戦闘訓練だよ! ぶんぶん編
とても簡単 | すべて
3/8名
戦闘訓練だよ! ぶんぶん編 情報
担当 GM
タイプ ショート
ジャンル 冒険
条件 すべて
難易度 とても簡単
報酬 通常
相談期間 7 日
公開日 2018-08-13 00:00:00
出発日 2018-08-23 00:00:00
帰還日 2018-09-01



~ プロローグ ~

「汝らに依頼じゃ。くくく、このように指令を言い渡す仕事は久々よ。
 なぁに、妻が夏病にかかっておので、暇で暇で暇で死にそうで、仕事をかわっておるのよ。
 ……はぁ、久々に調査から帰れば……はぁ」
 指令を通達するのはユギル・霧崎である。
 顔の半分を隠す狐面、唇しか見えないが、面白がるようににやにやと浄化師たちを見ている。
 どうも新人が多くなった、というので、その品定め的な視線を感じる。
「今回の依頼は、ずいぶんと容易い依頼よ。新人の経験を積ます目的としては理にかなっておる。
 むろん、手練れであっても油断すれば大けがの元、しっかりと精進するがよい」
 都市部から数キロほど離れた森が近い村で、キラービーが現れたそうだ。森で遊んでいた子供が二人ほど刺され、毒による高熱に苦しんでいるそうだ。
「キラービーについては知っておるな? 魔力の影響を受けた蜂よ。
 普通なら、毒よりナイフのような毒針に刺されて出血で死ぬのだが、幸いにも子らは急いで逃げたおかげで毒の苦しみだけのようじゃ。
 調べてみるとキラービーが現れたところ、洞窟があってのう、長年森のなかでたまった魔結晶が見受けられた。
 今回は、キラービー退治と魔結晶の回収よ。
 キラービーは基本的に巣から離れん、巣のあるところは地図に描いて渡すゆえ、参考にするが良い。
 ああ、ここの調査をした吾が言うのもなんじゃが、洞窟は二人の人間が並んではいればそれだけでいっぱいになる程度の広さしかない。
 松明なんぞもっていけばかっこうの的となるだけゆえにすすめはせんよ。
 外におびき出すか、それとも中で退治するかは自由じゃが、よく考えて行動することをすすめよう」
 にこりとユギルは微笑んだ。


~ 解説 ~

 今回はキラービー退治と魔結晶です。

 勝利条件・キラービーを退治する、洞窟の魔結晶を見つけて届ける
 敗北条件・全エクソシストの戦闘不能

 戦闘フィールドについて
 森の中です。木々が生い茂ったなかに洞窟が存在し、その少し奥に巣が存在します。巣は簡単に燃えるものです。その奥に魔結晶があります。その周囲には一回りでかい女王蜂が存在するのでご注意ください。

 キラービーはもともと蜂が魔力の影響を受けたものなので、虫としての機能は失われてはいません。
 洞窟のなかという点に注意して戦闘をすすめるとよいでしょう。

 洞窟は二人(成人)が並んで歩ける程度の広さしかありません。


~ ゲームマスターより ~

 今回は戦闘訓練です。
 経験を積みたい方、はじめての戦闘のかた、ベテランさんまでみなさん相談したりしつつ、楽しんで浄化師としての経験を重ねていこうというものです。
 しっかり相談して対応してくださいね





◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇

コーネリアス・ニコリッチ エルマン・ベーク
男性 / マドールチェ / 占星術師 男性 / 生成 / 魔性憑き
∇毒針対策
ワークグローブ
ゴーグル
外套


∇序
煙草ライター
ランタン松明オイル
祓:日が照ってる場所へ枯れ枝探索
喰:空から燃え易そうな細い枝を折って収集
大きな葉を団扇に洞窟入口から奥へ煙を

∇戦
祓:敵が出てきたら対応できるよう視界内に洞窟入口収め
煙から黒い影が見えた時点で占星儀の攻撃
沢山の時は通常攻撃タロット・ドロー&魔術使用し確実に1体ずつ仕留め

喰:空から煙と反対方向に
上へと逃げてきた敵へ接近し地に落とすつもりで攻撃
倒し辛い時は舞踏攻撃&魔術使用し羽や毒針を狙う

∇洞窟
ランタン持ち喰は羽をせばめ姿勢を低くし走る
岩落下も気にしながら端にぶつからないよう
落ちてきたら喰はバトルグローブで払い落とし
祓は回避
ヨナ・ミューエ ベルトルド・レーヴェ
女性 / エレメンツ / 狂信者 男性 / ライカンスロープ / 断罪者
キラービー退治と魔結晶の回収

準備
対蜂用完全防備 ゴーグル 長袖 手袋 帽子 タオル
暑すぎ

洞窟前で火をおこし煙を団扇や大きな葉で扇ぎ蜂を誘い出す

言い出しておいて何ですけどこの陽気で焚火はハードですね…
これはベリアルと戦うよりきついな(自分に向けて団扇ぱたぱた
さぼらないでください

飛び出てきた蜂と戦闘のち洞窟へ
攻撃的な蜂は外で倒しておきたい
毒攻撃はホント気を付ける

ヨナ
FN4で羽を焼き地面に落とす
洞窟はセンター 前に注視
洞窟内明かりチャレンジ
FN8を最小威力 指で前方へ弾いて放出
洞窟でたら水筒の水配り暑さ対策


通常攻撃や落ちた蜂にとどめ
洞窟内 殿で追ってくる蜂にJM5やJM8で対処
負傷者へ応急手当

魔晶石を袋に詰め帰還
ヒュドラ・コロレフ ヒューイ・ターク
男性 / 生成 / 陰陽師 男性 / 生成 / 悪魔祓い
世界地図に場所を書き止め
記憶力がいいヒューイは周りを見ながら

風は上着を脱いで扇いでみようか
煙が奥に入ったのを見たら服を着込みゴーグルとワークグローブでの保護も
ヒューイは大丈夫か?(ヒュドラ確認ヒューイ頷く)
光明真言を唱えるヒュドラ

ヒューイは銃の腕前に自信がない為、人がいない方向に銃口を向けキラービーを狙う
ヒュドラは呪符を
確実に狙いたい時に通常攻撃「デス・バレット」「九字・急急如律令」を
空に飛んでしまうのが多ければ空に
叩き落せば下に入るメンバーが倒してくれるだろうからヒューイは銃を逆に持ちキラービーを落とす
もしくはワーニングショットで威嚇攻撃を
笑みを絶やさず穏やかにヒュドラは「九字・急急如律令」


~ リザルトノベル ~

「言い出しておいて何ですけどこの陽気で焚火はハードですね……」
 汗をだらだらかきながら『ヨナ・ミューエ』がぽつりと告げる。
 今回の指令でキラービーと対峙すると聞いて、万全の態勢――ゴーグルで目をガード、長袖にて手足、体を守り、手袋をしっかりつけて、長い髪の毛をひとつにくくって帽子のなかへ――だいぶ涼しくなってきたが、昼間はまだまだ残暑が続くなかではなかなかに苦行なその姿になることをヨナは己に課した。
 口には出さないがキラービーに絶対に刺されたくないために!
「大丈夫か、ヨナ」
「本当だ、平気か? 冷たいものとったほうがいいんじゃないのか?」
 心配するのは『ベルトルド・レーヴェ』と『エルマン・ベーク』だ。
「ご心配なく、大丈夫です」
 ヨナは真顔で心配する二人をやんわりとはね付けた。
 ベルトルドはこの態度に慣れているし、少し前に同じ指令でかかわっているエルマンにしてもヨナの普段の態度をしっているので、気分を害した風はなく、二人の男は視線を合わせる。
 アイコンタクトで大丈夫だろうと告げ、作戦のため動くことにした。
「……暑い」
 ぼそっとヨナは愚痴る。

 今回、キラービーが洞窟のなかにいるので外で火を焚いて煙で煽り、出できたところを倒し、残ると予想される女王蜂を洞窟のなかで退治するという作戦だ。
 それは事前にヨナが虫について調べて、考えた作戦だ。
 キラービーは魔力でモンスター化したのですべてが元の虫と同じではないが、特性は完全に失われないならば有効な手となるはずだ。

「こんなものでいいか?」
「よっこいしょっと」
 『コーネリアス・ニコリッチ 』が拾った枝を抱え、エルマンは空中から拾ってきた枝と一緒に大きな葉っぱを携えていた。
「近くの池で、蓮の葉っぱがあったから、これであおげないか?」
「いいと思いますよ」
 にこやかに微笑みをたたえる『ヒュドラ・コロレフ』が、手に持つ地図に場所をしっかりと書き込んで告げる。
「今回は一緒に参加させていただいて、ありがとうございます」
「いや、こっちも人手が心許なかったから助かった」
 とベルトルドが尻尾を小さくふって応える。
「そう言ってもらえると、助かります。まだまだ不慣れなのでいろいろとお願いしますね」
「ああ。しかし、お前の相棒は」
 ちらりとベルドルドが視線を向けると、ずっとヒュドラの後ろできょろきょろと周囲に視線を向けていた『ヒューイ・ターク』が目を少しばかり見開いて、ベルトルドを見つめる。
 話し合うメンバーに一緒に指令に参加したいと声をかけてきたのはヒュドラだ。彼の後ろにただただひたすらにヒューイはついて歩いてきた。じっと黙って従うのは影のようにも見えるが、今の今まで一言も発していない。

「ああ彼は」
 ヒュドラが口を開く前に。
「お、なにか面白いことでもあるのか? なんだなんだ?」
「コーネリアス、サボるな! ……ん、ヒューイ、どうかしたんですか?」
「……みんな集まって、さぼりですか?」
 皆が手をとめたのにぷりぷりしたヨナが腰に手をあててやってきた。
 全員がヒューイに注目した。
「……っ! ……っ、……!」
 ヒューイは全員の視線を受けて、ぼっ! と音がするほどに顔を赤くし、視線を逸らすと手で顔を覆った。頬が若干、ぴくぴくしている。
「こういう子なんです」
 にこりとヒュドラが笑って告げる。それが全員にヒューイという人物についてすごくわかりやすい説明となった。
「なんとなくわかった。ヨナと似たタイプだな」
「私と似たタイプ……どういう意味ですか」
「いいな、楽しいな、このメンツ! なぁ、エル!」
「……からかうな。ほら、仕事、仕事!」
 終始、ヒューイは両手で顔を覆っていた。表情筋が落ち着くまでしばらくかかった。

 集めた木や枝を重ねあわせ、エルマンたちが用意したライターをベルトルドが借り受け、オイルで湿らせた小さな布に火をつけた。火種を集めた木々のなかにいれ、ふぅと息を吹く。
「本格的に燃えはじめるのは少しかかる。待っていろ」
 ベルトルドの言葉にエルマンたちは用意した葉っぱ、それにゴーグルなどを装備する。たいして外でキラービーを迎え撃つことをメインとするヒューイ、ヒュドラは武器の準備に余念がない。
 ヨナは、はぁと深い息を吐いた。
 森に入るときからこの姿で、そろそろ活動限界は近い。
「脱いだほうがいいんじゃないのか?」
「いえ、平気です」
「けど、汗、かなりかいてるし。火が勢いを出すまでだけでも脱いでおけば……」
「そうしたら煙が出て、キラービーが一気に出る可能性があるじゃないですか」
「うん、まぁ、そこらへんは俺らがフォローをするから」
「……たくない……」
「?」
「絶対に刺されたくありませんっ!」
「素直さを発揮したな。お前、押しに弱いからな」
 ベルトルドの言葉にヨナはぎくりとする。エルマンはぽんと掌を拳でたたいて納得した顔をした。
「……わかった。とってもシャイなんだな」
「っ! べ、べつに蜂が怖いわけでは」
「へー。本当にかわいいな。ヨナ」
「そ、そういうことを気軽に言わないでくださいっ!」
「ほぉ。俺が苦労してマスターしたヨナの対応方法、すでにマスターしたとはやるな」
「っっっ!」
「あははは! こういうの見るといたずらしたくなる俺がいるんだよなぁ。だめだ、最近、コーネリアスの影響のせいか、意地が悪いな、俺も」
「――っ!」
 ベルドルトとエルマンのやりとりにヨナは無言で悶えた。恥ずかしいやら怒りやら暑いやらもう頭がいっぱい、いっぱいだ。
 先ほどのヒューイの気持ちが少しだけ、いや、痛いほどにわかった。

 小さな火種が大きくなりはじめ、全員で炎を煽る。灰色の煙は、六人で仰げば容易く洞窟のなかへと流れ込んでいく。
「これはベリアルと戦うよりきついな」
 ベルトルドがこっそりとエルマンたちが調達した葉っぱで火ではなく、自分を仰ぐ。それをヨナは見逃さなかった。
「さぼらないでください」
「……そういうな、俺は毛があるんだぞ」
「そういえば全身、毛ですね」
「そうだ、しかも黒い」
「……見ただけですごく暑いです」
「だろう」
 しみじみとベルトルドは口にした。その耳がぴくりと先が動いた。
「……来たぞ!」
 その声にヒュドラは上着で仰いでいたので、すぐに着こみ、相棒に視線を向ける。
 ヒューイはヒュドラに頷き、自分も上着、さらにゴーグルをつけて安全を確保し、武器を構える。
「よし、運試しといきますかっ!」
 入口に注目し、いつでも戦えるように備えていたコーネリアスは煙から見えた黒い影に目掛けて魔力弾をぶつける。
「やったか?」
 コーネリアスが呟いた瞬間。

 ざ、わっ。

 洞窟からそれは黒い雨のようにして現れた。
 無数のキラービー、キラービー、キラービー……荒れ狂う波のようにして現れ、攻撃してきたコーネリアスに向かってくる。
「っ! やばっ!」
 常備していたタロットを片手に、もう片方には魔力をためて撃つ態勢でコーネリアスが構える。
「フレイムっ!」
 タイミングを合わせ、ヨナが声をあげる。
 炎の波が黒い波を襲い、飲み込む。
 しかし、それでもまだ残るキラービーは止まらない。止まれない。
 キラービーは煙と攻撃に混乱しながらも複数の敵を感知したのか、群れが別れた。まずは攻撃を与えてきたコーネリアスとヨナに殺意を向けて襲い掛かった。
 鋭い針にヨナが目を見開く。その前に出たのはベルトルドだ。
「はっ!」
 気合のはいった声とともに掌打をキラービーの腹へと叩き込み、落す。さらに優れた耳で無数のキラービーの動きを読み、流れるような足さばきで横へとステップを踏むと穿つような一撃で右手からヨナを狙うキラービーをしなやかな蹴りの一撃で仕留めた。
「上にもいったぞ!」
 翼を広げ、空へと逃げるキラービーを追い、エルマンが拳を振るう。
 地上よりも逃げやすい空中でキラービーはちょこまかと動くのにたいして、針と毒の対策のため着込んでいるエルマンは劣勢といってもいい。ゆえに力を温存するよりも確実に倒すことを選んだ。
「行くぞっ!」
 空中で翼を大きく揺らし、エルマンが舞う。
 それは舞っている、というのに近い。自分のスピードを最大限に、キラービーに近づき、一撃、一撃、確実にキラービーの羽を狙い潰し、地面へと落としていく。

 ヒューイは膝撃ちの態勢をとった。
 動く的を射抜き、移動しやすさに優れた、中距離の射的においては一般的な姿勢だ。ただ腕前にはあまり自信がないので、味方が誰もいない洞窟の入り口に狙いを定めた。
 煙を吸ったばかりのキラービーの動きはそこまではやくない。
 一撃で確実に仕留める。
 ヒューイが狙いを定めている間はヒュドラが呪符を投げ、キラービーが向かってくるのを阻止してくれる。
「……っ」
 眉間に皺を寄せて、ヒューイが息を吐く。動いている的を撃つのは技術がいるうえ、集中し続けるのはなかなかに気力のいる作業だ。さらに暑さがじりじりと体力を奪う。
「大丈夫かい?」
 ヒュドラの言葉にヒューイは黙って頷く。荒い息を意識して落ち着ける。
「もう少しだから、がんばろう」
 答えるようにヒューイは再び狙い、引き金をひいた。

 燃えるものがなくなり、焚火の火が小さくなりはじめたころ、洞窟のなかから湧いていたキラービーの姿が、ぱたりとなくなった。
「だいたい、倒したってこと、でしょうか」
 ヒュドラが汗を拭いながら問うのにベルトルドは地面に耳をあて、洞窟から音がしないのを確かめると頷いた。その瞬間、この場に集まったメンバーは疲労から地面に崩れそうになった。
「暑い」
 コーネリアスが額から顎に伝う汗を拭い、呟く。
 キラービー対策と戦闘、さらに炎を使ったせいで余計に汗をかき、全員がくたくただ。刺されないように注意をしたため、余計に気力を消耗した。
「休みたいが、ここで一気にたたみかけるぞ。先に全員、水分をとっておけ」
 ベルトルドが促す。ヨナはみなに水筒をあけると、みなに水分を配ろうとした。
「ヨナ、お前が一番はじめだ。一番汗をかいてるぞ」
「へ、平気です」
「今は平気でも、脱水になるぞ。倒れたら俺がかついで帰るが……エントランスで噂になってもいいのか」
 ヨナは黙って水筒を受け取ってごくごくと水を飲む。
 そんな二人のやりとりを見ながら微笑ましくも、面白げに眺めながらエルマン、コーネリアス、ヒュドラ、ヒューイはヨナたちのもってきた水筒の飲み物をわけてもらい、喉を潤し、態勢を立て直した。
「ここからなら松明でも平気かな」
 洞窟のなかに入ることを考えて松明をエルマンたちは持ってきていた。
「それだと攻撃がしづらいです。明りは私が担当します」
 とヨナ。
「後ろについては」
「そこは私たちが引き受けるよ」
 エルマンが振り返るとヒュドラが微笑んで、片手におなべの蓋を持つ。
「お、そっちも持ってきたか。オレらも」
「これな……」
 とコーネリアスとエルマンも差し出すなべの蓋。
「なべのふたが盾になるんですね」
「まぁきちんと防ぐからな」
 胡乱な視線を向けるヨナにベルトルドはしみじみと言う。
 おなべのふた。一応、これも浄化師の武器なのである。
 某作成者は一体なぜこういう武器を作成したかは不明であるが、これがポピュラーな盾として浄化師の間では使用されている。本当にどうしてこのデザインにしたのか一万回問い詰めたいが、今はそのときではない。
 エルマンが先頭を務め、後ろにヨナ、ベルトルド、ヒュドラ、ヒューイ。
 入口にはコーネリアスが陣取り、ランタンを手に携え、なかを照らす。
 なかにはいるとむき出しの岩肌のおかげか外と比べてずっと涼しい。ばてていた体にはほっとするくらいの温度だ。
 しかし。
「水音?」
「上からきたぞ!」
 ベルドルドの声とコーネリアスの声が重なった。
 ヨナがはっと顔をあげると、鋭い針を落としてくるキラービーの姿が目の前に迫り、回避する暇もなくすり抜けてきた。
「いっ!」
「くそ、前からもきた! ヨナを頼むぞ、コーネリアスっ」
 残党が前からも現れ、ヨナを庇おうとしたエルマンは舌打ちし、そちらと向き合う。
 ヨナを針で攻撃したキラービーが空中に飛びさらに攻撃を与えようとしたのをコーネリアスの魔力弾が叩きつけ、ベルトルドが殴り倒す。
「平気か!」
「はい。少し、掠めただけです」
 キラービーの鋭い針はヨナの左腕を掠め、服が破け、血が滲んでいる。ベルトルドはすぐに包帯をとりだし、きつく巻き付ける。
「きちんとした手当は全てが終わったらな。毒はどうだ」
「毒は大丈夫みたいです……ありがとうございます」
 ヨナは小さく頷いた。
 その後ろではヒュドラがコーネリアスの攻撃に驚いてまだ天井に貼り付いたキラービーが落ちてきたのに袋をかけ、ヒューイが銃の柄で叩き潰して、確実に数を減らしていた。
「これで終わりでしょうか」
「……? ……っ!」
 ヒュドラの服を掴んで、ヒューイが驚愕に目を開ける。その視線に気が付いてヒュドラは視線を向け、はっとした。
「これは……」
「なんだよ、これ、これが巣だっていうのかよ」
 エルマンが嫌悪に満ちた声を漏らした。
 天井から地上へと吊るされた、それはぐっちょりと濡れていた。
 むっとする甘い蜜の匂いに、むせかえるほどの生き物の血の匂い。
 土や虫、植物といったものを潰して作られた壁に十匹ほどのキラービーたちが重なり合っていた。さらに滴り落ちる汁のようなものは、キラービーたちの毒針から零れ落ちているようであった。
 その上でもぞもぞと動くのはひときわ大きな女王蜂が君臨していた。
 女王蜂はかりかりかと威嚇するように歯を鳴らし、大きな卵を抱えていた。その卵を魔結晶とともに作ったばかりの巣の部屋のなかにいれようとしている。
 蜂は己の子に栄養のあるものを食べさせるという。
 キラービーにとって魔結晶が餌となるかは不明だが、その子が影響を受けて新たなキラービーとなることは明白だ。
「やるしかないよな」
 嫌悪感を押し殺してエルマンは攻撃の態勢をとる。
「キラービーの山からたれているのは毒の可能性がある、注意しろ! 俺が斬りこむ。援護を頼むぞ」
 ベルトルドが身を低く、その醜い山の濡れていない箇所を見つけ、地面を蹴って駆け出す。さらに加速。
「ソードバニッシュ」
 剣のように拳を叩き込み、横に流す。山の一部が崩れ、女王の足元が揺らいで地面へと落とした。
 女王がかちかちかちかちと歯を鳴らす。怒りに冷静を欠けているのは明白なのにエルマンは踏み込んだ。
 鍋のふたで女王蜂の太い針を防ぎながら、拳に力をこめて羽を狙う。薄い羽は容易く拳に貫かれるが、女王蜂は怒り狂って手足をばたつかせ、エルマンの腕にかみつき、薄皮を食い破る。
「っ!」
「今援護にっ……! こいつら動いてるぞ」
 ベルトルドが叫んだ。
 死体と思っていたキラービーたちが、もぞ、もぞと動き始める。
 思えば煙を浴びたはずなのに女王蜂の動きは驚くほどに俊敏であった。
 なかに残ったキラービーたちが己を盾にして女王蜂を煙から守ったのだ。女王蜂の盾になったキラービーたちは本来の力こそほぼなくなったが、もぞもぞと動いて這うように外敵である浄化師たちへと迫ってくる。
 ベルトルドが一匹は蹴り飛ばすと、その隙をついてもう一匹が襲い掛かろうとする。
「危ないっ」
 ヒュドラが鍋のふたでキラービーの噛み付きを防ぎ、ヒューイが銃の柄で殴りつけ、叩きつける。さらに這うキラービーの軍勢が足元から迫り、歯を剥きだしに噛み付いてくる。
「ヨナ! お前はエルマンを! こっちは任せろっ」
「わかりました!」

 かちかちかちかちかち。
 不調和音。
 かちかちかちかち。
 すべてを噛み潰すような音。
 かちかちかちかち。
 

 ヨナは息を整え、エルマンと女王蜂の戦いに意識を集中する。
 エルマンは横目でヨナの動きを見ると、バックステップを踏む。暗闇にもだいぶ目が慣れてきた。
「ヨナっ!」
「みんな、目をしっかり閉じてください。ライトブラスト!」
 光を放つその玉を掲げ、ヨナは声をあげる。
 闇に慣れた目にその光は強烈だった。
 光の一撃を受けて女王蜂の前足が消し飛ぶのにエルマンは素早く近づき、その腹を叩き潰した。
 地面に配する残党たちは光で目をやられ、方向感覚を失くしてうろうろとするのをヒューイとヒュドラ、ベルトルドが一匹、一匹を確実に仕留めていった。
 浄化師たちが息を乱しながら止まると静寂が流れ始める。残るのはただ鼻につくむっとする匂い。
「やったのか?」
「……たぶん」
 エルマンとヒュドラの会話にヒューイは視線を忙しく動かす。
「ここからもまったく音はしないぞ」
 見張りをしているコーネリアスが入口から言う。
「巣は燃さないと」
 エルマンが持っていた松明に火を灯し、そのまがまがしい巣を燃やし始める。その横でみんなは手分けして魔結晶を回収した。
「巣が燃えるには時間がかかるだろう。一度外に出よう」
 ベルトルドが燃える巣を横目に全員を促した。

 火はつけたが巣が完全に燃つきるまで見届ける間に、ベルトルドによって洞窟にはいったメンバーは手当を受けた。洞窟のなかでの戦闘は想像以上に狭かったため、キラービーに接近され手足を噛まれてしまった。毒を受けたものがいないのは不幸中の幸いともいえた。
「燃えたみたいだから中にはいって軽く確認するか?」
「今はやめておけよ。酸素不足で倒れるぞ」
 コーネリアスが洞窟のなかをまじまじとのぞくのにエルマンが窘めた。
「火は完全に消えているみたいですね」
 一緒になかを覗き込んだヒュドラが告げる。
「報告後、改めて教団の調査員に念のため確認をお願いしたらいいでしょう」


「蜂にしてみればただ巣を作っていただけだ。自然の摂理としてな。だがその蜂は人に害を与えた。それならば退治しないといけない……こんな場所に巣を作るなんて運が悪かったな」
「運、でしょうか」
「運だろうな。子を残すのに適していた場所に魔結晶があっただけだ。それが自然というものだ」
 その言葉がなにを言いたいのか、わからないほど、ヨナは子供ではない。
 以前、言われた言葉が頭をもたげた。
 教団に従い、全うすることはとても容易い。考えなくてもいい。
 浄化師のヨナは迷わないし、進むだけ。
 ヨナはきっとヨナ・ミューエという人物が、あまり、好きではないのだろう。否、好きとか嫌いとか以上に考えようとしてこなかっただけだ。それを今さら、思い知らされる。

 すでに空が茜色だったのにヒューイは視線をあげて、息を吐く。目に痛いほどの赤色だ。
 キラービーたちに噛まれた足は手当されたが、いまだにじんじんと痛む。
「大丈夫かい?」
 声をかけてくるヒュドラを見てこくりと頷く。
「はじめての指令だったけど、うまくいって、本当によかったね」
 またこくんと頷くヒューイは視線をヒュドラの足に向けた。包帯がまかれている。
「私は平気だよ。手当も受けた」
 ヒューイは何か言おうとして口を閉ざしたまま、赤い空が沈んで、紺色になるのに息を吐く。昼間はあんなにも暑かったのに、今では涼しいくらいだ。静かな森のなかに生き物の息遣いが広がり、ほっとする。
 ヒューイの口元は緩まないが、目じりはつい、安堵に緩む。

「いやー、いいギャンブルだったー。やっぱり死ぬか生きるか、どうなるかっていうスリルがいいよな、エル」
「コーネリアスっ」
 エルマンが苦い顔をする。
「ちゃんと指令はこなしたんだ。いいだろう?」
 コーネリアスの微笑みにエルマンははぁと息を吐く。
 ようやくキラービーの脅威も去り、防具服も不要になったので脱ぐと開放感にほっとする。
「さてと、帰ったらもっと楽しいギャンブルが待ってるぜ」
「お前は」
 エルマンがコーネリアスにお小言を向けようとするが、晴れ晴れと笑う顔を見ると少しくらいはいいかとお小言をひっこめた。



戦闘訓練だよ! ぶんぶん編
(執筆: GM)



*** 活躍者 ***


該当者なし




作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2018/07/20-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[25] エルマン・ベーク 2018/08/22-23:41

初めまして。ヒュドラとヒューイも今回はヨロシクな。

>女王蜂へのアクションが入れられなかった
1対1か。それは楽しそうな状況だな。前衛はベルトルドと2人と思ってたから、巣の方メインにしてたけど。
少し女王蜂中心に変えてみたよ。手直しも終了、もう少し詰め込んでくるな。
強いだろうなーってあるから、楽しみ! ありがとな!!

それじゃ、現地で!  
 

[24] ベルトルド・レーヴェ 2018/08/22-23:10

お、初めましてだな。ヒュドラにヒューイ。
多少心許ない参加数だったので人が増えるのは心強い。よろしく頼む。  
 

[23] ヒュドラ・コロレフ 2018/08/22-21:52

こんばんは。はじめまして、陰陽師のヒュドラと悪魔祓いのヒューイだ。よろしく頼む。
2人共後衛なので女王蜂との戦闘には参加できないが、外のキラービー戦へ参加させて貰うよ。  
 

[22] ベルトルド・レーヴェ 2018/08/22-21:18

>覚えさせて貰ったからな
しまったなあこっそり楽しんでいたつもりだったんだがバレていたとはなあ(棒読

迫りまくるのはヨナには刺激が強すぎて話し合いが出来なくなりそうだ(くつくつと笑う

応急手当といっても解毒はできないからな、くれぐれも無茶はしないでくれ。

こちらもプラン送ったが気が付けば女王蜂へのアクションが入れられなかったからそっちは頼む。
後ろは任された。マスターにはアドリブを任せた。

では現地でな。  
 

[21] エルマン・ベーク 2018/08/22-21:06

と。プラン終了
心情書かないと口調も皆無なのでマスターには設定読んで大体口調想像して貰えればと願いつつ。
俺達の所も「祓」「喰」と略しておいた。
…………。(そっと視線を外し)
以前に200文字のプランを普通に書いてみたら600文字なったんだよな。
解読大変――とまではなってないと思うけど、マスター頑張れ。  
 

[20] エルマン・ベーク 2018/08/22-19:48

>そっ、そういうことを気軽に言わないでくださいっ
俺の周りが周りだし、こういうギャップに弱いんだよな。ホント、俺のツボに嵌る事やるなぁ(可愛いと言いかけて口を噤む)
まぁ、ベルトルドとのやり取り見て「なるほど!」と、覚えさせて貰ったからな(胸張り)

>ヨナより俺の方が
カラカイ発言はコーネリアスの方なんだけど、モデルがナンパ性格なんで女の子との対話だと
迫りまくる想像しかできないから、祓魔人はコーネリアスなのに、こういう場で出番がない(勝ち誇った笑顔)

>応急手当
戦い終わるまで持つなら充分!ありがとう! 医学知識高いから安心して戦えるな!(前衛行く気満々)

>設定に台詞いれておくと都合のいい時に突然使われたりして
心情皆無で挑んだ時の台詞が心情に合ってたから首かしげ、設定みたら「この台詞から想像できる…」と吃驚してたな、お袋さん。
書いとくもんだな(頷)  
 

[19] ベルトルド・レーヴェ 2018/08/22-18:29

ああ、あとは野外活動の知識なんかはヨナより俺の方がありそうだなと思ってそういう演出にしてもらうかな。
これは完全に発言するキャラを間違えていた。  
 

[18] ベルトルド・レーヴェ 2018/08/22-17:45

ヨナ「(遠くから)そっ、そういうことを気軽に言わないでくださいっ」

おお、俺が最近やっと分かって来たヨナのおちょくり方をもうマスターしているとは凄いなエルマン…。

では洞窟に入る際は一番後ろについて後方からのキラービーに備えよう。
スキルはレスポンス技の制裁とイニシアチブ無視のソードバニッシュになるか。

今思い出したが医学スキルがあるので軽い応急処置なら出来そうだな。
本格劇な治療は教団の病棟でして貰わないといけないが。

大体そんなところだ。
設定に台詞いれておくと都合のいい時に突然使われたりして面白いんだよな。俺もたまに書き加えてる。  
 

[17] エルマン・ベーク 2018/08/22-01:22

シャイな面もあるよな。本当かわいいな。そういう反応見ると、ウズウズする悪戯好きな俺がいる♪

>俺(じゃなくてもいいが)が殿になって
頼めるなら、ベルトルドに頼みたいな。ライカンスロープって鼻や耳がいいから、俺達よりも敵の接近に気付き易いはず。

>アクション
なるほど。それなら、ワリと忘れ易い、アライブにある通常攻撃も交えつつ、派手に戦って戦闘種類も増やしてみようか。
あるのは知ってたけど、実は一度も使った(プランに書いた)事がない。
後は、洞窟内で洞窟が崩れる、足元滑る警戒もしながら、女王蜂の戦いでも巣を燃やそうとしながら(隙を狙いながら)行ってみようか。
最後に表でキラービー死亡確認もしてみるな。

あと、俺達は、設定空いているから、そっちに台詞集詰め込んでプランに書く台詞一覧減らしておくよ。  
 

[16] エルマン・ベーク 2018/08/22-01:22

シャイな面もあるよな。本当かわいいな。そういう反応見ると、ウズウズする悪戯好きな俺がいる♪

>俺(じゃなくてもいいが)が殿になって
頼めるなら、ベルトルドに頼みたいな。ライカンスロープって鼻や耳がいいから、俺達よりも敵の接近に気付き易いはず。

>アクション
なるほど。それなら、ワリと忘れ易い、アライブにある通常攻撃も交えつつ、派手に戦って戦闘種類も増やしてみようか。
あるのは知ってたけど、実は一度も使った(プランに書いた)事がない。
後は、洞窟内で洞窟が崩れる、足元滑る警戒もしながら、女王蜂の戦いでも巣を燃やそうとしながら(隙を狙いながら)行ってみようか。
最後に表でキラービー死亡確認もしてみるな。

あと、俺達は、設定空いているから、そっちに台詞集詰め込んでプランに書く台詞一覧減らしておくよ。  
 

[15] ベルトルド・レーヴェ 2018/08/22-00:07

…急に笑われて引っ込んでしまった。シャイなんだか何なんだかな(頭ぽりぽり)

流れはエルマンの認識で合っている。
女王蜂とキラービーの対処が混ざって勘違いしていたようだ。すまんな。

女王蜂の元へ行く際のキラービーの後ろからの攻撃が気になるなら俺(じゃなくてもいいが)が殿になって注視して振り払っておくのは?
洞窟の外であらかた倒しておくつもりではいるから追ってくるのは数が多くはない筈なのでその程度なら。
入り口塞ぐのも良いと思うが敢えてアクション要素増やしておかないとこの人数だし描写が、こう、な。

のんびり構えてたらもう明日出発か。
ひとまずエルマンの書いた流れ+上記の行動でプラン書いておく。
 
 

[14] エルマン・ベーク 2018/08/21-19:25

>洞窟内で戦闘
それ、女王蜂だけの話だったような? 

>松明なんぞもっていけばかっこうの的となるだけ
……戦闘狂の俺にそんな文章見せられたら、嬉々と喜ぶというか、好機とみてしまうというか。
どちらかといえば、タイマツの光を罠にしたら、倒し放題というドリームが
それは射撃攻撃命中率が低く銃弾に弾数ある世界に馴染んでいる俺だからの思考だから、ごめんごめん、戸惑わない戸惑わない。
それでも、袋小路状態に持っていけるし、今の人数だと取りこぼしがある→女王蜂に行く最中に後ろから?
女王蜂は大事だろうし、そもそも俺達を狙って来るから、逃したままはないよな、と。
罠代わりに毛布で入り口防いで背後からの接近に気づき易く――と、対策考えていた時に発言書いたんで、ごめん。
>女王蜂を失った働き蜂は放っておいてもいずれ絶えます
なら、キラーピー倒した後は、完全に出入り口塞いでしまおうか。
うーん。入り口塞ぐならテントを無理矢理広げた方が良いかな?

>ローリスクで致命的な部分を叩いてしまえば
飛べないぐらいにしておけば、大丈夫そうだ(頷)

流れは下みたいに思ってるけど、どうだろう?ヨナの認識と間違ってないか?

1.煙を洞窟内へ
2.出てきたキラーピーをひたすら攻撃(毒針には気をつける!)
3.洞窟内へ突入し巣を燃やして女王蜂と対戦
4.魔結晶持ち帰り


>ベルトルド「突然の正直」
あはははは!! ベルトルド、合の手上手いな!!
そういうギャップは、本当かわいいって!!ヨナ!グッジョブ!!  
 

[13] ヨナ・ミューエ 2018/08/21-12:49

むむ、洞窟内で戦闘というのは最初の意見に立ち返って、煙で外でおびき出さずに直接中へ行く認識であってますか?

私が洞窟の外に誘き出したいのはOPに「松明なんぞもっていけばかっこうの的となるだけ」とあり、(蜂の本来の性質と違うというのは置いておいて)じゃあ今回のケースは明かりを使えない暗闇の中に入っての戦闘は推奨されていないと思ったんですね。狭いのもそうですし。

あとはおびき出して外に飛び出してくるのは働き蜂でしょうし、えーっと、たとえ全部倒し切らなかったとしても散らしておいてその間に巣と女王蜂を処理すれば、女王蜂を失った働き蜂は放っておいてもいずれ絶えます。
なので、完封は狙わずともローリスクで致命的な部分を叩いてしまえばよいと考えていますがどうでしょうか。

あとは、その、わ、私が絶対蜂に刺されるの嫌なので危ないのはちょっと…。

ベルトルド「突然の正直」  
 

[12] エルマン・ベーク 2018/08/21-02:31

解説に書いてある事は確実にできるけど、書いてない事は当てにしない方がいい。とはあるな。
マスターによって、そこら辺が色々だけど、
風を起すではなく風圧縮してるから、この書き方だと周りに影響及ぼさないかと。

心情重視戦闘は背後が不慣れだから、経験積んでいかないとか…
心情重視でも、戦闘シーンしっかりあるパターンの方が多いから楽しいけど

>小さくて数が多いとなると洞窟内で有利に戦う方法
逃さないようにと思うなら、多少不利でも洞窟内での戦闘に1票

>女王蜂>皆で
ああ、了解。んじゃ、そんな感じで。  
 

[11] ヨナ・ミューエ 2018/08/21-00:37

あら、まあエアーズはそもそも攻撃用のアライブスキルなので鎌鼬のつむじ風みたいなものなのですかね。
わざと威力を下げて使う…なんて考えてもいましたけどそれほど拘りもないので団扇や大きな葉っぱでやりましょうか。

心情重視の戦闘はまま見ますが、こればかりは良し悪しではなく好みに繋がる話なのでこういう場ではちょっと言いにくいですね。
私達も私達ではない人も、経験を積んでいると考えていきましょう。

狭い場所を有利に使うのは、もう少し標的が大きかったらよかったかもしれませんね。
小さくて数が多いとなると洞窟内で有利に戦う方法が思いつかなかったもので…。

女王蜂はやはり出てこないと思いますよね。
働き蜂を退治した後に全員…今の所4人、で向かましょうか。魔結晶の回収もありますし。  
 

[10] エルマン・ベーク 2018/08/20-20:45

ヨナ、エアーズで洞窟へ風送り込むの難しいかもしれない。
学院みてきたけど、中にいるキラービーに攻撃する際に風が起きるかもしれないけど、ものすごい勢いで圧縮されてる…
入り口に煙の元置いて、団扇で扇ぐ方が良いかも。

エアーズ
効果:武器によって、敵に魔力攻撃によるダメージを与える。
解説:風と共に魔力を圧縮し、生み出された魔力の斬撃で敵を斬り刻む。  
 

[9] エルマン・ベーク 2018/08/20-19:13

……連投っ! というか、ダブった! ごめん!!  
 

[8] エルマン・ベーク 2018/08/20-19:12

ロスの一代目が戦闘好きな所を責められた事あるから、逆に公言するようになったな。
ここは戦闘のレスポンスが楽しいのが魅力的で、好きな理由も解り易いし好感度もてるから良いよな。
戦闘だと心情よりも行動重視で、マスタリングの処理違うと思うんだけど、返って来たリザルト見ると、
戦闘おざなりで、どうみても判定が心情重視で「こういう処理するなら日常で出してー」とお袋さん泣いた事もある。

>狭い場所
背後は接近戦キャラが多いから空飛ばれて苦労するパターン多いし、そうなると手の届く範囲にいる狭い方が得。とかあったんで。
…獲物を変えれば問題ないんだろうけど、異世界が射撃命中率が接近戦の半分だったし銃弾数も限りがあったんだ。
ルール違うんだけど、身に付いた習性……(額押さえ)
遠距離攻撃し放題なら、命中率低くても使う人増えるっつーのは、他の異世界で知ってたはずなのにな…
狭い場所で戦う長所を上げようとしたら、ここのルールに阻まれることになるとは。

>帽子
兜被ってるから大丈夫とか思ったけど、コーネリアスはともかく俺の方がベレー帽だ。
ありがとう、装備しなおした。

>女王蜂
たぶん、巣(魔結晶)を守ってるようだから、こっちから出向かないと。とはあるけど、
奥が広ければよいけど記述ないから、キラービーを倒した後に洞窟に入って行って巣を取ってくる必要性がありそうかな。
ちょっと行って来るよ。

>ファナティックのエアーズという風の魔術で煙を巣の方へ
洞窟内に思い切りタイマツ放り込むつもりだった俺がいるよ…おかげで煙と共にキラービー出てくるイメージあったんで、そうしてくれると有難いな。
>普通に団扇でも良さそう
そっちでよければ、そこらに生えてる森の葉っぱでも扇げるし…鰻が食べたくなるよな。  
 

[7] エルマン・ベーク 2018/08/20-19:12

ロスの一代目が戦闘好きな所を責められた事あるから、逆に公言するようになったな。
ここは戦闘のレスポンスが楽しいのが魅力的で、好きな理由も解り易いし好感度もてるから良いよな。
戦闘だと心情よりも行動重視で、マスタリングの処理違うと思うんだけど、返って来たリザルト見ると、
戦闘おざなりで、どうみても判定が心情重視で「こういう処理するなら日常で出してー」とお袋さん泣いた事もある。

>狭い場所
背後は接近戦キャラが多いから空飛ばれて苦労するパターン多いし、そうなると手の届く範囲にいる狭い方が得。とかあったんで。
…獲物を変えれば問題ないんだろうけど、異世界が射撃命中率が接近戦の半分だったし銃弾数も限りがあったんだ。
ルール違うんだけど、身に付いた習性……(額押さえ)
遠距離攻撃し放題なら、命中率低くても使う人増えるっつーのは、他の異世界で知ってたはずなのにな…
狭い場所で戦う長所を上げようとしたら、ここのルールに阻まれることになるとは。

>帽子
兜被ってるから大丈夫とか思ったけど、コーネリアスはともかく俺の方がベレー帽だ。
ありがとう、装備しなおした。

>女王蜂
たぶん、巣(魔結晶)を守ってるようだから、こっちから出向かないと。とはあるけど、
奥が広ければよいけど記述ないから、キラービーを倒した後に洞窟に入って行って巣を取ってくる必要性がありそうかな。
ちょっと行って来るよ。

>ファナティックのエアーズという風の魔術で煙を巣の方へ
洞窟内に思い切りタイマツ放り込むつもりだった俺がいるよ…おかげで煙と共にキラービー出てくるイメージあったんで、そうしてくれると有難いな。
>普通に団扇でも良さそう
そっちでよければ、そこらに生えてる森の葉っぱでも扇げるし…鰻が食べたくなるよな。  
 

[6] ヨナ・ミューエ 2018/08/19-20:39

本当に戦闘が好きなんですね。
私も色んなレスポンスを確かめたくて色々やってて楽しいですけど。
あ、戦闘で楽しいとか言ってはいけませんね。

普通の蜂なら炎に弱いはずですが、浄化師が駆り出されるくらいですからそう簡単にいくかは分からないです。
でも狭い場所でお互いに気を付けて戦うよりはいくばか良さそうかな、と。
働き蜂はうまく出てきてくれると予想してますが、女王蜂はどうなんでしょうね。
このへんは実際現地で様子を見てみないと何ともいえません。

>袋さんはむちゃぶり言い始めてもいるけど(顔覆い)  
ほんとに無茶ぶりでちょっと吹き出してしまいました。
蜂の毒は何度も刺されるとアナフィラキシーショックの可能性もありますしましてや魔力で強くなっているのでやはり危険ですよ。
ゴーグルと手袋と、暑いですが肌の出ない服と帽子なんかもあるといいですね。

たいまつやランタンにオイル付属してるような説明ありましたしそのオイルを利用して、
枯れてる枝(燃える用)と枯れてない枝(煙が出る用)両方集めて燃やせば煙、出るんじゃないでしょうか。
あとはファナティックのエアーズという風の魔術で煙を巣の方へ…と雑に考えてみました。
普通に団扇でも良さそうですが、なんかこう、平和な景色が浮かんでしまって。
 
 

[5] エルマン・ベーク 2018/08/19-13:46

煙対策にゴーグル、明りは通常使うランタンに、手袋も装備したし、炙り出し用に
タイマツと燃やすオイル(マッサージオイル)用意してあるし、準備もOK。
たぶん、いけると思うだけど、どうだろう?  
 

[4] エルマン・ベーク 2018/08/18-23:21

ヨナとベルトルド来てくれたか!よろしくな。
俺達の背後さん、こうギミック効かせたシナリオが好物だからなぁ
もう少し待って人の埋りを様子見とか思ってたけど、誘惑に負けた…。

>蜂は本来炎に弱く、羽が掠っただけで飛べなくなるはず
>洞窟の外まであぶりだした方が
2人分通れるから交代――って書くの忘れた。とかあったけど、良いな、その案!
接近戦メンバー多いと、飛ばれるの困るなってあったんだけど、俺は空飛べるしヨナやコーネリアスは中距離・遠距離攻撃だし、
飛べなくなるっつーなら、尚更よいかも。んじゃ、そっちの案に乗らせてもらっていいか?

>毒対策
攻撃するには先に毒の針を狙い、とりあえず長袖…教団服きっちり着込んで多少の防衛を。ぐらいか…
毒受けても任務終了まではHPもつ!とか、俺達のお袋さんはむちゃぶり言い始めてもいるけど(顔覆い)  
 

[3] ヨナ・ミューエ 2018/08/18-20:34

ヨナ・ミューエおよびベルトルド・レーヴェ。
エルマンさんとコーネリアスさんが居て少し驚きましたがよろしくお願いします。

敵が毒を使うので解毒の術を持つ陰陽師の方が居てくれれば心強いですが、無いものは無いとして注意して戦うようにしましょうか。

中で戦うのはどうでしょうね。人数が少ないならその案で構わないのですが、大勢になるようなら炎や煙を使って洞窟の外まであぶりだした方が楽に戦えるかもしれません。
蜂は本来炎に弱く、羽が掠っただけで飛べなくなるはずですが、魔力の影響でその辺も強化されているならやっかいですね…。  
 

[2] エルマン・ベーク 2018/08/18-14:11

生成のエルマンと、占星術師のコーネリアス参加させてもらうな、ヨロシク。
毒針には気をつけないとなー。子供達が逃げれる時間分は高熱まで余裕はあるか…(思案)

>洞窟は二人(成人)が並んで歩ける程度の広さ
敵が空を飛ぶので、基本1対1で挑みたいと思う。
俺が前に出て、コーネリアスが後ろから隙あれば攻撃。広さがそうないから、ほぼ俺1人で攻撃になりそうだけど。

で、奥に行くと巣があると。その中に女王蜂と魔結晶。
女王蜂は全員で挑みたいとあるので、巣は燃やして皆と囲んで攻撃したいなとあるんだけど、どうだろう?