~ プロローグ ~ |
今回は現地調査、とロリクが告げた。 |
~ 解説 ~ |
時間帯による海と空の変化 |
~ ゲームマスターより ~ |
海が近いので、よく冬に海に行きますが、なんともきれいです。 |
◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇ |
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■調査 Aで調査 二人で海を見てワイン作りに参加 ■海 リール:きれいな色!でもちょっと寒…あっ、鳥が何か落としたよ!(海辺に駆け寄る ユキノ:甘い香りは花の香りのようですね(細かくメモ ■ワイン作り リールはワイン作りに興味津々 調査をしなければならないのに、と躊躇うユキノをリールが説得し一緒に参加 リール:現地のイベントに参加するのも調査の内だよ! ユキノ:…なるほど、一理あります リールは楽しくユキノは真剣に、ワイン作りを終えて少し休憩 リール:お酒が飲めるようになったらまた来ようね、今度は遊びで。 ユキノ:遊び、ですか? リール:うん、どんなワインができるのか味見してみようよ! ユキノ:…はい。楽しみです、とても。 |
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A:まずは街で聞き込み。楽しげではありますが目的現地調査ですから イザークさん、ワインづくりやりたいんでしょう?どうぞ。 多分こういうの好きそうだなって(苦笑) その間私は調査…私も一緒にですか? ええっ本当に訓練になるんですかっ!? D:流星群すごいですね…調査をする手が止まってしまいそうです 私ですか?……苦しむ人が少しでも癒やされますように、でしょうか 私は自分の事の大半は自分でできますから もちろん努力は怠ってはいけない けれど、来年も共にいれたらいいと こんな私にそう言ってくれた事がうれしい ……イーザ・イーザ・イーザ 欲張りかもしれないけれど、 イザークさんへの返答のように小声で流れ星に祈る。 私の、願い。 |
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~ リザルトノベル ~ |
●さざなみ やくそくを 冬の海は荒れやすい、と誰かが口にしていた。 『リール・アスティル』の瞳に広がる海は満ちては引いての潮騒、そして、つんとする潮の香りを漂わせている。浜辺は見渡す限り、白い砂ばかりで、強い風が吹くと寒さに震えてしまいそうになる。 「ひゃう」 「寒いですね」 『ユキノ・スバル』が小さな声を漏らす。 二人の長い髪は風に揺れて、広がり、乱れてしまう。リールは慌ててスカートをおさえて、震えるのに、ユキノが上着を広げてくれた。 「どうぞ」 「あ、ありがとう」 リールもユキノの上着のなかにもぐりこみ、寒さに尻尾も震わせた。 「海ってきれいな色! でもちょっと寒い」 「冬の海は海できれいですが……夏に来たかったですね。夏はもっと、あたたかいですよ」 「泳げたらいいのにね」 「ベリアルのこともありますからね」 無邪気なリールにユキノは苦笑いした。 「あ、あれ」 「花ですね」 事前に説明があったように海へと目を向けると、いくつもの花がぷかぷかと浮かんでいる。 「……あっ、鳥が何か落としたよ!」 二人の目の前でも一羽の鳥がぽとりと水面に花を落としていく。花は波に乗って沖へといくもの、砂浜へと元ってくるものもある。 二人は寒い、寒いと震えながらも湿った波先へと近づいた。 流れ戻ってきた花が列になっている。さながら花の小さな道――その前に二人は屈みこむ。 「甘い香りは花の香りのようですね。この花は、なんの花でしょうか」 ユキノは真面目に調査するつもりだ。そのため花を指でつまむとしげしげと見つめる。 「花の種類はいろいろとあるみたいですね」 「そうみたい、わぁ、きれい」 赤、青、黄色……季節が冬へと差し掛かったのに鮮やかな色の花が多い。 「一つか、二つ持ち帰って、あとで調べ……リール?」 リールは集めた花をせっせっと編みこむ。 花冠というと少し小さいけれど、色鮮やかな花が集まるとそれだけで華やかだ。 「はい。ユキちゃん」 「……え、あ、はい」 差し出されたそれを両手で受け取ろうとすると。 「少し屈んで」 「え? はい」 屈むとそっと頭の上に花冠がのせられた。 「あ」 「ユキちゃんの黒髪にすごく合いそうだって思ったの!」 「リールったら」 寒いはずなのに、頬が、少しだけ熱を覚えたユキノは、それを隠すように頬に手をおいて呆れたような少しだけ怒ったような顔をするが――失敗してしまう。 「えへへ。お姫様みたいですごくかわいい」 「ち、ちゃんと調査を」 「うん。わかってるよ! けど、ユキちゃんに似合いそうだなって……花を持ち帰るなら、こうして編み込んでおくとすごく楽でしょ? ちゃんと調査できてるよ、大丈夫大丈夫。ロリクさんだって楽しんで来いって言ってたもん!」 リールの可愛らしい主張にユキノは反論しようとしてやめた。唇がつい緩んでしまう。 確かに美しい冬の海は――少しだけ寂しいが、それを感じさせない神秘と美しさが広がっていた。 「まるで鳥がお別れしてるみたいだね」 「……ええ」 「また、戻ってくるからってお花を落とすのかな?」 「そうかもしれませんね」 二人は顔を見合わせて遠くへと向かう鳥を見送った。 二人はそのまま街へと戻ると、アコーディオンの音色が聞こえてきた。それにリールの耳と尻尾が興味津々にふるふると震える。 「なにかな?」 「え、あ、ちょ」 リールはユキノの手をとり音楽の方向へと駆け出す。 大きな木でできた盥のなかにスカートを持ちあげた娘たちが楽しそうに踊っている。それに合わせてアコーディオン弾きが陽気な曲を鳴らす。 あははは、うふふふ、楽しそうな笑い声。 少しばかり気の早い人々はワインを飲んでほろ酔い気味だ。 「わぁ!」 リールは目を輝かせる。 「参加してみよう!」 「けど、私たちは調査にきていて」 「現地のイベントに参加するのも調査の内だよ!」 輝く瞳でずいっと迫られてユキノはちらりと楽しそうなワイン作りに視線を向ける。楽しそう……。 「……なるほど、一理あります」 「やった! すいませーん、参加しますっ!」 楽しそうに声をあげるリールにユキノはつい目尻が緩んだ。 快く参加が認められ、二人とも素足になる。スカートの先を持ちあげて蒲萄のなかへと足をつっこむ。 「わぁー、つめたい!」 リールはすでに笑顔だ。 「こ、転んでしまいそうですね」 教団制服を長い袴状にアレンジしているユキノは腰につけている金のチェーンでうまいこと、長い生地を留めて膝くらいまで足を出す。あまりしないことに少しばかり戸惑い気味だ。 「じゃあ、楽しんでね!」 とアコーディオン弾きが声をかけてくるのに。 「はーい!」 「は、はい!」 二人が返事をすると、曲が流れ始める。 緩やかなはじまりに、慣れた現地の娘たちは笑いながら片足を大きくあげる。 「えーと、こう!」 リールはすぐに彼女たちの動きにあわせて片足をあげ、さらにステップを踏む。転ばないように、と横にいた娘たちが手をとったりするのにすぐに笑顔で答える。 「楽しいね、ユキちゃん! ……ユキちゃん?」 「え、あ、え?」 片足をあげ? 次は? 真剣に取り組むユキノは目を白黒させて動きもぎこちない。 傍にいる娘たちもくすくすと笑っている。 「ユキちゃん、そんな真剣に……! 楽しむのが一番、大事なのはノリだよっ!」 リールが声をかけると。 「音楽に合わせて踏むというのは難しいですね。ノリ……? が、頑張ります」 「頑張らなくていいんだよ! ほら、手をとって! 楽しもう!」 「リール、こうですか?」 手を重ね合わせる。すると曲のリズムがはやまっていく。周りの娘たちが、ハイ、ハイと元気な声をあげ、手を叩く。 「ほら! ユキちゃん!」 「リール!」 二人は手を叩く。 大きく足をあげて、楽しそうに笑って。 服に果実汁が少しばかり散るのも気にせず、足がとられそうなのも、リズムがあわないのも、最後は娘たちと腕を組んで両手をあげる。 「あははは! 楽しいね!」 「は、はい!」 一旦作業を終えて二人は息を整えるためにも休憩にはいる。喉を潤す果汁のジュースが配られ、それを飲む。 寒い、寒いと思っていたが今は汗をかいて疲れ果てていた。 「調査で来たというのにすっかり観光してしまったような……」 海の美しさ、そしてワイン作りとは貴重な体験をしたが、なんだかんだと楽しんでしまった。 横にいるリールは耳をぴこんと動かした。 「楽しかったならいいんだよ! ねっ」 「……そうですね。報告書、がんばらないといけませんが」 「う」 ユキノの言葉にリールはこのあとの報告書作成を考えたのか少しだけ顔を渋くさせた。だが、すぐに。 「今回はお仕事だけど、お酒が飲めるようになったらまた来ようね、今度は遊びで」 リールの申し出にユキノは目を丸めた。 「遊び、ですか?」 「うん、今日のはすぐにワインになるわけじゃないんでしょ? 少なくとも来年まで寝かせるんだって! どんなワインができるのか味見してみようよ!」 リールは名案を思い付いたとばかりにユキノの手をとって、続ける。 「おじさんにいったら、じゃあ、とっておくよって、言ってくれたんだよ! 一本だけ! ワイン作りに参加した記念に、ちなみにこれ!」 差し出された瓶とペン。 「二人の名前をかいておいてっていわれたの」 今の二人は十五歳だ。最低でも四年は飲めない。そんな先のことなのに、リールは楽しそうに提案してくる。ユキノは胸の奥から広がるぬくもりにゆるゆると微笑んだ。 二人はそれぞれ瓶に名前をかく。 それをユキノはしげしげと眺めた。 「楽しみだね! お酒が飲めるようになったらまた来ようね! 忘れちゃダメだよ、絶対だよ!」 「……はい。楽しみです、とても」 屈託のないリールの申し出にユキノは眩しいものを見たように目を細めて、頷く。 「遊びの約束をするのは初めてで、不思議な気分です」 「不思議?」 「はい。あ、決して嫌ではなく……その、嬉しいです。数年後の約束が、今からとても楽しみな程」 はにかむユキノにリールは耳の先から尻尾の先の毛が粟立つほどの喜びに震えた。 「私も! 私も楽しみだよ! すごくすごく!」 「はい。絶対にまた来ましょう」 「うん!」 笑顔で約束を交わす。 ずっと先のようで、そこまで先じゃない未来。二人でまたここへときて、二人で作ったワインを飲む。ささいなことだが、とても大切なことのように今の二人には思えた。 ●ほしにねがいを 「人が大勢いるな、あれは……?」 『イザーク・デューラー』が紫の瞳を細める横で『鈴理・あおい』もマヤを抱えて人々の隙間からその様子を見た。 「ワイン作りみたいですよ」 ヴァイオリンの音色に合わせて若い娘や男が踊っている。 「ワイン作り……現地調査のレポートにもあったな」 「はい。受付で聞きましたね」 イザークがそわそわしているのをあおいは感じ取った。 「イザークさん、ワインづくりやりたいんでしょう? どうぞ」 「え、あ」 イザークが視線を彷徨わせたあと。 「……大分あおいには考えを読まれてしまってるな」 照れたような言葉にあおいは目尻を綻ばせて苦笑いした。 「多分こういうの好きそうだなって」 イザークはいつも真面目でクールなところもあるのだが、実はこういうお祭りごとが好きなのは浅くない付き合いでわかってきている。なにより、彼の翼が先ほどから好奇心からそわそわしている。 「OKがでたならやってみよう」 嬉しそうに笑ってウィンクするイザークにあおいは頷いた。 「はい。その間私は調査を」 「あおい」 真剣な声でイザークに呼ばれて、昼間出来る調査は他になにがあったかと考えていたあおいは目を瞬かせる。 手が差し出された。 「あおいも一緒にどうぞ」 「私も一緒にですか?」 あおいは戸惑いがちに差し出された手を見つめる。イザークがさらに手を伸ばして、あおいの手をとった。 「俺のスキルは二人で踊るものがある。それはパートナーと息の合ったダンスあればこそのものだ。その訓練も兼ねれば一石二鳥ということで。すまない! 俺たちも参加していいだろうか」 「ええっ本当に訓練になるんですかっ!?」 イザークに強引に誘われてあおいは戸惑いがちについていった。 大きな木製の盥のなかで二人は向き合う。あおいがこわごわしているのに、イザークが両手をとって導いた。 ヴァイオリンの音楽に二人ペアで彼らは踊り始めた。足を高くあげ、手を叩く。そして腕をくんで円になって踊る。足で踏む蒲萄の果汁が飛ぶのも気にせず、笑いあう人々を尻目にあおいは緊張してかちんこちんになった。 「え、え、えっと?」 「あおい、こうだ」 イザークがリードする。片足をあげて、手をあわせて踊る。果実の柔らかさに足をとられそうになるあおいをイザークの腕が優しく支える。 顔が間近に迫る。 「あ」 あおいは真っ赤になってイザークの、美しい目と向き合う。 「少しダンスのふりが違っても楽しめばいいはずだ」 「え、あ?」 「俺にリードさせてくれ」 「は、はい!」 腰を抱かれ、足をあげ、二人は寄り添って踊る。 ヴァイオリンの高くすきとった音にあわせ、手を重ね、身をふる。はじめは緊張していたあおいはイザークの見事なリードに合わせて体を動かす気持ちよさを覚えた。 「どうだろうか?」 「はい。楽しいです……あ、いえ、ちゃんと訓練になってますか?」 「ああ、もちろんだ」 笑顔で請け負うイザークにあおいは引き締めた顔がどうしても緩みそうになってしまった。 ダンスのあと、二人は果汁のジュースをいただき、夜に流星群が見える正確な場所を村人たちから聞いた。 冷え込むことも考えていると村人が毛布など貸してくれるという、それにあたたかな飲み物なども持っていくといいと言われてあれこれと準備することができた。 夜。 二人は貸してもらった防寒装備で身を震わせながら海岸へとやってきた。 灯が必要かと思ったが、村人たちがそういうものは持っていかないほうがいいとアドバイスしてくれたのに、素直に従った。真っ暗ななかを進むのはなかなかに怖かったが、それもすぐに目が慣れて、浜辺に来ることができた。 さざ波の静かな音に少しだけ冷たい風。 二人は身を寄せ合う。 息を吐くと、それだけで白く凍る。寒さに手先、足先がかじかむほどだが、すぐに二人はその寒さを忘れることになる。 「わぁ」 声をあげたのはあおい。その横にいるイザークも声に出さず、息をのむ。 深い闇に輝く七色。 オーロラ……に似た現象とは聞き及んでいたが、それはまさにオーロラのようだった。 鮮やかな色を奏でるように闇を染めている色。 なににたとえたら、いいのだろうか――子供が好き勝手に絵具をばらまいたような、または夢や希望を広げたような。 たぶん、あおいはこんなにも美しいものを見たことがない。ちらりとイザークを見ると彼も見入っている。 美しいものを二人で見つめる。 「あおいと、二人でこんな美しいものが見れてよかった」 「……はい。私も、イザークさんと一緒でよかった」 そのあと二人は声もなく、空を眺めた。時間が経過し、寒さがさらに増して、色がどんどん闇へと吸い込まれていく。 不安を覚えたあおいがイザークを見つめる。イザークもこくんと頷く。 闇。 そしてぱっと弾けた光が二人の前に現れる。光が現れたと思えば弾け、走り出す。円をかくようにいくつも。 光は流れては消えて、弾けて、また走り出す。いくつも、いくつも。まるで光の雨のようだ。 「流星群すごいですね。調査をする手が止まってしまいそうです」 「ああ。世界の、生まれる姿のようだ……これだけ流星があれば色々願えそうだな。あおいだったら何を願う?」 イザークが少しだけ悪戯ぽく微笑んで聞いてきたのにあおいは目をぱちぱちさせ、少しだけ悩んだ。 「私ですか? ……苦しむ人が少しでも癒やされますように、でしょうか?」 「予想がつく答えだった、自分に対しての願いはないのかい?」 「私は自分の事の大半は自分でできますから」 イザークが苦笑いする。あおいらしい、と言葉ではなく、微笑みで語られる。あおいはつい照れて頬が赤く染まるのがわかった。 「イザークさんは?」 「俺の願い事……」 遠い、どこか、大切なものを置いてきた場所を思うように彼は目を細めたあと、すぐになにか思い出したようにあおいを見た。「あぁひとつ思いついた。イーザ・イーザ・イーザ」 あおいがきょとんとする。 それは二人の誓いの言葉だ。その言葉の意味も、あおいは教えてもらった。 イザークが目を細めて光の雨のなか、あおいを見つめる。 「苦難を」 ――ともに。 「安らぎと」 ――ともに。 「運命を」 ――ともに。 こころのなかで、応えていたあおいの手を、イザークがふと、とる。 「あおい、君と共に」 「……っ!」 触れた手が、火傷してしまいそうなほど、熱い。 二人の指先が、離れないようにと絡み合う。 「もちろんこれは誓いの言葉であり、自らが動くべき事だと分かってるけど、単純に『来年も……戦う時もワイン造りのような楽しい時も共にいられたらいいな』と俺は思ってるよ」 穏やかな瞳と言葉でイザークが、自分のささやかな願いを口にして、ゆっくりと手を離す。 「記録をしないとな。これも指令だ」 「は、はい」 なにもかも忘れてしまいそうなほどの幻想をイザークがやんわりと終りを告げて、現実へと引き戻してしまう。 彼の優しい声にあおいは拳を握りしめて胸にあてる。 答えを聞いてくるかと思っていたのに、イザークはそうしなかった。その優しさがどうしてか寂しいとすら思えてしまう。 ただ自分の希望を聞いてほしかったのか、それともあおいの気持ちを――まだイザークへ寄せる気持ちははっきりとしない。けれどパートナーでよかったと、心から思うし、彼と共に戦いだって、こうしてまたワイン作りだってしたいと思うくらいには信頼している。ただ、その想いと別のものが生まれようとしていることをあおいは薄々感じていた。 それが、いま、指先のふれあいで、はっきりと、感じた。 あの全身が溶けてしまいそうなほどの熱はなんだろう? (イザークさんのことを信頼している、私も彼に見合うだけの働きをしている……もちろん努力は怠ってはいけない。けれど、来年も共にいれたらいいと……こんな私にそう言ってくれた事がうれしい) 胸の奥が、震えるほどに。 先ほどの熱はゆっくりと飲みこんで、あおいはイザークの背を見つめて、流れる光のなかあおいは小さく唇を動かす。 「……イーザ・イーザ・イーザ」 欲張りな言葉を、先ほどのイザークへの返答のように小声で囁いて、流れ星に祈る。 (私の、願い) 苦難を――共に。 安らぎを――共に。 運命を、あなたと共に。 「イザークさんと、共に」
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*** 活躍者 *** |
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該当者なし |
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[3] 鈴理・あおい 2018/12/12-23:57
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[2] リール・アスティル 2018/12/09-23:59
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