゃあ、わたしはララエルちゃんって呼ぶわね!」
 ライリーとすっかり打ち解けたララエルが、店内を駆け回り水着を物色し始めた。
「ライリーお姉ちゃんは、パレオ付きのピンクのビキニが、セクシーでメロメロでズキュンだと思うんです!」
「ええええ!? メロメロでズキュン!?」
 マウロがふらふらと店の外へと出たのは、だいたいこのタイミングである。
「ライリーさんはどんな髪型がいいですか? 暑いから アップにするといいかもお花を飾ったりするのも可愛いですね」
 大はしゃぎの二人をミステリアスに見守りながら、水着を手に取りトータルバランスを見ているのは『リチェルカーレ・リモージュ』。
 パートナーの『シリウス・セイアッド』はリチェルカーレの「水着選びは女の子同士で」に従い、遠慮したようである。


「それでねそれでね、髪型はポニーテールで、ハイビスカスの花をつけるの!」
「素敵ね!」
 はしゃぐララエルとライリーの声が店の外にまで聞こえている。
 食料品の買い出しを終えたシュリ、ロウハ、シンティラと狼姿のロスが声を聞きつけてやって来た。
 店先ではマウロがベンチに彫刻のように座っている。
 ほら。と、ロウハがマウロの背中を押した。
「あまり悪趣味な柄じゃなきゃいいと思うぜ?」
 背中を押されたマウロがしぶしぶ立ち上がり店内へと足を向けると、空いたベンチにロスがひょいと飛び乗り、大きく欠伸をして昼寝を再開した。

「ライリーさん、お久しぶり」
 シュリの姿を見つけたライリーが駆け寄った。
「お久しぶりです。その節はお世話になりました。シュリさんと海に行けるなんて素敵!」
 ライリーは大喜びで、抱き着かんばかりだ。
「わたしも海水浴初めてで、すごくワクワクしてるの。楽しい滞在にしましょう」
「はい!」
「ライリーさんは、明るい色で可愛い感じのが似合いそう」
「シュリさんは、どんなのになさるの?」
「わたしは……」
 シュリは白と水色のビキニを手に取った。

「マウロさんは……男の人らしく赤の海パンで!」
 ララエル、今度はマウロの水着を選び始めている。
「あああああ赤ぁぁ……?」
 マウロ完全にララエルのペースに巻き込まれている。
 シンティラも一緒にマウロの水着を思案している。

「どうかしら」
 試着室からライリーが出てきた。
「わあっ、すごく似合ってますよ!」
 ララエルが歓声をあげると、マウロも、様子を見に現れた。手にはシンティラの選んだ赤を基調としトロピカルな花々が描かれた水着を持っている。
「あら、マウロも決まったの? 着て見せてよ!」
 マウロは、そのまま試着室へと押し込まれてしまった。
 こ、これを着るのか……。
 テオがいなくて良かった。
 いたら何を言われていたか……。
 試着室から聞こえてくるマウロの独りごとに、皆が必死で笑いを堪えていたが、
「こ、こんな感じかな」
 と試着室から現れたマウロの頭に、シンティラがウエスタンハットを乗せると、なかなかの見栄えになった。
「マウロさん恰好良いです」
 シンティラの眼差しは真剣である。
「ライリーさん、どうかしら?」
 同意を求められたライリーも、
「うん、いつもより随分と良いわ」
 と納得の仕上がりだ。
「そ、そうかな」
 皆の視線を浴びて顔を赤くはしているが、マウロもまんざらではない。
 水着選びが一段落つき、リチェルカーレとシリウスの二人が食料品店へと入っていった。
 果物や飲み物を大量に持つリチェルカーレからシリウスが荷物を取り上げた。
 突然軽くなった荷物にリチェルカーレが瞬き、
「ありがとうシリウス」
 と微笑むと、シリウスもその笑顔に、
「転ぶなよ」
 と目を眇めた。

 買い出しを終えた一行は海へと足を向けた。
「ライリーさん、良かったら海で泳ぎませんか?」
「ええ! 泳ぐ!? 遊ぶ、じゃなくて? 泳いで危なくないですか? 何か怖いモノが出るのかもしれないんでしょ? 海の中に居て直ぐ逃げられますか?」
 ライリーに海で水泳に誘っているのは『ラウル・イースト』。
「エクソシストが海を警備しているので、安全ですよ。ライリーさん」
「あ、さんはやめて下さい。ライリーでいいわ」
「うん、じゃあライリーって呼ばせてもらうね」
 とにこりと微笑む。
 一方ラウルのパートナーのララエルは、シリウスに戦闘でのお礼を言っている。
「シリウス様! 戦闘では命を助けていただいて、ありがとうございました」
 リチェルカーレも初めての海で、高鳴る胸を抱えの参加である。
「ライリーさんとマウロさん、よろしくお願いします。仲良くしてくださいね」
 リチェルカーレの挨拶に合わせて、シリウスも軽く会釈をしている。
「もちろんです!」
 飛び跳ねんばかりにライリーが答える。
 皆が海遊びに足取り軽く、あんなに渋っていたマウロもなんだかんだと楽しそうである。
「多少は凹んでっかなーとあっので楽しませてぇ」
 シンティラと楽しそうに話すライリーを見てロスが言うと、
「そうですね」
 とマウロも頷く。
 ロスもシンティラも、ライリー誘拐事件でマウロを尊敬している。
「いっぱい遊びましょう」
 シンティラの言葉に、ライリーは借りた水着の入ったバッグを抱きしめ大きく頷いた。
 待望の海は、もう直ぐそこだ。

 着替えの終わったライリーの髪をシュリがアップにし、リチェルカーレが買って来た花をその髪に飾る。
 その瞬間、マウロの視線が泳ぐのをロウハは見逃さななかった。
 水着姿のシュリとライリーが手をつないで、海の中へと入っていく。
「冷たい!」
 ライリーが海水の冷たさに飛び上がった。
 泳ぎを教えるのは、ロウハとラウルである。
 マウロは泳ぎは遠慮するつもりだったが、
「あら、弱虫ね」
 のライリーの一言に乗せられてしまったのだ。
「ライリーは海は初めてなんだね、大丈夫、怖くないよ」
 ラウルがライリーの手を取り、一歩一歩海の中へと歩みを進める。
 隣では、ロウハがシュリの手を取っている。
 初めての水着に、初めての海。ロウハの手を握るシュリの手に力が入る。
 マウロは……、浮き輪片手に独り恐る恐る歩みを進めている。
「海は塩を含んでいるから、体が浮くんだ」
 ラウルがそう言うと、マウロの足取りが幾分か軽くなった。
 胸の下あたりの深さまで来ると、
「僕が手を持っていてあげるから、バタ足をしてみよう」
「バタ足?」
 ラウルに両手を握られたものの、何をどうしていいか分からないライリーに、
「こうだ」
 とロウハがバタ足で少々泳いで見せた。
 すぐにロウハの真似をしすると、ライリーの身体がスイスイと海の中を進む。
「すごーい! 進んだ!」
「うん、上手だよ」
 ラウルに褒められて、ライリーの足は一層勢いを増した。
 シュリもロウハの手をしっかりとにぎり、バタ足をしてみる。
 進んだ!!!!!
 目を輝かせるシュリに、満足気なロウハ。
 ライリーの歓声が響く海と浜辺を警護しているシリウスの足元には狼姿のロス。
 なぜ、ここにいるんだろう……。
 シリウスに困惑気味の目でみられているが、ロスは構わずじゃれついている。
「暑くないか?」
 狼姿のロスにポツリと言うところを見ると、困惑はしてているが迷惑ではない様子。
 海では二人の少女のたてる水しぶきを浴びながら、浮き輪にしがみついているマウロ。
「じゃあ次はマウロさんですね」
 ラウルにそ言われて、さらに浮き輪を抱きしめるマウロ。
「マウロさんも僕の手を持って……うわあっ」
 差し出された手をラウルの手をマウロが握にぎり、見様見真似でバタ足と突然始めたためマウロの身体は沈み、そのままラウルまで引きずり込んでしまった。
「……うーん、マウロさんは浮き輪でも良いかもしれませんね」
「そ、そですね」
 マウロ、申し訳なさそうにラウルの手を放し再び浮き輪へと手を伸ばしたが。
 つるん!
 指先が滑り、浮き輪は水面でぽんっと跳ね、マウロは再び海の中へと沈んだ。
 
 浜辺ではララエルがBBQ機械の組み立てを始め、リチェルカーレはトロピカルジュースを作る準備を始めた。
 海で遊んでいたライリー達も、浜辺へと上がって来た。
 ライリーが借りたパレオをさらりと身体に巻きつけると、サマードレスの様になった。
 シュリとリチェルカーレがジュース用にトロピカルフルーツをカットしているのを物珍しそうにライリーとマウロが見ている横で、人間姿のロスがララエルの機械組み立てを手伝っている。
「あっ!」
 シュリが皮をむいていたフルーツが、その果汁の多さから手元から滑った。
「おっと!」
 すかさずロウハがキャッチ。
 おおおおおお!
 そんな些細な事でも歓声が上がる。
 出来上がったジュースは強い日差しを忘れさせる甘い香り。そのくせ甘味は控えめでのど越しも爽やか。
 希望者にはシュリがジュースの上にアイスクリームを乗せてトロピカルフロートジュースに。
 もちろん、シュリ自信もアイスクリームを乗せ、幸せを堪能している。
 ラウルはアイスクリームを追加して楽しんでいる。
 リチェルカーレは海岸の警備に余念のないシリウスに、トロピカルジュースを差し出す。
 一瞬、その甘い香りに動揺するシリウス。
「シリウスも飲むでしょ? 大丈夫よ、甘くしてないわ」
 そう言うなら……。
 鼻に抜ける爽やかな香り、しかし同時に軽やかな酸味が口いっぱいに広がり、太陽に照らされ疲れた身体に染み込んでいった。

 トロピカルジュースで一息つくと、ロスとシンティラが浜辺にビーチバレーの準備をした。
 この二人、ビーチバレーにスイカ割、そして花火と海遊びに長けているのか、完璧な装備での参加だ。
「ふはは! 全力で行っな!」
 ロスが言えば、
「負けません」
 シンティラが静かに応える。
 遊びなのか、本気なのか。
 シンティラとライリー対ロス。
 ララエルがきゃっきゃと応援をしているのだが、どっちを応援しているのかよく分からない。
 シンティラが打ち返したボールがあらぬ方向へと飛び海の中へ。
 落としては成らぬと追ったライリーが海へダイブ。
「はぁぁぁぁ! 気持ち良い!」
 そのまま泳ぎだしてしまった為、再びラウルとロウハによるライリーとシュリの水泳教室が始まった。
 ロウハとシュリは、非常に楽しそうだが、遊んでいるのではない。
 こうしてライリーの側に居る事が、エクソシストとして警備しているのだ、と言う事にしておく。

 浜辺ではララエルとロスが機械の組み立てを終えた。
 ――ラウルが二人に水泳を教えている間、私はバーベキューを焼いてようっと!
 ララエルが食材の準備を始めると、リチェルカーレとシンティラも準備に取り掛かる。
 その近くビーチチェアにはマウロが伸びていた。
「ああいったモノは、元来の素質が必要なのだ」
 そう言って泳ぐ事を諦めてしまった。

 暫くすると水泳教室は競泳教室になり、海の中で鬼ごっこが始まっていた。
 くん……。
 ラウルが、浜辺から漂ってきたBBQの匂いに気が付いた。
「みなさーん! 疲れたらバーベキューを用意しているので、食べてくださいね!」
 ララエルの大声に、全員の嗅覚が全開になった。
「バーベキューですよ、行きましょう」
「やったぁ! 憧れのバーベキュー!」
 ライリーがガッツポーズをした。

 こんなに大量の肉を誰が食べるのだ。
 マウロが呆れるほどの肉の量だったが、ロウハは肉がメインだし、ロスも肉にかぶりくつ。
 皆がおおいに食べた。
 屋敷では食が細いと心配されているライリーも、皆が驚くほど食べた。
「だって、みんなで食べると美味しんだもの!」
 ライリーはそう言うが、ライリーの食が細くない事は事務所でテオのミートパイを食べる姿から想像できる。
 忙しい父は屋敷を開ける事が多く、食事も一人の事が多いのだろう。
「ほら、もっと食べると良いよ」
 マウロはライリーの更に肉を追加すると、皆が次々とライリーの更に肉や野菜を乗せていく。
「こんなに食べられなーい!」
 ライリーは満面の笑顔だ。
「わたし、これをやってみたくて……」
 シュリがマシュマロを取り出した。
「焼きマシュマロ!」
 甘いモノが苦手なシリウス以外がマシュマロを串に刺し、網から少し離してくるくると串を回す。
 ラウルは両手に持てるだけの串を持っている。どうやら甘いものが相当好きなようである。
 皆が手元を見つめる。
 香ばしい香りと共に、マシュマロの表面がすこしきつね色に。
 皆、一斉に口へと運ぶ。
「はひひひ(あちちち」
 マウロは火に近付け過ぎたのか、相当熱くなっておりマシュマロが溶け落ちる寸前に口に入れてしまった。
 外はカリっと、中はとろーりの焼きマシュマロは皆……マウロ以外の皆の心も甘く包んだ。

「後片づけ、私も手伝います!」
 とライリーが意気込んだものの、食事のしかもバーベキューの跡片付けなどした事の無いライリーは足手まといでしかなかったがライリーは失敗すらも楽しみ、顔が疲れる程笑った。

「さぁ!」
 とロスが浜辺に大きなシートを広げ、その上にスイカを置いた。
「なんですか?」
 マウロもライリーも今から何が始まるのか見当もついていない。
「スイカ割りです」
 そう言って、シンティラが目隠しをして、棒を握りその場で3回ほどくるくると回って止まった。
 が、回り始めはスイカの方を正面に立っていたのに少しずれており、このまま真っ直ぐ歩いてもスイカにはたどり着かない。
「こら、こっちだこっちだ!」
 突然ロスが手を叩いてシンティラを誘導し始めると、シンティラは耳を音の方に向け、音を追うように棒を構え歩き始めた。
「違う違うこっちこっち」
 ロスは大笑いである。
「あー、違う違う。もっと右」
「あ! 右過ぎた!」
 ロス以外にも皆がワイワイと騒ぐものだからシンティラは完全に迷走してしまっている。
「そこだ!」
 誰かの声に反応し、シンティラが棒を振り下ろした。
「あー……」
 棒は空しく砂浜を叩いた。
 シンティラが目隠しを外し、ライリーに渡した。
「え? 私!?」
 ライリーは目隠しと棒を受け取り、シンティラに習い目を隠した状態で三回まわり棒をかまえた。
 残念ながらライリーの身体は、あらぬ方を向いている。
「よし、ライリーこっちだ!」
 マウロが意気揚々と手を叩き誘導し始めると、ライリーがその音を追う。
「そこだ!」
 マウロの声に、スイカの真正面に立ったライリーが棒を振り下ろした。
 こんっ!
 棒はスイカの端を叩いただけで割れるまで行かなかった。
「私、次は誘導するわ!」
 そう言って、目隠しと棒を近くにいたリチェルカーレに渡した。
「え!?」
 リチェルカーレは一瞬躊躇したが目隠しを受け取り、棒を握り3回回転。
「はい! こっちですよぉ!」
 ライリーが手を叩くと、真剣にじわじわと確実にスイカへと近付く!
「そこです!」
 声にあわせて、力いっぱい棒を振り下ろす。
 ガツン!
「割れた!!!!」
 ロスの声にリチェルカーレが目隠しを外した。
 少し不格好ではあるが、確かにスイカは二つに割れている。
「やりました!!!」
「凄い!」
「綺麗に割れましたね!」
 大騒ぎだ。
 楽しそうなリチェルカーレの姿に、シリウスがため息をひとつ。
 ――海、危なくないのか……? 危険区域に入らなければ大丈夫だろうか。
 割れたスイカの一欠片を持って、向かってくるリチェルカーレの姿に苦笑いした。

 明日には屋敷へと帰らなければいけない。
 そんな思いを振り払うように、ビーチバレーで再びロスに勝負を挑んだり、シュリと泳ぎの競争をしたりとライリーは体力の限り遊んだ。
 しかし、時間は有限である。
 太陽が水平線の向こうへ沈み始めると、ライリーの口数が少なくなってしまった。
「ほら、まだ海遊びはあるよ」
 そう言ってマウロが指さすと、ロスが花火とバケツそれにランタンを抱えて歩いていた。
「花火!」
 ライリーの表情が明るくなった。
「ほら、行っておいで」
「マウロは行かないの?」
「ここで見てるよ」
「分かった!」
 返事と同時にロスの元へと走っていくライリーを見送っていると、隣にロウハが座った。
「マウロさん、あんた……あのお嬢様を意識してるでしょう?」
「えええ!? 私がライリーを? まさか……」
 否定派しているが、動揺は隠せない。
「いや、すげーわかりやすいんで」
「そんな筈は……」
 慌てて視線をライリーから外してしまった。
 それが余計に怪しいのだと自分で分かっていながら、どうする事も出来ない。
「あ、あの子はまだ16歳ですよ」
「お嬢様相手ってのは大変っすよねー」
 ニヤニヤと笑うロウハを見る限り、全く弁解にならなかった事は明白だった。

「打ち上げ! ロケット花火!」
 一体どれほど花火を持って来たのか。
 ロスが目を見開いて次々と花火を打ち上げている。
 しゅーーーっ、ッパンッ!
 しゅーーーっ、ッパンッ!
 花火の音と広がる火に少々怯えながらも、その美しさに見とれるシュリ。
 派手に打ち上げるロスとは距離をとってシンティラが線香花火に火をつけた。
「私は線香花火があれば」
 小さく火花を散らし、静かに赤く燃える線香花火を見たライリーが、
「マウロみたい……」
 と漏らした。
「マウロ? おぉ、すげぇよなー」
 そろそろ疲れが出始めたかロスが欠伸をしながらシンティラに同意を求めた。
「知的な方ですね」
 シンティラもこくこくと頷き、同意する。
「うん、賢くて凄いなぁって思うんだけど、線香花火みたいにパチパチ火花を散らしてて、火花散らしてるかと思ったら、ぽとんって落ちちゃう。凄いんだから凄くないんだか、よく分からない」
 自分でも何を言ってるのか分からないらしく、ライリーは笑って誤魔化した。

 線香花火が終わってしまえば、この海遊びも終了だ。
 何事も起きずに一日が終わろうとしている。
 シリウスがため息をつくと、線香花火をもったリチェルカーレが駆け寄ってきた。
 一瞬驚き目を丸くしたが、僅かに微笑みかけた。

 あともう少しで陽は完全に落ちてしまう。
 なんとなく感傷的な気分になったマウロは、寂しいのはライリーだけじゃないのか、と自嘲した。


【海蝕】探偵マウロの事件簿~海水浴
(執筆:弥也 GM)



*** 活躍者 ***


該当者なし




作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2018/07/03-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[16] ロス・レッグ 2018/07/09-23:59

ははは! そ? そう言ってくれっと嬉しっなー!
よろしくなー!!

おぉ、だなー! シリウスの足元は皆のもの――ふははは!
たっのしーな! すげぇな、それは将来的にマジでそうなりそうなのがすげぇな!!  
 

[15] ララエル・エリーゼ 2018/07/09-23:42

わ、シンティラさん、本当ですか!
機械組み立て、嬉しいです!
ロスさん少しの間お借りしちゃいます(にこにこ)

…とすると、シリウスさまは沢山怪我をされてるので
みんなの騎士様ということになりますね!
シリウスさまの足元はみんなのもの…?(首を傾げて)  
 

[14] シンティラ・ウェルシコロル 2018/07/09-23:28

>トロピカルジュースにアイスを乗せてフロート
美味しそう!美味しそうですっ!! 是非とも!
皆で回りましょう! 甘いモノ…(うっとり)

>機械
あ、機械組立なら、ロスさん見かけたら手伝い行くと言ってました。
大変かと思うので、ロスさんこき使って下さっても――力ならありますので!

>シリウスさまに何度か命を救われていて…
それはリチェさんだけでなく、ララエルさんの騎士さまでもありますね(こくこく)
そういうのは嬉しいですよね(ほんわり)

>じゃれつき放題
私はロスさんがじゃれつきに行くので、見てて満足感が…っ!(止める気が更々ないパートナー)
ロスさんをよろしくお願いします。  
 

[13] ララエル・エリーゼ 2018/07/09-22:51

わあっ、買い出し楽しそうです!
ライリーさんも一緒に、そのあたりをまわりたいですよね!
バーベキューの用意は、ラウルが水泳指導をしている間に
機械? を準備しておこうと思います。
侍る、はラウルに教えてもらいました!(えっへん)

ラウル:嘘だそんなこと教えてないぞ!

>シリウスさまの足元
私、戦闘の指令でシリウスさまに何度か命を救われていて…すごく尊敬してるんですよ!(キラキラ)
リチェさんの騎士様っていう感じでステキです!  
 

[12] シュリ・スチュアート 2018/07/09-22:48

>買い出し
甘いお菓子もフルーツも、買いたいもの買いましょう(コクコク)
トロピカルジュース、絶対美味しそうだわ……!
アイスを乗せてフロートにしてするのも、きっと素敵。

>シリウスさんの足元
そうなの、じゃれつき放題なのね……(そわそわ)

ロウハ「おい、お嬢は自重しとけ(肩ポン)」  
 

[11] リチェルカーレ・リモージュ 2018/07/09-21:42

>買い出し
わあ、楽しそう!皆でショッピングも、お友だちとのおでかけでは必須のイベントですよね。
サイダーとかかき氷のシロップとかも買って、果物と一緒にトロピカルジュースとかできないかしら(わくわく)。

>シリウス
シリウス、ロスさんがもふもふしてもいいですって。良かったね?
ララエルちゃんとも、いつの間にか仲良しになったのね(ほわほわ笑顔)。

シリウス:………(額を押さえている)  
 

[10] シンティラ・ウェルシコロル 2018/07/09-21:10

>水着選びの後とかに、その辺の買い出しもする?
もちろん! アイスとかクレープとか……、はっ! ロスさんの食いしん坊魂が何か移った……っ!
ちゃんとバーベキュー用のお肉と野菜と、花火にスイカと買い出し行きます行きます――楽しみです(ほんわり)  
 

[9] ロス・レッグ 2018/07/09-21:09

>シリウスの足元
とりあえず、じゃれつき放題状況なのは確実!(真剣)
ラ・ラ・エ・ル。これはもう欲望赴くままに(良い笑顔)
っつーか、すげぇそんな難ぃ単語よくポンッと…(単語の意味調べた)
…………。シリウスはガンバ!(サムズアップ)  
 

[8] シュリ・スチュアート 2018/07/09-19:52

賑やかになったわね、すごく楽しくなりそう……!(ぱあぁ)
皆、よろしくね。

バーベキューもスイカ割りも、花火もいいわね。
水着選びの後とかに、その辺の買い出しもする?
せっかくの機会だし、楽しい思い出はいくつ作ってもいいわよね。

シリウスさんの足元は、そんなに居心地いい場所なの……?  
 

[7] ララエル・エリーゼ 2018/07/09-14:12

シリウスさまの足元に…!?
ロスさん、いいなあ…私もシリウスさまの足元に
侍りたいですー!

ラウル:侍るって…どこからそんな言葉覚えてきたのさ…  
 

[6] ロス・レッグ 2018/07/09-05:23

やった!! 花火!! やるやるやる!!
おぉー、シリウス海岸の警護すっのか!
んじゃ、俺、砂浜でゴロゴロしてっ時はシリウスの足元にいよー  
 

[5] リチェルカーレ・リモージュ 2018/07/08-19:01

リチェルカーレです。パートナーはシリウス。
見知った方ばかりで嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

わたしも、ライリーさんの水着選びを手伝ったりとか一緒に遊びたいです。
髪を結い上げて、リボンとか花飾りをつけてもいいですよね。
バーベキューやスイカ割りもたのしそう。
後は花火、とかでしょうか?
あ、シリウスは海岸とかの警護とか、いざとなったら救助すると言ってます。
 
 

[4] ロス・レッグ 2018/07/08-13:20

おぅ! ラウルはさっきはさんきゅーな! 今回もヨロシクなー!
シュリ!! リチェとシリウスも来たし、騒がしく――騒がしくなっからな!
…………あれ、騒がしっの俺だけか?
っつーワケで、ロスとパートナーのティと。みなヨロシクなー!!

マウロの水着選び、ティ加わるっつーてた。終ったらライリーに聞いてみっかなーと!
ティ「ハードボイルドを目指します(真剣)」
水泳は、見守ってっから、ロウハとラウルは頑張れ!!
そんな感じなんで、俺は大体狼姿でゴロゴロしてるー、じゃれつきに行ったらヨロシク。

バーベキュー!! もちろん、参加っ!!
あと、ビーチバレーもGOGOで行って来るっっ!!
スイカ割りもあっのかー、ふはははは! 楽しみな!  
 

[3] ラウル・イースト 2018/07/08-05:10

こんにちは、ラウルとララエルです。
シュリさんは久し振り、ロスさんはさっきぶりですね、
今回もどうぞ宜しくお願いします(にこりと微笑む)

僕は主に水泳指導になるかなと思います。
ララエルが正直泳げないので、水着を選んだり
ライリーさんのお喋り相手になってもらえれば。
バーベキューも楽しいかなと思っているところです。  
 

[2] シュリ・スチュアート 2018/07/07-21:58

シュリとパートナーのロウハ。
これから来るかもしれない皆、よろしくね。

わたしも海水浴初めてだし、ライリーさんと水着選びとか、一緒に遊んだりとかしたいな。
ロウハには泳ぎの指導をお願いするわ。
ロウハ(といっても俺もそこまで上手くねーし、もっと上手い奴が来たら任せたい気分)
ライリーさんたちにとってもわたしたちにとっても、思い出に残る滞在にしたいわね。