春夏秋冬 GM

おはようございます。もしくは、こんばんは。春夏秋冬と申します。少しでも皆様に楽しんで頂けるよう、判定にリザルトに頑張っていきたいと思います。



メッセージ・インフォメーション等

NPCマリエル・ヴェルザンディ&マリー・ゴールド設定

設定コンセプト

リクエストで頂いた内容を前提にしたNPCなので、そこから膨らませる形で作りました。

基本的に、どういうルートに進んでも良いよう、討伐されても仕方がないという背景と、受け入れても構わないという背景、その両方を組み込んで作っています。

なので最初に出て来た頃は、殺伐とした部分を強く。その後に、受け入れルートが発生してからは、より内面や過去に踏み込んだ部分を出し行きました。

元々リクエストで頂いたのは、マリエル・ヴェルダンディだけでしたが【少女のままの姿】という設定がありましたので、ヒューマンという種族であり得る可能性を組み込んで、マリーの魂を内包するカルタフィリスというキャラに。

そこから、PCの皆さんの行動により、マリエル及びマリーの性格などが肉付けされていき、現在ではキャラクターとして、それぞれ出来あがっています。

PCの皆さんの行動によっては、異なる結果や性格のキャラになっていたかもしれないので、私だけでなく、皆さまの行動により生まれたキャラ達になります。

現在の2人について

ヨセフが色々と裏工作して、教団員として寮に住んでいます。
教団内は自由に動けますが、2人だけで外に出す訳にはいかないので、基本的に外出の自由はありません。
これは2人を保護する目的もあります。

そうした状況なので、魔女のセパル達が、ちょくちょく一緒に外に連れ出していたりします。

マリエルは、その卓越した魔術技能。特に、魔道具に関しては突出した能力を持っていますので、そういう方面で普段は協力しています。
マリーは、炊事洗濯料理全般が高技能なので、食堂でご飯作るのを手伝ったり、色々としています。

黒炎魔喰器は、基本的にこの2人が居ないと量産化できないので、黒炎魔喰器を作る際は2人で協力しています。

戦闘

マリエル

遠距離攻撃系魔法少女 思う所があり、非殺系の攻撃手段を組み上げています。LV40相当の強さです。

マリー

近距離武術系魔法少女 生前は、守護天使候補の英雄だったので、強いです。生前よりも弱体化してますが、LV50相当の強さです。

性格など

マリエル

生まれと環境のせいで、冷酷な部分と、子供のままの部分が強くあります。
現在は、子供のような部分が強く出ている状態で、普段はクール系の自分で覆っている感じです。

恋愛感情などは、生まれと環境のせいで、一般的な物とは違います。
基本的に、男女の区別なく、好きな人は好き。
好きな人が、自分も好きな人を好きなら、嬉しいタイプ。

マリー

1000年ぐらい前の人間なので、今と価値観が全く違います。
お互いが好き同志なら、複数で好きでも良いタイプ。
ただしあくまでも、好き同志のみんなが、お互いを好きな場合。

グループで、みんな一緒に付き合ってるのはオッケーだが、そこから勝手に知られないようにした状況で、誰か相手を作っていたら浮気認定。

この辺りは、子供やらをみんなで育てていた共同体時代を生きていたから、その価値観が前提になっている。
それはそれとして、女と男なら、女の方が好きだけれど、男も好きな人なら愛せるタイプ。

なお、生前の詳細な記憶はないです。ぼんやりと、弟が居たことが記憶に残っている程度です。

そんな感じの子達として作り、運用しています。

これからエピソードによっては、助っ人キャラとして出て来る予定です。

以上です。


作品一覧

縁と絆を深めて・その3
参加人数 8 / 8人

【機国】現地情報収集に協力しよう
参加人数 8 / 8人

【森国】マザー・ピースを救出せよ!
参加人数 8 / 8人

願いを叶える魔導書
参加人数 8 / 8人

メフィスト、ヨハネの使徒に襲われる、の巻
参加人数 8 / 8人

縁と絆を深めて・その2
参加人数 8 / 8人

【森国】守護天使の試練
参加人数 8 / 8人

初詣に行こう!
参加人数 8 / 8人

雲雀姫は煉獄にて歌う
参加人数 6 / 8人

縁と絆を深めて・その1
参加人数 8 / 8人

メフィストを捕まえよう
参加人数 8 / 8人

【雑魔】ユール・ボードを手伝おう
参加人数 6 / 8人

【熱砂】ファラオの間にて決着を
参加人数 8 / 8人

マリエル・ヴェルザンディを救出せよ!
参加人数 8 / 8人

【熱砂】地下神殿から王弟を逃がせ!
参加人数 8 / 8人

砂漠の民と交渉と交流をしよう
参加人数 5 / 8人

【熱砂】三つ巴戦に参戦せよ!
参加人数 7 / 8人

【熱砂】王弟の抹殺を防げ!
参加人数 8 / 8人

【熱砂】生贄少年少女を救出せよ!
参加人数 8 / 8人

ハロウィンに参加しよう
参加人数 8 / 8人

富士樹海迷宮でハイキング採集
参加人数 6 / 8人

【熱砂】道化の魔女と魔法少女と魔方陣
参加人数 4 / 8人

【熱砂】エリクサー生成を防げ!
参加人数 5 / 8人

第一回ドリーマーズフェスに参加しよう
参加人数 6 / 8人

【熱砂】ファラオの弟を救出せよ!
参加人数 8 / 8人

葡萄の収穫を手伝おう
参加人数 5 / 8人

魔法の種でパートナーが小動物に?
参加人数 4 / 8人

博打で冒険者ギルド設立に協力しよう!
参加人数 5 / 8人

【夏祭】防げ! 爆破魔方陣!
参加人数 8 / 8人

ニホン投資アイデア募集中!
参加人数 5 / 8人

【夏祭】トウホク七夕祭りを楽しもう!
参加人数 6 / 8人

【夏祭】たんたん狸の舞台興行
参加人数 4 / 8人

煉界にて開く獄界の箱庭
参加人数 5 / 8人

【友好】狸囃子でぽんぽこぽん
参加人数 5 / 8人

終焉の蠢動
参加人数 4 / 8人

(黒々)舞踏会に参加しよう
参加人数 4 / 8人

梅の子供神さんと遊んであげよう
参加人数 3 / 8人

【神捧】サクリファイスをぶっ飛ばせ!
参加人数 4 / 8人

温泉施設アイスラグーンで楽しもう
参加人数 4 / 8人

シュリ・スチュアートのクリスマス!
参加人数 1 / 1人

ダンジョンに挑戦しようLv3
参加人数 3 / 8人

【魔女決闘】未来の兆しはこの一戦に
参加人数 7 / 8人

【魔女】ハロウィンに街で合コン
参加人数 8 / 8人

ダンジョンに挑戦しようLv2
参加人数 8 / 8人

精霊流しを楽しもう
参加人数 2 / 8人

存在理由と向かい合おう
参加人数 8 / 8人

七夕浴衣を宣伝しよう
参加人数 8 / 8人

ダンジョンに挑戦しようLv1
参加人数 8 / 8人

イースターを盛り上げよう
参加人数 8 / 8人

ヨハネの使徒を打ち倒せ!
参加人数 8 / 8人

お好み料理を作りましょう
参加人数 8 / 8人

浄化師を始めよう
参加人数 6 / 8人


リンク・ファンレター


サンプル

「どうしよう……」
 白紙の便箋を前にして、マリエル・ヴェルザンディは不安げに呟いた。
 そんな彼女に、優しく声が掛けられる。
「大丈夫。貴女が書きたいように、書けば好いのよ」
 黒猫の耳を頭から、ぴょんと生やしたライカンスロープに見える彼女は、マリー・ゴールド。
 少し前まで、マリエルの中で魂だけの存在として同居していた人物だ。
 マリーは、白紙の便箋を前に悩むマリエルに近付くと、ふわりと背中から抱きしめながら続けて言った。
「手紙の返事を、書きたいんでしょう?」
 少し前、カルタフィリスとして寿命の近かったマリエルは助けられた。
 それはかつての出会いと、その出会いを忘れないでくれたリントヴルム・ガラクシアが繋いだ縁が、何人もの助けを受け成し遂げた事。
 お蔭で今、マリエルは室長ヨセフの工作もあり、マリーと共に教団員として、寮の一室を借り生活している。
 そこでマリエルは、リントヴルムへの手紙を書こうとしていた。
「なんて、書けばいいかな……」
 マリエルは、リントヴルムがくれた手紙を、大事そうに触れながら呟く。
 少し前、マリエルとマリーの2人が助けられたあと、リントヴルムは魔女のセパルを介し、マリエルに手紙を渡している。
 それを受け取ったマリエルは、何度も何度も読み返し、返事を書こうとしていた。
 けれど筆を執るたび、止まってしまう。
 だって伝えたい想いを、書ける気がしなかったからだ。
「嬉しかったんでしょう。手紙を貰えて」
 背中から抱きしめたまま、マリーはマリエルに囁く。
「うん」
 甘えるような声で頷くと、マリエルはマリーに身体を預ける。
 普段は落ち着いた雰囲気のマリエルだが、マリーと2人きりの時は、そんな風に子供のようになる。
 甘えても良いのだと、信頼しているからだ。
 マリー以外だと、信頼していても甘えた様子を見せないのは、恥ずかしさが有ったりするからだけれども。
 それはさておき。
 甘えてくるマリエルに、マリーは安心させてやるように頬を寄せると、優しく言った。
「思ったことを、書けば好いの。伝えたいことが、たくさんあるでしょう?」
「うん。でも……――」
 苦しむような間を空けて、マリエルは言った。
「伝えても、良いのかな……」
「なんで、そう思うの?」
「だって、私……悪いこと、したから……あの子にだって……」
 ベルロック・シックザールのことを思いながら、苦しげに言った。
「……」
 マリエルの苦しさを受け止めるようにマリーは、ぎゅっと抱きしめる。
 そして触れ合うようにキスを頬にすると、優しい声で言った。
「許して欲しいの?」
「ううん。違うの」
 迷うことなく、マリエルは言った。
「許して欲しいんじゃないの。それは、いけない事だって、思うから。でも……でもね、何かしてあげたいの」
 懺悔をするように、マリエルは続ける。
「私ね、リンとベルに、みんなに助けて貰えて、すごく、すごく嬉しかったの。でもね、みんなが助けてくれたのに、私は……なにも変わってないの」
 マリエルは自覚している。
 自分は変わらず、マリーと離れることを恐れたままだと。
 だから、死ぬことを恐れている。
「私はずっと、死にたくなくて……今だって、そう……助けて貰ったのに、何も変わってない。それなのに……――」
 マリエルは、抱きしめてくれるマリーの手に手を重ね、続けて言った。
「みんなに、何かしてあげたいって思うの。何も変わってないくせに、したいことばかり、一杯増えて……からっぽで、何も無いくせに、欲しがってばかりいるから……ダメだって、思うの……」
 マリエルは思っている。
 自分には価値が無いと。
 実の父に子として求められず、父の望みを叶える実験体としても役割を全うしようとしなかった。
 独りで居るのが怖かっただけで、マリーを求め続け、悪を成した。
「それでも、何かしてあげたいって、思うの」
 それはマリエルの願い。
 自分に価値があるとは思わない。
 けれどリントヴルムが、ベルロックが、みんなが助けてくれた。
 だから思う。みんなが助けてくれたこと、それは間違えじゃないと。
 みんなに助けて貰えただけの価値があるのだと、助けても良かったのだと思って貰えるように、みんなに何かをしてあげたい。
「でも、ずるいなって思うの。だって、結局、自分のことばかり考えてるだけだから。それでも、何かしてあげたいって思っちゃうの……」
 愛されなかったゆえに自罰的になってしまったマリエルに、マリーは優しく声で応えた。
「それで好いのよ、マリエル」
「え……?」
 視線を合わせ見上げるマリエルに、マリーは言った。
「自分のために誰かに何かしてあげたいと思うのは、いけないことじゃないの。私だって、そうよ」
「……そう、なの?」
「ええ、そうよ。貴女を護ったのは、貴女を私が愛したかったから。
 ベルを助けたのは、あの子に生きていて欲しかったから。
 全部、そうしたいっていう、私の我儘。でも、それで好いと思うの。
 だってそれは、自分のことも、誰かのことも、大事に出来ることなんだから」
 マリーは、そう言うと椅子を取りに行き、マリエルの隣に座る。
 そして自分も便箋を取り出した。
「私も手紙を書くわ。一緒に書きましょう」
「え、ええ!?」
 小さく驚くマリエルに、マリーは笑顔を浮かべ言った。
「私はベルに、生きていてくれてありがとうって書くわ。リンには、マリエルを助けてくれてありがとうって書きたいわ。
 伝えたいことは、一杯あるの。マリエルも、そうでしょう?」
「……うん」
 はにかむようにマリエルは頷く。そんな彼女に、マリーは続ける。
「助けて貰えて、嬉しかったでしょう?」
「うん」
「なら、それを書きましょう。それが終ったら、2人への気持ちを書きましょう」
「……気持ち?」
「ええ。マリエルは、リンのこと、好き?」
「うん……大好き」
「ベルのことは?」
「ベルも好き。大好き」
 マリエルはエリクサー魔方陣から助けて貰った時のことを思い出す。
 あの時、お互いの記憶と感情が繋がって。
 想いと気持ちを知り、助けて貰い、自分の気持ちに気付けたのだ。
「私も、2人のことは好きよ。ありがとうって気持ちと、好きですって気持ち。それに、何かをしてあげたいって伝えたいの。一緒に書きましょう」
「うん……」
 マリエルは頷いて、そのあとマリーを見詰めると、喜びを浮かべ言った。
「あのね、私、マリーも好き。大好き」
 大好きな人に、好きだと伝えることが出来ることが、何より嬉しいと言うように。
 マリエルは想いを伝える。
 これにマリーも笑顔を浮かべ、手を繋ぎながら言った。
「私も大好きよ。マリエル」
「うん! 嬉しい!」
 2人は満面の笑顔を浮かべ喜び合い、2人で一緒に手紙を書いていく。
 マリエルは、喜びと、自分の気持ちを素直に込めて。

 お手紙ありがとう。すごく、すごく嬉しかったよ。
 私ね、リンにも、ベルにも、なにかしてあげたいの。
 して欲しいことがあったら、教えて欲しいの。

 マリーは、感謝も込めて。

 突然、お手紙を出して驚かせてしまったかもしれません。
 けれど、どうしても伝えたいことがありました。
 生きていてくれて、ありがとう。
 マリエルを助けてくれて、ありがとう。
 
 2人は、想いを込めて手紙を書いていく。
 それが何よりの幸せだというように、2人は一生懸命、手紙を書いていた。

 それを後ろから見ていた魔法少女ステッキは悶えていた。
「はあああああっ、キましたわー!」
「アイリス、気持ち悪いです」
 ステッキのくせに身をよじるアイリスに、デイジーは突っ込む。
 これに返すアイリス。
「しょうがないじゃないですかー! 今の、今さっきの見たでしょー! きゃーきゃー! 見詰めあって、きゃー! 塔を建てましょうー!」
「黙って下さい。マスター達が手紙を書く邪魔です」
「え、そんな、もがもがーっ」
 黙りそうにないアイリスを、魔法で拘束するデイジー。

 それがマリエルとマリーの、ある日の日常だった。