~ プロローグ ~ |
東方島国ニホンの小さな街の外れ。 |
~ 解説 ~ |
今回は、下記の指針を選んでプランをお考えください。 |
~ ゲームマスターより ~ |
こんにちは、水樹らなです。 |
◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇ |
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◆参加 ・灯籠の灯る夜桜を ◆プレイング ・灯籠でライトアップされた夜桜の下でシャムと神楽は腕を組んで歩く ・すれ違ったら挨拶をする ・ |
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【目的】 夜桜を楽しむ 【事前準備】 桜の灯籠をお借りする 自分からパートナーを誘う 【行動】 4)灯籠の灯る夜桜を 二人で夜桜を楽しむ 絡まれたら優しく説得 酔っていたらその人を介抱する 【心情】 ウィル! 夜桜が見れるらしいんですの! 私、桜は初めてですわ! …え?昼じゃなくて良いのかですか? 夜に桜をあしらった灯籠をお借りする事ができるんですって! 素敵だと思うんです! 言えません、言えませんわ だって顔が赤くなった時の言い訳ができませんもの 夜じゃなきゃ、寄り添って歩く理由がありませんもの! …手を握る理由が無くなってしまいますもの ウィル、薄暗いですし…ウィルに近づいても良いでしょうか? …灯籠の灯り、もっと見たいですわ |
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1メイン 4を少し 桜並木に「わぁ」と小さく歓声 この辺りでは まだこんなに綺麗に咲いているのね 皆が楽しくお花見をできるよう お仕事頑張ろうね シリウスを見上げ笑顔 迷子の子がいたら 傍らに屈んで優しく話を聞いて 名前を聞いたり 家族のことを聞いたり 早く家族に会えるよう 泣き止まない子がいたら抱き上げてぎゅっと すぐにお家の人が来るからね と笑顔 ほら こっちのお兄ちゃんが遊んでくれるわ 困り顔の彼に ふふと笑って 仕事が終わってから 夜の桜並木を歩く 昼間の桜も綺麗だけれど 夜も素敵 ひらひらと落ちてくる花弁の中 自分を見るシリウスの視線にどきり 優しい眼差し だけどなぜか消えてしまいそうで 思わずぎゅっと抱きつく ーいなくならないで、ね? |
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※アドリブ歓迎します 4 (最近ララエルの様子がおかしいから、どうにか 元気付けてあげないと…) ほら、ララ、見てごらん! 一面桜の花だよ! 灯籠に映し出されてとても綺麗だ。 (ララエルの様子を見て) ララエル…。 (数人の酔っ払いに囲まれ) 僕たちは浄化師です。 あまりに騒ぐようなら、教団に報告させて頂きま… って、ララエル! |
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~ リザルトノベル ~ |
●暖かな日差しと桜と 心地よい晴天。優しい木漏れ日が桜の隙間からこぼれ落ちていく。 人々を出迎えるのは、満開の桜並木。 ふわりと風が吹けば、落ちる花びらが空へと舞い上がる。 その幻想的な光景に思わず、『リチェルカーレ・リモージュ』は。 「わぁ……」 頬を染めて、小さく歓声をあげていた。その隣には彼女のパートナーでもある『シリウス・セイアッド』の姿も。 「この辺りでは、まだこんなに綺麗に咲いているのね」 話によると、時期的には少し遅れた桜なのだという。それでも、これほどまでに見事な桜を見ると、思わず興奮気味になってしまうのは仕方のないことなのかもしれない。 「皆、楽しくお花見ができるよう、お仕事頑張ろうね」 そうシリウスを見上げ、笑顔でリチェルカーレが言うと。 「……お前が迷子になるとか、そういうことにならなければいいけど」 シリウスが軽口を叩く。 「そんなことにはならないものっ」 ぷうっとふくれっ面を見せる。そんな彼女を見るシリウスは、いつもより柔らかな眼差しを向けていた。 少しだけ桜を眺めた後、早速、リチェルカーレ達はさっそく警備に付いた。 日が早い所為か、まだ問題を起こすような者は出ず、リチェルカーレ達も若干暇だった……のだが。 「あら。あんなところに泣いてる子がいるわ」 いち早く見つけたのは、リチェルカーレ。 さっそく、泣いている男の子の元へ向かうと、子供の目線に合わせてしゃがみ込み。 「どうしたの? もう大丈夫、安心して。私達があなたを助けてあげるから」 そういって、抱きしめながら慰めている。そのお陰で子供は泣き止み、すぐに泣いていた原因がわかった。 「迷子か……」 「そうみたいね」 辺りには、その子の親とおぼしき大人はいない様子。 「ちょっと本部に行って確認してくる。親がいるかもしれないし、何か分かるだろうから」 「わかったわ。私はもう少し、ここで探してみるわね」 「了解。すぐ戻ってくる」 シリウスは本部へと向かい、リチェルカーレはその場で聞き込みを開始する。 1時間も経たないうちにシリウスは、すぐに戻ってきた。 「お帰りなさい。どうだった?」 「まだこの子の親は来ていなかったが、来たら連絡をくれるよう伝えておいた」 「ありがとう……早く見つけて上げたいわね」 不安そうに見上げる子供にリチェルカーレは、笑顔で抱き上げる。 「大丈夫、すぐにお家の人が迎えに来てくれるわ。それに」 ふと、シリウスを笑顔で見つめて。 「ほら、こっちのお兄ちゃんが遊んでくれるって」 「えっ!?」 シリウスは目を見張るように驚き、困った表情を浮かべていた。 「大丈夫よ、ね?」 そう言いながら、子供を手渡されて、更に困ってしまったが。 「……何して遊びたい?」 なるべく優しい声色でシリウスが尋ねる。 「肩車っ!!」 「じゃあ、しっかり掴んでろよ?」 そういって、子供の希望を叶えて、肩車している様子にリチェルカーレは嬉しそうな笑顔を見せたのだった。 肩車をして遊んでいたところへ、幸いにも子供の親が見つかった。 高い所に子供を置いていたのがよかったらしく、思っていたよりも早く見つかったようにも思う。 「ありがとうございました。うちの子がご迷惑おかけして……」 「いえ、早く見つかって良かったわ。君も、また迷子にならないよう気をつけてね」 親とご機嫌で帰る子供を見送り、シリウスは大きなため息をついた。 「あら、どうかしたの?」 「どうかしたのじゃない……全く、子供相手なら、お前の方が向いているだろう?」 そう疲れた口調で言うシリウスにリチェルカーレは。 「あら、とっても様になってたわよ……シリウスパパさん」 そう逆に軽口を言われて。 「パパだけは止めてくれ、お願いだから」 ちょっと涙目になるシリウスにリチェルカーレは、先ほどの子供をあやしていたように、頭をなでなでするのであった。 彼らのお仕事は、まだ始まったばかり。 ●明かりの灯る夜桜の下で 日も暮れて夜。 静かな所もあれば、昼と変わらず賑やかな所もあるようだ。 桜の下にある灯籠に明かりが灯り、昼とは違う、これまた幻想的な光景を人々に見せていた。 「噂には聞いていましたが……こんなに見事な桜だとは思いませんでした」 「じゃろう? ニホンの桜は世界一なのじゃ」 灯りに灯された桜を見上げながら、『シャムロック・ヴァルチャー』は感嘆の声をあげていた。その彼の腕を抱きしめるかのように組んでいるのは、『藤枝・神楽(ふじえだ かぐら)』。少し自慢げな様子で誇らしげに桜を見上げている。 「今宵の桜は本当に、見事じゃ……」 夜風が寒くなったのか、神楽はストールを羽織って、ゆっくりと桜を眺めている。 「神楽がそう言うのであれば、今日の桜は本当に美しいんですね……」 同じく隣でシャムロックも、見事な桜を見つめている。 「ここで、団子と弁当の一つや二つもあると、更によかったんじゃが……」 残念ながら二人がたどり着いたときには、そういう店は閉まっていた様子。恐らく昼に行けば購入も出来たと思うのだが……。 「今回は桜を見ることが目的ではなかったんですか?」 「桜を見ながら、食べたりするのも、それはそれは楽しいのじゃ」 そういう神楽にシャムロックは思わず笑みを浮かべる。 「特に人の少ない所でゆっくりと眺めるのも、良いものじゃよ。確か、山の方にしだれ桜とかもあったと思ったんじゃが……」 「山の方にも?」 突然、声を上げるシャムロックに驚きながらも神楽は。 「そうじゃ。自然に囲まれた桜というのも、それはそれは雅なものじゃ」 「登山先にこんな桜があれば、登り甲斐もありそうですね」 そういえば最近、登山にも興味を持ち始めていたことと、そのことを思い出した神楽は。 「では、今度一緒に登るかのう?」 「いいですね。そのときは神楽。案内を頼めますか?」 「ま、任せて欲しいのじゃ!」 桜が見える山の詳しい場所なんて、神楽は全く知らなかったが、シャムロックのためにニホンにいる間に見つけようと心に決めた。 「……あの、その灯籠、どこに行けば借りられますの?」 そう声を掛けたのは、『アリス・スプラウト』。その隣には、彼女のパートナーでもある『ウィリアム・ジャバウォック』も側にいた。 「あら、教団の方でしたの?」 シャムロックの服装を見て、アリス達も気付いたようだ。 「ええ。あなたもそのようですね。こんなところで出会うなんて奇遇ですね」 ぺこりとシャムロックが頭を下げれば、他の者達も倣うように同じく頭を下げる。 「灯籠ならば、あちらの本部で借りることが出来るのじゃ」 「教えていただき、ありがとうございます。さっそく行ってみますわ」 神楽の言葉を受けて、さっそくアリス達は本部へと向かう。 「さて、神楽。私達も行きましょうか。他にも綺麗な桜を見に行くのでしょう?」 「そ、そうだったのじゃ! さあさ、シャムロック様! こっちなのじゃ!」 腕を組んでシャムロック達もまた、明かりに灯された桜並木を歩き出したのだった。 「ウィル! 夜桜が見れるらしいんですの! 私、桜は初めてですわ!」 「アリスが見たいならそれでいいのですが……ただ、初めてなら昼の桜の方が良いのでは?」 ウィリアムに指摘され、きょとんと首を傾げるアリスは、そっと口を開いた。 「……え? お昼に? でも、夜だと桜をあしらった灯籠をお借りする事ができるんですって! 灯籠に照らされた桜、とっても素敵だと思うんです!」 そう押し切るかのように、このニホンまで来てしまったのだ。 そんなことを思い出しながら、ウィリアムはアリスと共に、ゆっくりと桜並木を歩いている。 先ほど神楽から教えて貰って、お目当ての灯籠を受け取ることができて、アリスは満面の笑みを浮かべている。 「この灯籠も素敵ですし、それに……見てくださいませ! 桜がこんなに綺麗ですわ!」 明かりに照らされ、ほのかに見える桜は、優雅に人々を魅了していく。 アリスもその一人。特に初めて見る桜がこんなにも素敵だと言うことで、とても興奮しているようにも見える。 端から見てもアリスとウィリアムは、仲の良いカップルのように見える。 しかし、寄り添いながらも一定の距離が開いていた。 ――アリスが近づくのが怖い。いや……アリスと自分を、天秤にかけなきゃならない時が来るのが怖い。 だからこそ、距離を取っていた。触れられる距離にいるのに、それを縮めることが、出来ない。 ――でも、それが『矛盾』だった。 だったら最初から契約しなければ良いのだから。それなのに……ここまで一緒に居たのは。 (私が、アリスを『手放せ無い』からだ) 「きゃ! な、何ですの!?」 アリスの声にウィリアムの意識が急に戻される。 その先には、酔っ払いに絡まれるアリスの姿が……。 「困りますね。ほら、うちのチェシャ猫も驚いていますよ」 そう言って、ウィリアムはチェシャ猫のぬいぐるみを巧みに動かし、酔っ払いの注意を引くと、そのままアリスを守るかのように前に出る。 「これは凄いなぁ!」 「お褒めに預かり光栄です。さて、今宵の舞はこれにて閉幕です。また機会があればいずれお会いしましょう」 そういって、酔っ払いを追い払うと。 「アリス、怪我はありませんか?」 「え、ええ。大丈夫ですわ」 ――本当は、夜桜は彼を連れ出す口実だった。 (言えません、言えませんわ。だって顔が赤くなった時の言い訳ができませんもの。夜じゃなきゃ、寄り添って歩く理由がありませんもの! ………手を握る理由が無くなってしまいますもの) そういうつもりで来たのだ。 そこで、このように、ウィリアムに優しくされたら……赤く染まった頬を、暗闇が隠してくれていることを願いながら、アリスは距離を詰めた。 「ウィル、薄暗いですし……ウィルに近づいても良いでしょうか? ……灯籠の灯り、もっと見たいですわ」 僅かに震えるアリスの手。それをウィリアムは気付いただろうか? ――だったら、認めてしまおう。 心に決めたウィリアムの行動は、早かった。 (まだ言葉にするには私は臆病ですが、せめて行動で、貴方を大事にさせて欲しい) 差し出された手をしっかりと握りしめ、そして、側に引き寄せる。 「ええ、もちろん」 アリスはその行動に驚きながらも、綺麗な桜に、そして、この素敵な良き日に心の中でそっと感謝を述べるのであった。 (最近、ララエルの様子がおかしいから、どうにか元気付けてあげないと……) そう考え、ニホンに来たのは『ラウル・イースト』だ。隣で虚ろな目をしている『ララエル・エリーゼ』の様子を心配している。 少し前までは落ち着いていた。 こんな虚ろな目もしていなかったし、ラウルの言葉、行動に反応していたし。 笑顔も見せてくれていた。 ラウルのためにと、チョコを作ったり、ケーキを届けたりもしていた。 しかし、今は……。 「ほら、ララ、見てごらん! 一面桜の花だよ!」 少しでもあのときのララエルに戻って欲しくて。 ラウルはやや強く、ララエルに呼びかけるのだが。 「……守る……守る」 そう呟き、目の前の綺麗な桜にも目を向けようとはしていない。 「灯籠に映し出されて、桜がとても綺麗だ」 それでも、と思う。僅かな可能性があるのであれば、ラウルはその手を止めることはできなかった。改めて、ラウルは借りてきた灯籠を桜に掲げる。と、そこへ悪戯な風が吹いて、桜の花びらが舞い上がった。 「守る……守る……ラウルを、守る……」 と、ララエルが動いた。思わず、ラウルは目を見張る。 ――もしかしたら、ララエルが……。 舞い踊る花びらを拾って、僕に見せてくれるんだと思っていた。 少しはにかんで、でも笑顔で、ふわりと掛けてくれてもいい。 こんな綺麗な桜は、きっと、二度と見られないから。 そう、願っていたのだが。 ララエルの取った行動は、ラウルの希望するものではなかった。 降り注ぐ桜の花びらを、懸命に払いのけている。必死のようにも見える、その行動。 それは紛れもなく、ラウルを花びらから『守る』ためのもの。 そう……それは、ラウルのための、行動。 やっと風が収まったところで、ララエルはくるりと振り向き、いつもの微笑みで。 「えへ、へへへ……これでラウルを守れてますよね……」 「ララエル……」 あのときと同じ、無垢な笑顔を見せてくれるのは嬉しい。 嬉しいのに……どうして、素直に喜べないのだろう。 自分が彼女をこのようにしてしまったから? それとも、彼女自身がそう、望んでしまったから? ラウルがそんな自問自答していると、離れた所から人影が見えた。 酔っ払いだ。しかも一人ではない。数人連れだって、蹌踉けた足取りの者も居る。彼らは頬を染めて陽気にラウル達の所へやってきた。 「へへ、随分可愛い子ちゃんがいるじゃねえか。よく見れば、そっちの兄ちゃんも美人だし、ラッキーだねえ」 しかも、にやにやと嫌らしい視線も浴びせてくる。 すぐさま動いたのはラウル。 大切なララエルを守るように前に出て。 「僕たちは浄化師です。あまりに騒ぐようなら、教団に報告させて頂きま……って、ララエル!?」 酔っ払いを自分の手で追い払おうとしたのだが、それよりもララエルが動いてしまった。 「守る……ラウルを守る……」 ラウルのとっさに出した手を押しのけ、前に出てきてしまったのだ。 じゃりという、砂砂利の音。 前に出るララエル。ただそれだけなのだが、ララエルの表情は先ほどの虚ろな目とは全く違う表情を見せていた。 明らかに敵意を感じる鋭い瞳。 何者も許さないと言わんばかりに結ばれた唇が、ふと開いた。 「近づかないで……それ以上近づいたら……私、何するかわからない……」 凄みを伴った、そのララエルの様子を見て、酔っぱらい達は怖じ気づく。 なにせ、彼らは命をかけてまで、誘おうとは思っていなかったのだ。 ただ、ちょっと目障りだった彼らにちょっかいを掛けたかっただけだったのだ。 「な、なんだこの女はっ!」 「か、帰るぞっ」 ララエルのただならない気配を感じ取り、酔いは覚めてしまったようだ。次々と酔っぱらい達が逃げていく。 「守る……守る……ラウルを守る……」 「ララエル、もういい。もういいんだ」 彼女を抱きしめて、ラウルは止めた。 腕の中にいる彼女は、かつて一緒に居たララエルとは変わってしまったのかもしれない。もう、虚ろな目をしているが、それでも。 「ありがとう、ララエル」 ラウルにとってかけがえのない、大切な人なのだから。 その声に応えて、ララエルはふわりと、嬉しそうに微笑んだ。 一方、こちらは仕事を終えたリチェルカーレと、シリウスの二人。 彼らもまた、灯籠を借りて、夜桜を楽しんでいた。 ほのかな明かりが桜を照らしていく。 と、広場になっている所に来た。 開けた所だからか、風が強く吹いてくる。その風に揺られて、花びらが舞う。 明かりと花びらとが織りなす、美しい光景。 「昼間の桜も綺麗だけれど 夜も素敵」 ひらひらと舞い落ちる花びらを、そっと手に取るリチェルカーレ。 淡い色彩の中、微笑む彼女をシリウスは、眩しく見つめていた。 ……あまりにも、自分とは不釣り合いのようにも見えてしまう。 と、二人の視線が合わさる。 とたんに、リチェルカーレは頬を染めて、けれど気付いてしまった。 シリウスの儚げな微笑みに。 「シリウスっ」 思わず、ぎゅっと抱きついてしまった。 とっさの行動にシリウスも驚きを隠せずにいる。息が詰まりそうになる。 (……いなくならないで、ね?) そんな想いでリチェルカーレが見上げれば。 シリウスも優しげな表情で、ほんの少し腕に力を入れて抱き返す。 (……どこにもいかない。お前が望んでくれるなら) そう心の中で呟いて。 こうして、素敵な桜を見るお花見会は無事に、終わりを告げた。それぞれの胸の中にささやかな暖かさと戸惑いを残しながら。 いつまでもこの桜の木は、彼らを優しく見守っていることだろう。
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*** 活躍者 *** |
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[5] シャムロック・ヴァルチャー 2019/06/11-22:44
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[4] リチェルカーレ・リモージュ 2019/06/10-18:54
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[3] ラウル・イースト 2019/06/10-14:23
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[2] アリス・スプラウト 2019/06/07-16:54
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