~ プロローグ ~ |
教皇国家アークソサエティのブリテンで薬屋を営んでいるアルフは、傷口によく効くという薬を作り評判である。今回、彼は新しい薬を作るために、薬草や薬樹などを探していた。 |
~ 解説 ~ |
毒花の森での戦闘です。 |
~ ゲームマスターより ~ |
毒花の森での戦闘系エピソードです。 |
◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇ |
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■ロス おーゴブリンって有名だけど初めてみたな! ∇毒花 アルフに毒花が少ない場所を聞き 嗅覚で判別 ∇戦 盾を構え攻撃を受止めながら後ろに回られないよう一番遠い敵背後へ ティと挟み込む形に 献魂使用 回避を活かし距離を詰めて攻撃 斧は避け横に回るなら持っている側へ 地烈魔術を 複数対の時は左手で盾を構え攻撃を受止め 右手に来る敵を薙ぎ払うように攻撃 敵を仲間で囲む心がけ 敵が背後に回ろうとするなら攻撃止めて後ろへ 敵を逃さないのを第一 仲間の攻撃時には後退し攻撃の邪魔にならないように or 仲間と敵を挟み込む位置で敵の体後ろに隠れ 盾で敵の体を押しやって援護 それでも逃す場合 釣りアビリ使用釣り竿の糸で敵の体を絡め 攻撃は遠距離仲間任せ |
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【目的】 ゴブリンを確実に五体抹殺する 【行動】 敵を見つけ次第茂みに入り銃を構える 両足の間接を狙い狙撃し、移動力を削ぐ 五体撃ち抜けたら次は両手の間接を狙撃し斧を持てなくする 狙撃する時は常に移動しながら見つからないように狙撃する それでも見つかった場合地面を威嚇射撃 土煙で視界を奪ってから相手の懐に入り ゼロ距離から喉元に突き付けトリガーを引く この場合確実に仕留めるまで撃つ 【心情】 あは、なにこれ ゴブリンごときが私の仲間を 傷つけるつもりなの? 上等だわ 二度と立ち上がれないようにしてあげる ロスさん達を援護しつつ一人も逃がさないように スコア!貴方もきっちり働きなさい! 貴方も教団の一員、私の仲間なんだから |
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毒花か。常に飛んでいられればいいんだけどね。時間限定があるから戦闘ぐらいになるね。 アルフ君、危険な毒花について教えてくれると嬉しいよ。なるべく触らないよう踏まないよう人が歩いた後や道を歩いていくけどね。 ゴブリンが出れば私もヒューイも空を飛ぼうか。 ヒューイはリロード君が相手している子の足元や胸元を命中気にせず、とにかく撃って動きを止めてくれると有難いな 私はスコア君について彼が狙うゴブリンの足止めに攻撃していこうか シンティラ君が危機に陥れば私は光明真言で防御力も上げている この体をもって盾になれると思うんだがどうだろう?当然盾をもっての防御ではあるが ロス君の後ろを逃げるゴブリンはヒューイが対応するよ |
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指針:ルーシアが中距離で通常攻撃、バールは飛びながら接近、一体づつ撃破。 アルフに毒花の見分け方がわかれば教えてもらうよ。 毒を受けたら回復も頼むよ。 ルーシアの魔法を受けて怯んだ、避けた隙を狙いバールが攻撃。 逃げるゴブリンには回り込んで対処。アルフを狙うやつはバールの餌食になりましょう。 逃げる態度…なんか動きが違うとか兆候があるかな。みのがさず仕留めよう! 攻撃は回避を図りますが受けてしまったら速攻で撃破していくよ。 いざとなったら魔術真名で。 周囲の動きをみのがさずあぶれゴブリンがフリーにならないよう包囲するよう動く。 おわったらアルフの手伝いで薬になりそうな草採集。 |
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~ リザルトノベル ~ |
ブリテンの奥地に広がる大きな森。それが毒花の森である。 この森は、至る所に毒花が咲き乱れており、危険であるため一般人はほとんど入らない。毒花の森は、文字通り毒花が咲く森なのであるが、中には薬にも使える薬草や樹木などが多いのである。 アークソサエティで薬屋を営んでいるアルフは、傷口によく効く薬を作っており、それなりに名を馳せた人物である。彼は、新しい薬を作るために、毒花の森に入り、そこで薬草を採取しようと考えていた。 しかし、問題もある。毒花の森に一般人は入れない。また、モンスターが潜んでいるという情報もある。特に最近ではゴブリンが集団を作って襲い掛かってくる話も聞く。そこで、アルフは薔薇十字教団の門を叩き、薬草採取のための護衛を依頼したのである。 依頼を受け、四組のエクソシストたちが護衛に任命された。さて、無事に薬草を採取できるのであろうか? 物語は始まろうとしている――。 毒花の森は、見た目の印象は自然豊かな森である。ただ、気をつけなければならない、綺麗に見える草花にも毒があり、場合によっては致命傷にあるケースもある。 アルフを筆頭としたエクソシストたちは、アルフを護衛しながら、毒花の森の中を進んでいた。 アルフはなるべく毒花が少ない場所を教え、進んでいく。 先頭にはアルフと『ロス・レッグ』が歩き、その後ろに『リロード・カーマイン』と『スコア・オラトリオ』らが続く。さらに、『ルーシア・ホジスン』と『バール・ガナフ』がその後方を歩き、最後尾に、『シンティラ・ウェルシコロル』と、『ヒュドラ・コロレフ』、『ヒューイ・ターク』が続いた。 ロスは自慢の嗅覚を使い、毒花の少ない所を歩いている。 また、ヒュドラとヒューイは毒花に触れないように、なるべく人が歩いた後の道を歩き、細心の注意を払っている。 森の奥まで進むと、草花が生い茂る一帯に出る。アルフは辺りを見渡すと、 「ここで薬草を採取します。護衛をお願いします」 エクソシストたちは二手に分かれる。 つまり、護衛する側と、薬草採取を手伝う側に分かれたのである。 まず、ロスとヒューイ、リロード、スコア、バールの五名がアルフを取り囲むように護衛し、残されたシンティラ、ヒュドラ、ルーシアの三名が薬草採取を手伝った。 シンティラは薬草に対する知識があり、緊張しているアルフに声をかけながら、彼の持つ麻袋を持ち、薬草採取に精を出した。アルフは毒がない薬草を注意深く判断し、それをシンティラに教えた。 「毒花の見分け方はあるんですか?」 そう言ったのはルーシアである。 それを聞いたアルフは近くにあった黄色い花を指さした。 「あの黄色い花。カロライナジャスミンと言います。見た目は綺麗ですが、根や蜜に有毒成分を持つので危険です。誤食すると命の危険もあります。見分け方は根っこですかね、茶色くなって毒のある雰囲気があります」 ルーシアは深く頷き、それに合わせてシンティラとヒュドラも納得の表情を浮かべる。 一方護衛をするエクソシストたちも細心の注意払っていた。 ロスは敵が来ないか確認し、リロードとスコアも武器を携え警戒を強める。さらに、ヒューイとバールが目を凝らしていた。 「情報によると、この森にはゴブリンがいるらしい」 と、スコアが呟く。 それを聞いたリロードは高らかに宣言する。 「ゴブリンごとき、アタシが粉砕してあげるわよ。どっからでもかかってきなさい」 「張りきってるね。僕も働くよ」 そのまま時間が過ぎれば問題はない。 しかし、魔の手はすぐそこまで迫っていた。森の奥から、手斧を抱えたゴブリンらが五体、エクソシストたちの前に現れた。 「ティ、薬草採取は中止っ。戦闘の時間だっ!」 ロスの言葉を受け、エクソシストたちにも緊張が走る。 スコアが一旦アルフの元へ行き、自分たちの後ろにいるように指示を出す。 アルフは驚いていたが、速やかに指示に従う。 ● まず動いたのはゴブリンたちであった。 彼らは戦闘に慣れているのか、チームを組んで攻撃してくる。横に並びながら、手斧を振り下ろしてくる。 ロスが盾を構え、攻撃を防御。攻撃を受け止めながら、後方に回られないように、一番遠い敵をシンティラと一緒に挟み込む。シンティラは足元に生えている毒花を符による攻撃で一掃すると、次はゴブリンに向かって攻撃を放つ。 リロードはライフルを構えワーニングショット。 魔力を込め威力を上げた一撃は、ゴブリンの膝関節を撃ち砕く。 「ギャウッ!」 膝関節を撃ち砕かれ悲鳴を上げるゴブリン。 だが戦意は落ちていないのか、憎々しげな視線を向けて来る。 リロードは追撃を加え止めを刺そうとするが、そこに一体のゴブリンが襲い掛かろうとした。 しかしヒュドラが前に立ち塞がる。 「おっと、させないよ」 ゴブリンの前に立ち、妨害するように立ち回る。 「ギャギャッ!」 邪魔なヒュドラを薙ぎ払うようにゴブリンは武器を振るうが、回避に徹したヒュドラを捕えることが出来ない。 ゴブリンがヒュドラにより抑えられている間、それに気付いたリロードは言った。 「あは、なにこれ。ゴブリンごときが私の仲間を傷つけるつもりなの?」 すぐに射線がヒュドラと被らないよう移動するとライフルを構える。 「上等だわ。二度と立ち上がれないようにしてあげる」 二撃目のワーニングショットを、ヒュドラに襲い掛かっていたゴブリンの膝関節に撃ち放つ。 「ギイィッ!」 狙いは命中。その瞬間、ヒュドラはゴブリンから距離を取る。 「お見事」 リロードの活躍に感嘆の声を上げ、次いでパートナーであるヒューイに視線を向ける。 「…………」 ヒューイは、「任せて」とでも言うようにヒュドラに視線を一瞬送ると、リロードにより膝関節を撃ち砕かれ動きが鈍ったゴブリンを標的にする。 ヒューイはヒュドラから、リロードが相手どったゴブリンの足元や胸元を、命中を気にせず、とにかく撃って動きを止めるよう提案されていた。 それをこなすため、しっかりと動いていくヒューイ。 一連の動きを見ていたスコアは、危なげなく立ち回りながら心の中で呟く。 (みんな頑張ってるなー。あー、リロードも張りきってるね) そんなスコアに気付いたのか、リロードは声を上げる。 「スコア! 貴方もきっちり働きなさい! 貴方も教団の一員、私の仲間なんだから!」 (僕必要無いと思うんだけど、働かないと怒られるからちゃんと働きまーす) 口に出したらリロードに怒られそうなことを思いつつ、スコアは動く。 アルフを背後に庇うように位置取りながら、ゴブリンを一体も逃がさないように、全体の把握に動いていた。 リロードのライフルの連続攻撃により二体のゴブリンの膝関節を砕いた。しかし残りのゴブリンたちは奮い立ち、一斉に躍りかかってくる。 ゴブリンたちは二手に分断された。傷を負ったゴブリンたちは、苦痛に顔を歪め、後方に下がり、残った三体にゴブリンが手斧を使って襲い掛かってくる。 ここで動いたのは、ルーシアである。 彼女はパートナーであるバールの傍に寄ると、社交ダンスをするように密着して魔術真名を唱える。 「レッツ究極♪あるてめっと?」 これにより魔力は本来の生成量まで一気に膨れ上がる。 そのまま魔術による攻撃。その攻撃が三体のゴブリンたちに注がれる。ゴブリンたちは、ギリギリのところでそれをかわす。 「ギャギャ!」 ルーシアの攻撃は外れたが、バールが補助する。ウッドアックスでゴブリン一体を吹き飛ばす。同時に、ゴブリンの右腕を切り飛ばした。 それでもゴブリンは引き下がらない。残ったゴブリンたちは、盾を持つロスに向かって襲い掛かってくる。ゴブリンによる斧の攻撃が放たれる。 瞬間、ロスは攻撃を盾で受け流し、さらに「献魂一擲」を使用。反撃を繰り出す。 「俺も負けてられねぇな。反撃するぜっ!」 と、ロスは高らかに宣言をする。 ゴブリン一体が「献魂一擲」を食らい、後方に吹き飛ぶ。 「ギャギャ!」 ゴブリンは今完全に分断された。 膝関節を砕かれたゴブリンが二体。右腕を切り飛ばされたゴブリンが一体。ロスの攻撃のより吹き飛ばされたゴブリンが一体。無傷で残っているゴブリンは一体である。 無傷のゴブリンが、ルーシアに襲い掛かる。 ルーシアは迎撃するが、斧の一撃を軽く受けてしまう。 (ちっ! 油断しちゃったわね。でもまだいけるか……) ゴブリンの斧には毒が塗られている。ルーシアの体に毒が回るが、まだ致命的なダメージではない。彼女は毒を気にせず、魔術攻撃を放つ。 「私の攻撃を受けてみなさい!」 鋭い閃光が辺りを貫き、魔術攻撃がゴブリンを砕いた。まずは一体撃破。残るゴブリンは四体。それも手負いのゴブリンである。 形勢は完全にエクソシスト優位。 膝を砕かれたゴブリン二体は、形勢が悪いと見るや足を引きずって逃げようとした。 「ギャギャギャッ!」 ゴブリンらは悲痛な叫び声をあげる。 ヒューイがすぐに対応する。逃げられぬと悟ったゴブリンは悪あがきで攻撃を繰り出す。力のない攻撃であるが、手斧には毒が塗ってあるため、その毒がヒューイに右腕にかかった。 彼もまた毒に侵される。 「……」 ヒューイは無言で顔を歪める。まだ、毒の影響は少ない。しかし、放っておくのは危険である。彼の右腕は毒によるダメージで赤く腫れあがり始めた。 ヒューイは右腕の痛みに耐えながら、ショットライフルで反撃。同じ武器を持つリロードに親近感を覚えながら、彼は気に入っている武器でゴブリンを狙撃した。 ゴブリンを倒す。その心意気はある。その思いが通じ、ヒューイの一撃はゴブリンの体を打ち抜いた。二体目を撃破。残るゴブリンは三体である。 仲間の攻撃時、ロスは後退していた。彼が後退する理由は、二つあった。一つは味方の攻撃を邪魔しないため。もう一つは、自らが毒の餌食になったのを悟られないため。彼は毒花の棘に刺さり、体に毒が回っていた。少しだがめまいがする。このままでは戦闘は難しいかもしれない。 一旦後方に引いたロスの姿を、シンティラは確認していた。彼女はロスの元に寄ると、 「ロスさん、もしかして毒に?」 「あぁそのようだ。油断しちまった」 「動かないでください。治療します」 そう言い、シンティラは「四神浄光・壱」を使い、ロスの毒を治療する。 たちまち、ロスの毒状態が回復していく。続けて「天恩天賜」を使い、体力を回復。ロスは元気を取り戻す。 「すまねぇ、ティ。助かった」 「いえ。まだ戦えますね」 「あぁ大丈夫だ」 ロスの治療をしたシンティラは符による攻撃を放つ。命中率よりも可能な限り多く攻撃を繰り出し、敵を混乱させる。狙いは胴体だ。 エクソシスト優勢に戦闘は進み、残ったゴブリン三体は逃走を図ろうとする。 俊敏に動いたのは、バールによって腕を切り飛ばされたゴブリンである。両足が無事であるため、まだ、俊敏に動けるのだ。 そんな手負いのゴブリンが逃げないように、バールが包囲する。逃げきれぬと悟ったゴブリンはバールに食らいつく。斧による攻撃が放たれるが、腕を切り飛ばされ、錯乱しているために滅茶苦茶である。バールは攻撃をかわし、ウッドアックスで反撃。ゴブリンの胴体を切り裂く。 しかし、ゴブリンは死んでいなかった。胴体を裂かれながらも、よろよろと逃げようとしている。 「ギギギ……」 それを見たシンティラが符による攻撃でとどめを刺す。三体目撃破。 ヒューイは少しずつ毒によるダメージを受けていた。残るゴブリンは二体。まだ、倒れるわけにはいかない。執念で彼は戦闘に赴いていた。 残っているゴブリンは二体である。それもリロードによって膝を砕かれた手負いのゴブリンだ。残されたゴブリンは、完全に戦意を喪失しており、のろのろと足を引きずって逃げようとしている。 しかし、エクソシストたちは逃がさない。ヒュドラがゴブリンの足元に、符による攻撃を放つ。リロードが狙いを定めやすいように、ゴブリンを足止めするのである。ゴブリンたちは足止めをくらい、その場で慌てふためている。 それでもゴブリンらは逃げようとしている。逃げるという本能がゴブリンらを奮い立てている。ヒュドラはスコアと協力し、ゴブリンが逃走しないように取り囲む。 (ロス君達は体力があるから任せて大丈夫かな? スコア君は逃がさないように追いかけるから一緒に行こう) そう考え、ヒュドラはゴブリンたちを追い詰める。 さらに、先程ゴブリンを倒したシンティラも微動せずに、ゴブリンに接近し、符による攻撃を放つ。完全に形勢はエクソシストたちに傾いている。ゴブリン討伐も時間の問題であろう。 「逃がしません。ここで食い止めます」 シンティラは念じるように呟き、一気に畳みかける。 「ギャギャ!」 しつこく逃げようとする、ゴブリンたちであったが、脚に傷を負っているため、上手く逃げらない。のろのろとした緩慢な動きで逃げようとしている。 それを見たスコアが木の杖による魔術攻撃を放ち、ゴブリンらの足場を崩す。 ゴブリンらは足を取られて体勢を崩した。 この隙をリロードは逃さなかった。俊敏に動き、ゴブリンたちとの距離を詰め、ほとんどゼロ距離の射程でブロンズライフルを、ゴブリンの喉元に突き付けた。 「これでおしまいよ! 覚悟しなさない」 そして、そのまま引き金を引く。鋭い炸裂音が鳴り響き、ゴブリンを吹き飛ばす。まずは四体目を撃破。リロードは続けて、横にいた最後のゴブリンに狙いを定めて、ブロンズライフルを打ちぬく。 再び、銃声が鳴り響く。弾丸はゴブリンに直撃し、体を吹き飛ばした。ライフルの一撃がゴブリンを完全に砕き、これで勝負は終わった。無事五体目を撃破。つまり、すべてのゴブリンを倒したのである。 「戦闘が終わったようだね。傷ついた仲間を回復させよう」 スコアはそう言い、アルフから毒消し薬を譲り受け、ヒューイを治療した。 ヒューイは毒が回っていたが、それほど時間が経っていなかったため、毒消し薬での治療で問題なく回復できたようである。 「……」 問題ないと言わんばかりの表情で、ヒューイは笑みを浮かべる。 ルーシアも毒によるダメージを受けている。今回一体のゴブリンを撃破し、活躍したルーシアであったが、毒により傷ついている。 それを見たバールは、アルフから毒消し薬を貰い、ルーシアの元へ向かう。 「るー大丈夫か?」 「大丈夫よ。これくらい」 「とりあえず、毒消し薬を貰ったから治療しよう」 そう言い、傷口に毒消し薬を塗り、毒による治療は完了である。 ゴブリン一体の能力はそれほど高いものではないが、今回は五体いたこともあり、それなりにエクソシストたちは疲弊していた。 アルフは持ってきた傷薬をエクソシストたちに与え、さらに、シンティラが残った魔力で仲間たちを「天恩天賜」で回復させていた。 戦闘後のダメージも少しずつではあるが回復している。 それぞれのエクソシストたちの活躍により、致命的なダメージを受けずに、事態を収拾できたようである。 ● ゴブリンたちの脅威がなくなり、安心して薬草採取ができるようになったアルフは、速やかに薬草を集めていく。 ルーシアやバールがそれを手伝い、他のエクソシストたちも、アルフの指示の元、薬草採取に勤しんだ。 「エクソシストの皆さん。今日はありがとうございます。これで優れた治療薬ができそうです」 アルフがそう言い、エクソシストたちの任務は完了した――。
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*** 活躍者 *** |
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[7] ルーシア・ホジスン 2018/09/07-23:34
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[6] ロス・レッグ 2018/09/07-21:04
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[5] ヒュドラ・コロレフ 2018/09/07-20:13
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[4] ロス・レッグ 2018/09/04-22:16
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[3] リロード・カーマイン 2018/09/04-21:12 | ||
[2] ロス・レッグ 2018/09/04-03:44
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