【森国】マザー・ピースを救出せよ!
普通 | すべて
8/8名
【森国】マザー・ピースを救出せよ! 情報
担当 春夏秋冬 GM
タイプ EX
ジャンル イベント
条件 すべて
難易度 普通
報酬 通常
相談期間 5 日
公開日 2020-01-31 00:00:00
出発日 2020-02-08 00:00:00
帰還日 2020-02-17



~ プロローグ ~

 アルフ聖樹森の中でも、かなり辺鄙な場所にある、とある場所。
 その外れに、マザー・ピース(エンドウマメおばさん)と子供達に呼ばれている女性が住んでいる。
 彼女の名前は、ナターリエ・アルシュビェタ。
 なぜマザー・ピースと呼ばれているかは、彼女の庭を見れば一目瞭然。
 広々としたエンドウマメの畑が広がっているからだ。
 この畑でエンドウマメを育てているのは、エンドウマメが好きだから、という訳ではない。
 彼女曰く「親から子に形質が受け継がれることがあるが、それは何によって支配されているのか」ということを、エンドウマメを用いて研究しているらしい。
 つまり彼女は、研究者という訳だ。
 そんな彼女は今、家で1人の八百万の神を迎えお茶を振るまっていた。
「美味しいだわさね」
「それは好かったです」
 ナターリエは、ジャガーの獣人に見えるテペヨロトルに返す。
「最近採取した薬草をベースにしてみたんですが、美味しいなら成功ですね」
「んにゃ? 成功ってなんだわさ?」
 聞き返すテペヨロトルに、ナターリエは応える。
「医食同源では無いですが、普段から摂り易く薬効のある物が作れないかと思っていたんです」
「ふにゅにゅ? 効果が強すぎるのは副作用も強いから、そうならないよう回数を重ねて摂れるのを作ったのかにゃ?」
「はい」
「それは好いにゃー。そんなのが作れるなんて、相変わらず多才だわさ」
 そう言うとテペヨロトルは、お茶をぐいっと飲み干し、ここに来た理由を口にする。
「そんだけ能力があるのに、ここで独りで居るのは勿体ないのにゃ。いい加減、うちの村に戻ってくる気はないのかにゃ?」
「それは……」
 ナターリエは言葉を濁す。
 そんな彼女にテペヨロトルは、耳をぺたんと伏せながら言った。
「みんなも心配してるにゃ。それに勉強を教わりに子供達がここまで来るのも大変だわさ。偶に来て占いをするだけじゃにゃくて、住めば良いと思うにゃ。故郷にゃんだから、気にすることは無いんだわさ」
 心配してくれるテペヨロトルに、ナターリエは済まなそうに言った。
「テペさま、ありがとう。でも、私はここに居たいんです」
 故郷の村の氏神であるテペヨロトルにナターリエは、この場所を離れられない理由を口にした。
「ここが、一番よく星が見えるんです」
「……それって、娘の名前を付けるつもりだった、星のことかにゃ?」
「……はい」
 懐かしむような響きを込め、ナターリエは返した。
(にゅう。そう言われると、これ以上無理に言えないだわさ)
 テペヨロトルは、ナターリエの事情を知っているだけに、何も言えなくなる。

 ナターリエは、テペヨロトルが氏神をしている村で生まれ、星を見る事が好きな女性だった。
 研究者としての熱意と才能があった彼女は、文明が発達しているアークソサエティに訪れる。
 テペヨロトルを始めとして、村の皆に祝福され送り出された彼女は、そこで精いっぱい努力した。
 村でも評判だった占いで生計を立てるかたわら研究に勤しんで、天文学を同じく研究する男性と知り合い親しくなり、結婚した。
 子供も身籠り、これから家族として幸せな生活を送ろうとした矢先、けれど破綻する。
 それは夫であるイザクが、ナターリエの研究成果を自分の物として盗んだからだ。
 ただでさえ、女性だったせいで研究者として認められなかったところに、夫の裏切り。
 最初ナターリエは、子供のこともあり、親子3人で暮らすならこんなことをしなくても良い筈だと、穏便に説得する。
 けれど返って来るのは、プライドを守るための言い訳ばかり。
 そこでナターリエの怒りは爆発した。
 結果、離婚。
 子供は自分が育てるとナターリエは主張したが、嫌がらせのようにイザクが拒否。
 執拗に、子供を寄こせと詰め寄った。
 毎日毎日続く責苦のようなそれに、子供を産んだ後の体調を回復する余裕は奪われ、確実に精神的に追い詰められていった。
 それを見かねたイザクの弟夫婦が助け舟を出す。
 子供は弟夫婦が育て、イザクには口出しもさせず、子供が自分の好きなものに打ち込めるように保証すると約束してくれた。
 精神的に追い詰められていたナターリエには、その申し出を受けるしかなかった。
 そしてアルフ聖樹森の故郷に戻って来た彼女は、あたたかく迎え入れられ、疲労した精神を回復する。
 けれど子供を手放したことは間違いなく、心のどこかで自分を責めていた。

(にゅう。どうにかしたいにゃ~)
 生まれた頃からナターリエを知っているテペヨロトルとしては、なんとかしたい所だが、良い考えは浮かばない。
 心の中で唸っていると、妙案の代わりに浮かんだのは、ひとつの言伝だった。
「そういえば、テスカトリポカさまが、今年の種を届けてくれると言っていたにゃ」
「本当ですか」
 ぱっとナターリエの表情が明るくなる。
 テスカトリポカは、双樹の女神と呼ばれる大木の八百万の神なのだが、毎年珍しい種を贈って貰える。
 それはどれも見た事のない物ばかりで、研究者としてナターリエは心躍る贈り物なのだ。
「去年頂いた物も素晴らしかったです。エンドウマメと一緒に植えたら、育ちが良くなったんです。きっとこれは成長過程でお互いに影響し合う物質を出しているからで――」
 星のことを語る時ほどではないが、研究に関わることを話す時は、いつものおっとりした口調に比べ話す速度も数も多くなる。
「にゅう。元気が出たみたいで好かったにゃ。種は、テスカトリポカさまの使いが持って来てくれるそうにゃ。にゃんでも、浄か――」
 言葉の途中で、テペヨロトルの耳がぴんっと立つ。
「テペさま?」
「嫌な気配にゃ。一緒にここから離れるだわさ」
 テペヨロトルはナターリエの手を引いて家の外に出る。
 家を出るとすぐさま村まで連れて行こうとするが、その前に周囲を魔術による壁が覆った。
「警告する。動くな」
 それは終焉の夜明け団の声だった。
 ぐるりと周囲を覆う捕縛用の魔術結界。
 その陣頭指揮を執る男は、結界の外からテペヨロトルに言った。
「動けば、貴様だけでなく、後ろに居る女も殺す。それが嫌なら、大人しく捕縛されろ」
 それは数か月に及ぶ罠が発動した瞬間だった。
 八百万の神を捕縛するべく、テペヨロトルに狙いをつけた終焉の夜明け団だが、彼女を守る戦士達の強さに叶わず。
 ならばと、テペヨロトルが1人で訪れる小屋の周囲に気付かれないよう魔術を敷設し、いま機は熟したとばかりに発動したのだ。
 この状況で、テペヨロトルは思った。
(にぁあああっ、これアタシが本気で暴れたら畑が無茶苦茶になるにゃー!)
 ナターリエを守ってこの場を去るだけならともかく、彼女の住居や畑は守れない。
 そんな風に悩んでいる時でした――

 テスカトリポカに、種を届けて欲しいと頼まれたアナタ達は、この場面に出くわします。
 この状況にアナタ達は、どう動きますか?


~ 解説 ~

○目的

終焉の夜明け団に襲われているテペヨロトル及びナターリエの救助。

○状況

小屋の前にテペヨロトル及びナターリエが居り、その周囲を囲む形で捕縛結界が張られている。
一定時間が過ぎると、捕縛結界がテペヨロトル及びナターリエに向かって収束する。

皆さんは、テスカトリポカから種を届けて欲しいと頼まれ、訪れた所で今回の件に出くわします。

捕縛結界から、10m離れた状況から開始されます。

○捕縛結界

開始から15Rで発動。
陰気の属性を持つテペヨロトルを捕縛するため、陽気の属性を持つ。
四方に1箇所ずつ結界の要がある。陽気属性。
攻撃すると一定ダメージで破壊できる。
4か所すべて破壊すれば結界は崩壊し無力化。
1箇所破壊するごとに、5R発動時間が伸びる。
結界の要は、陽気の魔結石を使用しているので視認できます。
戦闘開始時に、テペヨロトルから結界の要を破壊して欲しいと頼まれます。

○戦場

小屋の前にエンドウマメの畑があります。そちらに踏み込むと多少足場が取られます。
それ以外は整地されていますので、戦闘に支障はありません。

○敵

終焉の夜明け団×20
結界の要に各2名 遠距離と近距離が1人ずつ
残りの12人は、接近戦と中距離戦の両方が出来ます。

リーダー格は指示を出しているので分かりますが、部下を前に出して自分は奥に隠れます。

戦闘不能に出来れば捕縛できます。そこからさらに攻撃すると死亡します。

○NPC

テペヨロトル ジャガーの八百万の神

その気になれば5mのジャガーになって暴れられますが、ナターリエを護るために下手に動けない状況。
捕縛結界が発動すると、ナターリエの守護に全力を割くので、大ダメージを受けます。

ナターリエ

エレメンツの女性

非戦闘員です。結界が発動しても、テペヨロトルが全力で守るので無傷です。

以上です。


~ ゲームマスターより ~

おはようございます。もしくは、こんばんは。春夏秋冬と申します。

今回は、リクエストにて頂いている諸設定を元に、作らせていただいたエピソードになります。

仮に指令が失敗したり、参加者が少なくて指令が流れても、NPCのナターリエはテペヨロトルが身体を張って逃がすので無傷で済みます。

それでは、少しでも楽しんでいただけるよう、判定にリザルトに頑張ります。





◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇

ショーン・ハイド レオノル・ペリエ
男性 / アンデッド / 悪魔祓い 女性 / エレメンツ / 狂信者
おのれ賊め…!
俺達はまず石破壊を
ピンポイントショットで1つの石を集中的に攻撃する
石を1つ破壊次第夜明け団へ攻撃

DE12で牽制も兼ねて削っていく
結界が壊れたらテペヨロトルに声を掛ける
お二人とも早くこちらへ!
追手の教団に割り込む形で夜明け団の前に立ちふさがる
その際敵との距離が近ければDE14で顔面狙って攻撃
畑から距離さえ取ればこっちのもんだ
DE15で遠慮なく削らせてもらう

守護天使の手前、命は見逃してやる
だが裁きは必ず下す!

私は当たり前のことをしたまでです
褒められる程ではありません
真っ当な親に会いたがる子の気持ちは痛い程分かりますから

ドクター、お顔に土が
折角綺麗にして会わせたかったのになぁ。ははは…
リチェルカーレ・リモージュ シリウス・セイアッド
女性 / 人間 / 陰陽師 男性 / ヴァンピール / 断罪者
レオノル先生のお母さん!とわくわくしながら森に向かい 予想外の戦闘に目を丸く
とにかく ふたりを助けないと
どうしたのシリウス?
珍しい…って 何が?
首を傾げる

魔術真名詠唱
シアちゃんと禹歩七星を仲間に付与
すぐに助けます もう少しだけ頑張って…!
シリウスと一緒に 夜明け団の人の引きつけを
心配そうな目に少し笑って 
大丈夫 シリウスこそ気をつけて
小屋とテペ様達を背に 夜明け団と分断する位置
セラちゃんたちが二人の方へ行きやすいよう
鬼門封印で動きを止め シリウスの補助
近づく敵には禁符の陣
届く範囲の仲間に天恩天嗣3で回復
余裕があれば九字で攻撃
誰も傷つかず済むよう 

戦闘後 ナタ―リエさんやテペ様にご挨拶
お話の邪魔をしないよう 少し離れて
アリシア・ムーンライト クリストフ・フォンシラー
女性 / 人間 / 陰陽師 男性 / アンデッド / 断罪者
レオノル先生のお母様に、会えると聞いてたのに…これは
テペ様もお母様も、助けましょう
結界があるの、ですね
それなら、早く消さないと……

リチェちゃんと協力して禹歩七星を自分と皆さんに
魔術真名詠唱後、
私はクリスと一緒に結界の要の一つに向かいます

要を守っている夜明け団の方には禁符の陣で拘束を
クリス、今のうちに、もう一人を……
夜明け団の方を捕縛できたら要に慈救咒を撃ち込んで
破壊できたら、早く戻らないと
あちらの人数、多かったですし

小屋前に戻ったら天恩天賜での回復と禁符の陣での拘束で支援を
余裕があれば慈救咒で攻撃

この方が、レオノル先生のお母様……
そして、テペ様、とお呼びしても、構いませんか?
会えて、嬉しいです
リューイ・ウィンダリア セシリア・ブルー
男性 / エレメンツ / 魔性憑き 女性 / マドールチェ / 占星術師
テペヨロトル様とナターリエさんの救出
結界石を破壊し ふたりを無事に逃がせるように動く
見事な畑も できるだけ荒らさないようにしたい

>戦闘
魔術真名詠唱
それぞれの立ち位置で全力を

リ:メインアタッカーの人中心に戦闘乱舞
二コラさんと結界石のひとつを破壊に向かう
まずは石を守る敵を排除
二コラさんと連携 近接敵との距離をつめ三身撃
多角的に攻撃して敵の目を引きつけ
二コラさんの攻撃が当たりやすいよう
石破壊後は 夜明け団対応へまわる

セ:ヴィオラさんとナタ―リエさんたちの護衛へ
ふたりの側にいけたら そのままペンタクルシールドで護衛
結界で近づけなければ まずは夜明け団対応
近づいてくる敵へ ワンダリングワンドで攻撃

夜明け団は捕縛する
ニコラ・トロワ ヴィオラ・ペール
男性 / マドールチェ / 拷問官 女性 / エレメンツ / 占星術師
レオノルは同じ師に師事した姉弟子だ
その母親となれば私とも無関係ではない
しかも八百万の神も一緒だというなら尚更だ

魔術真名を詠唱後、リューイと一緒に結界石の一つへ
ヴィオラ、ここは頼んだ
あのお二人を何とかして守ってくれ

要を守る夜明け団は近接のから相手
リューイが引き付けてる隙にパイルドライブを使い攻撃
戦闘不能になれば遠距離攻撃の輩の方へ
終わったら要にパイルドライブを叩き込む

破壊できたらヴィオラ達の所へ
前に出て敵を後ろへ通さないよう立ちはだかる
リーダーのくせにこそこそ隠れるか
まあ、全員倒してしまえば問題は無いな

それにしても見事な畑だ
さすがレオノルの母親と言うべきか
この畑に踏み込むような奴は優先的に倒そう
サク・ニムラサ キョウ・ニムラサ
女性 / ヴァンピール / 悪魔祓い 男性 / ヴァンピール / 陰陽師
リコリス・ラディアータ トール・フォルクス
女性 / エレメンツ / 魔性憑き 男性 / 人間 / 悪魔祓い
マダム・ピースって、レオノル先生のママなのね
ママは大切にしなきゃいけないわ、いいママなら尚更よ
だから絶対に助けるの

魔術真名詠唱後、味方に支援をかけてもらったら結界の要の一つに向かい
まず要を守る夜明け団のうち遠距離攻撃する方を優先して攻撃
それから近距離の方を
両方無力化したらすぐに要の破壊へ

破壊後テペヨロトル達の方に向かう
敵との間に割って入り込む形で合流
スポットライトを使用し敵の注意を引き付け
戦踏乱舞で前衛を支援
その後自分も攻撃に参加

畑もテペヨロトルも先生のママも、傷一つつけさせない
哀れな害虫さん、駆除してあげるわ

戦闘後
先生とママはちゃんと再会できたかしら…
気になって遠巻きに見る
え、トール?何?
クォンタム・クワトロシリカ メルキオス・ディーツ
女性 / エレメンツ / 断罪者 男性 / 人間 / 魔性憑き


~ リザルトノベル ~

●種を届けに行こう
 目的地へと向かう道中、『レオノル・ペリエ』は、パートナーである『ショーン・ハイド』の様子が気になっていた。
(凄く嬉しそうだけど……どうして……?)
 どういう訳か、今回の指令内容を知ってから、ショーンの表情は明るい。
(なんだか、プレゼントを渡す前の子供みたいな感じがするな……)
 プレゼントを用意して、それを喜んで貰えることが待ち遠しい。
 そんな気がする。なので――
「ショーン」
「何でしょう、ドクター?」
「何か私に隠してることない?」
「……それは……」
 レオノル相手に嘘がつけないのか、ショーンは微妙に視線を逸らす。
 これにレオノルは苦笑するように続けて言った。
「ひょっとして、これから種を届けに行く人に関係がある?」
「……その」
「あ、やっぱり。知り合いの人なの?」
 興味津々といった眼差しで問い掛けられ、ショーンは応える。
「ドクターの、お母様です」
「…………え?」
 少し固まった後、レオノルは慌てて聞き返す。
「母上? え、ええっ、なんで? なんでショーンは知ってるの!?」
 これにショーンは、以前の指令で会った守護天使カチーナとのやり取りを伝えた。
「そうなんだ……母上が」
 不安と高揚が入り混じった声で呟くレオノルに、傍で話を聞いていた『リチェルカーレ・リモージュ』が声を掛ける。
「レオノル先生のお母さんと会えるんですね!」
 リチェルカーレは喜びながら、目を輝かせ言った。
「好かったですね、レオノル先生。お会い出来たら、挨拶させて貰っても良いですか?」
 これに笑顔で頷くレオノルに、リチェルカーレは嬉しそうに返す。
「ありがとうございます。シリウスも、一緒に挨拶しましょう」
 笑顔を浮かべるリチェルカーレを『シリウス・セイアッド』は目を細めて見ながら応える。
「ああ、分かった」
 同じように嬉しそうな表情を見せるのは『アリシア・ムーンライト』。
「レオノル先生、お母様に、会えるんですね……良かった」
 未だ家族の記憶が戻らないアリシアは、自分のことのように、レオノルが母親に会えることを喜ぶ。
 そんな彼女を見ていた『クリストフ・フォンシラー 』は、微笑みながら優しい声で言った。
「俺達も、リチェちゃんやシリウスみたいに、挨拶させて貰おう」
 これにアリシアは嬉しそうに返す。
「はい……レオノル先生、良いですか?」
 頷くレオノルに、アリシアは笑顔を浮かべた。
 そんなやり取りを見詰めていた『リューイ・ウィンダリア』は、小さく呟く。
「『お母さん』かぁ……」
 懐かしそうに言う彼に、『セシリア・ブルー』は微笑みながら問い掛ける。
「母上に会いたくなった?」
「そんなことはないけれど……――」
 リューイは少しだけ、背伸びをするように返したが、けれどすぐに思い直したように応える。
「でもそうかも。どうしているかなと思い出したよ」
 素直な言葉に、セシリアは小さく笑顔を浮かべ返した。
「レオノルさんとお母様が、早く話ができるようがんばりましょう」
「うん。がんばろう」
 笑顔で応えるリューイだった。
 皆に気に掛けて貰いながら、レオノルは母親に会える事に期待を浮かべている。
 そんな彼女を『ニコラ・トロワ』は目を細めて見つめていた。
「嬉しそうですね、二コラさん」
 ニコラの様子に気づいた『ヴィオラ・ペール』が声を掛けると、ニコラは視線を合わせ返す。
「レオノルは同じ師に師事した姉弟子だからな。その母親となれば私とも無関係ではない。しかも八百万の神も一緒だというなら尚更だ」
 ニコラは、届ける種を受け取った際に、テスカトリポカから聞いたことを思い出す。
 独り暮らしをしているナターリエを気に掛けて、ちょくちょく氏神であるテペヨロトルが様子を見に行っているらしく、今日も訪れているとのことだった。
「レオちゃん、お母様と会えるから嬉しそうです」
 ヴィオラは、高揚した様子のレオノルを、微笑ましげに見詰めながら言った。
「私達で出来ることがあれば、してあげたいですね」
「ああ、そうだな」
 静かに応えるニコラだった。
 そうした皆の話を聞き、自らの境遇と重ね、思う者も居る。
「マダム・ピースって、レオノル先生のママなのね」
 レオノル達の話を聞いてた『リコリス・ラディアータ』は、どこか郷愁を覚えた声で呟く。
 これを聞いていた『トール・フォルクス』は思う。
(リコ……やっぱり雲雀姫の、母親のことまだ吹っ切れていないんだろうな……)
 少し前リコリスは、母親が母体となったべリアル、雲雀姫を倒し母親の魂を開放している。
 けれど完全に吹っ切れている訳ではない。
 空へと昇った母親のことを想いながら言った。
「レオノル先生とママが会えるよう、指令頑張らないと」
「ああ。人助けになるし、俺も全力を尽くすよ。一緒に頑張ろう」
 穏やかな声で応えるトールだった。
 そうした家族との再会の話を聞いて、思う所がある者達も。
「ヤシェロ兄様、どうしてますかね?」
 行方知れずの兄のことを想い『キョウ・ニムラサ』は呟く。
「ビャクヤ兄のことだから、平気よ。それに居場所を調べてくれてるみたいだし、その内会えるわ」
 静かに返す『サク・ニムラサ』に、キョウは元気付けられたように応える。
「ええ、そうですね。調査は進んでるみたいですし。そういえば、ニホンに渡る準備をしておいてくれって言われてましたから、近い内に会えるかもしれませんね」
 キョウの言葉に、薄い笑みで返すサクラだった。
 そうして道中を進む中、思いにふける者も。
「どうしたの? なにか気になること、あるの?」
 いつもの漂々とした声で『メルキオス・ディーツ』は『クォンタム・クワトロシリカ』に呼びかける。
 これにクォンタムは静かに返した。
「いや……少し、な……」
 言葉を濁すクォンタムに、メルキオスは変わらず漂々とした声で言った。
「気になることがあれば、力になるよ。僕が家族と再会するのに、クォンは力を貸してくれたんだからさ」
 心の重荷を受け取るような、軽い声をあえて出すメルキオスに、クォンタムは苦笑するように応えた。

 道中、穏やかに皆は進む。
 けれど目的地に訪れた時、目にしたのは襲撃だった。

●襲撃者を打ち倒せ
「おのれ賊め……!」
 ナターリエとテペヨロトルを囲む襲撃者に、ショーンは怒りを露わにする。
 そんなショーンの様子にシリウスは、やや目を眇めて眺めて呟く。
「……珍しい……」
「どうしたのシリウス? 珍しい……って、何が?」
 首を傾げ尋ねるリチェルカーレに、シリウスは『なんでもない』と肩を竦めて返し、すぐさま戦闘態勢に移る。
「要救助者がいる。行こう」
「ええ。とにかく、ふたりを助けないと」
 リチェルカーレは頷くと魔術真名詠唱。
「黄昏と黎明、明日を紡ぐ光をここに」
 魔術回路を開放し、全力で襲撃者に挑む。
「無茶はするな」
「シリウスも気を付けて」
 お互いを気遣う言葉を交わし、それぞれ最善を目指し動く。
「シアちゃん、禹歩七星を」
「はい……!」
 リチェルカーレの呼び掛けに、アリシアも動く。
 共に陰陽師である2人は、禹歩七星を掛け皆の身体能力を強化する。
 強化されると同時に、真っ先に跳び出すのはシリウス。
 そこにテペヨロトルの声が響く。
「石を壊してにゃ! 壊してくれたら逃げられるにゃ!」
 これに襲撃者達は防御を固める。
 その布陣を見たシリウスは即座に判断。
(石の破壊は皆に任せる。俺は他の敵を)
 シリウスは石を護る敵ではなく、その周囲を固める者達の排除に動く。
 疾風の如き速さで距離を詰めると、ソードバニッシュ。
 敵に反応させることさえ許さず、先制の一撃を叩き込んだ。
 一撃を叩き込むと即座に、囲まれないよう立ち回る。
 そちらに敵が注意を引かれている隙をついて、距離を詰めたリチェルカーレは禁符の陣を発動。
 敵の動きを止めながら、ナターリエとテペヨロトルを元気づけるように声を掛けていく。
「すぐに助けます。もう少しだけ頑張って……!」
 リチェルカーレとシリウスが敵を引き付けている所に、皆は動き出す。
「月と太陽の合わさる時に」
 クリストフはアリシアと魔術真名を唱えると、要石となる魔結石のひとつに狙いをつける。
(結界、だな)
 周囲の状況とテペヨロトルの言葉で判断したクリストフは、アリシアに呼び掛ける。
「じゃあ、アリシア、要を潰しに行くよ」
「はい、テペ様もお母様も、助けましょう」
 2人は連れ立って結界の要のひとつを目指す。
 先行して前に出るのはクリストフ。目指す敵は終焉の夜明け団。
(何というか、無粋だよなあ、終焉の夜明け団って。せっかくの再会に水を差さなくても――)
 怒りを抑えながら全速で走る。
(だから俺達みたいなのに邪魔されるんだよ)
 敵の注意を自分に引き付けるようにして、全速で距離を詰めていく。
 すると敵は、炎弾を放つ。
 敵の動きから、クリストフは攻撃を予測。
 アリシアに向かう軌道ではないと読み切ると、前進しながら回避。
 炎弾を放った敵は素通りし、要石の傍に就いている敵に向かう。
「舐めるな!」
 無視された敵は、クリストフの背中目掛けて炎弾を放とうとする。
 しかしそれより速く、距離を詰めていたアリシアが禁符の陣を発動した。
「クリス、今のうちに、もう一人を……」
「アリシア、ありがとう」
 クリストフは礼を返し、目の前の敵に全力で攻撃を叩き込み戦闘不能に追い込む。
 倒すと即座に、アリシアの元に向かう。
 2人で協力し、瞬く間に戦闘不能にすると、要石に向かう。
「要、壊すよ」
「はい」
 2人は要石に向かうと、最も威力のある攻撃を重ねる。
 クリストフは爆裂斬を、アリシアは慈救咒を叩き込み、要石を破壊した。
 同様に、皆は攻撃を重ねていく。
「闇の森に歌よ響け」
 魔術真名を唱え膨れ上がった戦力を叩きつけるべく、リコリスとトールは動く。
「レオノル先生のママを助けましょう」
 リコリスはナターリエに視線を向けたあと、決意するように言う。
「ママは大切にしなきゃいけないわ、いいママなら尚更よ。だから絶対に助けるの」
「ああ、もちろんだ」
 トールは応え、敵に狙いをつける。
「まずは石を破壊しよう。2人護衛に就いているから、1人ずつ仕留める」
「分かったわ」
 トールの提案を聞くと同時に、リコリスは走り出す。
 向かうは、攻撃魔術を放とうとしている敵。
 リコリスは敵に圧力を掛けるようにして、真っ直ぐに突進する。
(畑もテペヨロトルも先生のママも、傷一つつけさせない)
 強い決意と共に間合いに跳び込むリコリスに、敵は反射的に迎撃しようとする。
 だがそれより速く、トールのソニックショットが放たれた。
 敵の機先を制して放たれた一矢は、足に突き刺さる。
 痛みで動きが鈍った所に、リコリスは斬撃を放つ。
 斬り裂かれ、敵は弱っていく。
 要石を護っていた敵は援護に向かおうとするが、そこにトールの牽制となる一矢が放たれる。
 敵は避けることが出来たが、味方の援護に向かえない。
 トールが敵を分断している隙に、リコリスは目の前の敵を確実に倒していった。
 そして要石に向かうと連続斬撃。繰り返される斬撃に耐え切れず、要石は破壊された。
 次々と要石の破壊に向かう中、レオノルは逸る思いを無理やり飲み込み、自身も要石の破壊に動く。
「正しいことを為せ、真のことを言え」
 魔術真名を詠唱し、解放された能力の全てを駆使していく。
「石を破壊しなきゃ! 陽気か!」
 魔力探知で属性を確認したレオノルは、捧身賢術で最大限にまで高めた火力を全力で叩き込む。
 狙いは真っ直ぐに要石。
(最大威力のナイトメアを打ち込む!)
 鬼気迫る勢いでナイトメアを放とうとするレオノルに、要石の護衛に就いていた敵は危機感を覚え、堪らず距離を取る。
 その判断は間違っていなかった。
 レオノルが現時点で出せる全力を振り絞って放たれたナイトメアは、レオノルの想いに応えるように強力な威力を見せる。
 どろりとした質感を持った闇が要石を包み込むと、一気に浸食。
 周囲に響くほどの音をさせながら、遠目で見ても分かるほどの亀裂を無数に入れた。
 そこにショーンの追撃が放たれる。
 ピンポイントショットで狙うのは、亀裂の中心。
 まさしく針の穴を穿つようにして、正確無比な一撃が命中。
 要石は粉々に粉砕された。
「ドクター! 残りの石は皆に任せましょう! 私達は敵の排除を!」
「分かったよ! 母上を助けよう!」
 2人は敵に向かう。レオノルは前に出て、自らの危険も顧みない。
 ナターリエとテペヨロトルに向かおうとする一団に、全力のソーンケージを叩き込む。
「汚らわしい手で母上に触れるなぁっ!」
 敵の注意を引くように攻撃を重ねていく。
「ドクター!」
「大丈夫!」
 心配して声を掛けるショーンに、レオノルは不退転の意志を込め返す。
「ヘイトを稼ぐなら好都合。それで守れるなら安いよ!」
 レオノルの決意を助けるように、ショーンも攻撃を重ねていく。
 2人は懸命に敵の前に立ちはだかる。
 その助けになるように、皆も動いていく。
「至高あれ、残花終影幻夢と消えよ」
 サクラとキョウは魔術真名を唱え、敵に向かって行く。
「あれ、終焉の夜明け団よねぇ」
「ですよね」
「わざわざこんな所まで来るなんて、暇なのかしら?」
「悪いことするぐらいには暇なんですよ、きっと」
「あら、悪い奴らなら、殺さないとダメよねぇ」
 サクラは殺意を浮かべ目を細めると、敵の額に照準をつける。
「だめですよ。畑が血で汚れちゃいます」
 慌ててキョウが止める。
「ここに住んでる人が居るんですから。殺人現場にしちゃだめです」
「しょうがないわねぇ」
 ため息をつくようにサクラは応えると、狙いを敵の足に変更。
 ハイパースナイプを発動。
 正確無比に、敵の足を撃ち抜く。
 それにより、敵の陣形に隙が出来る。その隙を逃さず、キョウは動く。
 先行して敵を引き付けて動く仲間に、天恩天賜を掛け回復していく。
「回復します! こちらに来て下さい!」
 そうはさせぬと敵は動こうとするが、サクラの狙撃が敵の動きを止めた。
 敵の主力が抑えられている間に、連携して要石の破壊に動く者達も。
「開け、九つの天を穿つ門」
 魔術真名を唱え、セシリアとリューイは連携するべく、ニコラとヴィオラの元に向かう。
 それに合わせ、ニコラとヴィオラも魔術真名を詠唱した。
「cooking and science」
 魔力回路を開放し、2人はセシリアとリューイに合流する。
「リューイ、石を破壊に行く。一緒に行ってくれるか?」
「はい。セラ――」
 リューイはニコラに返すと、続けてセシリアに呼び掛ける。
「僕はニコラさんと石の破壊に行くよ。セラは――」
「ナターリエさんとテペヨロトル様の護衛に行くわ」
「なら、私も一緒に行きます」
 セシリアの言葉を継ぐように、ヴィオラが続ける。
「ペンタクルシールドを使えば、盾になることもできますから。二コラさん――」
 ヴィオラはニコラに笑みを浮かべ、送り出すように言った。
「それでは私は、おふたりをお守りします。早く結界石を破壊してきてくださいね」
「ああ、頼む。あのおふたりを何とかして守ってくれ」
 ニコラも笑顔で返すと走り出す。
 合わせるようにリューイも走り出し、その寸前、セシリアに声を掛ける。
「セラ、早く助けてあげよう」
「ええ、助けてあげましょう」
 そして4人は2組に分かれ、それぞれの役割をこなすべく動いていく。
 ヴィオラとセシリアは敵の側面を素通りし、ナターリエとテペヨロトルの元に向かう。
 移動しながら2人は敵の動きも確認する。
 前線で戦ってくれる仲間のお蔭で、すぐにこちらに向かってくる様子はない。
 その様子を確認しながら、ヴィオラは思う。
(レオちゃんとお母様の再会を邪魔するなんて許せませんね。まあ、あちらにはそのつもりは無いのでしょうけれど……)
「運の悪い方達ですね、ふふっ」
 凄味のある笑みを浮かべ、ヴィオラは戦いの意志を固める。
 同じようにセシリアも敵の様子を確認しながら思う。
(それにしても、夜明け団もなりふり構わなくなってきたこと)
 必死の形相で戦う終焉の夜明け団に、追い詰められているのを感じ取る。
(罠を張って八百万の神を捕えようなんて、これもアレイスターの狙いなのかしら)
 見えない思惑を考えながら、ナターリエとテペヨロトルの傍に辿り着いた。
「結界、破壊します! もう少しだけ待っていてください!」
 セシリアは結界に近付き、中に居る2人に声を掛ける。
「ありがとにゃ!」
「ありがとう。でも無理はしないで下さいね」
 礼を返す2人に、ヴィオラは安心させるような笑みで応えながら、結界の中に入れないか確かめる。
 一定の距離から近付こうとすると、反発させる力を感じ、それ以上は入れない。
(結界石を破壊しないと、中には入れないみたいですね。なら――)
 ヴィオラは、結界が解除されればすぐに、ナターリエとテペヨロトルの護衛に向かえる距離を保ちながら、味方の援護をしていく。
「アーク・ブーストを掛けます!」
 ヴィオラは、前線で戦うシリウスとリチェルカーレに、アーク・ブーストを掛けていく。
 その間に、セシリアは敵をワンダリングワンドで攻撃しつつ、全体を俯瞰して見ていく。
(あれが――)
 敵陣の奥で指示を出す男を見極め、皆に注意を促す。
「右手奥で指示を出しているのがリーダーよ!」
 これを聞いた前線組が、そちらに向かう。
 すると敵は防御陣形へと移行。護りは硬くなったが、結界石の援護が薄くなる。
 そこにリューイとニコラが真っ直ぐに向かう。
「先に出ます!」
「任せる!」
 2人は陣形を取り、敵の間合いに跳び込む。
 先行して疾走するリューイは、敵の1人が放った光の矢を危なげなく避けた。
 そのまま横を走り抜けると、結界石を護っている敵の剣士との距離を詰める。
 距離を詰めると同時に、敵は剣撃を放って来た。
 それを前進しながらリューイは回避。
 斬撃の間合いに跳び込むと三身撃を叩き込む。
 素早いステップで敵を翻弄するように動きながら、一瞬で3回斬り裂いた。
 斬り裂くと同時に距離を取る。
 狙いはヒット&アウェイ。
 1人で倒す必要はない。敵の分散をしつつ、味方が合流してくれるまで時間を稼ぐ。
 その猶予を活かすように、ニコラは敵を叩き伏せていく。
「リューイ!」
 後方から追い付いたニコラが合図する。
 それを受け、リューイは配置を交代。
 遠距離攻撃を放とうとしていた敵の抑えに動き、ニコラは代わりに前へ出る。
 リューイの攻撃を受けていた敵は動きが鈍っている。
 そこに渾身のパイルドライブを叩き込む。
 杭を打ち込むようにして、手にした両手鎌を全力で振り降ろす。
 敵は剣を打ち合わせ防ごうとするが、パイルドライブの勢いに撃ち負ける。
 剣は弾かれ、敵は切り裂かれると戦闘不能に陥った。
 敵の戦闘不能を確認して、ニコラはリューイの援護に動く。
 2人は連携し、敵を打ち倒していった。
 結界石を護る敵は、次々に倒されていく。
 それを見た敵のリーダーは、防ぐよう味方に指示を飛ばすが、その動きに合わせ動く者も。
「我ら、闘争の中に生を見出す者なり」
 魔術真名を詠唱し、クォンタムとメルキオスは全速で走る。
 向かう先は、救助するべきナターリエとテペヨロトルの元。
 そちらに向かおうとする敵からの壁になるように動いていく。
「森の八百万の神よ、その庇護されてる方! もう暫くの辛抱だ!」
 安心させるように声を掛け、前へ前へと出て行く。
(ここは通さん!)
 死守するような勢いで、クォンタムは双剣を振るう。
 敵の間合いに跳び込むとエッジスラスト。
 瞬速の斬撃で斬り裂くと、敵がそれ以上前に進めないよう、決して退くことなく剣を振るい続ける。
 その横手から、新手の敵が攻撃を放とうとする。だが――
「どこを見てる!」
 メルキオスが、すかさず注意を引く。
 敵を挑発しながら回避に専念し、結果として敵を抑えていた。
 それを目の端で捕えたクォンタムは声を上げる。
「避けてばかりでなく剣も振るえ!」
「いやいや、これが最善だよ?」
 戦いの中にあっても漂々とした声で返しながら、メルキオスは敵を引き付けていく。
「ほらほら、どうしたの? それじゃ当たらないよ」
 確実に敵を引き付けながら、隙を見れば短剣を突き刺し、ナターリエとテペヨロトルへと近づけさせない。
 変わらず回避を中心に動く相棒にクォンタムは苦い表情をしながら、剣を振るいつつ言った。
「畑には向かわせるな! 荒らさないよう気を付けろ!」
 これにメルキオスは笑みを深めると、敵の間合いに踏み込み挑発しながら、敵を畑からも遠ざけていった。

 浄化師達は、それぞれの役割をこなし敵を翻弄していく。
 敵の本体を抑えつつ結界石を破壊し、ナターリエとテペヨロトルを戦場から遠ざけるように動いていった。

「ニコラさん結界石の破壊をお願いします! こちらに向かう敵は僕が抑えます!」
「頼む!」
 すでにひとつ結界石を破壊していたリューイとニコラは、最後のひとつの破壊に向かう。
 そうはさせじと向かって来る敵にはリューイが向かい、結界石破壊の時間を稼ぐため、回避と牽制に集中して敵を抑える。
 お蔭で、結界石の周囲に、敵は誰も居ない。
 絶好の好機を活かすべく、ニコラは全力のパイルドライブを叩き込む。
 渾身の一撃を叩き込み続ける。
 最初は耐えていた結界石は、ほどなく木端微塵に破壊された。
 結界石の最後のひとつは破壊され、捕縛結界は崩壊する。
 発動前に結界を崩壊させたことで、ナターリエとテペヨロトルは無傷ですむ。
 2人の前に壁役として立ちながら、戦況を俯瞰して見ていたセシリアが皆に告げた。
「結界は破壊したわ! ナターリエさんとテペヨロトル様はこちらで護るから、残りの敵をお願い!」
 これを聞き、浄化師達は動きを変える。
 それまで結界石の破壊に動いていた者達も、前線に合流。
 前線で戦い傷を受けた者を一端後ろに下がらせ時間を稼ぐと、その猶予を活かし回復。
 そこから全員で、敵の動きを誘導しながら全力を叩き込んでいく。
 守勢に回った敵のリーダーは焦った声で指示を飛ばす。
「あいつらを逃がすな!」
 ナターリエとテペヨロトルを抑えるべく声を上げる。
 それに部下は従い向かおうとするが、前線で戦う浄化師達の勢いに負け前に出れない。
 苦し紛れに攻撃魔術を放つが、それをセシリアとヴィオラが受け止める。
 2人はペンタクルシールドを展開。半円状のシールドで、敵の攻撃魔術を受け止める。
「大丈夫ですか!」
「大丈夫かにゃ!」
 心配するナターリエとテペヨロトルに、セシリアとヴィオラは安心させるように応えを返す。
「大丈夫です。まだまだ耐えられます」
「気にしないで下さい。レオちゃんのお母様を護りたいんです」
「え……?」
 ヴィオラの言葉に、ナターリエは驚いたように声を上げる。
「母親……レオ……まさか――」
 ナターリエは必死に、今も戦う浄化師達に視線を向ける。
 焦燥を浮かべ視線を巡らせ、ついにレオノルに気付く。
「ぁ……あの髪と、目の色……本当に……」
 信じられないというように声を震わせ、こらえきれない激情に涙を滲ませる。
 そんなナターリエの様子に、テペヨロトルは慈しむように目を細めと、次の瞬間、体長5メートルはあるジャガーに変わる。
 そして力強く言った。
「ナターリエ、背中に乗るにゃ! 邪魔にならないよう離れるにゃ!」
「――はい!」
 ナターリエは涙を拭い、テペヨロトルの背中に乗る。
「逃がすな!」
 敵リーダーの檄に、敵の攻撃魔術が幾つか飛んでくる。
 しかしセシリアとヴィオラがペンタクルシールドを展開して護り、その隙にテペヨロトルは猛ダッシュ。
 瞬く間に安全域に逃げ出した。
「クソ! 抑えろ! 逃がすな!」
 血走った眼差しで部下に命令する敵リーダー。
 その指示に従い、敵は猛攻に出る。
 しかしそれを通す浄化師達ではない。
「ここは通さん!」
 クォンタムは身体を張り、敵の前に打って出る。
 連続して双剣を振るい、敵の動きを誘導する。
 もちろん無傷では済まない。
 それでも剣を振るい続けるクォンタムに、メルキオスは援護するように動きを合わせる。
「ほらほら、どうしたどうした」
 挑発して敵を引き付け、気付かれないように誘導していく。
 狙いは、畑を荒らされないようにすること。
 他の浄化師達も同様に敵の動きを誘導しながら、畑から引き離した所で、憂いなく全力を叩きつけていく。
(リーダーを叩く)
 シリウスは敵の陣形が薄くなった隙を逃さず、敵リーダーに向け疾走する。
 敵は追い駆けようとするが、そこにリチェルカーレが援護に向かう。
 禁符の陣を発動。
 敵は術で拘束された上に、魔術の発動を封じられる。
 リチェルカーレのお蔭でシリウスは、邪魔されることなく距離を詰め、表裏斬で斬り裂く。
 胴を横薙ぎにすると、即座に後方に回り背中を斬り裂いた。
「貴様!」
 敵リーダーは反射的に剣を振るうも、シリウスは危なげなく双剣で弾く。
 そこから間髪入れず、動きを封じるために両足を斬り裂いた。
 堪らず敵リーダーは膝を屈し、戦闘不能に陥った。
 敵リーダーが打ち倒され、敵に動揺が走る。
 そこから止めを刺すように、皆は前に出ていく。
「アリシア」
「はい」
 クリストフとアリシアは、息の合った動きで敵を制圧していく。
 敵は2人の内、回復を中心に動いていたアリシアを組し易いと思ったのか、彼女に向かって突進してくる。
 それをアリシアは迎え撃つ。
「――ウンタラタ・カンマン」
 敵の動きを予想し事前に詠唱を終わらせていたアリシアは慈救咒を発動。
 アリシアの前方に現れた炎の蛇は、疾走するような勢いで敵に跳びかかる。
 敵は悲鳴を上げながら焼かれ、後続の敵も怯むように動きが止まった。
 そこにクリストフが跳び込む。
 踏み込みむ勢いも込めた斬撃を、敵は手にした盾で受け止めるも、爆散する。
 爆裂斬。
 斬った個所に魔力を流し爆裂させるその技は、盾を持っていた敵の腕に大きく傷を与えた。
 そこに追撃を加えることを忘れない。
 動きを封じるために足を斬り裂き戦闘不能にしていった。
 次々に倒される終焉の夜明け団。
 仲間が倒され怖気づいた彼らは、味方を残して逃げ出そうとする。
 けれどリコリスの速さが許さない。
 俊敏な動きで退路を封じると、次々斬撃を繰り出していく。
「哀れな害虫さん、駆除してあげるわ」
 繰り出される斬撃は鋭く、逃げ腰の敵はまるで相手にならない。
 勝てないと悟った敵は、味方を盾にするようにして自分だけは逃げようとした。
 そこにトールの正確無比な狙撃が放たれる。
 腕を撃ち抜かれ、痛みで敵は蹲った。
「それ以上動くな。殺す気はないけど、逃げるなら容赦しない」
 トールの警告に、腕を撃ち抜かれた敵は観念したように座り込んだ。
 次々と敵は戦闘不能に陥り、浄化師達は拘束していく。
「逃がさないよ」
 レオノルは逃げ出そうとした敵の一団に、ソーンケージ撃ち放つ。
 敵は魔力で出来た茨で前進を絡め取られ、痛みで動けない。
 そこにショーンは駆け寄ると、痛みで動けない敵を拘束していく。
「殺さないでくれ」
 怯えたように声を上げる敵に、ショーンは持って来ていた縄で縛り上げながら返す。
「守護天使の手前、命は見逃してやる。だが裁きは必ず下す!」
 ショーンの鋭い声に、観念したように敵は項垂れた。
 ほぼ全ての敵の制圧が終わる。
 だが1人、どうにかして逃げ出そうとする。
 それに気付いたサクラが狙撃。
「あら、死んじゃったかしら?」
 当たり所が良過ぎたのか、肩を撃ち抜かれ倒れ伏した敵はピクリとも動かない。
「まだ生きてます!」
 慌ててキョウが走り寄り、天恩天賜で回復してやった。

 これにより敵の全てを制圧する。
 少しだけ畑は荒らされていたが、それも少し手入れをすれば戻る程度。
 敵に死亡者は無く、全員を無力化した上で拘束できた。
 念のため、周囲に敵の残党や援軍が居ないことを確認してから、退避していたナタ―リエとテペヨロトルに呼び掛ける。
 巨大なジャガー姿のテペヨロトルの背中からナターリエは降りると、離れ離れになっていた我が子の元に走り寄った。

●再会の時
「――母上」
 緊張した面持ちで母を呼ぶレオノルに、ナターリエは手を伸ばそうとする。
 けれど、その手は引き戻された。
 自らを責めるように、そして怯えるように、ナターリエは掠れた声で言った。
「ごめんなさい……私は、貴女を……――」
 それは懺悔の言葉。
 赤ん坊だったレオノルを置いて人に預けてしまった、自らを責める言葉だった。
 それを口にするナターリエの表情は、まさに悲痛。
 自らの内に折り重なった想いを、愛する娘にどうすれば伝えられるのか?
 伝えるべき言葉が見つからず、それでも何かを伝えようと、苦悩していた。
 それがレオノルに気付かせる。
(母上は、こんなに――)
 想いの強さに涙が溢れそうになる。
 けれど初めての再会は笑顔で迎えてあげたくて、精一杯の笑顔を浮かべ、心からの優しい声で呼びかけた。
「会えて嬉しいです。母上」
「ぇ……」
 ナターリエは信じられない物を聞いたというように、一瞬茫然としたが、震える声で応えた。
「そんな……私は、貴女を置いて……」
「自分を責めないで下さい。母上」
 ナターリエを包み込むような穏やかな声で、レオノルは返す。
「それよりも……母上。一生会えないと思っていた母上に、今こうして会えて、それだけでよかった……それもこれも全てショーンのお陰です」
 少し後ろで、見守るようにしていたショーンに視線を向けレオノルは言った。
 これにショーンは静かに返す。
「私は当たり前のことをしたまでです。褒められる程ではありません。
 真っ当な親に会いたがる子の気持ちは痛い程分かりますから」
「……ショーン」
 距離を取るように言うショーンを引き寄せるように、レオノルは傍に寄り言った。
「君のお蔭だよ。ありがとう」
 微笑みながら感謝の言葉を口にするレオノルに、ショーンは声を震わせる。
 そして何かを口にしようとして、言葉に出来ず。やがて――
「ドクター、お顔に土が」
 いつものように、冷静な声で返そうとして、巧くいかない自分に苦笑する。
 そしてレオノルを見詰めながら、泣き笑いのような声で言った。
「折角綺麗にして会わせたかったのになぁ。ははは……」
「……? ショーン? 声が震えてるよ? 何か、眼も赤い……」
 普段は見れない彼の様子に、同じような声で返すレオノルだった。

 そんな3人の様子を、心地好さ気に見詰める者達がいる。

「レオノル先生……」
 リチェルカーレは、少し離れた場所でレオノル達を見詰めている。
「お母さんと会えて、とても嬉しそう。好かった……」
「ああ、そうだな」
 傍で返すシリウスは、レオノルと共にショーンに視線を向ける。
 今のショーンは、普段では見れないほど、感情に溢れているように見えた。
(……好かった)
 自らで気付くことはできずとも、シリウスは優しい眼差しを見せる。
 それはショーンと、レオノル母娘の幸せを願うような、そんな優しい眼差しだった。
 無言のままショーン達を見詰めるシリウスに、リチェルカーレは言った。
「あとで、挨拶させて貰いましょう。ペテ様にも、一緒に」
「ああ、分かった」
 穏やかな声で応えるシリウスだった。

 同じようにレオノル母娘の再会を喜びながら、少し離れているのはクリストフとアリシア。

「少し、2人きりにしてあげよう」
「ええ、それが、良いと思います」
 クリストフの言葉に返したアリシアは、レオノル母娘の再会の邪魔にならないよう離れている間に、テペヨロトルに挨拶に行く。
「テペ様、とお呼びしても、構いませんか?」
 これに巨大なジャガーのままのテペヨロトルは明るい声で返す。
「好いにゃー。好きに呼んで欲しいにゃー。それより助けてくれてありがとにゃー」
 そう言うと、猫がするように頬を摺り寄せる。
 もふもふな感触に――
「会えて、嬉しいです」
 笑顔を浮かべるアリシアだった。

 そしてテペヨロトルの元に、リューイとセシリアの2人も挨拶に来る。

「怪我はなかったですか?」
 心配して聞いてくるリューイに、テペヨロトルは嬉しそうに応える。
「怪我ひとつないにゃー。そっちの子が護ってくれたおかげにゃ」
 そう言うとテペヨロトルは、セシリアに頬を摺り寄せた。
 これにセシリアは、苦笑するように目を細めると、母娘の再会をしているレオノル達に視線を向ける。
 同じように、リューイも見詰めていた。
 2人の様子を、微笑ましげに見詰めるセシリアとリューイだった。

 同じようにヴィオラも、2人の様子を微笑ましげに見つめている。

「嬉しそうだな」
 ニコラの言葉に、ヴィオラは笑顔で応えた。
「はい。レオちゃんは姉のような存在だから、私もとても嬉しいです」
「そうか」
 ニコラは静かに返すと、少しだけ荒らされてしまった畑に視線を向ける。
「見事な畑だというのに、少し荒らされてしまったな。あとで、元に戻せるよう少し手伝おう」
「良いですね。みんなにも手伝って貰えないか、聞いてみましょう」
 笑顔で頷くヴィオラだった。

 そうしてレオノル達、母娘の再会を遠目に見守っているのはリコリスも同じだ。

(……好かった)
 生きて再会できたレオノル達の様子を見て、リコリスは心から喜ぶ。
 そして同時に、自身の母親のことを思い出し、少しだけ物憂げな表情になる。
 するとトールが、声を掛けてくれた。
「リコ」
「え、トール? 何?」
 視線を合わせ問うリコリスに、トールは穏やかな声で言った。
「君の母親のこと、覚悟もしてたしきちんと見送りもした――」
 その時のことを想いながら、トールは続ける。
「――とはいっても、まだまだ偲んだっていいはずだよ。覚えている限りは」
 トールの言葉に、じっとリコリスは視線を合わせる。
 そして力を抜くように小さく笑みを浮かべ応えた。
「ありがとう。トール」
 忘れがたい母への想いを抱きながら、リコリスはレオノル達母娘の再会を祝福していた。

 そうして母娘の再会を見詰め、無事を喜ぶ者も。

「ご母堂と神が無事でよかった」
 レオノル達の様子に喜び、テペヨロトルの無事に安堵しながら、ひとつの思いを抱く。
(守護天使の試練で見た。あの少年は八百万の神、だったのだろうか……)
 過去にあった事実だという、あの光景。
(記憶は……正直判らないが、養父殿に会いたい。託された物が何か知りたい)
 未だ戻らない過去の記憶を想い、憂いに沈む。
 そんな彼女に、いつもと変わらぬ漂々とした声でメルキオスは言った。
「ね、やっぱり記憶、取り戻したいの?」
「……ああ、取り戻したい」
 郷愁を抱くような声に、メルキオスは応える。
「僕の頼みを聞いてくれたし、今度は僕がクォンの頼みを叶えないとね」
「そうか……頼む」
「もちろんだよ。相棒だからね」
 お互い笑みを浮かべ、拳を合わせる2人だった。

 そしてしばし時が過ぎ、レオノルとナターリエの2人は言葉を交わし続ける。
 けれどその間に、他の浄化師達を待たせてしまったことに気付いたナターリエは、心からの礼を口にする。

「みなさん、ありがとうございました。お蔭で、助けていただいて……それに娘に会わせていただいて――」
 礼を言いながら、その先の言葉に詰まる。
 それはレオノルと、まだ話をしていたいと思ってしまったからだ。
 けれど浄化師達をこれ以上引き止めるのは悪いと思い、さらに続けようとした時、サクラが言った。
「少しお茶をしても良いかしら? 戦って、少し疲れてしまったの」
 これにキョウも続けて言った。
「クッキー、持って来ているんです。みなさんも、どうですか?」
 レオノルとナターリエを、まだ話をさせてやろうとするような、サクラとキョウの提案に皆は頷く。
 これにナターリエは、感謝するように笑顔で応えた。
「みなさん、ありがとうごいます。お茶、美味しいのを淹れますね。ぜひ、飲んでいって下さい」
 ナターリエの申し出に、笑顔で応える浄化師達だった。

 かくして指令は終わりをみせる。
 ナターリエとテペヨロトルを無傷で救出し、畑の被害を最小限で終わらせた、見事な結果だった。


【森国】マザー・ピースを救出せよ!
(執筆:春夏秋冬 GM)



*** 活躍者 ***

  • ショーン・ハイド
    …素知らぬ顔は都合がいいのです
  • レオノル・ペリエ
    君が誰であっても私には関係ないよ
  • リチェルカーレ・リモージュ
    どんな時でも、側にいる
  • シリウス・セイアッド
    …何が正解なのか、わからない。
  • アリシア・ムーンライト
    私に何ができるのでしょうか
  • クリストフ・フォンシラー
    せっかく蘇ったんだしな

ショーン・ハイド
男性 / アンデッド / 悪魔祓い
レオノル・ペリエ
女性 / エレメンツ / 狂信者

リチェルカーレ・リモージュ
女性 / 人間 / 陰陽師
シリウス・セイアッド
男性 / ヴァンピール / 断罪者

アリシア・ムーンライト
女性 / 人間 / 陰陽師
クリストフ・フォンシラー
男性 / アンデッド / 断罪者




作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2020/01/31-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[23] リューイ・ウィンダリア 2020/02/07-22:43

なんとかプラン、できました。
結界石破壊後は、夜明け団対策へ回る様にしています。
うまくいくといいんですが。

あ、捕縛方針でいいと思います。
僕たちもできるだけ、人の命は奪いたくないです。  
 

[22] ヴィオラ・ペール 2020/02/07-21:46

そうですね、捕縛で良いと思います。
手加減できる余裕が無いなら致し方ないこともありますが、
今回の敵はそこまで強くはないでしょうし、
不必要に命を奪うことはしなくて良いかと。  
 

[21] ショーン・ハイド 2020/02/07-21:37

もちろん。捕縛の方向でいいと思う。というかそうしてもらえると俺も有難い。
カチーナに悪い行いをする人間として滅ぼされたくないしな。
……それに。あの人の住む家の前で殺しなんぞしたら、住みにくくなってしまうだろう。それは嫌だからな  
 

[20] クリストフ・フォンシラー 2020/02/07-21:25

夜明け団は捕縛の方向でいいと思うよ。
こちらもそのつもりだった。
必要の無い殺しはしない方がいいしね。  
 

[19] リチェルカーレ・リモージュ 2020/02/07-21:20

わたしもプラン製作中です。あと少しですね、がんばりましょう。
そういえば、夜明け団の人たちは捕縛の方向で良かったでしょうか?
ファウスト様からも、「夜明け団を排除するだけでは駄目」と言われましたし、できるだけ未来につなげられそうな道を選びたくて。
そのつもりでプランを書いているのですが。

掲示板は適時確認していますので、何かありましたら教えてください。  
 

[18] クリストフ・フォンシラー 2020/02/07-20:36

リチェちゃん、纏めをありがとう。
なるべく早く結界を破壊して応援に戻るから、しばらく夜明け団の相手を頼むね。
ヴィオラちゃんとセシリアちゃんも、シールドがあるとは言え、気をつけて。

今から暫くプラン書いてると思うから、何かあれば言ってね。
限度はあるけど、できるだけ対応したいと思うよ。  
 

[17] リチェルカーレ・リモージュ 2020/02/06-23:08

結界石破壊:レオノル・ショーンペア、リコリス・トールペア、アリシア・クリストフペア、二コラ・リューイペア
ナターリエさん、テペヨロトル様護衛:ヴィオラ、セシリア
夜明け団対応:リチェ・シリウスペア、サクラ・キョウペア、クォンタム・メルキオスペア
(敬称略)

という感じでしょうか?
では、わたしとシリウスは結界破壊までの間の引きつけを担当ですね。
がんばります!  
 

[16] リコリス・ラディアータ 2020/02/06-13:55

リチェは纏めありがとう。
それじゃ、私とトールで結界一つ担当させてもらうわね。
なるべく早く帰ってくるわ。

そうなのよね…魔性憑きは本人の属性依存のスキルがないのね…
こう、武器に属性をまとわせるとかできたらいいのだけど、
今回はセパルもいないし物理で殴るしかないわね。

結界破壊後は、夜明け団対応組と合流して加勢するわ。
テペヨロトル達に近づかれすぎたり、畑から十分離れてなかったりしたら
スポットライトで引き付けるわね。  
 

[15] リューイ・ウィンダリア 2020/02/05-23:34

気がついたら出発も迫っていますね。
結界破壊は急ぎたいですし、譲り合っていても決まりませんから…。
ニコラさん、ありがとうございます。是非一緒にいかせてください。

組分けをどうするにしろ、夜明け団対応組が3組になってしまいますので、早めに結界をなんとかしたいですね。

サクラさんたちはお忙しいのでしょうか。組分けとか方針とか、これでいいのかな。  
 

[14] ニコラ・トロワ 2020/02/05-23:10

ふむ。そうだな、
結界破壊は手早く終えた方が良いから、1組で対応するのに賛成だ。
今のところ破壊するのを申し出てるのは、ショーンの所とリコリスの所とクリスの所か?
そうなるともう1組いるな。
私の所はヴィオラがシールドで護衛をすると言ってるので夜明け団の相手をと思っていたが、
リューイ、セシリアもシールドでの護衛をするなら、お前も1人だな。
私と一緒に、残る一カ所の結界破壊に行かないか?
別にパートナー以外と一緒でも構わんだろう。  
 

[13] アリシア・ムーンライト 2020/02/05-22:56

リチェちゃん。
はい、禹歩七星、一緒にして貰えると、助かります。
私だけじゃ、2手掛かってしまいますし……
少しでも早く、皆さんに行動して、貰いましょう。  
 

[12] クリストフ・フォンシラー 2020/02/05-22:37

ごめん、結界破壊の件、陰属性なら効果大かなとは思ったけど、
別に陰属性じゃなきゃ破壊できない訳じゃないんだし、どの攻撃でも大丈夫だと思うよ。
何発も叩き込めばいいだけだしね。

あと、結界の要の所には夜明け団が2人いるから、一カ所の要に一人ではなく、一組で行った方がいいと思う。
だから結界破壊には4組8人が向かった方が良くないかな。
残る4組で夜明け団12人の相手は大変かもしれないけど、破壊が早く済めば何とかなるかなと。

もし4組で行くなら俺達も結界破壊に行くよ。
4人でいいなら、夜明け団を抑える方に回る。
どうしようか?  
 

[11] リチェルカーレ・リモージュ 2020/02/05-20:15

結界石破壊:レオノル、ショーン、リコリス、トール
ナターリエさん、テペヨロトル様護衛:ヴィオラさん、セシリアさん

宣言があった人を拾ってみました。トールさんはリコちゃんと同じ結界に振り分けてしまいましたが、良かったでしょうか?
石が4つ、そちらに向かう人も4人。ちょうどよい感じだと思います。
わたし達は夜明け団の対応をさせてもらいます。
まずは、石を守っている人を引き離さないといけないでしょうか?  
 

[10] ショーン・ハイド 2020/02/04-22:43

……。エレメンツだろうと何だろうと平穏なこの場所を守りたい気持ちは同じ、か。

狂信者はともかくとして、だ。
別に無理に陰気じゃなくても、石なんぞ作らんでも、普通に物理攻撃であの結界の要を攻撃すればいいんじゃないか?
ダメージソースについては確かにドクターの魔術が属性相性的には最大打点になる可能性は高いが、それだけじゃあ壊せんだろう。そうなると必要なのは手数及び人だ。
俺も陰気だが、悪魔祓いも属性攻撃は武器依存攻撃しかないからな。

……それにしても。武器依存属性攻撃しかないアライブって多いんだな。魔性憑きはそうじゃあないか?
使用者属性がのってくれれば……。

とりあえず俺も石破壊に加わるし……それと。陰気の攻撃ができると分かればドクターにヘイトが向きかねない以上、ドクターの盾代わりになれれば、と思っている。  
 

[9] リューイ・ウィンダリア 2020/02/04-20:27

魔性憑きのリューイと、占星術師のセシリアです。
どうぞよろしくお願いします。

レオノルさんのお母さんなんですね。無事に助けられるよう、僕たちも全力を尽くします。
テペヨロトル様ももちろん、畑も、ちゃんと守りたいです。
まずは結界の破壊ですね?僕たちも賛成です。
属性攻撃はできませんが、ダメージを重ねたり夜明け団の牽制で少しでも役に立てればと。

あ、ヴィオラさん。よければセラがシールドを一緒にいかせてもらってもいいですかと言っていますが、どうでしょうか。  
 

[8] リコリス・ラディアータ 2020/02/04-00:30

魔性憑きのリコリスと、悪魔祓いのトールよ。よろしくね。

へえ…先生のお母さんなのね。それなら絶対に助けなくちゃ。
助けられる命なら、絶対に。それが家族なら尚更よ。

まず結界の破壊って方針は賛成するわ。
あ、私、陰属性だし、ブレイキングステップで速力をさらに上げられるから、
禹歩七星をかけてもらったら即ダッシュで結界に向かうわ。  
 

[7] ニコラ・トロワ 2020/02/04-00:25

拷問官のニコラ・トロワと占星術師のヴィオラ・ペールだ。
よろしく頼む。

レオノルの母上に会えると聞いたのだが。
姉弟子の母親が危ないのでは手助けしなくてはなるまいな。

結界を破壊する件は賛同する。
まずは母上と八百万の神の安全確保が先だろうしな。
なるべく一撃が大きくなるようにスキルを調整してみよう。
それとヴィオラに、シールドでお二人を守って貰おうかと思う。  
 

[6] クォンタム・クワトロシリカ 2020/02/04-00:23

断罪者のクォンタムと魔性憑きのメルキオスだ
よろしく頼む。
同じ、エレメンツ。
多分、この森のどこかで育った者としては、八百万の神も、ご母堂もその畑も、荒らすことなく解放できたらいい。

ウチのメルキオスが陰気属性だが、奴に使用者依存の魔術がなかった。
奴固有と思われる魔結晶作りの魔術が使えるかと思ったら、陽気は作ってないとのことだった。
…結界壊しにはウチのも私も使えそうにない、すまない。  
 

[5] レオノル・ペリエ 2020/02/03-23:34

あ、はいはーい!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
クリス君!そこは安心して!!
安心と信頼の属性打ち分けスペシャリストの狂信者が担当するよ!!(`・ω・´)
テペ様を脱出させる事は最優先なわけだし、なんなら火力底上げする捧身賢術2つ付けて最大打点の陰気魔術ぶっぱするよ!(`・ω・´)
まぁこれ唯一欠点を上げると、複数攻撃魔術がつかえなくなる所だよね……。

……ところで、なんでショーン、母のこと知ってたの?(´・ω・`)

ショーン「うぐ。じ、実は守護天使に聞きました……。出過ぎた真似かと思いましたが、その……」
出過ぎじゃないけど言ってくれりゃ話ぐらいしたのに(´・ω・`)  
 

[4] リチェルカーレ・リモージュ 2020/02/03-23:22

リチェルカーレです。パートナーはシリウス。
アライブは陰陽師と断罪者です。
どうぞよろしくお願いします。

レオノル先生のお母さん!お会いできるの、私も楽しみでしたのに大変なことに。
はい、まずはナタ―リエさんとテペヨロトル様の安全確保ですね。
すてきな畑も、守りたいです。

まず結界の破壊というのに賛成です。
…あ、シアちゃん。禹歩七星、わたしも手伝わせてもらってもいいかしら?  
 

[3] クリストフ・フォンシラー 2020/02/03-22:54

断罪者のクリストフと陰陽師のアリシアだよ。よろしくどうぞ。

感動の再会を見せて貰おうと思ってたんだけど、また困ったことになってるねぇ。
そうだね、あの人も神も畑も、できれば全部守ってあげたいね。

まずは結界破壊に賛成だよ。
と言うか、そうしないとテペヨロトルが大ダメージ負いそうだし。
アリシアが、なるべく早く動けるように禹歩七星をみんなに掛けたいと言ってる。
結界が陽属性って事は、陰属性での攻撃だと早く破壊できるかな?
 
 

[2] ショーン・ハイド 2020/02/03-12:26

悪魔祓いのショーンと狂信者のドクター•ペリエだ。
種を運んでくれって話だと思ってたんだが……おのれ終焉の夜明け団め。実にいい度胸だ。
あの方を狙うとは、生きたまま関節ごと切り刻んで畑の肥やしにしてくれる。
……とは思ったが、あの方が大事にしている畑を血や肉で汚したくないしな。大体にして、ここで殺しただのなんだのの話になったらカチーナに合わせる顔がない。
とりあえず捕まえようと思ってる。

それと。
方針としてはまずテペヨロトルが守りで時間を稼いでる間、結界を破壊してテペヨロトルにミス•アルシュビェタを運んでもらう、ってことでいいか?
向こうの目的は八百万の神だから、恐らく彼女たちが逃げたら追いかけるだろう。
そうすりゃ畑からもあいつらを引き離せると思うから……テペヨロトルと賊の間に割り込む形で入れば行けると思うんだが。
はぁ……。
それにしても……ドクターをお母様に会わせることができると思ったら……災難もいいところだろ……。