生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ
普通 | すべて
4/8名
生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ 情報
担当 oz GM
タイプ ショート
ジャンル シリアス
条件 すべて
難易度 普通
報酬 少し
相談期間 7 日
公開日 2018-09-08 00:00:00
出発日 2018-09-18 00:00:00
帰還日 2018-09-28



~ プロローグ ~

「ポール・キュヴィリエ」
 ヤコブ・フェーンは不機嫌そうに一人の男の名を読み上げる。
「そいつは浄化師の素質を持つ男だ。……ビッシュ孤児院と自警団の両方から通報があった」
 ヤコブはいかにも中間管理職といった中年男性だった。
「貴重な浄化師候補だ。どんな手段でも構わん。連れてくるんだ、分かったな」
 誰かが説得では駄目ですか、と発言する。ヤコブは鼻で笑って切り捨てた。
「一度接触したようだが、手負いの獣のような有様だったらしい。酒浸りの冒険者一人すら、連れて来られんとは嘆かわしい……浄化師の質も落ちたものだ。我々司令部がこれだけ頑張っているというのに、全く情けないとは思わんかね」
 ヤコブは嫌みったらしい言葉を投げかけ、浄化師の反応を楽しむように口の端を上げた。
「教団に入るぐらいなら死んだ方がマシだとまで吠えたらしい。これは教団への冒涜だ! 縄にかけても連れてこい!」
 自分の言葉に酔っているのかヤコブは浄化師達に居丈高に命令を下す。
 そんなヤコブに反論するように、嫌がる相手を無理矢理連れて来るなんて、と非難の声を上げる者もいる。
「なら、死んでもいいんだな?」
「え?」
 その場にいた浄化師達が言葉を失う。すぐにどういう意味なのかと喰ってかかる前に、ヤコブが口を開いた。
「すでに魔力の消費に体が追いつかずパンク寸前だ。お前達が行かなければ、いつ死んでもおかしくないだろうな」
 浄化師の素質を持つ者は、常人より多くの魔力を保有する代わりにひどく短命だ。
 その理由は、限界を超えて生成される魔力に体が耐えきれないからだ。
 魔力パンクでの死亡率は100%だ。浄化師が教団でしか生きていけないのは、その為だ。
 魔力パンクする前には、胸の付近が苦しくなったり、動悸・息切れが引き起こったり、自身の意志で魔力をコントロールできなくなる等の症状が現れる。
 さらに最悪なのは、コントロールできなくなった膨大な魔力に引き寄せられて、ヨハネの使徒に通常以上に狙われやすくなる。下手すれば、本人だけでなく周辺の者にも危害が及ぶ。
 だから、浄化師は生きる為だったり、身の回りの者を巻き込まない為に否応なく教団の門を叩く。
 教団に所属すれば、戦闘員として扱われる。魔力を安定させコントロールする術と衣食住の保証が与えられる代わりに、ヨハネの使徒とベリアルの討伐に駆り出されることになる。それを嫌がって浄化師になるのを拒む者も少なくない。

「そいつは樹梢湖に何か用でもあるのか頻繁に潜っているようだ。樹梢湖から帰ってきたところを勧誘したが逃げられている。さらに樹梢湖付近の村でよく目撃情報が挙がっており、樹梢湖内に逃げられないように自警団の者に見張りを立たせている」
 ヤコブは面倒くさそうな顔を隠さず、話を続ける。
「幸いにもヨハネの使徒の目撃情報はないが、いつ現れてもおかしくないだろうな。村人を危険に晒したくなければ、早急に連れてくるんだな」
 ヤコブがまるで他人事のような言いぐさで書類をめくる。
「逃げ回る馬鹿者を生かしたいなら、教団に連れてくるしかない。浄化師は教団でしか生きられないのだからな」
 残酷な事実を何の感慨もなく浄化師に向かって言い放つ。
「すでに他の教団員が出向いたが説得に失敗しているんだ。説得ができるものならしてみるんだな。私はできない方に賭けるが」
 意地悪げに眼を細めると、立派に整えられた髭を撫でる。
「そいつの出身の孤児院長も説得したようだが、無理だったようだなしなあ……お前達が説得失敗するのが目に浮かぶようだな」
 ヤコブは浄化師達が説得できず、武力行使で連れてくると確信しているようだった。
「殊勝なことに死ぬ前に随分と院長に金を預けていったようだ。説得できないのはお前達のせいだが、必ずそいつを連れて帰ってこい。くれぐれも私の顔に泥を塗る行為はするんじゃないぞ、いいな!」
 長身痩躯のヤコブは壇上から見下ろすように命じる。
 浄化師達は無言のまま。それに焦れたヤコブは、
「私なら簡単に連れて来ましょう、と上司に言ってしまったんだ。必ずその男を連れてこなければならん!」
 ぽろりと自身の事情を暴露したことにも気づかずに感情的に叫ぶ。
「いいか、絶対に失敗するんじゃないぞ! 分かったなら、今すぐ行け! さあ、行くんだ」
 そうヤコブは部屋の扉を指さすと、犬でも追い払うかのようにシッシッと追い払った。
 後味の悪い任務になりそうな予感に、浄化師達は重いため息をつくのだった。


~ 解説 ~

●目的
 浄化師候補であるポール・キュヴィリエを教団に連れてくる。

●失敗条件
 ポール・キュヴィリエが逃亡及び樹梢湖に入ってしまった場合、指令失敗となります。

●ポール・キュヴィリエについて
 肩まである癖の掛かった黒髪に新緑の瞳の男性。身長は180~185センチあるが、猫背気味。どうやらアルコール中毒のようで荒んだ雰囲気をしています。
 樹梢湖の近隣にある村で目撃情報が挙がっています。彼にはどうしても樹梢湖に行かなければならない理由があるようです。ポールに浄化師だと気づかれれば彼は即座に逃亡します。逃亡したら必ず樹梢湖に向かうでしょう。
種族 エレメンツ
魔力属性 土気
攻撃 投げナイフ、土気の魔術攻撃(攻撃よりも防御や逃亡に特化している)
バッドステータス 拘束

●樹梢湖について
 「ソレイユ」内にあるダンジョン。元々水気の魔力が豊富な森。湿地というほどではないが、苔の生えた地面は柔らかく滑りやすい地帯もある。
 楕円状の湖の周囲には木々が多く生えており、見通しがいいとは言えない。

●居場所の特定について
 すでに自分の意志で魔力をコントロールできなくなりつつあるので、エレメンツであれば、魔力量が尋常ではないと一見して判別できます。
 村には自警団が滞在していることもあり、村人も見知らぬ冒険者を見たらすぐ報告するでしょう。

●浄化師の保護について
 すでにポール・キュヴィリエは魔力パンクの症状を見せています。彼を死なせないためには、早急に教団で保護する必要があります。
 彼を教団まで連れてくる手段については浄化師の皆様に委ねます。
 説得や交渉で納得させることができるか。彼にメリットのある条件を出せるかどうかが成功の鍵です。それができなかった場合、強制的に連れてくるかどうかも含めて皆様が選んで下さい。
 場合によっては、相手の抵抗により戦闘になる可能性もあります。


~ ゲームマスターより ~

 ここまでプロローグを読んで下さり、ありがとうございます。
 今回のエピソードは浄化師候補を教団に連れてくることです。一筋縄では行かない相手にどのような対応をとるのか楽しみにしております。
 「ジェルモンスター大量発生の原因を調査せよ」に浄化師候補の名前だけ登場しております。読まなくとも大丈夫ですが、読んでいただけると流れが分かりやすいかもしれません。ぶっちゃけ宣伝です。
 浄化師候補ですが、樹梢湖に入られてしまえばあちらの有利な場所です。あっという間に見失ってしまうでしょう。そうなればもう追いかけることはできません。樹梢湖に入る前に説得なり拘束するなりしなければなりません。魔力パンク寸前の彼に猶予はありません。これが最後となる機会ですので、慎重にご判断なさって下さい。





◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇

シルシィ・アスティリア マリオス・ロゼッティ
女性 / 人間 / 陰陽師 男性 / 人間 / 断罪者
目的
ポールさんを説得。教団に連れて帰る。

行動
目撃情報を辿って探索。
シエスタで見た冒険者を参考に、新人冒険者を装う。

設定は、樹梢湖で経験を積もうと思っていたらジェルモンスター大量発生。このまま行くかやめるかで意見が分かれている。
樹梢湖に詳しいなら話を聞かせてくれないか、という感じ。

情報料はお酒でどう?と誘う。
村の酒場へか、装備品のラム酒を渡すのでも。
酒場なら自分たちはお茶。

わたしたちは慎重派。数が多すぎるしジェルモンスターではあまり稼げないと。
樹梢湖の様子を聞いた後。
ルーノさんの話に便乗、軽い感じで。
樹梢湖のことなら冒険者の方が詳しいから、教団員になれば調査に起用されるかも、とか。
ルーノ・クロード ナツキ・ヤクト
男性 / ヴァンピール / 陰陽師 男性 / ライカンスロープ / 断罪者
■接触
ポールの居場所は村人に聞く

冒険者装い近付く
ナツキが樹梢湖に行くと譲らない為、湖に潜っていると噂を聞きポールに現状確認したい
という体で接触

■対話
対話はルーノ主体
以下がポールのメリットと予想
教団の調査の件と絡め会話に混ぜてみる
・教団の調査中でも教団員であれば樹梢湖への立ち入りとある程度の自由行動が可能

最終的にナツキとポールへ教団行きを提案
祓:湖に拘るなら、ポールさんも君もいっそ教団に入ってはどうだい?
喰:嫌だね、あんな所!
祓:なら諦めろ。嫌悪の対象すら利用するくらいでなければ意志は通せない、目的達成など不可能だ

逃走抵抗あればナツキはJM8で峰打ち
ルーノはSH8で機動力を削ぎ
拘束後SH4で治療
ユン・グラニト フィノ・ドンゾイロ
女性 / エレメンツ / 陰陽師 男性 / 人間 / 断罪者
●方針
説得メイン
拘束は最後の手段

●事前
祓と喰は別行動
両者教団制服は未着用
喰は冒険者に扮し(演技Lv3使用)
祓は自警団側にて待機

●喰
・接触
仲間と合わせ、加えてこの村に慣れないもの同士手を組んでみてはと提案

・説得
ここに来る際樹梢湖へ教団の一団が入っていくのを見たとの情報を提供
(教団の話題への誘導と単独の樹梢湖への侵入を牽制する目的も兼ね)
代わりにポールさんの事を引き出して親身に聞き話し易い雰囲気を作り

後はナツキさんに合わせ樹梢湖へ早めに行こうと主張
教団との連携は賛成派
ナツキさんとポールさんに教団との協力のメリット(安全性や戦力や情報)を話し、
入団までは行かずとも協力関係には持って行きたい
ロス・レッグ シンティラ・ウェルシコロル
男性 / ライカンスロープ / 拷問官 女性 / エレメンツ / 陰陽師
■ロス
冒険装備はナイフのみ手に後は魔方陣

∇誘
樹梢湖に行き慣れてるって?そりゃ是非話聞きてぇな!
あそこ話聞くだけでもすげぇ惹かれっもんあっよな!

∇酒
酒は好き
ビールは気分愉快になっし
冷酒は染み渡る感覚が好き

∇発言
教団行くの容易いだろっけど、敵さんザクザクでるならさっさと倒さねぇと不味くねぇ?
教団から樹梢湖の仕事回って来っとも限らねぇんじゃねぇ?っつーのもあって、行ける今行きてぇよなー
樹梢湖行けっか?なら一度教団に聞いてみっか

∇浄化師?
へ俺浄化師に見えっのか?

∇捕縛
短剣叩き落とし足払い
回避活かし背後
腕取りテーピングでポールの手首巻きつけ
後はグルグル回る

∇逃走
口寄魔方陣で装備
ライフルで足元狙い足止め


~ リザルトノベル ~

●樹梢湖にて
「随分と霧が出ていますね……前からこんな感じだったんですか?」
「ううん、こんなに、霧、出て、なかった……今は、えっと……」
 『ユン・グラニト』は上手い言葉が中々出てこず口籠ってしまう。そんなユンを急かすこともせず、『シンティラ・ウェルシコロル』はゆっくりと待った。
「……嵐の、前触れ?」
「嵐の前触れですか。ジェルモンスターが多いと聞いたのに、生物の気配がしません。そもそも鳥や動物の気配が全くしないのは……異常です」
「前は、ぴょんぴょん、たくさん、いた。……どこに、行ったんだろう?」
 ユンは不安げな表情を隠せないように樹梢湖の森を見た。
 シンティラもまた森を眺める。
「……なんだか、前より、森の、魔力が、濁ってる」
「やっぱりユンさんもそう思いますか? ここに来たの私は初めてなのではっきりとした確信が持てなかったんですが、淀み停滞している感じがして……あまり長居したくない場所ですね……」
 エレメンツである二人は魔力探知によって森の異変をより肌で感じていた。万が一の場合に備えて二人は樹梢湖の近くで待機していたが、説明しづらい不気味な感覚が付き纏う。
 森の周辺を見回っていた自警団の隊長が二人に気づくと敬礼をする。シンティラは事前に用意していた非常食を取り出し、
「お疲れさまです。あの、これ差し入れです。良かったらどうぞ。……ところでお聞きしたいことがあるんですが、最近何か変わったことはありませんでしたか?」
「ああ、これはありがとうございます。最近ですか……」
 自警団の隊長は言って良いのか迷った表情を浮かべ、何か決心したように浄化師に打ち明けた。
「あの浄化師候補の話なんですが……」
「ポールさんのことですね。何かあったんですか?」
 シンティラが首を傾げながら尋ねると、自警団の隊長は歯切れ悪く話し出した。
「ポールと言う青年ですが、どうにも聞くところによると随分強引な勧誘をされたそうです」
 話を詳しく聞くと、ヤコブの命令で説得どころかポールの話も聞かず武力行使しようとして逃げられたらしい。
「それは……」
「怒るし、怖い、よね、……逃げちゃう、のも、仕方ない、よ」
 シンティラが絶句していると、ユンがポールに同情した言葉を漏らす。
「そんな目にあったなら、尚更強引な手段は取りたくないですね」
 ユンもこくりと頷く。
 隊長はまだ浮かない表情で、二人に先程とは別の相談を持ちかける。
「それから他にもお耳に入れておきたいことが、樹梢湖の森周辺を警備に当たっていた者が頻繁に不気味な声がすると訴えてきて困ってるんです」
「不気味な声とは?」
「大半の者は『殺セ』という声が何度もぶつぶつと聞こえてきたと言っています」
「あの、どんな、声、だった?」
 ユンが確認すべく尋ねると、
「男性の声です。自分は『助ケテ』と言う声を耳にしました。周囲を見渡しても自分達以外誰もおらず、皆気味悪がっています」
「他にどんなことを言っていましたか?」
「確か……『来ないでくれ』と懇願する声を聞いた者もいます」
 意図せず幽霊の噂を聞き出すことができ、ユンとシンティラはお互いの顔を見合わす。隊長は苦い表情をしたまま、
「正直なところ私もここから離れたいぐらいですよ」
「こちらでも教団にこのことを報告し、早急に解決できるように動きます」
 シンティラがそう言うと隊長は少しだけ安心したように相好を崩した。浄化師に相談したことで気が晴れたのか歩哨の仕事が残っているので、と礼をして去って行った。
 森は待つ。樹梢湖は一つの生き物であるかのように脈動し、静かにさざめいていた。


●思いがけぬ接触
 猫背の男が小間物屋から出て行く。あれがポールだろうと仲間内で確認していると、突如ポールは痙攣し、胸の辺りを掻き毟る。そのまま崩れ落ちると硬直したように動かない。
 突然の事態に動揺する中、真っ先に駆け寄った者がいた。
「おい、アンタ大丈夫か!?」
 『ナツキ・ヤクト』は蹲ったままのポールを案じて声をかける。暫く俯いていたポールだが、顔面蒼白のまま振り返ると、荒い呼気を吐きながらへらりと笑った。
「あー……単なる二日酔いだから気にしなくていいぜェ」
「でも、顔真っ青だぞ。本当に大丈夫か?」
「そうです! どこかで休んだ方がいいですよ!」
 『ロス・レッグ』が心配そうに声を掛け、『フィノ・ドンゾイロ』も同意するように頷く。それにも構わず震える手を隠すようにポケットを漁り、酒を取り出す。
「お酒飲まない方がいいと思うの」
「お嬢ちゃん知らないのか? 二日酔いには迎え酒がいいんだってェ」
 愁眉の『シルシィ・アスティリア』の指摘にポールは誤魔化すようにへらへらと笑って酒を飲もうとするが、
「あー、何すんだよぉ?」
「体調が悪そうな奴がそんなに酒飲んじゃダメだろ!」
 見かねたナツキがスキットルを取り上げる。取り上げられた酒を名残惜しそうにポールは見る。
「おいおい、酒は百薬の長って言葉知んねェの?」
 『ルーノ・クロード』は相棒の予定外の行動に内心頭を抱えていた。
 友好的に声を掛ける筈が、どうしてこうなった。
 実際にポールに対面すると、ナツキの反応も無理はない。
 20代中頃なのに死相がはっきりと出た顔を見れば、即刻教団へ保護したくもなる。
 だが、目だけは命の灯火を燃やし尽くすようにぎらぎらとこちらの様子を観察していた。
 厄介そうな男だ。面倒な指令がさらに面倒になったことをルーノは確信する。

「貴方が樹梢湖によく潜ってる冒険者ですか?」
「それェ、どっから聞いた話ィ?」
「宿屋の主人から聞きました。珍しくこの村に冒険者が滞在していると仰っていましたから」
 『マリオス・ロゼッティ』が穏やかに尋ねると、訝しげな表情でポールが聞き返した。
 実際に宿屋の主人から聞いたのだから嘘ではない。
 一年くらい前にはお偉い学者もこの宿屋に泊まったんだとか樹梢湖にかかる橋が壊れなけりゃ今でも繁盛してたのにだとか。
 長々とした話は止まらず、ルーノが上手く切り上げなければ今でも付き合わされていただろう。
「あのおっさんか……この村に滞在するのも潮時だなァ」
 ポールは舌打ちし、ぼそりと呟いた。
「でェ、ところでお前等さァ、俺に何の用?」
「僕たち樹梢湖で経験を積もうと思って来たんです。でも、ジェルモンスターが大量発生したでしょう。このまま行くか止めるかで仲間内でもめてたんですよ。だから、樹梢湖内に詳しい人からお話を聞きたかったんです」
 冒険者を装いながらマリオスが事情を話す。フィノは不満げな顔をし、
「俺らも実力がついたし、樹梢湖だって大丈夫ですよ! ね、ナツキさん」
「そ、そうだ! あんなにたくさんの敵を一度に相手にできる機会なんて滅多にないだろ!」
 一瞬どもったが、すぐに尻尾を振り、ナツキは好戦的な笑みを浮かべる。
「お前、マゾなの?」
「違えよ! 思いっきり戦いたいだけだ!」
 ポールの言葉にナツキが反射的に噛みついた。隣でルーノは頭が痛そうに額を押さえている。
「アンタ樹梢湖に行き慣れてるって話だろ? そりゃ是非話を聞きてぇよな! あそこ話を聞くだけでもすげぇ惹かれっもんあっからな!」
「……この三人を諦めさせる為に樹梢湖の詳しい状況を聞かせて欲しい」
 好奇心を抑えきれないロスとは反対にルーノは渋い顔をしている。話を聞いたポールは暫く考え込んだように黙る。
「……もちろんタダで話せとは言わねえよなァ?」
「それ相応のお礼をしますよ」
 マリオスがにっこりと微笑むと、ポールもにやりと口をゆるく弧に描く。
「酒を奢ってくれるんなら、話してもいいぜェ?」
「アンタその顔でまだ飲む気か!?」
「じゃあ、話さねェ」
 ナツキが怒るとポールはあっさりと手のひらを返した。
 酒を飲ませてくれなければ話さないと態度で示すポールに真っ先に折れたのはマリオスだった。
「……仕方ありません」
 シルシィが困ったように周囲を見渡すが、仕方なしといった表情で皆が頷いた――ナツキを除いて。
「飲み過ぎだろ! 酒臭えし、飯奢るのはいいけど、酒飲むのはなしだからな!」
「うわァー、お前アイツみたいな事言うねェ……」
(……ナツキ頼むから、目的を忘れないでくれよ)
 ナツキは完全に素で行動している。逆に演技させるよりこの方が疑われにくいかとルーノは考え直した。うっかり余計なことを口走らないとは限らないから自分が注意しておかなければ。
 話は纏まり、一行はポールを連れて村で唯一の酒場へと向かう。


●愉しい化かし合い
「……今、樹梢湖に入るのはどうだろう。数が多すぎるし、ジェルモンスターだとあんまり稼げなさそう」
「シルシィさん、大丈夫ですって。なんとかなりますよ。いざとなったら浄化師も近くにいるみたいだし、逆に安心じゃないですか」
 慎重な意見を出すシルシィとは反対にフィノは楽観的だ。笑顔を浮かべている裏でフィノはポールの事を抜け目なく観察していた。
(うーん、浄化師が近くにいるって言っても全く動揺しないな、この人。それどころかロスさんと一緒にビールを乾杯してるし……なら、これならどうだ!)
「そういえば、ここに来る途中で教団の一団を見ましたよ。教団が調査している間、樹梢湖には立ち入り禁止なんですかね」
「教団が調査してるなら封鎖されているかも」
 さっき思い出したという態でフィノが揺さぶりをかける。シルシィも困ったような表情を浮かべながらアシストする。
「大規模調査が始まると耳にしましたし、今やってきているのは先行隊の方達かもしれないですね」
「そんなら無理矢理入ろうとしたら不審者扱いされっかもな」
 マリオスがにこやかに虚偽情報を流し、ロスが笑いながら冗談めいた口調で応じる。
 肝心のポールと言えば、ビールをもう一杯頼もうとして止めようとするナツキを口八丁手八丁で誤魔化そうとしていた。二人は先程の話をちゃんと聞いていたのだろうか。
 視線が二人に集まる中、
「ナツキ、話はちゃんと聞こうか」
「お、おう……」
 ルーノがにっこりと笑みを浮かべる。その目が笑っていないことに気づいたナツキは顔を引き攣らせる。その隙を突いてポールがビールを頼んでいた。
 脱線し掛けていた話をルーノが戻す。
「それで話の続きだけど、教団の調査中でも協力者であれば樹梢湖への立ち入りとある程度の自由行動が可能だそうだ」
「もしかして案内役として樹梢湖に入れるかもって事ですか!?」
 フィノが大げさに驚くと、マリオスも納得したように頷いた。
「樹梢湖のことには冒険者の方が詳しいですし、調査の為に冒険者が起用されても不思議ではないですね」
「でもさ、教団から樹梢湖の仕事が回って来っとも限らねぇんじゃねぇ? つーのもあって、行けるなら今行きたいよなー」
 ロスは旨そうにビールをごくりと飲み干した後、ぼやいた。
「樹梢湖行けっか、教団に尋ねてみる方が早くねぇ? 上手くいきゃあ協力者にはなれっかもしれねぇし。それに敵さんザクザク出るならさっさと倒さねぇと不味くねえ?」
「今はそんな心配しなくともいいぜェ。それに今の樹梢湖はおすすめできねェしなあ」
 今まで黙って酒を楽しんでいたポールが口を開いた。

「それよりジェルモンスターと戦いたいんなら、何で西の村なんかにいるんだよォ。普通泊まるなら南の村だろーが」
 ポールの鋭い指摘が飛ぶ。確かに樹梢湖の被害は南の村からしか出ていない。
 ルーノが沈んだ面もちで口を開いた。
「……私達の中には重度の方向音痴がいてね。それなのに地図を読めると豪語して止まないんだ。今回も止めたのに大丈夫、任せとけと言って聞かなかったんだよ。……ね、ナツキ」
「え? ちょっ……ルーノお前っ!?」
 勝手に方向音痴認定されたナツキが抗議の声を挙げるが、素知らぬ振りで聞き流すルーノ。
「あー……いるよなァ。そういうのに限って変な自信を持ってるんだよ。特に味音痴の飯マズとかな!」
 最後は特に共感と怨嗟の籠もった同意だった。どうやらナツキを犠牲に上手く切り抜けることができたようだ。
「それよりも樹梢湖がおすすめできないってどういうことですか?」
「それよりもって……」
 フィノの言葉にナツキは耳をぺたんと伏せる。
「大量のジェルモンスターと戦いたいって言ってたけど、無理だぜ」
「え、何でだ?」
 不思議そうな顔でロスが尋ねる。
「一週間前を境にジェルモンスターが姿を消したんだよ。少なくとも入り口付近では見かけない。それに今の樹梢湖は全く別物だ。お前等が知ってる樹梢湖と同じと思わない方がいいぜェ」
「姿を消したって、そんなどこに……」
「さあな、俺も霧に邪魔されて中央に辿り着けねェから何が起こってるかさっぱりだ」
 ポールは肩を竦め、ビールを飲み干す。
 ジェルモンスターの被害がこれ以上出ることはないことは喜ばしいことなのに、不穏な予感が募るのは何故なのか。
「でもさ、奥の方にはいるかもしれないってことだろ!」
 ナツキが今思い出したかのように湖に拘る演技をし出す。
「封鎖されてるかもって聞いてなかったのかよぉ、お前サンは……」
「うっ……それならアンタも困るだろ?」
 苦し紛れにナツキがポールに水を向けると、ポールも「まーねェ」とへらりと笑いながら頷く。
「湖に拘るなら、君もポールさんもいっそ教団に入ってはどうだい?」
「嫌だね、あんな所!」
「なら諦めろ。嫌悪の対象すら利用するくらいでなければ意志は通せない、目的達成など不可能だ」
 ルーノはきつい口調でナツキを諫める。
「おぉ厳しいねェ、愛の鞭ってやつ? 全くもって正論ってやつは耳が痛いよなァ」
 ポールは茶化すように口を挟む。何を考えているのか分からない道化の笑みを張り付けたまま。
「嫌いなら嫌いで済まされないのが現実って奴だぁ」
「アンタも教団と何かあったのか?」
 ロスが大らかに笑いながら、切り込むように質問する。
「俺の両親は教団に見捨てられたんだァ」
「見捨てられたって?」
 思わぬ言葉にロスが聞き返すが、ポールは問いに答えず話し続ける。
「実際に両親を殺したのはベリアルだけどなァ」
 誰かの息を飲む音が聞こえる。
「その日は何もかも最悪だった。せめて貴族サマが居合わせてなければ何か違ってたかもしれねェな。貴族サマは言ったよ。『下民のことより、私を守れって』ね」
 ポールは淡々と過去を語る。
「浄化師サマは俺達家族よりも貴族サマの護衛を優先したよ。その間に両親は死に俺だけが生き残った。結局身分制度の前には浄化師も形無しだなァ」
 皮肉げな口調とは反対に顔には諦観が浮かんでいた。
 浄化師として身につまされる話だ。
「何だよ、それ! おかしいだろ!」
 ナツキが怒りと悲しみが混じった顔に、ポールが苦笑した。
「あんただけは仕方ないとか言っちゃダメだろうが! そうじゃなきゃ誰がアンタの家族の為に怒ってくれるって言うんだよ!」
「真っ直ぐだねェ……アイツもこの話をした時怒ってたなァ」
 ポールは苦笑し、ナツキを通して他の誰かを見ていた。
「アンタの為に怒ってくれる奴がいたのか。そいつ良い奴だな」
「俺の相棒だ。随分待たせちまっているから怒ってるだろうなァ」
(相棒? 他に冒険者仲間でもいるのか。それとも他の待ち合わせしているのだろうか)
 ルーノは思考に沈む。彼はナツキのように強く共感することもなければ同情することもなかった。
 だが、ここでポールを死なせるには惜しいとは思っていた。だからこそ、結果的に騙すことになっても、自分がやるべきことをやるだけだ。
 ロスが首を傾げ、尋ねる。
「アンタの相棒ってのは見かねぇけど、どこにいんだ?」
「樹梢湖だ」
 点と点は結び付き、核心へと近づきつつあった。


●真意
「さあてっと。茶番はそろそろお仕舞いにしようやァ、浄化師サン」
 口火を切ったのはポールの方からだった。
「お互い本音で話し合おうぜェ。おおっとォ、浄化師ともあろうお方が酒場で暴れて、一般市民に迷惑をかけるってこたァねえよな?」
 ポールは大仰に両手を広げる。拘束に動こうとした者もポールの言葉に動きを止める。少なくともポールに逃げるつもりはないようだ。
 何を考えているのか分からないが、何時までも相手に主導権を握らせておいてはマズい。ルーノがポールの動きを用心深く注意しながら、鋭い声で追求する。
「参考までに聞かせてもらおう。いつから浄化師だって気づいていたんだい?」
「割と最初からァ。浄化師かどうかなんてエレメンツなら内包する魔力量を見りゃ分かるだろぉ」
 笑いながらされた指摘にルーノは相手に見えないようぐっと両手を握りしめる。
「俺が魔力パンクで動けなけりゃァ、逃げてたとこだぜェ。心配して声を掛けてきたのも演技かと思ったら、ダラダラ話すばっかだし。すぐさま拘束するわけでもでねェから――……もうイイかっなって」
 最後の呟きは聞こえないぐらいの声だった。
「お前等さァ、俺を教団に連れて行こうとすんのも上からの命令に逆らえねェからァ?」
「死にそうな奴を放っておけるか!」
 ナツキが怒鳴りつける。ポールは凪いだ目でナツキをじっと見る。ふっと息を抜くと、
「あー参ったねェ……教団の奴らが全員ロクデナシって思えれば楽だったのに、先生の言った通りになっちまった」
 ポールは両手を挙げて降参を示す。
「協力する気があんならどうして逃げたりしたんだ?」
 真っ先に立ち直ったロスが不思議そうに尋ねる。
「気にくわなかった」
 あっさりと子供じみたことを言う。
「最初に来た奴はロクでもなかったのがなァ……自棄になっていっそのこと樹梢湖で心中してやろォかと思ったぜェ」
「お前を心配してくれる奴がいるのに簡単に死ぬって言うな!」
「そうですよ! 院長先生も子供達も、本当にポールさんの事、心配してたんですから」
 ナツキが怒鳴り、フィノが訴えると、さすがにポールも罰の悪そうな表情を浮かべた。
「樹梢湖にいる幽霊が君の相棒でいいのかい」
 確信を込めてルーノが尋ねると、ポールは頷いた。
「そうだ、俺の相棒ジュールはベリアルに殺され、呪いとなって樹梢湖に留まっている」
「……ベリアルに囚われ解放された魂が幽霊になった記録は教団に存在しません。全くその可能性がないとは言い切れないけれど、僕は樹梢湖の幽霊がポールさんと知り合いだという可能性は低いと考えていました」
 マリオスが唸るように自身の見解を話す。
「天国にも地獄にも行くことができなかった魂は人や地域に悪影響を及ぼすことがあるの。そういった魂の事を『呪い』あるいは『幽霊』というわ」
 シルシィが詳しくない仲間達に説明する。マリオスは確認の意を込めて尋ねる。
「本当にその方は貴方の相棒だったんですか?」
「あァ、間違いねェ。俺がアイツの魔力を見間違える筈がねェ」
「なあ、他の冒険者には頼ろうと思わなかったのか?」
 ボッチだったのかと雄弁に語るナツキの瞳にポールの額に青筋が立つ。
「他に冒険者の知り合いぐらいいるわ、ボケェ……幽霊は浄化師みてェな魔力が高い人間ならまだ対処できるがな、冒険者には荷が重いんだよぉ」
「呪いは、呪いの元凶を祓うか、留まる理由を解決しない限り、消えることはありません」
「そんならジュールに会ったんだろ? 何度も潜ってたって言うし、成仏できない理由も知ってんじゃねぇか?」
 マリオスの説明にロスが腕を組んだままポールに尋ねる。
「会えてねェ。何度もアイツに会う為に潜ったさ。でもなァ、後一歩のところでまるで邪魔するように霧が出てきて見失っちまう」
 俺にも何でアイツが留まっているか分からねェんだ。
 ポールは自嘲するように呟く。
「俺ァどんどんあいつの魔力が濁っていくのを、ただ見ていることしかできなかった」
「それなら尚更教団に入るべきじゃなかったんですか?」
 マリオスが厳しい顔で指摘する。
 調査に入れてもらえるとも限らねェだろうが。
 そうポールは言う。
「入ってきたばっかりの奴に指令をいきなり任せるか? 樹梢湖の情報を聞くだけ聞いて、蚊帳の外にされやしれねェか?」
 実際に正攻法ではポールの言った通り、その可能性が高い。なまじ関係者だからこそ指令に参加できない可能性はあるだろう。
「やれやれ、私達は君に利用されてたわけか」
 ルーノが疲れたように椅子にもたれかかる。
「浄化師になるんなら、俺をジュールに会わせる事が条件だ」
「俺らの一存じゃ決めらんねぇぞ」
 ロスが腕を組んだまま難しい表情を浮かべる。
「そりゃ分かってる。お前等が説得できなきゃ、俺も勝手にする。それだけの話だろぉ?」
 後はお前等が頑張って説得するんだなァと挑発的な笑みを浮かべる男は冒険者らしくどこまでも強かだった。
「とりあえず仲間になってくれるって事だよな!」
 ナツキが嬉しそうに尾を振る。穏便に済みそうなことに安堵しているのは他の仲間達も同じだった。


●報告
「良くやった、お前達! 他の役に立たない奴らとは違うようだな」
 ヤコブは報告を聞き、上機嫌そうに褒める。
「それでどうやって説得したんだ? あの酒浸り随分頑固だと聞いていたんだが」
 ポールを貶めるような物言いにナツキが噛みつこうとするが、それをルーノが手で制す。
「話をしたらちゃんと分かってくれましたよ。ポールは魔力制御が出来次第、樹梢湖の指令に参加することになりました」
「何? そんな話聞いてないぞ、私は」
 ルーノの言葉にヤコブは訝しげな表情を浮かべる。
「報告書は既に受理されています。樹梢湖の異変の原因であるジュールを助ける協力者として既にポールは認められています」
 ルーノはにっこりと笑って書類を見せる。その書類を強引に奪い取ったヤコブは目を剥き、
「こ、こんな……私に許可なしにこんな真似して許されると思うのか!?」
「貴方がポールにした勧誘方法についても報告してあります。上の方とのお話し合いが楽しみでしょうね」
「き、貴様……っ!」
「俺らに必要な情報を伝えなかったことも含めてね」
 フィノが悪戯に成功したような顔で笑う。ロスが呆れた表情を浮かべ追撃する。
「そもそも普通に接すりゃこんなことになんなかったのに、ややこしくしたのはアンタの指示が原因じゃねぇ?」
「私が悪いとでも言いたいのか!?」
「それで私達なんかと話している暇はあるんですか?」
 ヤコブはぶるぶると震え、鬼の形相で睨みつける。
「覚えておけよ、貴様らの顔は忘れんからな!」
 捨て台詞を吐き捨て、泡を食ったように部屋から出ていく。
 ロスとフィノがハイタッチし、ナツキが嬉しそうにルーノの肩を叩く。
 未だ問題は解決していないが、新たな仲間を迎え、核心まで後少しの所まで来ていた。





生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ
(執筆:oz GM)



*** 活躍者 ***


該当者なし




作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2018/09/08-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[25] ルーノ・クロード 2018/09/18-00:01

そろそろ時間だな。
ポールについての情報があまり多くなかったのもあって何を話すべきか最後まで悩んだが
ここまで来たら思いつく限り、できる限りの事をするしかない。

現地では改めてよろしく頼むよ。

>拘束
おっと、ユンと使用スキルが被ってしまっていたね。
今からプランを変更するのは少々厳しい。影響は少ないだろうし、すまないがこのまま出発させてもらうよ。  
 

[24] フィノ・ドンゾイロ 2018/09/17-23:56

>説得
ありがとうございます、これで行けると信じましょう…!
かくいう俺もいい案が浮かばず…とりあえずポールさん自身のコトを引き出して、
親身に聞くコトで協力しやすい雰囲気をつくれればなーって書いてみた感じです。  
 

[23] ロス・レッグ 2018/09/17-23:53

俺のトコだとティが説得にあたってっけど。
今まで他の教団員が説得にあたってて無理だったの思うとあれだろうなーって思いつつも

とりあえず、これでプラン提出終了ー!
背後がちと忙しくて悩んでたけど、今回参加できてよかったなーと思いつつ!!
んじゃ、現場でなー!!  
 

[22] シルシィ・アスティリア 2018/09/17-23:38

>説得
結局、ルーノさんの話に便乗して、樹梢湖のことなら冒険者の方が詳しいから、教団員になれば調査に起用されるかも。
にしてみたの。
うー、良い説得が思いつけなくてごめんなさい…。  
 

[21] フィノ・ドンゾイロ 2018/09/17-22:49

>交戦して拘束
すみません、プランにまだ苦戦してて取り急ぎここだけ…。
俺もマリオスさんとナツキさんに合わせてソードバニッシュを持っていきます。
一気に3人で畳み掛ければ楽に拘束できる可能性もありますし。
最終的に俺たちはポールさんが大人しくなるまで組み付いて見ようかなとも思います。
ユン:あたしは、鬼門封印で、ポールさんの、回避を、下げてみます…。
解説に、よると、機動力を削ぐ、らしいので、逃走しにくく、するのも、狙えるかと思って。  
 

[20] ルーノ・クロード 2018/09/17-22:15

浄化結界があれば危険はかなり減るはずだが、警戒しておくに越したことはないね。
…まぁ、こちらはもう余裕がないが。

そうだ。ポールとナツキに教団を勧める際、ナツキには一度拒否させる。
何かに使えそうなら利用してもらって構わないよ。  
 

[19] ロス・レッグ 2018/09/17-21:56

おー、さんきゅーな! 話がまとまってて解りやす!!

>制服
ふ…以前に外したつもりが外してねぇくって出発やらかしたから(リザルト反映されなくてよかった…)
最近、ちょこちょこ私服と半々で着てっから大丈夫!! うん、ティは教団服好むから…心配だからもう一回チェックしとこ…(装備覗き込みつつ)
「ロスさんと一緒に居てスカート着れると思うんですか?」
で、スカート履かねぇっつーか、履かねぇなー。こっち来て1、2回しか履いてねぇような

捕縛は接近戦だと多分俺もティも素手で挑む予定ー。捕縛系は俺よりティの方が得意なはずなんだけどなーたぶん?
……俺は真っ先にポールの拘束に掛かりそうな予感……おおおぅ。が・頑張る!  
 

[18] ルーノ・クロード 2018/09/17-21:30

ポールは近寄りがたい雰囲気のようだ、村人もあまり深く関わらなかったのかもしれないね。
もしくは、一度教団に見つかっているから警戒して一つの村に長く滞在していないのかも。

私も会話内容ははかなり悩んでいるよ。
湖にポールが何度もいっているというのは知っている状態で彼に話しかけるはずだ。
話の流れで湖に拘るナツキと湖に通っているらしいポールに、いっそ教団に入ったらどうだと勧めてみようかと思っている。
そこまでに彼の気持ちが変わってくれればいいが…

>拘束
浄化結界はありがたい、バッドステータス対策はシルシィに任せたよ。
こちらはナツキもソードバニッシュを準備しておくようだ。
私は鬼門封印で機動力を削ぎ、負傷者が出た場合はポール含め治療を行う予定でいるよ。  
 

[17] シルシィ・アスティリア 2018/09/17-20:41

ロスさん、シンティラさん。
どうぞ、よろしく。

うー、説得が…。
一応、ルーノさんが言った流れを補強するように言ってみようとは思うけれど…。

今更なんだけれど、ポールさんは樹梢湖には頻繁に行くけれど、村では見知らぬ冒険者なのね?
これって別に理由があるのか、村人は冒険者とは接触しないというだけなのか…?

とりあえず、新人冒険者の振りについては、
樹梢湖で経験を積もうと思っていたらジェルモンスター大量発生。このまま行くかやめるかで意見が分かれている。
樹梢湖に詳しいなら話を聞かせてくれないか。

わたしたちは慎重派。数が多すぎるしジェルモンスターではあまり稼げない、という感じに書いてみたから。

情報料はお酒。
村の酒場へ行くか、村以外の所で遭遇したら、前に緊急指令でもらった装備品のラム酒があるからそれを渡すのでもってしてみる。
外見年齢は、自分たちが飲まなければたぶん大丈夫、かも。

>制服
教団らしい装備は全部外したつもりだけど…。(自分の格好を見下ろし)
浄化師だと気づかれれば彼は即座に逃亡だから、シンティラさんたちも気をつけて。

>交戦して拘束
ポールさんは、バッドステータス拘束持ちだから、わたし浄化結界持っていってみる。
マリオスはソードバニッシュで先手を、取れるといいんだけど。  
 

[16] ナツキ・ヤクト 2018/09/17-20:08

おー、ロスとシンティラ!よろしくな!

こっちのプランがまだちょっとかかりそうだけど、流れは決まったから話しとくぜ。
まずポールはまず会話で教団に行ってもいいと思わせる方向で、どうしても無理なら拘束ってことで準備しとく。
ポールには心配してくれる人がいるんだし、死なせるわけにはいかねぇよな。

肝心の話す内容は、昨日ルーノが言った感じのままで。
湖に行くのが難しそうだとか、フィノの「教団の調査が始まった」って話に絡めて、
「教団以外の人は難しいけど、浄化師なら簡単に入れる」って流れで話してみる。

>一杯奢る
どうだろうな、外見年齢とかは大丈夫だと思うんだけど。
一杯奢るとかその辺についてはこっちもプランにも一言入れとくか?

>制服
……。あーっ!そ、そうだよな、制服着てたらマズイよな!!
ポールの説得する人は制服とか気を付けてなー!!(慌てて着替えに走る)  
 

[15] ロス・レッグ 2018/09/17-19:50

ははははは!最近、俺としてもモフ度足りねぇ…っ、くっ機会があれば是非!! おーれーの癒しっ!!
ティは最近、猫ちゃんモフりで堪能してたけど。…その時俺は酒飲んでた(視線逸らし)

>自警団と一緒
おー、教団側視点からの説得かけられっし、とりあえず初めはポール探しっつーか、姿見られに接触もすっし。
説得は書くだけ書いて、初めのポール接触時か、もしもの時の拘束時にかは予定してねぇくって、
できれば皆の説得でっつーのがあるんで、拘束はワリと軽めに書く予定ー
おぅ! ユンが一緒になっ時はティの事よろしくなー!  
 

[14] フィノ・ドンゾイロ 2018/09/17-18:27

ロスさんシンティラさん、今回もどうぞよろしくお願いします!
ナツキさん、ロスさんと、2大もふもふお兄さんがそろい踏み…!!
今回はもふもふする余裕がなさそうなのが悔やまれる(くっ、と悔しげに目を逸らし)

>接触方法
ルーノさんもシルシィさんもありがとう!
事前に動ければある程度奢ったりとかで引き込めたかもですけど、
やっぱり今回は厳しいですよね…コッチは諦めるコトにしますね。

>教団が樹梢湖に入った
それでは意見が一致というコトで、この情報をポールさんにご提供しましょう!

>一杯奢る
了解です、ちょっと心配でしたけど、ポールさんイザってときは戦えるようだし、
体は結構丈夫なんだろうから、ちょっとだけ奢るなら全然平気な気がしてきました!

>説得できなかった場合交戦して拘束
俺も最後の手段としてすごく同意です。
死んでしまうより、ずっとましですから。

>自警団と一緒に居る
有難う御座います、教団側として居てくれる人も必要でしたね…!
ユンにも、シンティラさんと一緒に教団側としてついていて貰おうかな?  
 

[13] ロス・レッグ 2018/09/17-13:23

よっと。当日参加になっちまったけど、ロスとティ参加な、ヨロシク。
ジェルモンスター出た時は、その話だけで終っかと思ったんだけどなーははは!!続いてる!んでもって、もう一回ぐれぇは続きそうな!!

おー、酒飲み誘えれば嬉しっな!! とりあえず俺は浄化師も冒険者とも言わず。
浄化師って聞かれたら、え、俺浄化師に見えっのか? と。
んじゃ、俺もナツキやフィノと一緒に退治しにくっつー方面で
「教団行くの容易いだろっけど、敵さんザクザクでるならさっさと倒さねぇと不味くねぇ? 
っつーか、教団から樹梢湖の仕事回って来っとも限らねぇんじゃねぇ?っつーのもあって、行ける今行きてぇよなー」
とか言ってみる。

ティの方は、教団の服きっちり着て、自警団と一緒に居る予定な。
ポールの姿見えたら、即拘束するように動くな  
 

[12] シルシィ・アスティリア 2018/09/17-00:27

フィノさん、ユンさん、久しぶり。
また、どうぞ、よろしく。

>接触方法
ルーノさんも言っているけれど、わたしも他の冒険者さんに協力してもらうのはちょっと難しいかもって思う。
時間と、協力を頼むならまた別に報酬が要りそうな気がするから…。

>メリット
「教団が樹梢湖に入った」というのはいいかも。
教団の方へ話題を持っていくのにちょうど良さそう。

実際、前回調査に行っているし、この先対処しようとするのもたぶん間違いないと思うから。

>一杯奢る
そう?
じゃあ、やってみる。村にもお酒が飲める場所は大抵ある、はず?
まあ、わたしたちは外見年齢がお酒が飲める歳には足りないのだけど…。

>説得できなかった場合交戦して拘束
あまりやりたくはないけれど、仕方ないかもって思う。
大量発生に加えてヨハネの使徒が現れたらどうなるか…。  
 

[11] ルーノ・クロード 2018/09/16-21:53

おや、フィノとユンはいらっしゃい。
ナツキと話しを合わせてくれるのか、よろしく頼むよ。

しかし…今すぐ樹梢湖に行きたいというのは、まさか本音ではないだろうね(ナツキを横目で見やり)

ナツキ:そっ、そんな事ねぇよ!ちゃんと指令が来るまで待てるって!!

……。
まぁ、本音の方が怪しまれず済むか…

>接触方法
冒険者に協力を持ちかけるのは、今回は難しいかもしれない。
フィノの言う情報の漏れの可能性も気にかかるし、ポール一人の為に冒険者がすんなり協力してくれるとは限らない。
事前調査と根回しができれば別だが、今回はまず時間がないからね。

>メリット
教団が樹梢湖に入ったとポールに伝えてみるのは面白いね。
ポールの目的次第では慌てて樹梢湖に向かうパターンも考えられるから、伝えるタイミングが重要だな。

では、以下の点を会話の中で伝えてみようと思う。全て噂や他の冒険者に聞いたという事にでもしておこうか。
具体的な会話内容は、もう少し考えさせて欲しい。
・教団および浄化師が樹梢湖の異変を調査中である事
・調査を行う浄化師であれば樹梢湖への立ち入りと中でのある程度自由な行動が可能な事

ポールが大量発生を止めようとしているというのも可能性としては有るけれど、今はなんとも言えないな。
これが調査であれば、近隣の地域にも被害が広がっているとだけ告げて反応を見てみる所なのだが。

今更だが。もし説得できなかった場合は、交戦して拘束するという事で問題はないかな?
後の面倒を考えるとできる限り避けたいが…

>一杯奢る
一杯奢るという誘いが上手く行けば村に足止めした状態で話ができるか。
…ああ、彼は酒浸りだったか…多少酒を入れた方がしゃんとするケースもあるらしいし、情報料程度の量ならおそらく大丈夫だろう。
心配であれば報酬も良いが、持ち掛けてみるのはありかもしれないね。  
 

[10] フィノ・ドンゾイロ 2018/09/16-21:29

シルシィさんマリオスさんに、ルーノさんナツキさん、お久しぶりです!
だいぶ遅れてしまいましたが、俺たちも参加させていただきますね。
どうぞよろしくお願いします!

あぁ、あのタンコブさんとか言いましたっけ?
成功させたら彼を通さず直接室長クラスに報告したら面白いかもしれませんね♪
(悪戯っぽく笑って)と、まぁ半分冗談はさておいて、

>接触方法
冒険者のふりをしてポールさんに近づく案、承知しました!
余裕があれば、村にいる冒険者の皆さんに事情を話しておけば、
話を合わせてくれたりして楽になるかな…なんて思うのですけど、どうでしょうか?
どこかで俺たちが浄化師であるコトが洩れる可能性もあるので危険かもしれませんが…。

>俺が今すぐ行きたい〜
では、俺もナツキさん側につきますね。
4対2ならさらに意見割れっぽく演出できそうな気がしますし!

>メリット
ルーノさんやシルシィさんの言う「樹梢湖へ容易に立ち入れるという面をメリットとして提示」
って良い気がします…!
もしこの案で行くならちょっと提案なんですけど、
ポールさんに「さっき浄化師の一団が樹梢湖に入っていくのを見た、
もしかしたらこれから教団による樹梢湖の大規模調査が始まるのかも」
と、ハッタリを噛ませるのはどうでしょうか?
こうすれば教団の調査で掴んだ情報を欲しがってくれるかもしれませんし、
同時に、急いで樹梢湖に入れば現在調査中の浄化師に不審者扱いされる危険も仄めかせて、
ポールさんが樹梢湖に逃げ込み辛くするのも狙えるかな…なんて。
どれも上手くいけば…になっちゃいますけど(苦笑い)

>奢るか報酬か
お酒は俺もポールさんには危険かなって思います。きっと酒臭いですよ(苦笑)
報酬だったら、教団の財力ならポールさんと孤児院の両方に報酬を配れるのでは、
って納得させるコトが出来るかもしれません。
話せるかどうかについては、ポールさん土の魔術も使うそうですし、
きっと詠唱とかするでしょうから大丈夫な可能性が高いかな…?って思います!  
 

[9] シルシィ・アスティリア 2018/09/16-19:31

>俺が今すぐ行きたい〜
そうね。
樹梢湖に行くかやめるかで意見が分かれているというのは、新人らしくていいかも?

>メリット
ん。
大量発生のせいで目的の場所まで行けないというのはあるかも?

孤児院にお金を預けているというのは、覚悟を決めているのだと思うし…。
逆に言うと孤児院に被害が及ぶなら…、このまま大量発生が続いたら…?
…ポールさん、大量発生を止めようとしているというのは、都合良く考え過ぎ…。

あ、ところで、話を聞くならどこかで一杯奢るとかするべき?それとも報酬をとか?
アルコール中毒のひとに飲ませるのは危険な気もするけど。
身体的にもちゃんと話ができるかという点についても…。  
 

[8] ルーノ・クロード 2018/09/15-20:05

ポールにとってのメリットか…
彼にとって、身の安全等はメリットになり得ないようだね。
逆になにを置いても成したい事は樹梢湖へ向かう事…
いっそ、樹梢湖へ容易に立ち入れるという面をメリットとして提示するのは弱いだろうか?

樹梢湖に行かなければいけない理由があるのに、まだ周囲の村に留まっているという事は、何か理由がありそうだ。
たとえば、ジェルモンスターや見張りのせいで彼が樹梢湖に立ち入るのも容易ではない、とか。
だが樹梢湖の調査中である浄化師なら話は別だ。
教団嫌いの理由も彼の目的もわからないが、樹梢湖へ入りたいというならそれを叶えることは不可能ではない。
加えて、調査の為という名目であれば湖での行動もある程度の自由が利く。彼の目的次第だが、協力できるかもしれない。

…しかし、私達が浄化師だという事を伏せてそこまで話しをもっていかなければいけないのはなかなか面倒だな。  
 

[7] ナツキ・ヤクト 2018/09/15-19:53

おお、いいな!話しかける時はそんな感じで行ってみるか!
その辺突っ込まれそうなら…そうだ!俺が今すぐ行きたいってわがまま言ってるって事にでもしてさ、
諦めさせたいから詳しい状況聞きたい&情報収集したいみたいな感じならどうだ?
それなら、今の樹梢湖に詳しそうなポールに話しかけても変じゃねぇと思うんだよな。

説得方法は…うーん…
ポールにとってのメリット、メリットなぁ…(頭がしがし)  
 

[6] シルシィ・アスティリア 2018/09/15-00:30

>接触方法
そうね。
湖から離れた場所でなら、ええと…、雑談っぽく…?

例えば、ええと、自分たちは新人の冒険者で樹梢湖で経験を積もうと思っていたらジェルモンスター大量発生で困っている。大量発生が収まったらまた行くつもりだから、樹梢湖に詳しいなら話を聞かせてくれないか…、とか??
…本物の冒険者ならこういう状況になったら、とっくに他へ移動してそうというのが、突っ込まれそうだけれど…。

ん、説得はわたしもどうしたらいいか、ちょっと迷う。
浄化師だと分かったら逃亡されてしまうなら、どうやって教団への勧誘を切り出せばいいか…。
ポールさんにとって、メリットのある条件って何かしら…?(ちょっぴり弱音)

本音を言うと、どうして浄化師(教団?)をそこまで嫌うのか、親しい冒険者仲間はいなかったのかとか聞き込みしたいところだけれど。
猶予は無いと言われているし…。  
 

[5] ルーノ・クロード 2018/09/14-22:00

いい人というかなんというか…保護対象への物言いがよほど腹立たしかったようでね。
部屋を出てからずっとあの調子だ(苦笑)

冒険者を装うというのは、ぜひ試してみたいね。
村人を装うよりは怪しまれにくいと思う。

ああ、ポールが逃亡し樹梢湖へ入られてしまう事は避けなければならない。
となると万が一を考えて、湖から離れた場所での接触を試みるのが良いかもしれないな。
居場所については目撃情報を辿れば特定は難しくなさそうだしね。

接触方法と説得内容は…正直、まだ悩んでいる所だよ。
樹梢湖の噂を聞きつけた冒険者として接触するのが自然かもしれないが、一歩間違うと警戒されてしまうか…

>ポールと樹梢湖
幽霊の心当たり、確かに彼にはありそうだ。
ポール・キュヴィリエが樹梢湖でベリアルに襲われ壊滅した冒険者の生き残り、というのは前回の調査で判明している。
件の幽霊はその襲撃で殺された冒険者だという事だから、ポールに関係のある人物である可能性は高い。
あくまで想像だけれど、彼が樹梢湖に向かう理由もそこにあるのかもしれないね。

もし彼が樹梢湖の調査やその幽霊をどうにかしたいと思っているなら、協力する事を条件に教団へ、とも考えたが、
彼の目的がはっきりわかっていない以上、リスクも高い上に博打だな…  
 

[4] シルシィ・アスティリア 2018/09/13-22:28

?(何の騒ぎ?という顔)
…あ。
ナツキさんって、いいひとね。

>冒険者を装う
やってみる?
でも、ええと、どんな風に接触するのがいいのか…。
ポールさんを樹梢湖に行かせたらダメなのよね?

>樹梢湖で何を
…わからないけど。
湖からの「声」って男性の声って言っていたし、幽霊もベリアルに殺された男性の姿らしいから、もしかしたら同じものかも?
それに、ポールさんはベリアルの事件の唯一の生き残りだから…。

もしかして幽霊の正体に心当たりがあるとか…??  
 

[3] ルーノ・クロード 2018/09/12-23:25

ナツキ:だーっ!なんなんだよアイツ、あんな言い方しなくてもいいだろ!!

(額を押さえ)…気持ちはわかるがそろそろ落ち着いてくれ、相談が進まない。

と、失礼。ルーノ・クロードとナツキ・ヤクト、参加させてもらうよ。
シルシィとマリオスは今回もよろしく頼むよ。

冒険者を装うのは良い案だね。
ギルドで見た冒険者を参考にさせてもらおうかな。

前回の調査内容と今回得た情報を合わせると、
樹梢湖の異変にポールが何かしら関係している可能性は高そうだ。
今後のためにも、説得して穏便に連れ帰りたいところだね。
もし説得が失敗したら力ずくで拘束しかないかもしれないけれど、できれば避けたい。

しかし、彼は樹梢湖で何をしていたのだろう?
魔力の影響か、例の幽霊の噂の噂絡みか、はたまた湖からの「声」にでも呼ばれたか…
内容次第では説得の材料になりそうな事だけに、気になるな。  
 

[2] シルシィ・アスティリア 2018/09/12-23:04

シルシィ・アスティリア。陰陽師。
パートナーは、マリオス・ロゼッティ。断罪者。
どうぞ、よろしく。

…ポールさんが樹梢湖に行く理由って、やっぱり前回の水気の魔力のせい?
浄化師だってわかったら逃亡されるのなら、とりあえず新人の冒険者のふりでもする…?