ドラゴンと模擬決戦
普通 | すべて
1/8名
ドラゴンと模擬決戦 情報
担当 内山健太 GM
タイプ ショート
ジャンル 戦闘
条件 すべて
難易度 普通
報酬 ほんの少し
相談期間 4 日
公開日 2018-10-11 00:00:00
出発日 2018-10-18 00:00:00



~ プロローグ ~

「なぁ、人間って本当に強いのか?」
 そう言ったのは、竜の渓谷にいるドラゴンである。
 竜の渓谷――。
 「ドラゴンの最期の地」と呼ばれる自然豊かな渓谷で、ドラゴン達が穏やかに生活をしている場所である。
 時刻は午後九時を少し回ったところ。すでに渓谷は静まり返っており、時折吹く風が妙に心地いい。
 ドラゴンの横には、一体の老ドラゴンの姿があるこのドラゴンこそ、竜の渓谷に住まう老ドラゴンである。
 老ドラゴンは少し考え込んだ後、切れ長の瞳を空に向けながら質問に答える。
「人間は強いかか……。それはお主の方が詳しいのではないか?」
 すると、ドラゴンは笑みを浮かべ、
「俺の方が詳しい? なぜそんな風に言う?」
「人間は時としてドラゴンを襲う。それはお主も知っているだろう」
 ドラゴンは魔術の道具として利用できる側面がある。
 基本的に、この竜の渓谷は関係者以外立ち入り禁止されているが、中にはその掟を破り、ドラゴンの密猟を試みる不届き者がいるのも事実である。
 人間の中には、ドラゴンを捕獲し、魔術道具にしようとしている。中には腕の立つ魔術師もいて、ドラゴンを苦しめるのだ。
 その事実を、老ドラゴンは知っている。だからこそ、頭を悩ませているのである。
「確かに人間がドラゴンを捕獲しようとしている事実を知っている」
 と、ドラゴンは告げる。
 その発言には全くうぬぼれが感じられずに、極々自然である。
 「なら」老ドラゴンは言う。
「人間の能力を知っているだろう。人間の存在は確かに脅威だ。しかし、ドラゴンには遠く及ばない。それが人間の限界だろう。
 もちろん、子供のドラゴンが狙われる場合は別だ。子供のドラゴンは戦闘力が低いから、人間に殺される場合もある。
 だが、お主は別だろう。お主は強いドラゴンだ。人間に遅れは取らない」
「もちろん、それはわかっている。俺は人間には負けない。だがな、気になるんだよ。本当に俺よりも強い人間がいないのか? ってな……。
 どこかに俺を負かすような人間がいるのではないか? そんな風に感じるのだ」
 ドラゴンの思惑が、いまいち見えてこない。
 老ドラゴンは眉根を寄せながら、どう答えるべきか迷っていた。
 このドラゴンと付き合いは長い。しかし、すべてを知っていると言えばそうではない。
 このドラゴンは穏やかな性質を持っているものの、戦闘能力は高く、老ドラゴンも一目置いているのである。
「お主は何が言いたいのだ?」
 老ドラゴンは正直に告げる。
 すると、ドラゴンはケラケラと笑い、大きな体を揺り動かした。
「俺の望みは一つ。強い人間と戦いたい」
「強い人間と? なぜ戦う?」
「人間の戦闘力を見てみたいんだ。奴らの中には魔術が使える者もいる。そういった人間の中には、俺よりも強い奴がいるんじゃないのか?
 俺は自分の力を試していたいのだ。本当に強い人間に勝てれば、俺はこの渓谷を守り抜ける。
 管理するのはお前の仕事でもあるが、ドラゴン自身も戦うべき時があるのだ」
 竜の渓谷は基本的にリントヴルム一族と、その協力者であるデモンが中心に守護しているものの、彼(ドラゴン)も、防衛活動に携わっているのである。
「なるほど。私はお主が人間に後れを取るとは思えない。しかし、自分の力を試したいという気持ちは理解できる。よろしい。一つ骨を折ろう」
「相手を探してくれるのか?」
 と、ドラゴンは興味深そうに告げる。
 老ドラゴンは一呼吸を置くと、ゆっくりとドラゴンを見つめた。
「薔薇十字教団。お主も知っているだろう?」
「エクソシストか……。まぁそれなりに知っているが」
「エクソシストは強力な能力を持つ。お主の相手としては不足ないだろう。連絡については、ワインドに相談をして、教団に連絡してほしいと頼んでみよう。
 ドラゴンを手合わせしてみたい人間を募集する。いくらか集まるだろう。戦う場所は草原がいいだろう。広々として模擬決戦にはうってつけだ」
「エクソシストと戦闘か……。それは楽しみだ」
「満足か?」
「うむ、自分の力を試せそうだ。これはお互いにとっていい訓練になるだろう」

 ドラゴンとエクソシストの戦闘。
 模擬決戦という名目であるが、激戦が予想される――。


~ 解説 ~

 竜の渓谷にいるドラゴンとの模擬決戦です。
 強敵であるドラゴンは、エクソシストの可能性を見るために、戦闘を望んでいます。
 ドラゴンとの戦闘を楽しみましょう。

【基本情報】
〇体長:20メートル
〇体重:1トン
〇攻撃方法:羽ばたき、砂嵐、かみつき、尻尾で叩く、火を噴く
〇魔力属性:火

 今回の相手のドラゴンは戦闘経験も豊富であり、かなりの強敵です。一対一では勝ち目は薄いと言えるでしょう。協力し合い攻略を試みてください。
 ドラゴンは巨大であるため、それほど俊敏性はありませんが、その分、力が強力です。また超高温の火を噴くので細心の注意が必要です。
 ドラゴンの攻撃は強力であり、エクソシストが吹き飛ばされて戦闘から離脱してしまうケースもあります。
 そのため、全員が吹き飛ばされてしまわないように味方同士を分散させる必要があります。
 また、回復役の人間も複数用意するとよいでしょう。
 回復役の人間が一人であった場合、その人物が吹き飛ばされると回復を担う人間が一時的にいなくなってしまいます。

【勝負に判定】
 勝負の判定方法はどちらかが「参った」と言うか、気絶し戦闘不能になるまでです。
 模擬決戦という名目なので、命のやり取りは行われません。
 ドラゴンの弱点についてですが、基本的に弱点はありません。
 ただ、今回のドラゴンは物理的な攻撃よりも魔術による攻撃の方が効果的のようです。
 物理的な攻撃も全く効かないわけではないので、魔術と武器による攻撃を上手く織り交ぜながら攻略を試みてください。

【戦闘舞台】
 戦闘の舞台は草原です。広々とした草原であり、周りに遮蔽物はありません。
 そのため、単純にドラゴンとの戦闘を展開できます。広い草原であるため、障害物がないため、
 身を隠すことはできませんが、強い魔術を発動させても、辺りに影響を与えないので、存分に力を発揮できるでしょう。


~ ゲームマスターより ~

 ドラゴンとの戦闘エピソードを企画しました。
 竜の渓谷にいるドラゴンと腕試しができる貴重な機会ですので、奮ってご参加ください。
 今回の敵であるドラゴンは非常に強敵ではあるのですが、エクソシストが力を合わせれば十分攻略は可能です。ドラゴン自身も強い人間を求めているので、戦闘を楽しんでください。
 激戦が予想されますが、皆さまのプランを織り交ぜつつ、読み応えのあるリザルトノベルを心がけますので、宜しくお願い致します。



参加者一覧
ルーノ・クロード
男性 / ヴァンピール / 陰陽師
ナツキ・ヤクト
男性 / ライカンスロープ / 断罪者



作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2018/10/07-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[2] ナツキ・ヤクト 2018/10/16-23:15

ドラゴンとの模擬戦か!よーし、やってやるぜ!

一応効きやすいのは魔術攻撃だけど、物理攻撃も注意引き付けたりとかやり方次第って感じだよな。
せっかくの模擬戦だし、色々試してみるか!