マダム・タッツーの呪いの遊戯盤
とても簡単 | すべて
5/8名
マダム・タッツーの呪いの遊戯盤 情報
担当 GM
タイプ ショート
ジャンル シリアス
条件 すべて
難易度 とても簡単
報酬 通常
相談期間 8 日
公開日 2018-06-19 00:00:00
出発日 2018-06-30 00:00:00
帰還日 2018-07-10



~ プロローグ ~

 ざ、ざ、ざ……濃厚な血の匂いと生臭さが鼻につく。
 納屋に隠れ、生き残っていた村人はそっと外へと出ると、その有様に息を飲んだ。
「ひぃ」
 一人だけ立ち尽くした男が笑って剣を振るい、山となった死者たちを崩していく地獄が広がっていた。
 誰も彼もが死んだことに唯一生き残った村人は絶望し、茫然としていた。その前に男が近づいてきた。
「アリラ、きみのため、きみのため、きみが悲しまないため……必ず取り戻す」
 剣が、落ちてきた。

 教皇国家アークソサエティの東南に位置したアールプリス山脈の根本にある小さな村に狼型のベリアルが出現し、浄化師へと指令がなされた。

 が。村は静寂に包まれる。
 そのなかでただ一人だけ動いているその男は血に汚れた剣と重いそれをずるずると引きずり村にある教会へとやってくるとドアを開けた。
「ああ、アリラ、アリラ、君のために、君のために殺してきたよ。これだけの死体ではまだ足りない? この村人たちだけでは足りない?」
 教会の奥の椅子に腰かけた黒髪の少女に男は問いかける。少女は微動だにせず、その瞳から涙が零れている。
「アリラ……アリラ……君を手にするにはまだ命が足りない? 完璧ではないのかい? だったら、ここにくるやつらを殺し尽くす。大丈夫、ベリアルに貫かれたあいつはもういない。俺が……マドールチェだから? それともベリアルに食い殺された、役立たずのあいつではないから? だから契約もできないのか?」
「この子を喜ばせるにはまだ命も死体も足りないようですわねぇ」
 狂ったような問いかけのなか、品のよい声が落ちてくる。
 男が顔をあげると、黒髪の少女の座る椅子の横に黒いドレスの女。
 黒い外套に、左手の甲には十字架が輝いている。
「ほら、もうすぐここにちゃんとした浄化師がくるわ。その人たちを殺して、その命を捧げれば、きっとあなたは本物となって契約もできるはずよ」
「マダム・タッツー……本当ですね? 本当に、本当ですね? 嗚呼、まったく信じられません。大切な人がいるのに。本当にどうしてベリアルなんかに食い殺されたのか……マダム・タッツー。我が母、あの役立たずに似せて作ってくれたこと感謝しています。俺は嘆き悲しむアリラのために生まれた。彼女を見て俺は生まれた意味がわかりません……けれど契約が出来ない、どうしてアリラは俺を見ないのですか? マダム・タッツー、我が神、あなたなら俺の問いに応えられるはずだ」
 大切なパートナーを思う切実な声に彼女は――マダム・タッツーは口元に笑みを浮かべた。
「私はただの魔術師ですわ。ただバットエンドが嫌いなの。せっかく、浄化師は二人で想いあう素敵な人たちなんですもの。だったら、大切なパートナーを亡くしても、また同じもの与えてあげたくなるじゃない? ただねぇ、見た目だけが同じで、記憶も魂も違う。
 さぁ、急いで、急いで! この地のかわいそうな魂を増やして、呪いを生み出して食らいつくして、本物になるの!」
 甘い毒を滴らせたような言葉に彼は嬉しそうに頷いた。
「待っていて。アリラ、アリラ、すぐに……殺し尽くしてあげる。ここにくる浄化師たちを、そいつら君に捧げて、そうして契約をしよう。今度こそ、守り抜いてみせるから」
 アリラと呼ばれた少女は虚空を見つめ、涙を流し続ける。その唇からこぼれるのは罪悪に染まった言葉。
「ジルド、ジルド、ごめん、ごめんなさい、私のせいで、私をかばったから、あなたは……ジルド、ごめんなさい……」
 マダム・タッツーは泣き続ける少女の頭をひとつ撫でると、くるりっと背を向ける。
「私はなくしたものに悲しむ人に、なくしたものと同じ顔をした人形をあげるだけ。それがどうしようが、どうなろうが、幸せな結末にかわりはありませんわ
 あなたたちがそうやって想いあって、悲しんで、ないものをねだって、純粋に求め合うために……ほぉらすてき、すてき、あなたがなくしたものに悲しんでなにも見ないから、愛しいと呪いがあなたをおもうから
 いっぱい死んだ嘆きも、悲鳴も、憎悪も、絶望も……この地を満たしている。次に誰かが死んだら、他の呪いを食らい続けて大きく染まった呪いは今度こそ暴走して、この地を不毛の地にすることでしょう。
 正義感強く、悪を倒した浄化師がすべての引き金になるなんてすばらしいわ」
 マダム・タッツーは少し、考えるようにして少女の耳元に囁いた。
「ほぉら、また、あなたの大切なジルドを殺す人がくるわ。命をかけて守らないと、また失うわよ」
 その言葉にアリラの目がカッと大きく見開いた。
「ごめんなさい、私のせいで……彼を殺すやつから彼を今度こそ守らないと、守らないと、私は死んでもいいから、彼を殺さないで、また殺すなんてしないで。守るわ、こんどこそ、彼を、私の命に賭けて、誰からも、どんなことからも、私が犠牲になっても構わない」



 少し厄介な依頼なんだ、と受付口の男は口にした。
「数頭の狼らしいベリアルに困っていた村にアリラとジルドと二組の浄化師が指令で向かったんだが、予想よりもベリアルが強く、一旦退こうとしたとき……アリラがベリアルに襲われ、パートナーのジルドが止める声も聞かず、アリラを救おうとして戦ったそうだ。他の二組はそのまま一旦森のなかに退いて態勢を立て直したそうだ。ベリアルは討伐されていたが、アリラとジルドはいなかった」
 ここからが問題なんだよ、とつけくわえる。
「依頼した村から連絡がはいらない。調査すると村人は全員がジルドらしい男によって殺害されていたそうだ。ただし、アンデッドやゾンビというかんじもしない、あいつはアリラのためにと口にしているそうだ。強い魂と力を捧げれば、アリラを手に入れると……原因はわからないが、ジルドの討伐と、事件の原因を探ってくれ。いくらジルドの腕がたつといっても大勢で囲めば問題はないと思うが……気を付けてくれよ? それにアリラについても生きているか死んでいるのか不明だ。もし、この事件の犯人が本当にジルドならば、アリラの言葉であれば届く可能性があるかもな」
 あと、と険しい顔で続けられた。
「なんでも終焉の夜明け団に属している魔術師であるマダム・タッツーの姿が目撃された。
 こちらでわかっている限り、彼女自身戦闘能力は皆無だが、口八丁や魔術で人を誑かして操ることから【人形師】マダム・タッツーと呼ばれている。
 噂ではマダム・タッツーが作るのは死んだ者の人形だけだそうだ。なんでもその死者を模した人形は呪いのようなもので、他の呪いを食らうことで完璧な、生者の記憶と魂を宿すともいわれているそうだが噂はただの噂だ。……もしかして、ジルドもマダム・タッツーの言葉に惑わされてアリラを蘇らせようとしているのか?
 マダム・タッツーの行く先では大きな呪いが生み出され、それが暴走して、災いをふりまいている……呪いを浄化しようにもただ闇雲にその地を祓うだけじゃ意味がない、その呪いを食らう大本をどうにかして、きちんと正し、浄化すること。でなければ多くの血を吸ったこの地は不毛の地となるだろう」


~ 解説 ~

今回、指令としての依頼は
・ある村で暴走しているジルドと思わしき人物の討伐
・村周辺の土地の安全の確保、きちんと正し、浄化すること
・出来ればマダム・タッツーの拘束し、引き渡し
 優先順位として上から重要です。

 事前にみなさんが知っている、また指令の受付窓口でジルドとアリラについて説明はざっくりこんなかんじです。
・ジルドの種族はヒューマンで、剣による接近戦を得意とする男性。
・パートナーのアリラは狂信者。魔術全般を得意としている。
・マダム・タッツーという魔術師がいること。ただし彼女には戦闘能力はないので、脅威ではありません。拘束して、教団に引き渡す形にてお願い致します。


 今回向かう村は人口が10人から20人程度の小さな村です。四方を森に囲まれています。
 建物は平屋の木造が密集した作りとなっています。村の一番奥の教会が存在しています。

 この地に生きとし生きるものをジルドらしき人物はある事情で殺しまわっているようです。
 プロローグ箇所で口にされていますが、誰にしろ死者が出た場合膨れた呪いが暴走してこの地は不毛の地になる可能性があるので気を付けてください。
 ただ闇雲に呪いらしきものを祓うではなく、この村で起きている問題を解決したうえで村の浄化に当たらないといけません。
 そこらへんのヒントはプロローグにいれているので推測してください。どのように祓うかもよく考えてください。でないと邪魔されて、大変なことになる可能性があります。
 指令はあくまで【ジルドらしい人物の討伐】となっていますが、戦うことだけが解決ではありません。
 事前に調べた情報やシナリオのプロローグから推測など考慮したうえで誰にどうアプローチをして、どのように解決するか、よく考えて行動してください。

 このシナリオはどちらかというとしょっぱいラストを前提しているのでがんばってください。
 たぶん、みなさんなら素晴らしいラストへといくと信じております。

 今回、プロローグ箇所でプレイヤーが知っている情報とキャラクターが知っている情報には差があります。
 指令の内容も内容ですし、それを前提にどう動いていくか
 先ほど書いたように、村に向かう前にキャラクターに事前に調べる、村を調査すればいろんなことが判明するでしょう。
 ただ情報についてはやみくもに調べるではなく、具体的になにを調べたいのかというのを書くと的確な情報が手に入るでしょう。おおざっぱな調べ方では、大雑把な、曖昧な情報しか手に入りませんのでご注意ください。
 それらをどのようにキャラクターたちに落とし込むかもプランで練っておいてください。


~ ゲームマスターより ~

こんにちはー。
今回もまたみなさんのかっこいいお姿を書かせてください。楽しみにしております。





◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇

リームス・カプセラ カロル・アンゼリカ
男性 / マドールチェ / 墓守 女性 / マドールチェ / 拷問官
◆目的
村で暴走するジルドらしき人物の対処
呪いあれば浄化、土地の正常化、マダム・タッツーの拘束

◆情報整理
マダム・タッツーの本件への関与を懸念
呪いの確認のためジルドらしき人物の対処は調査後とする

>仲間の浄化師とはぐれた際の状況から
ジルド、アリラの片方あるいは両名死亡のおそれ
>マダム・タッツーは死者を模して人形制作
→ジルドらしき人物がマドールチェである可能性を考慮
姿を認めたら関節部分を注視

◆行動
村ではジルド(仮)との接触を避け調査
村人殺害の痕跡あれど遺体無し
何か引きずった跡を辿り教会に目星

仲間がアリラ接触中、ジルド(仮)警戒
教会へ入ろうとするなら時間稼ぎの足止め。防戦メイン
仲間へは魔術通信で状況報告
ジークリート・ノーリッシュ フェリックス・ロウ
女性 / 生成 / 悪魔祓い 男性 / マドールチェ / 墓守
目的
呪いを浄化する
マダム・タッツーの拘束
 
行動
事前調査
・マドールチェについて
制作方法、制作にかかる時間、必要な物(素材や設備?)等。
…終焉の夜明け団の魔術師が作る人形って、マドールチェ?
死んだ者の人形…、まさか、遺体、で…?
もし、そうなら、生まれたマドールチェは、別人?それとも…。

・その他
アリラとジルドの外見。
ベリアル討伐の場所とその後の時間経過。

現地
事件の原因探索優先。
フェリックスはオカルト使用。連絡は魔術通信。
ベリアル討伐の場所等痕跡を辿る。

ジルドと思わしき人物。村人を殺した人を、わたしは許すことはできないけど…。
マダム・タッツーや呪いが関係しているなら、討伐すればいいという訳ではない…?
ルーノ・クロード ナツキ・ヤクト
男性 / ヴァンピール / 陰陽師 男性 / ライカンスロープ / 断罪者
■調査
マダム・タッツーの呪いについて教団の記録や資料を調査
狙いは呪いの情報、特に呪いの特徴と浄化方法
ついでに村の見取り図入手

情報を元に浄化に必要な物を準備
手順や呪い暴走の注意点等、味方と情報共有

■アリラ
教会へ向かい会話を試みる
ナツキが周囲警戒
味方とアリラを守る

ルーノは協力があればジルドを殺さず済むと訴え、
ナツキはジルドを止めてやってくれと頼み、協力を得て共に彼を止める
対処後、呪いの浄化

■ジルド
討伐は最終手段

討伐せず解決できる場合
事前情報の不足や相違から討伐の必要性に疑問
教団へ再判断を仰ぐ事を提案
彼は教団へ連れ帰る

教団にはマダム・タッツーが主犯で扇動していた事含め詳細報告
今のジルドは無害だと主張
アーカシャ・リリエンタール ヴァン・グリム
女性 / ヴァンピール / 人形遣い 男性 / ライカンスロープ / 拷問官
マダム・タッツーとやらは有名なのだろう?
ならば教団にいくらか資料があるのではないだろうか?
特にタッツーが扱う禁術について知ることができれば現地での浄化にも役に立つだろう。
他のメンバーもそれぞれ調べるだろうが同じ人形を扱うものとして何か気付けることがあればいいのだが。

遺体の山だなこれを行なったのは誰だろうなジルドの姿を見たというが。
…はたして正しくジルドなのだろうか。

アリラを探し村の中では隠密行動。

タッツーにアリラが唆されているとするのならアリラの心理状態も決してよくないだろうな。まずは現状をきちんと理解させるべきか。
理解したくない…かもしれないがそれでも事実から目を背けることはできないのだから
ロス・レッグ シンティラ・ウェルシコロル
男性 / ライカンスロープ / 拷問官 女性 / エレメンツ / 陰陽師
■目的
序→じゃジルド倒して呪いの原因捕まえっか(ロス
マダムは強くはないとの事ですし逃走しそうですね(ティ
ジルド対面後→これ別に倒さねぇでも殺人止めてくれるんじゃ(ロス


ジルドアリアの顔は始め確認
1.村人に気付かれないよう遠くから
・ティ
魔力感知で戦闘あった場所等魔力確認
地図に記しメモ

・ロス
ティの後ろで警戒

次に村の周囲を離を置いて村確認
不審な場所チェック

∇調
呪いの原因となる場所や状況
被害の確認
村人が呪い等に掛かってる様子はないか
ジルドアリアは?
マダム:黒い外套・十字架で把握

2.マダムへ
村に入る時は周りの様子に警戒し
マダムの場所が解ればそちらに
不明なら家の間の狭い通路メインで
壁に隠れつつ各家の中確認


~ リザルトノベル ~

「マドールチェについて……制作方法、制作にかかる時間、必要な物などを教えていただけませんか?」
 『ジークリート・ノーリッシュ』は伏せ目がちに受付に聞いた。
「マダム・タッツーは人形師と言われているが、今回も人形が関与していると?」
「はい」
「マドールチェについては」
 ちらりと受付は『カロル・アンゼリカ』たちを見た。彼らもまたマドールチェだ。
「1706年に起こった『魔術人形研究員惨殺事件』のせいで、教団も一部の人間しかわからないんだ」
「マダム・タッツーとやらは有名なのだろう? ならば教団にいくらか資料があるのではないだろうか?」
 『アーカシャ・リリエンタール』がジークリートの言葉を援護するように発言する。その背後ではオレは難しいことは分からんからなと険しい顔の『ヴァン・グリム』がいる。
「特にタッツーが扱う禁忌魔術について知ることができれば現地での浄化にも役に立つだろう」
 アーカシャとしては他のメンバーもそれぞれ調べるだろうが同じ人形を扱うものとして何か気付けることがあればと願ってのことだ。
「マダム・タッツーの呪いについて教団の記録や資料をみることで、呪いの、特に呪いの特徴と浄化方法がわかるかもしれない」
 『ルーノ・クロード』が畳みかけると受付男はため息まじりに口にした。
「先に一つ訂正をしよう。別にマダム・タッツーは有名人ではないから、俺が先ほど述べたことぐらいしか判明していない。だから資料もない」
「今の口ぶりではそこそこ名の知れた者みたいだが」
 言いつのるアーカシャに受付男は肩を竦めた。
「残念なことにあの女は行く先々で不毛の地を作っているから、資料がない。つまり死人の道なのさ、死人に口なし、呪いは終わり。だから先ほど述べたことだけで精一杯と思ってくれ。
 あと呪いについて学院で学んだろう? 強い憎悪によってこの地にとどまっている、天国にも地獄にも行くことを否定した魂のなれの果てだ。それを行為的に作り出すことはわりとよくある。つまりは恨み辛み、憎悪を蓄えさせればいい。一つは小さなものでも集まり、積もれば大きなものとなる。
 祓う方法も学院にあるだろう? 魂が留まる理由をなくす、またはその魂を祓う。俺が言ったように、呪いの根源を正す、つまりは呪いの原因を解決すること、祓うとは文字通り力任せに消し去ること。お前たちは浄化師だ。呪い……どうしようもないものを抱えた魂と向き合い、理由を知り、寄り添い、場合によっては力を持って正すことができる存在だ。
浄化師っていうのはただやみくもに戦うだけが能じゃない。ここらへんは経験だな」
「本当に、この指令は簡単なんですか」
 『リームス・カプセラ』の言葉に男は一瞬、目を細めたあと、
「報告を受けて判断した限り、難しいものではないはずだ……ただこちらの情報も限りがあるからな。納得しないのであれば今回はその証拠となるものの提出でも構わないよ」

「じゃジルド倒して呪いの原因捕まえっか」
「マダムは強くはないとの事ですし逃走しそうですね」
 『ロス・レッグ』の言葉に『シンティラ・ウェルシコロル』が無表情で言葉を返す。今回の指令で重要度は低いがマダム・タッツーが存在した場合、彼女の捕獲も含まれている。
 ルーノと『ナツキ・ヤクト』は事前の情報から、なにかに使えるかといろいろと用意を行っていた。
「もうすぐ村です。その前に情報を整理しましょうか?」
 リームスが告げる。
「ジルド、アリラの片方あるいは両名死亡のおそれがあります。それにマダム・タッツーは死者を模して人形制作なら、その村で目撃されているジルドらしき人物がマドールチェである可能性を考慮したほうがいいかとおもいます。姿を認めたら関節部分を注視してください」
 淡々と告げながらリームスは考える。
 杞憂であればいいけどアリラまで死亡していたら、二人とも人形の可能性もある。
 それをリームスは口にしない。
 けれどカロルは察したようにリームスを見つめる。色違いの瞳が宝石みたいに輝いている。
(私達みたいに?)
 カロルが声に出さずに、直接リームスに尋ねる。
(僕達は死者を模したわけではないだろう? ――たぶん)

「事件の原因の探索を優先したいです。オカルトの知識で、ベリアル討伐の場所等痕跡を辿ろうと思います」
 『フェリックス・ロウ』にはオカルトの知識があるので、それを頼りに探ろうとするジークリートの言葉にロスが大きく頷いた。
「そうだなぁ。俺とティが村を調べる。マダム・タッツーは俺らに任せろ」
「隠密行動なら私たちも手伝うよ」
 とアーカシャが告げた。
 一度、もらった地図をそれぞれノートに写し、手分けをして各自調査を行うことになった。
 村はたいした広さではない。
 それぞれが隠密行動を行いながら村の建物ひとつ、ひとつを見てまわる。時間を決めて、深追いは決してしないとの約束のもと。

 警戒しながら行った調査でわかったのは村には死体がひとつもないが、地面には血のあととひきずったあとが存在した。
 それがたどり着く先は教会だった。

「マダム・タッツーや呪いが関係しているなら、討伐すればいいという訳ではない……? アリラは……どこかに隠れているのかしら?」
 森の調査を行ったフェリックスの調査した結果を聞き、ジークリートは違和感を覚えて、集まった仲間に告げた。
 ベリアル討伐の痕跡にはなにかをひきずったあとと男の足跡は村へと続いていた。
 村人を殺した存在をジークリートは許すことはできない。けれど、もしジルドではないなら。本物とアリラが生きているなら救いたい。
「私もそう思う。事前情報の不足や相違から討伐の必要性に疑問がある。討伐しなくてもいいなら、ジルド、またはアリラと思わしき人物を探す必要がある。そのカギとなるのも見つけた」
 ルーノの言葉が決め手となり、全員が教会に行く、と結論に達した。

 教会はしっかりとした建物で、村人の信仰心の強さが伺えた。
「このなかに」
 ルーノがドアを開けようとしたとき、ナツキがびくりと震えて振り返った。
「村人を殺したのはあいつだ」
 吐き気すら覚える血の薫りにナツキの顔がゆがむ。
 浄化師の服をきた彼は剣を片手に歩み寄ってきた。彼は――事前にジルドたちの外見は教えてもらっていたが、まさにその通りの人物だった。
 彼はまるで散歩するように。そしてルーノたちを見ると、小首を傾げて唇を吊り上げた。
 彼が剣を構えるのに、カロルが盾を持って出る。
「先にいってください」
「しかし」
「僕は人の心の機微に疎い自覚はあるので、このなかにいる可能性のあるアリラのことは任せます」
「リームスを一人にはできないわ」
 カロルが片手斧を手に優雅に笑った。
「僕は、リートを守りたい、時間稼ぎ位なら出来ると思う」
「……フェリックス」
 リームスたちの力強い視線にルーノたちはドアを開き、なかへと入っていく。
 カロルは一歩前へと出る。
「お人形なら呼び分けが面倒ね。ジルドは死んだのかしら? そして物語は終わったのね。ハッピーエンドではなかったかもしれないけれど……この物語は素敵なものにしたいわ」

 教会のなかにはいると、ルーノは息を飲む。
 時間を稼いでくれているカロルたちのためにも、早急に進むべきなのだが、建物のなかは淀んだ空気で体が重く感じられた。
「これは」
「なにかあるのかもしれません。けど、いまは……アリラさん!」
 ジークリートが教会の奥の椅子に腰かけるアリラを見つけた。
 呼ばれたアリラは気が付いて顔をあげると、すぐに恐怖とも、嫌悪ともつかない表情となる。
「タッツーにアリラが唆されているとするのならアリラの心理状態も決してよくないだろうな。まずは現状をきちんと理解させるべきか。理解したくない……かもしれないがそれでも事実から目を背けることはできないのだから」
 とアーカシャが告げる。
「私達は君と話をしに来たんだ」
 ルーノが手にしていた武器を床に置く。ちらりと視線をナツキへと向ける。
 ナツキも武器をおくと両手をあげた。それでも彼はライカンスロープらしく、優れた五感を駆使して周囲を警戒していた。
「君の協力があればジルドを殺さず済むかもしれない。彼を守りたいのなら、現状を自分の目で見てよく考えて欲しい」
「ジルドの事、ちゃんと見てるか? アリラの為にって剣を振るってるの知ってるか? お前がそんな事望んでないならジルドを止めてやってくれよ! 俺はもう、誰が死ぬ所も見たくねぇ!」
 ナツキが必死にルーノの言葉を援護する。それにアリラはぴくりと動いた。
「死んだ。ジルドは、死んだ、私の目の前で、ベリアルに、それで、彼が助けてくれて。死んだ……失ったっ」
 震えながらアリラが告げるのにヴァンが声をかけた。
「まぁ、あれだ。死んだやつはアンデッドにでもならねぇ限り生き返らねぇよ。アンデッドじゃねぇならそのジルドはジルドじゃねえだろ? あんたが守りたいのはジルドだ。別人守っても意味ないだろ?」
 死んだやつ、と別人という言葉にアリラは激昂した。
「別人とか、アンデットとか簡単に言わないでよ。なによっ、なんなのよ! 私の守りたい人をあんたたちが決めるなぁ! 本当に大事な人をなくしたことがあるの! どんなことをしても取り戻したいって上面の空っぽの正義の言葉を並べないでよっ!」
 アリラの片手に魔方陣が浮かぶ。攻撃の態勢に入る彼女にジークリートが前へと進み出た。
 アリラが殺意を剥きだしにするのに、ジークリートは悲しみを帯びた目で問いかける。
 本当に、それでいいの?
 言葉は所詮、言葉で。目に見えないもので、重ねて、紡いで、必死に届けるもので。きっと彼女はわかっているから怒っている。
「わたしはあなたに何も言えません……だって、同じだから……大切な人を亡くして、自分は生き残って。
 ただ、思い出してください……ジルドさんが亡くなる前に言ったこと……わたしたちにできるのは、それだけだから」
 アリラが迷い、戸惑い、力が抜ける。その体をぎゅうと抱きしめた。
 浄化師とは原因を探り、寄り添うことだから。
「あなたは生きてる」
 必死に紡ぐ。
「いっそ、死んでしまいたかった」
 本当は、失くしたものと一緒に。愛しいものと一緒に。おいていってほしくなかった。
「けど、生きてる、あなたは、わたしも、生きてる」
 涙にぬれた言葉にアリラは眼を伏せ、嗚咽を漏らし、洟をすすり、悲鳴をあげた。
「一人でも、生きてる」
 なにかを託してくれた人がいるから。
 ジークリートは瞼をきつく閉じて、祈るように囁いた。

 ロスとシンティラは二人で地図を頼りに再び村の目ぼしい調査を行い、マダム・タッツーの捕獲へと向かった。
 村のなかをマダム・タッツーはふらふらと出歩いていた。
 シンティラはマダムが通る道筋にある建物のなかに隠れ、彼女が通りかかるタイミングでドアを鍵開けで開き、飛び出す。
 シンティラとマダムの視線が合う。
「まぁ、かわいらしい妖精さん。あなたが今回はわたくしを捕まえに、きたの?」
「つかまえたぁ!」
 マダム・タッツーが声をかけると同時に背後に隠れていたロスがマダムを羽交い絞めする。
 言葉を聞いたら惑わされる恐れがあるのでシンティラがマダムの口を塞ぐ。
 見事なはさみうちだ。
 マダム・タッツーは少しだけ残念そうに、そしてゆっくりと目を閉じた。
 その瞬間、ロスの腕からマダムの体がぽろりと落ちた。
「うえっ!」
 腕と足が落ちたマダムの体をシンティラが受け止める。
「ロスさん、この人」
 シンティラは医学知識があるからわかる。
「手足がない」
「……人間だよな?」
「この人は……人形です。あまりにも脆いから、これだけで軽く、壊れてしまったみたいです」
 ゆっくりと丁寧に毛布に包んでシンティラは告げた。マダム・タッツーは眼を伏せたまま、まるで死んだように動かない。
 そのとき声が聞こえたのにロスが険しい顔でそちらを見る。シンティラはマダムを抱いてうなづく。
「見張りは私が」
「ティ、頼むぞ!」

「格上剣士だけでも大変なのに防戦て。もう」
 カロルがかわいらしく怒りながら低く構える。
 スピードと体格差を生かして足や下からの攻撃だ。リームスが盾で守ってくれるとカロルは信じている。
 地面を蹴って真っすぐに。風のように。
 彼は剣を鞘へと戻し、カロルの振るう斧へとゆっくりと足を自ら進ませた。ぐざ、と音がする。
「その武器は兜割り。打撃は得意なのでしょうが、一度肉を食らった刃は抜きずらい。それもスピード重視の相手だと一撃に勢いがあるぶん、とても捕まえやすい」
 彼は片足をあげて、カロルの腕を踏みつけてその場に抑える。
「きゃあ!」
 剣を上段に構え、カロルに向けて叩き落そうとする。文字通り兜割りのごとく。
「カロル!」
 リームスが駆けるのを彼は剣を大きく横へと振るう。剣と鞘はチェーンで繋がり、剣から鞘が飛び出し、伸び、駆け寄ろうとしたリームスを盾ごとき吹き飛ばした。
「リームス!」
 剣を持つ手首をひねって鞘を片手に受け取る彼は無表情に告げた。
「剣は鞘と一緒に使うのは基本の基本。盾として使う、投げる、突く、切るが出来るゆえに。……盾は守りに適していますが、それは動かないのが前提です。弓などの武器を用意すべきでしたね。まずは一人目」
「カロル!」
 リームスが叫ぶ、目の前で、剣がカロルへと今度こそ落とされる。
 それを止めたのはフェリックスの大鎌だ。
 鎌は本来剣と戦うための武器――大きな曲がりは剣と絡み、奪い取るために存在する。
 力任せに引く鎌に彼は一瞬顔をしかめたあと、剣から手を放した。
「っわ」
 勢いあまって後ろに下がるフェリックスを彼はカロルから足をどけ、自分の足に刺さった斧を無造作に抜くと投げた。
 斧をフェリックスがぎりぎりで回避する隙をついて彼は前へと身を乗り出す。鎌に絡みついた剣を両手で掴むと鞘から剣を引き抜き、剣と鞘を結ぶチェーンを絡め、ひねってフェリックスの手から鎌を落とさせる。
 ぷつ、ん。
 鎌の重みに剣のチェーンが切れると彼は舌打ちとともに鞘を捨て、後ろへと下がった。
 リームスがカロルに駆け寄り、傷がたいしたことがないのを確認する。フェリックスは荒い息で彼を見た。
「大丈夫か!」
 ロスが駆けつけ、仲間たちの前に庇うように出る。その様子に彼は、ケガした片足をかばうようにして腰を落と、剣を腰に仕舞うように中段に構える。次に攻撃してきたものへと備えて。
 膨らむ殺気はいつ爆発してもおかしくない。
「やめろ!」
 凛としたナツキの声に全員の目がそちらへと向く。
「もう、やめて、おねがい、おねがいだから……ごめん、なさい。あなたは瀕死になった私をベリアルから助けてくれたのに、こんなことに、なったの……死ぬかもしれない私を救ってくれた……のに」
 アリラは泣きながら紡ぐ。
「ジルドを願ったから、姿は同じでも、あなたは別の人だったから」
「ちがう、俺はジルドだ」
「あなたは悲しい、寂しい、苦しいと私の心そのもの」
「ちがうっ」
「けど、誰かを不幸にして、得たものなんて幸せなんかになれない!」
「……それで、いいの?」
 彼はアリラをまっすぐに見つめる。
「ジルドは死んだ。俺は、死んだ彼にただ似ている、ジルドではないもの、それでいいの? もう悲しくないの? 痛くないの? 苦しくないの?」
「苦しい、とても、くるしい。悲しみで、おかしくなって笑い続けてしまいそう。けど、彼が成したことはそうじゃないから」
「アリラ、泣かないで、アリラ、俺の運命だと思った人。母様はなくしたものを取り戻すため、と口にした。俺はあなたのために生まれた、けれどあなたがほしいものではない……アリラ、君の望みを口にして。君が笑えるようになる方法を」
「終わらせて、この呪いを、苦しみを、おねがい」
「……承諾した。教会にはいったなら、あれを見たのか?」
「あれ?」
 ルーノが怪訝な顔で問う。
「ついてくるといい。すべてを終わらせる方法がある」

 教会に入ると、肌を突き刺す殺意と嫌悪に満たされていた。
 アリラの座っていた椅子の奥にある祭壇。そのなかに囚われていたのは狼のベリアルだ。二つの剣で首を刺されても、なお生きている。
 それを見て全員が息を飲む。
 瀕死で生きているベリアルに見たのはアシッド――鎖でつながれた無数の魂。あまりにもむごいありさまに吐き気すら伴うそのグロテスクな光景。
 そのなかに、確かにジルドは囚われていた。
 ジルドを殺したベリアルは討伐されていた――受付は口にした。
 アリラたちとともにいた他の浄化師たちは一旦態勢をなおしてベリアルが倒れされた地を見て、そう報告した――アリラたち浄化師メンバーがベリアルを討伐したわけではない。
 彼が、ジルドを失い途方にくれたアリラをベリアルから救ったのだ。そして彼はアリラに恋焦がれ、マダム・タッツーによって見た目をジルドに似せた。けれど魂も記憶もなにも違うゆえにアリラは否定した。
 ベリアルを本当の意味で殺せるのは浄化師のみ。
 瀕死のベリアルを匿いながら、それに命を捧げる、そんな無意味な儀式を行っていた。その身勝手さに死んだ魂はベリアルの周りを漂う呪いとなって漂っていた。
「このベリアルを殺し、無意味な儀式を終えれば呪いも終わる。解放する方法、お前たちは持っているんだろう?」
 彼は告げる。
「ベリアルを殺すのはする。あとはお前たちがしろ」
 彼は剣を虫の息であるベリアルに突き刺す。
 とたんに声無き悲鳴の怨嗟。
 恨みつらみ憎悪と苦しみが広がる。
 ジークリートは怯む心を叱咤し、魔喰器を握って前に進み出ると、アリラの手をとる。そして静かに微笑んだ。
 一緒に、と言葉にせずに、アリラはジークリートの視線に応じるように頷く。
 鎖を叩き切る。
 ここに囚われた多くの苦しみに満ちた魂たちを鎖から解放すること、それは浄化師の武器でしかできない。
 ベリアルが崩れる。そしてジルドも解放された。ようやく呪いが薄れても、なおまだ濃い怒りは残っている。
「墓でも作れば、この地の穢れもちょっとははれるか」
 ヴァンが告げた。

「マダム・タッツー! 貴様っ」
 ロスたちに拘束されたマダム・タッツーの姿に彼は一瞬殺意を剥きだしにし、すぐに表情を消した。
「その方にひどいことをしないでほしい。俺も拘束されているが、その人の身ぐらい俺が運ぶ。それともここで暴れたほうがいいか?」
 ロスが一瞬迷って周りを見たが、彼の言葉や態度に嘘はないと匂いで感じ、そっとマダムの身を差し出した。彼はそれを壊れ物のように抱いた。
「それで、このままどうする? マダムも俺ももうなにもしない。殺すなら、ここで殺せばいい」
「そんなことはしない。今回の指令は情報が行き届いてないことも含めて、教団へ再判断を仰ぐ、君たちは連れ帰る……君は無害だと私たちは思っている。マダム・タッツーにそそのかされてこんなことをしたとしたら」
「そそのかされたから? 確かに、マダムが教えてくれたことを俺は実行した。そう、簡単だから。
 人を殺しただけで、人の心が手に入るなら、それはとても容易いことだから」
 彼は告げる。
「無害と口にするが、俺はわかっていて殺した。どんなことになろうとも、わかっていた。アリラを見たとき、俺は気持ちらしいものを持てたきがした、だからこの見た目にしてもらい、方法を得たから実行した。
 お前たちは甘すぎる、そして愛する者を殺された心を知らなさすぎる。悲しみに溺れるものをわからなさすぎる」
「……それでも、君がすべて悪いとは思わない」
 ルーノが言いつのる。
「力があったから行った。それは罪ではないと? 無知は罪だ。そして力があるもの無知はそれゆえに罪深い」
「なら、知れよ! ちゃんと学べよ。ぐだぐだ言わずにさ」
 ナツキが声をあげた。
「……あなたたちの言葉はきっと正しい、けれど正しいだけではきっと救えないものもあるし、理解できないこともある。連れていけばいい、どんな処罰でも俺は受ける。
 お母様、ごめんなさい、俺はやっぱり本物にはなれませんでした。せっかく、あなたが作ってくれたのに、せっかく、あなたが姿や方法を与えてくれたのに」
 彼は腕のなかのマダムを見つめた。
「……名前は? ないわけじゃないだろう?」
 ルーノが問うと、彼は少しだけ迷ったそぶりをしたあと
「タッツー・トリデカ……十三番目の偽物、本物になれない化け物の成れの果ての人形」
 彼は――本物になりたいと恋焦がれ、けれどなれることのできないマドールチェは告げた。

「以上が現地での調査の結果です」
 教団にはマダム・タッツーが主犯で扇動していた事含め詳細報告し、今のジルドは無害だとルーノは主張した。
「どうなんだ? アリアと契約するための知識とか与えてさ? 祓魔人と喰人じゃねぇと無理だけど、一緒にいれば守れっし」
 ルーノの言葉を後押しするロスの言葉に受付の男は深い沈黙のあと
「難しいだろうな」
 ぽつりと言い返した。
「今回、どういう経緯にしろ、それを行ったのはあのタッツー・トリデカだ。お前らは本人と話しているから、彼が自分の罪を認めているのもわかっているだろう?
 あいつは自覚してやっていたのさ。
 自覚あろうが、なかろうが、人を殺すとは罪だ。どんな理由であれ。
 今回犠牲となった村人はざっと二十人……その命をあいつ一人の死で償えるとは思わんが、それを無害として放置するのは危険すぎると思わないか?」
 命とは一人にひとつだけ。
 それはどんな理由でも奪うことは許されない。許すことが浄化師の役目だが、それを裁くのもまた仕事のひとつだ。
「あと、残念ながらあいつに適正はないことはすでに調べてあるから、アリラとの契約はどう転んでも無理だ。まぁ、上にお前たちの気持ちは伝えるが破壊処置はないにしても、牢獄だろうな。
 とにかくお疲れ様。ゆっくりと休みな。今回は無茶な仕事を依頼して悪かったな。ありがとう」



マダム・タッツーの呪いの遊戯盤
(執筆: GM)



*** 活躍者 ***

  • ルーノ・クロード
    まぁ、ほどほどに頑張ろうか。
  • ナツキ・ヤクト
    よーし、やるか!

ルーノ・クロード
男性 / ヴァンピール / 陰陽師
ナツキ・ヤクト
男性 / ライカンスロープ / 断罪者




作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2018/06/09-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[32] ナツキ・ヤクト 2018/06/29-23:49

リームスは情報の落とし込みとか、色々ありがとな!

戦闘は、俺達の方も防御について少しだけになっちまったなー。
まぁアリラに対しては話し合いでなんとかしたい所だし、そっち重視になるのは仕方ないって!

>ロス
おお?そっか、何かの役に立ったならよかったぜ!
相談以外の話もしてみるもんだな!

マダムは手が回らなかったんだよなぁ。
主犯だし、とっ捕まえてやりたい気持ちは俺もあるんだけど…  
 

[31] リームス・カプセラ 2018/06/29-23:48

がんばりました。
先の発言に載せたプラン部分は皆さんの行動の前提になる場合もあるかと
あえて省かずに書いています。
その他のところは単語での説明が多くなってしまいますね。

結果が良き方向に向かうことを祈ります。  
 

[30] ロス・レッグ 2018/06/29-23:30

おぉー皆お疲れさんな! リームスは調整中!おお、さんきゅーな! 頑張れ!(無責任に応援を送る)

…はっ!!俺、見ててジルドって幼ねぇなーってあったんで、契約アリア含め変な方向に説得してた!
ナツキ、さんきゅーな! だな、守るっつー言葉も放り込んで説得ちょいっと書き直した!
だなー、討伐しねぇで済むのが一番だよな! 
俺、少しそこまでのルート見えてねぇかったから、話してマジよかった!! 良END迎えられそう!!

>戦闘とか入らなくて
俺も入んねぇかったけど、戦闘で被害ださせねぇのも必要そうだけど、説得で戦闘終了っぽいしなー。
まぁ、俺はその説得が一番の苦手項目だけども!!

おおお、リームスとルーノは、解り易くプラン書くなー。
俺、詰め込む方に必死になっからなー。
ちょい直せるようなら、直しとこ。
空振りだろーなーってあっので、なんともかんともだけども。
俺の調査プランは下記みてぇな感じ
んで、この後村に入って「壁に隠れつつ各家の中確認」な、流れ。

ま、まぁ、マダムは気にかかっけど、指令内容から重要度低ぃしなー
呪いとか考えると、よく解んねぇから捕まえときてぇなーってあっけど。

==============
1.村人に気付かれない遠くからティ魔力感知で戦闘あった場所等魔力確認
地図に記しメモも
ロスはティの後ろで警戒
村回りをぐるりと距離を置いて確認
不審な場所チェック
∇調
呪いの原因となる場所や状況
被害の確認
村人が呪い等に掛かってる様子はないか
ジルドアリアは?
マダム:黒い外套・十字架で把握  
 

[29] ジークリート・ノーリッシュ 2018/06/29-22:53

…一応、プラン出しました。
何を調べるかとアリラさんの説得?でほとんど埋まって…。
戦闘とか入らなくて、他にも色々抜けがないか不安ですけど…。  
 

[28] ナツキ・ヤクト 2018/06/29-22:38

な、なんとかプラン提出できたぜ…!

ジルドの事は、そりゃ気になるって。討伐しなくて済むならそれが一番だろ!
それにしても、ジルドも変なところ気にするよなぁ。
契約できなくてがっかりするのはわかるけど、それでもアリラは守れるだろ?
浄化師じゃないと一緒にいられないってわけでもないのにな。  
 

[27] リームス・カプセラ 2018/06/29-22:34

確認が遅くなりました。
皆さんの意向を汲んでプラン調整中です。
文字数の討伐指令を自分に下しつつ。

発言済みの部分ではありますが、プランには以下のように記載しました。
行動を補強する形になっていればよいのですが。

------------------
マダム・タッツーの本件への関与を懸念
呪いの確認のためジルドらしき人物の対処は調査後とする

>仲間の浄化師とはぐれた際の状況から
ジルド、アリラの片方あるいは両名死亡のおそれ
>マダム・タッツーは死者を模して人形制作
→ジルドらしき人物がマドールチェである可能性を考慮
姿を認めたら関節部分を注視

◆行動
村ではジルド(仮)との接触を避け調査
村人殺害の痕跡あれど遺体無し
何か引きずった跡を辿り教会に目星
------------------  
 

[26] ルーノ・クロード 2018/06/29-21:09

説得力があると言ってもらえると心強いな。
発言の後押しも、ありがとう。
マダム捕縛はほとんど手が回らなかったから助かった。そちらは任せたよ。

あぁ、オカルトは盲点だった。
今回の件だと色々といい方向に影響しそうなアビリティだね。

浄化方法は…そうだね、教団資料の調査で見つかる事を期待して、
ひとまずアリラの説得とジルドの対応を具体的にしてみるよ。

>ジルド
以下の点をプランに入れてある。
彼から情報を引き出すまで手が回らないけど、その後の事はなんとか入れてみようと思ってね。

・討伐せず呪いを浄化できる場合、事前情報の不足や相違から討伐の必要性に疑問
・教団へ再判断を仰ぐ事を提案、その場合彼は教団へ連れ帰る
・教団にはマダム・タッツーが主導していた事含め詳細報告。ジルド自体は無害だと主張  
 

[25] ロス・レッグ 2018/06/29-20:27

ととー。プラン提出終ったんで報告。

ちょいっと、戦闘の方は騒ぎがあたったら掛け付け防御に徹する、一行ぐれぇで終らせて
マダムの方、ちょっと真面目に探して捕縛してる。
ティの方がマダム見張りだけど、騒ぎ近ければ回復魔術使えっかなーと、そんな感じで書いてある。
……呪いの方は、めっちゃ諦めた…くっ、文字数!!
2人に対する説得は先に言った感じで、教団に対するトコはルーノの発言後押し。ぐれぇで終ったんで、よろしくー。

あ。一応、あとは、村周りの調査は結構文字数とった…空振りするだろーなーってあっけど、
まぁ、この時点でマダム見つけられれば!
あとは、ちょっとバタバタしてっけど、23時過ぎには確認これっと思うー  
 

[24] ロス・レッグ 2018/06/29-19:07

おぉ、さすがルーノ!! 説得力あっなー!!
俺、自分で言っててどーなんだろこれ。ってすげぇあったのに、裏づけされてる!!
大体没覚悟で、やりたい事すげぇ詰め込むタイプだからなー、結局倒すのかなーってあったけど、安心して提案してくるー!!
それなら、もうちょい説得に力いれてこー。
おぉー! ナツキはすっげ気に掛けてたか!! 和む和む和む――!!  
 

[23] シンティラ・ウェルシコロル 2018/06/29-19:07

>シンティラさん?
……何故かロスさんが私の名前まともに呼べませんが、そうです。シンティラです。
呼びづらいようでしたら、ティでも大丈夫です。よろしくお願いします。

>本物のジルドさんの魂がいれば見えるかも…?
もし見えたら、アリラさんと引き合わせる事ができれば、すごく素敵な展開が待ってる気がします…!
結局、私達は本物と会いませんから、どんな方だったのか見て見たいです。  
 

[22] ルーノ・クロード 2018/06/29-10:24

取り急ぎ。
ジルド討伐の件について、提案するならもう少し早く決断するべきだった。
直前になってしまって申し訳ない。

ナツキ:ギリギリでごめんな。やっぱどうしてもこんな状態で討伐ってのは気になっちまって…

討伐以外で解決できそうであれば、教団に引き渡すというよりは、
連れ帰った上で今回起こっていた事を正確に教団に伝えて再度判断を仰ぐ、と言った方向ではどうだろう?
私達に与えられた情報と実際に起こっている事を比べると、内容も情報量もかなりの差がある。
つまり、教団も事態を正しく把握しているわけではないという事だ。
そんな状況で下した討伐指令だ、事態の全貌を正しく報告すれば撤回ないし再調査という流れも考えられる。

ジルド自体に危険性が無く元凶であるマダム・タッツーに惑わされていたという事であれば、希望はあるかもしれない。  
 

[21] ジークリート・ノーリッシュ 2018/06/29-07:28

…えっと、ロスさんと、シンティラさん?(お名前はこれでいいのかな?とちょっと不安)
どうぞよろしくお願いします。

>討伐
…そうですね。ジルドさん本人だから討伐指令なのなら…。
別人でもう事件を起こさないなら、捕縛でも許してもらえるかもしれませんね…。
だれかが亡くなると呪いが暴走するみたいですし、呪いの浄化も指令のうちなので、その為に必要ということなら通るかも…?

…えっと、フェリックスにオカルトのアビリティを取ってもらいました。2レベルですけど…。
もし、ジルドさんが別人で、本物のジルドさんの魂がいれば見えるかも…?  
 

[20] シンティラ・ウェルシコロル 2018/06/29-07:14

……すみません。ロスさんの台詞訂正です。

>事実が解れば討伐しねぇでもいいんじゃねぇ?
ではなく、
「命の大切さを知れば」人を殺すような事しないのでは。になります。  
 

[19] ロス・レッグ 2018/06/29-06:36

おー! ルーノとナツキー! お疲れさんな!
おぉ、よかった。見落としとかよくやらかすから、ちょい心配してた。んじゃ、あんな感じで動くな、ヨロシク!
ははは、なるほど! プロローグ読むと呪いの原因がジルドなんで殺す必要性が?
っつーのと、ジルドを殺すと呪いが膨大に。っつー内容になってっし、
依頼内容がジルド討伐だから、うわー、これツマジマ合わせようとすっと頭痛てぇなー。
了解、ジルドを倒さねぇとマズイ状況でも、呪いの原因がどうにか……
あああ、んじゃ、ちょっとマダム・タッツー捕縛優先気味にすっな。現状どうあれ原因この人だし。

>なんとも割に合わない
まーなー、内容読むと結構あれこれキッチリ進めてかねぇとってあっしなー
その部分考えっと難易度上げてーってあっけど、
どんなパターンでも成功っつー示唆でとても簡単になってっなら、なんともかんとも。

>もし浄化の方法次第で討伐しなくても解決するなら、討伐しないって方法もあり
うん、プロローグ読む限り、アリラはこのジルド好いてっので、なんで話そうとしねぇのか、ちょい不思議。
なので、討伐しようとすればアリラがこっち攻撃してくるだろうし、内容を見ている限りだと、
ちゃんと、殺されたジルドと人形のジルドと区別はついてるんで、説得も無理。
で、実際にこのジルドが殺さねぇとなんねぇような人なのかっつーと否。
単純に生まれたばかりで、殺したらいけないという認識がねぇ。そこら辺、ちゃんと解れば人を殺す事はしねぇと思う。
教団は、ジルドが元々の人間と思っているから、討伐命令がでてるんであって――
ええっと、元々の人間なら知識等しっかりしてっから、『悪い事』と解ってやってて『悪に染まった』から改心の余地ねぇし討伐しねぇとなーと。
なので、改心の余地があるこのジルドなら、事実が解れば討伐しねぇでもいいんじゃねぇ?ってある。

>討伐方法
っつーワケで、リームスー。討伐方法っつーなら、教団に引渡し――に、近いけども。
アリラに任せて改心させて、新たに契約結ぶのがいいんじゃねぇかなーと。
人を殺した償いは、生きてるからこそ出来るんだし。
アリラも新たなジルドを育てるみてぇな生き甲斐できるだろっし。

まぁ、そこら辺は俺の好みで、解説で指令としての依頼は~って書かれてっし、
基本、相手を倒して討伐なんで悩むけど『戦うことだけが解決ではありません』って解説でもあるんで、提案してみようかと!  
 

[18] リームス・カプセラ 2018/06/29-02:33

ロスさん、シンティラさんも、よろしくお願いします。

>ジークリートさん
はい。事前の調査内容はそれでいいと思います。
お引き受けくださりありがとうございます。
こちらも皆さんが行動しやすくなるようプラン頑張りますね。

浄化方法。
教団受付の男性が特別な説明もなく「祓う」「浄化する」と口にしているので
今回の案件に適切かはともかくそういった浄化の手段は教団側にあるのでしょう。
念のためそれも聞いておけばいいでしょうか。

ジルドらしき人物の討伐。
討伐しなくても事態が解決した場合は捕縛でも構わないとは思いますが。
教団に後を任せる、という形でしょうか。
ただ、討伐指令ではあるので成功判定に関わるかもしれません。
この辺りは皆さんの意向に沿います。

ではジルドの足止め、担当しますね。
ロスさん同様、防戦メインで対応するつもりですが、
向こうもこちらも怪我は覚悟しておいた方がよさそうです。  
 

[17] ナツキ・ヤクト 2018/06/29-01:06

うーん…浄化の方法、これだ!ってのがやっぱイマイチ思いつかねぇなぁ。
もし浄化の方法次第で討伐しなくても解決するなら、討伐しないって方法もありじゃねぇかなーなんて思ったんだけど…(頭を掻き)

とりあえず、調査では村の見取り図貰うのと、呪いの浄化方法を調べるぜ。
現地ではジルドを止めてもらえるようにアリラと話してみる。
順番的には呪いの浄化はその後ってことになるか?
まぁ、浄化の方法次第ってのもあるんだけどな…!  
 

[16] ルーノ・クロード 2018/06/29-00:30

やぁ、ロスとシンティラ。今回もよろしく。

ジルドは呪いをどうにかするまで保留にするという事になるね。
現地で誰かが死亡した時点で呪いが暴走する可能性が高い。
だから私達浄化師だけではなく、マダム・タッツーやアリラとジルドも含めて全員が、
少なくとも呪い暴走の危険がなくなるまでは生存している状況を作りたい。

>リームス
アリラへの接触中のジルドへの警戒と足止め、助かるよ。
彼女をなんとかする前に邪魔が入っては困るからね。

>難易度
なるほど、PC情報のみ見れば納得の難易度かな。
…しかし本当にそうだとしたら、なんとも割に合わない仕事だ(苦笑し、小さくつぶやく)  
 

[15] ロス・レッグ 2018/06/28-20:28

よっと! 拷問官のロスと陰陽師のティ(シンティラ)な、ヨロシク。

>とても簡単
今回、指令としての依頼は
・ある村で暴走しているジルドと思わしき人物の討伐
・村周辺の土地の安全の確保、きちんと正し、浄化すること
・出来ればマダム・タッツーの拘束し、引き渡し
 優先順位として上から重要です。
これがなー、PC情報だからかなーとか?

>指令はあくまで【ジルドらしい人物の討伐】となっていますが、戦うことだけが解決ではありません
>このシナリオはどちらかというとしょっぱいラストを前提
とかあっから、ワリとどんな結末でも成功になっのかなーと、気楽に参加させて貰ったー。

★行動指針
・ジルドは倒さない方向。OK。抵抗激しかったら倒しに行くけど、教団にお誘いかけつつ。防御メイン。
・調査。とりあえず、PLとしては呪いはジルドかなーってあっけど、村回りに変な魔力がねぇかちょっとティが見てくるって。
・マダム・タッツー。ま、見かけたら拘束。ジルドとの戦闘終了、そっちに切り替えて頑張る予定。
・呪いについては、アリラに聞いてみて~な気分。

ぐらいなんだけど、いいかー? そっちの予定と噛み合わねぇトコねぇ?  
 

[14] ジークリート・ノーリッシュ 2018/06/28-20:21

>リームスさん
>事前調査
…え、あ、はい、わたしは構わないですけど、いいんでしょうか…。

今の所、マドールチェについて以外で聞くことは、

アリラとジルドの外見。
ベリアル討伐の場所とその後の時間経過。

にしてみてますけど、抜けや追加したほうがいいことがあったら、教えてください…。
…PL情報からPC情報への落とし込みのほうは薄くなりそうなので…、リームスさんが書いてくださると助かります…。  
 

[13] リームス・カプセラ 2018/06/28-01:55

アーカシャさんとヴァンさんもよろしくお願いします。

先に発言した通りでPL情報からPC情報への落とし込み、
行動方針の設定はプランに書いておくつもりです。
これで違和感なく現地へ赴けるかと。

事前調査に関して。
ジルドの件はジークリートさんと調査内容が被りそうです。
他にも色々と聞いてい頂けるようですし、
事前の聞き取りはジークリートさんにお任せしてもよろしいでしょうか?
ご負担でなければお願いします。

ルーノさん、ジークリートさんらがアリラへ接触するのでしたら
その間のジルドの警戒を担当しましょうか。
最終的にアリラとジルドを会わせるにしても、
ルーノさん達とアリラの会話中の足止めという意味で。
僕は言葉での説得が不得意なので、ジルドから何か引き出すようなことは
心苦しいですが難しいかと思います。
パートナーのカロルの方は逆に激昂させてしまうような、気が……。

おそらく教会外での行動になると思いますので、
こちらの状況は魔術通信でお伝えしますね。  
 

[12] ジークリート・ノーリッシュ 2018/06/27-22:49

アーカシャさん、ヴァンさん、どうぞよろしくお願いします。

>「とても簡単」
確かに情報はたくさんありますけど…、浄化の方法が…。
…ジルドと思わしき人物を討伐するだけなら簡単、とかじゃありませんよね…?

>事前調査
わかるとは思いますけど、一応、アリラさんとジルドさんの見た目と…。
ベリアル討伐の場所とその後の時間経過も聞いてみようかと思います…。

>現地
…わたしたちもアリラさんに話しかけてみようと思います。
話しかけて、正気を取り戻してもらえるといいんですけど…。  
 

[11] ルーノ・クロード 2018/06/27-21:11

人手が増えるのはありがたい。
アーカシャとヴァンはよろしく頼むよ。

痕跡を辿って教会に目星を付けるなら、現地ではジルドに会わないように全員で教会へ向かってもいいね。
教会にアリラがいる確率は高そうだし、そこで何かアクションを起こせばおそらくジルドも来るだろう。
ついでにマダム・タッツーもいてくれると楽なのだけれどね。

>事前調査
事前調査については、調査をすると発言してあるのはこんなところかな。
抜けている所や間違いがあれば補足してもらえるとありがたい。
他に気になる所があれば追加していく事になるだろうけど、こちらはあまり余裕がないな…

●マダム・タッツーの呪いについて(ルーノ)※村の見取り図もついでに
●ジルドについて(リームス)
●マドールチェについて(ジークリート)

>現地
行動の大まかな所はアーカシャの発言の通りかな。
事前調査の後に村へ向かい、調査を進めて教会へ、
そこで何らかの行動を起こしてジルド、アリラ、マダム・タッツーへのアクションを行う流れになるか。

ジルドの討伐については、呪いとの関連を疑って討伐を後回しという事で問題ないと思うよ。
しかし呪いについて情報が揃っていない現状ではどうアクションを取るべきか悩んでしまうね。
こちらで手を下す必要があるのか無いのか、あるいは呪いを「浄化」すれば自壊するのか…
そもそも浄化の方法もよくわからないからね。アシッドの浄化とはまた違うかもしれないし、さて。

私達は現地ではアリラへ接触する比率が高くなりそうだ。
接触の際はしっかり警戒しておくよ。
逆にマダム・タッツーの捕縛についてはあまり触れられないかもしれないな。

>難易度
確かに、「とても簡単」になっているね。
ヒントの多さを見るとまぁそういえなくもないが…
今回は情報の取りこぼしとアプローチのミスが即失敗につながり兼ねないように見えるから、きっちり詰めるのは良い事だと思うよ。  
 

[10] アーカシャ・リリエンタール 2018/06/27-05:59

新しく指令に参加することになった。
人形遣いのアーカシャ・リリエンタールと拷問官のヴァン・グリム君だ。
よろしく頼む。少しでも役に立てると嬉しいよ。

事前調査としてはマダムタッツーの情報と村の情報、といったところだろうか?

村での行動だが…村の調査をしつつアリラとジルドを探し二人を合わせる形でいいだろうか?そしてマダムタッツーの他の人形の警戒。

呪いについては…事前調査の結果を見てみないと分からないことが多いな。
人形を壊しておしまい。ということならいいのだが。

 
 

[9] リームス・カプセラ 2018/06/27-01:53

ルーノさん、ナツキさんもよろしくお願いします。

僕らより先に調査に入っている浄化師がいると思われるので
村の見取り図やジルドの情報はあらかじめ入手できるものと思います。
マダム・タッツーがこの村へ現れたタイミングはベリアル出現前が妥当かと思いますが、
ジルドとアリラが行方不明になってから現在までの時間経過が語られていないため
マドールチェ制作が可能かどうかは判断しかねますね。

マダム・タッツーの本件への関わりを疑い
呪いが発動しているかの確認を要するため、ジルドの討伐は調査後とする、
との指針にしておけば無理なく行動できそうでしょうか。
ただ、指令としては「ジルドと思わしき人物の討伐」が真っ先に挙げられているので
最終的には呪いの対処とともに実行せねばならないのかなとも思っています。

現地での調査ですが、おそらく殺害の痕跡はそのままなのに、
(PL情報)村内に村人の遺体がないことを疑問に感じるかな、と。
何か引きずった跡を辿れば教会へ。となれば慎重に教会調査になりますか。

呪いや浄化に関する知識もないので、どれも推測の域を出ず
解決に結びつく手立てが上手く思いつきません……。
それと、(PL情報)アリラの様子も気になっています。
彼女に接触する場合はどうかお気をつけて。
杞憂であればいいのですが、
ジルド以外にも人形がいる可能性も念のため頭の隅に入れておきます。

ところで。とてもメタな発言をするとこの指令の難易度「とても簡単」なんですね……?
僕の発言が事態をややこしくしていたら申し訳ありません。  
 

[8] ジークリート・ノーリッシュ 2018/06/26-21:09

…もしもう少し人数が増えたら、ジルドらしい人の所に行くのとアリラさんを探すのとで分かれるという方法もあるかもしれませんね…。

>事前調査
ええと、ちょっと思ったんですけど…。
マダム・タッツーは前から、ええと、ベリアルが現れる前から村にいたんでしょうか…?
…その、マドールチェを作るのってそんなに簡単にできるのかなあって思ったので…。

…マドールチェを作る方法を調べてみようかと思います。受付さんも「ジルドもマダム・タッツーの言葉に惑わされてアリラを蘇らせようとしているのか?」って言ってますから…。
何か判断の手がかりになるかもしれませんし…、考え過ぎかもしれませんけど…。  
 

[7] ルーノ・クロード 2018/06/26-11:42

よく見直したら受付でそこそこ情報を得ているようだから、ジルドが人形だと確認できるとかなり大きいな。
リームスが言うように、村にいるジルドが人形=呪いに関わっている可能性が高い、と判断した上でなら
受付や調査で得た情報と合わせて「ジルド自体がマダム・タッツーが作った人形であり呪いの大本」、まで持っていけるかもしれない。
そこまでわかれば現地での行動はジルド及び呪いの対処と、マダム・タッツーの捕縛になるね。

>村での行動
方針次第だけど、アリラと引き合わせて止めるという事になるなら、
こっそり行動してもいいだろうし、ジルドをアリラの所へ誘導する為にあえて探しに行く者を決めてしまうのも手かな。
アリラを押さえても肝心のジルドがいなければ話にならないからね。  
 

[6] ジークリート・ノーリッシュ 2018/06/26-00:18

…ルーノさん、ナツキさん。どうぞよろしくお願いします…。

リームスさん、カロルさん、改めてよろしくお願いします。
情報の纏めを、ありがとうございます。わかり易いです…。

>事前調査
マダム・タッツーについて調べるのはいいと思います。
呪いについて何かわかるといいですね…。
村の地図も…。調査したってことですからありますよね…。

>村での行動
討伐は見送るでいいとわたしは思います…。アリラさんを引っ張り出すのも…。

でもそうすると、最初は村ではこっそり行動することになるんでしょうか…?
ジルドらしい人物に出会うと戦闘になってしまいそうですし…。  
 

[5] ルーノ・クロード 2018/06/25-22:58

相談中に失礼。
指令に参加する事になった、陰陽師のルーノ・クロードと断罪者のナツキ・ヤクトだ。
よろしく頼むよ。

今回はまた色々と…まぁ、ひとつずつ解決するしかないか。
まず呪いの暴走は防がなくてはならないね。
ジルドと思わしき人物の討伐は、ひとまず見送るべきかもしれない。

>事前調査
現在入手している情報が少ないから調査は必要だね。
ジルドが人形である事を確認するのは良い考えだと思うよ。

マダム・タッツーというのはそこそこ有名のようだし、私は彼女の扱う呪いについて教団の記録でも調べてみようか。
「命をささげる事で強化・暴走する呪い」の前例でも見つかれば、浄化方法や暴走を防ぐ方法の発見に繋げる事ができるかもしれない。
それと、村の見取り図や地図もあるといいかな。

>村での行動
村での行動は、ジークリートの言うように呪いの大本を特定する事と、それを処理する事になりそうか。
事前に大本のあたりでもつけられると楽だろうけど、具体案が思いつかないな。

実際の現場では、反対意見が無ければアリラを引っ張り出そうと思う。
ジルドを討伐できないとなると止めるしかないが、力技で止めるのは容易ではないだろうから
受付で聞いたように、アリラの言葉で彼を止める方法を取りたい。  
 

[4] リームス・カプセラ 2018/06/25-22:32

…………あ。挨拶が遅くなりました。
リームス・カプセラ、及びカロル・アンゼリカ。墓守に拷問官。
共にマドールチェです。よろしくお願いします。

情報はあるものの、断片的で少し混乱してしまいますね。
はい。まずは事前に把握できる情報は携えた上で、調査に向かうべきだと僕も思います。
少し自分なりに整理してみます。

ジルド……村人全員を殺害した? アンデッドやゾンビではなく、会話は可能な模様。
     「アリラのために」「強い魂と力を捧げれば、アリラを手に入れる」等発言。
アリラ……生死も含め情報無し。
マダム・タッツー……終焉の夜明け団に所属する魔術師。目撃情報あり。

ジルド・アリラの二人が仲間の浄化師とはぐれた際の状況から、
どちらか、あるいは二人とも死亡の可能性がある。
そして人形師と呼ばれるマダム・タッツーは死者を模した人形を作り操る。
……人形は、マドールチェでしょうか。

以上から、少なくとも村へ入る前にジルドの身体特徴、特に関節部を
注意深く観察すべきだ、ぐらいの行動理由を作るところまでは持っていけそうです。
ジルドが人形であると見抜けたら、高確率で呪いが関わっていると推測できるので
その後の現地での行動もそれを踏まえてのものになると思います。

村での調査内容、方法に関しては思案中です。  
 

[3] ジークリート・ノーリッシュ 2018/06/25-20:51

…ええと、最初は調査なんですよね…?
村、に行く前にも、アリラさんとジルドさんの容姿とか性格とか関係とか…?

村に着いたら、呪いの大本を探すんでしょうか…。
アリラさんの行方…、…契約できない、見た目が同じだけで、記憶も魂も違う…。
…本物のジルドさんが、別にいたりするんでしょうか…?ああ、いえ、亡くなってますから魂とか…(半分独り言のようにぶつぶつと)  
 

[2] ジークリート・ノーリッシュ 2018/06/24-22:29

…あの、わたしは、ジークリート・ノーリッシュ。悪魔祓いです。
パートナーは、フェリックス・ロウ。墓守です。
…どうしたらいいのか…その、難しいですけど…。どうぞ、よろしくお願いします…。