(イラスト:ひなや IL)

物語の世界と脅威


物語の舞台となる「煉界のディスメソロジア」の世界は、脅威に晒されている――。
これは愛の真贋を見極め、神への反逆を遂行する物語。

様々な生物と共存し、様々な種族と共存を続けていた人間達。
そんな幸せな日々は、世界の禁忌に人間が触れた時。
一瞬で崩れ去った。

人が禁忌に触れ、犯した『罪』に、神は天罰を下す。
「生物を変貌させるウイルス【アシッド】」を放ち、【アシッド】に侵された生物達は、次々と「異形【ベリアル】」に変貌してしまった。
【ベリアル】は生物の魂を喰らい、その魂は肉体が崩壊するまで永遠に封印される。

【ベリアル】は銃や剣などといった、一般的な武器では消滅させることができず、
【浄化師(エクソシスト)】のみ、完全に消滅させることができる。
そのため魔術組織【薔薇十字教団】は、【浄化師(エクソシスト)】の素質を持つ者を半強制的に集うようになる。

【浄化師(エクソシスト)】とは、「プレイヤーの作成したキャラクターと、その相棒のキャラクター」のペアのこと。
プレイヤーの作成したキャラクターは、【浄化師(エクソシスト)】となり、【ベリアル】と戦ったり、
日常を過ごしたり、恋をしたりと自由に生活を送ることができる。

様々な文明や、人種が入り混じった世界で、魔術や魔法生物が暮らしている。
果たして【浄化師(エクソシスト)】は、この暗く美しい世界で、どんな物語を作るのだろうか。


◆薔薇十字教団(ばらじゅうじきょうだん)
浄化師(エクソシスト)を集め、ベリアルやヨハネの使徒などと戦う、魔術組織。
プレイヤーキャラクターはすべて、この組織に在籍することになる。

(イラスト:元義くじら IL)


◆浄化師(エクソシスト)
ベリアルと戦うことができる力を持つ存在。
アシッドによって侵された魂を不浄の地より救い、浄化することから、そう呼ばれている。
喰人(グール)と、祓魔人(ソーサラー)と呼ばれる者がペアを組んで行動している。

(イラスト:sii IL)


◆魔喰器(イレイス)
浄化師(エクソシスト)が持つ武器。
ベリアルや、ヨハネの使徒と戦闘を行う際に使用するが、常人は扱うことができない。
この武器は生け捕りにしたベリアルや、ヨハネの使徒の残骸から作成する特質上、
高い精神力を保持できなければ、元となったベリアルに侵され暴走してしまうためだ。
        
(イラスト:ひなや IL)

異形「ベリアル」と、神の遣い「ヨハネの使徒」


【ベリアル】に銃や剣などといった、一般的な武器で倒すことができないのは、
魂を肉体から引き剥がさない限り、魂を中心として肉体が再生してしまうためだ。
だが、【浄化師(エクソシスト)】が、【ベリアル】をギリギリまで追い詰めることで、
【魔喰器(イレイス)】が稼動し、【ベリアル】に内蔵された魂を拘束する鎖を喰い、魂を解放することができる。
解放された魂は、そうすることではじめて救済され、天へと導かれる。

さらに、神は人類を滅ぼすために、【ベリアル】以外にも【ヨハネの使徒】と呼ばれる使いを放った。
【ヨハネの使徒】は、人類のみを殺戮するために稼動をし、生体反応を感知すると自動的に襲い掛かる化け物。
その形状は、命を奪うことに特化した形状をしており、元の生物的ではないため、非常に戦いにくい。


◆ベリアル
神の放ったアシッドにより、魂が取り込まれ肉体が変貌した生物。
たくさんの生物を殺し、魂を奪うことで進化を続けていく。

(イラスト:成世セイチ IL)


◆ヨハネの使徒
神が人間を滅ぼすことを命じて放った使徒。
人間を殺戮することのみを行動原理として稼動を続ける。

(イラスト:成世セイチ IL)


「煉界のディスメソロジア」ってどんなゲーム?


「PBW(プレイバイウェブ)」というジャンルの『ダークファンタジー恋愛WEBブラウザゲーム』です。

通常の恋愛ゲームは、選択肢に従って操作をし、決められた行動の範囲内でストーリーが進行します。
ですが、本作(PBW)では、選択肢や決められた行動の範囲はほとんどなく、
プレイヤーが具体的な行動をテキストにします。

その行動を小説化して、自由に、様々な恋愛や冒険などを楽しむことができるゲームです。
恋をするのも、冒険するのも、日常を楽しむのも、自由なのです。
そして、その小説を作り、物語を紡ぐのがゲームマスターのお仕事となります。


ゲームマスターってどんなお仕事?


ゲームマスターが執筆する物語のことをエピソードといいます。
エピソードは【プロローグ】、【プラン】、【ジャッジ】、【リザルトノベル】に分かれており、
この内、ジャッジを行い、プロローグとリザルトノベルを執筆するのがゲームマスターのお仕事です。

基本的に、以下の流れでエピソードを執筆します。
1.プロローグを提出する
まず、物語のはじまりとなる、プロローグを作成します。
これは「彼と待ち合わせをしていたら、ナンパ師が現れて~」や、
「ヨハネの使徒に襲撃を受けた村を救う~」というような、
これからプレイヤーが参加する物語の、冒頭部分となります。

2.プレイヤーがどのような行動をしたいか決定し、プランが提出される
プレイヤーは一つのプロローグに対して2名のキャラクターを参加させ、4名~16名程度参加します。
それぞれのプレイヤーが、「プロローグ内でどのような風にキャラクターを動かしたいか」を、
プランへ記載し、提出します。

3.プランを元にして、リザルトノベル(小説)を執筆する
参加したキャラクター全員のプランを確認していただき、
それを一つの小説にします(弊社ではリザルトノベルと呼びます)。
その際に、「ダイスや、キャラクターのパラメーター」を使った判定【ジャッジ】が発生する場合があります。

ゲームマスター試験の流れ


ゲームマスター試験では、簡単なアンケートと、
【プロローグ】と【プラン】がある状態での【リザルトノベル】の執筆などを行っていただきます。

【試験資料】をご確認の上、執筆いただき、テキストファイル(.txt)にてご提出いただけますようお願い致します。

■締め切り
この資料をお送りさせていただいてから10日後の午前9時
(1月1日に受け取った場合、1月11日午前9時)
難しい場合に関しましては、お気兼ねなくご相談ください。

■試験結果報告
ご提出いただいてから7営業日以内。
(土日祝日、年末年始は休業日となっておりますが、休業日にご連絡させていただく場合もございます。)

■提出先
メールにてご連絡させていただきます「審査ページURL」より、ご提出ください。
何か不明点等ございました際には、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。