【夏祭】たんたん狸の舞台興行
普通 | すべて
4/8名
【夏祭】たんたん狸の舞台興行 情報
担当 春夏秋冬 GM
タイプ ショート
ジャンル イベント
条件 すべて
難易度 普通
報酬 通常
相談期間 5 日
公開日 2019-07-11 00:00:00
出発日 2019-07-19 00:00:00
帰還日 2019-07-25



~ プロローグ ~

「よってらっしゃい! みてらっしゃい!」
 陽気な呼び声が周囲に響く。
「たんたん狸の軽業興行! シコクより、はるばるやって来た!」
 呼び込みのチンドン屋が三味線や小太鼓を打ち鳴らし、チラシを配る。
 ついでに配るのは、チラシ以外にも。
「はい! 飴をひとつどうぞ!」
 竹串に刺さった細工飴を、集まってくれた人達に手渡していく。
 見れば、それは狸の形をしている。その形は。
「あめ、あげる~」
 チンドン屋に連いて歩いている豆狸達の姿に似ていた。
 まるまるころっと小さい豆狸達は、後ろ足で立って宣伝の手伝いを。
 いつも着ている袢纏は、明るい色の半被に変わっている。
「つなわたり、するの~」
「おどりもするよ~」
 かわいらしい豆狸達が宣伝をすれば、一緒に歩いている美男美女達も宣伝に抜かりはない。
「軽業だけじゃ物足りない。そんな人には、化け狸の化け術も披露するよ」
 そう言うと、美男美女たちは人間サイズの狸姿に。
 後ろ足ですっくと立つその姿は、獣人型のライカンスロープに見えるが、実際は妖怪な化け狸。
 今、街中を歩き宣伝しているのは、シコクの化け狸の頭領、隠神刑部が率いる妖怪狸達の集まりだ。
 シコクからチュウゴク地方に出てきた彼らは、妖術を活かし、見世物をして回っていた。

 その理由は、西ニホンの反政府軍活動を探ることにあったが。

「盛況なようですね」
「うん。人気があって何よりだね」
 薔薇十字教団ニホン支部長、安倍清明の言葉に、魔女セパルは返す。
 彼らは、妖怪狸達の呼び込みを、少し離れた場所から見ている。
「この調子なら、隠密活動も巧くいきそうですね」
 清明は、小さく笑みを浮かべ言った。
 それは妖怪狸達に、幕府転覆を掲げる反政府軍の活動を秘密裏に調べさせていることを意味していた。
 反政府軍は、軍と言っても統一された集団があるのではなく、各地域に小規模な集団に分かれている。
 そのため、中々実態を掴むのが難しく、探りあぐねていたのだが、魔女セパルの伝手で協力することになった妖怪狸達により、状況が変わりつつある。
 妖怪狸達が見世物として各地を回り、そこで得られた情報を渡す、という活動をしていた。
 色々な物に化けられる妖術が使える妖怪狸達は、さまざまな場所に潜り込むのに適しているのだ。
 そして各地を巡るのに警戒をされないよう、見世物として人気が出てくれれば、より隠密活動はしやすくなるという塩梅である。
「危険なことはさせたくないんだけどね」
 セパルの言葉に、清明は笑みを浮かべたまま返す。
「それは重々承知しています。彼らが安全に動けるよう、こちらも便宜を図っています」
「本当?」
「もちろん。信じて下さい。私は嘘がつけない性質ですので」
 嘘つき清明とも呼ばれる彼は、笑顔のまま言った。
 ちなみに彼がそう呼ばれるのは、よく大法螺を吹くからだ。
 曰く、自分はキョウで最強の鬼、酒呑童子と相討ちになった安倍清明の生まれ変わりである、などなど。
 そういった信じがたいことを平然と口にするのだ。
 元々が捨て子な彼は、捨丸という名前だったのだが、そうした大法螺を吹いている内に、自分の名前を安倍清明と改名までした過去を持つ。
 そんな彼に、セパルは笑顔で返す。
「ありがとう! 助かるよ!」
「いえいえ、こちらこそ」
 セパルと同じように、笑顔で返す清明。
 傍で見てると、非常に胡散臭かった。
 そんな2人は、今後のことを話し合う。
「それで、これからどう動きますか?」
 清明の問い掛けにセパルは返す。
「とりあえずは、見世物の人気がもっと出るように頑張らないとね。人気が出れば出るほど、色んな所に行きやすくなるし。だから、浄化師のみんなに協力して貰うつもり」
「浄化師ですか」
「うん。浄化師のみんなが、色々と動きやすくなるようにするのも目的だけどね。今回みたいな催しに参加してれば、ニホンでの反発も少なくなるだろうから」
「ええ、それは確かに。少し前に、友好目的で本部の皆さんには動いて貰い、巧くいきましたから。お蔭で、色々と各地の情勢が探りやすくなりました」
「それは良いね。でも、今の所は西ニホンで手一杯って聞いたけど」
「はい。元々、幕府のお偉方の大半は、エドさえ安定していれば、地方は切り捨てても構わない方が多いですから。上様や側用人の何人かは、それをどうにかしたいようですが、中々巧く行っていないようですね」
「ん~、教団のニホン支部で、どうにかできないの?」
「無理です。人手が足りません。西ニホンで手一杯で。幕閣の大半からも、東ニホンは捨てても良いから、西ニホンに集中しろと」
「……どういうこと?」
「西ニホンの反政府軍の中心は侍です。西ニホンは、教団が鎖国を開放させた時の強引な手法に疑念を抱き、警戒心が強い地域ですから。その上、貿易により資金が十分にある。そんな場所で反政府軍の活動が大きくなれば、幕府の威光が大きく削られると危機感を抱いているんです」
「……そうなんだ。なら、東ニホンは、どうなの?」
「あちらは、妖怪が主体ですから。東ニホン、これはエドのあるカントウを除いたトウホク地方が特に顕著ですが、幕府が見捨てた地域です。東ニホンは西ニホンと違い、大陸伝いの貿易を行うことが出来ず、収入が細い地域です。そのため、ヨハネの使徒やべリアルの脅威から身を守る術が乏しい場所でした」
「でした、ってことは、今は違うってこと?」
「ええ。トウホク地方が荒らされることに怒ったトウホク地方の妖怪達が、ヨハネの使徒やべリアルを撃退し、ある程度の安定を得ています。ヨハネの使徒はともかく、べリアルは妖怪達では滅ぼせないので、身体をバラバラにした状態で封じているようですが」
「……妖怪に任せてるだけで、他の人達は何もしてないの?」
「いえ。妖怪達の活動に賛同して、協力する侍や住人もいるようです。しかも、悪路王を名乗る人物が、そうしたトウホク地方の反政府軍をまとめ上げているという情報もあります。そうした情勢ですが、幕府は放置に近いです」
「……なんで?」
「反政府軍の主体が妖怪達だからです。いざとなれば、悪妖討伐の名目で潰せば良いと、たかをくくっているようで」
「……イイ性格してるね」
「はい。ですが、そんなことはさせません。そのためにも、まずは西ニホンの反政府軍の活動を抑え、東ニホンに尽力を避ける余裕を作りたいのです」
「そっか……分かった。なら、頑張らないと。浄化師のみんなにも、大変だけど、手を貸して貰わないといけないね」
「はい。そのための便宜は、可能な限りさせて貰います」

 そんな話し合いが終わり、教団本部に依頼が舞い込みました。
 内容は、ニホンで妖怪狸達が行っている興行の手伝いをして欲しいという物でした。
 これを受け、指令が出されました。
 指令内容は、次の通り。
 お客さんの呼び込みや、舞台興行の手伝い。
 他にも、ニホンで本部の浄化師が受け入れられやすくなるよう、舞台興行の行われるお祭りに参加してみるのも推奨されています。
 この指令を受けたアナタ達は――?


~ 解説 ~

○目的

妖怪狸達の舞台興行の手伝いをする。

○選択肢

次の選択肢のどれかひとつ。もしくは幾つかを組み合わせてプランにお書きください。

1 呼び込みの手伝い

三味線や小太鼓を打ち鳴らすチンドン屋と一緒に呼び込みをして下さい。

チンドン屋も含めて、たぬきーずです。美男美女に化けた化け狸や、豆狸達に指示したり協力したりできます。

2 舞台興行の手伝い

たぬきーずの舞台興行の手伝いをしてあげてください。

神社の境内で行われる、豆狸による綱渡りや、豆狸のポンポコ踊り。

他にも、化け狸の化け術披露などが演目として行われる予定ですが、他にも何かあれば、たぬきーずが動いてくれます。

3 お祭りに参加する

舞台興行が行われている神社で行われているお祭りに参加してください。

神社の参道に色々な出店があります。

たぬきーずに、服装などを変えて貰う妖術を掛けて貰うことが出来ます。服装だけでなく、見た目も変化させることが出来ます。

また、お祭りにたぬきーずを伴って回ってみるのも可能です。

○場所

とある神社です。

舞台興行が行われる境内は、大勢の人々が舞台興行を見ても余裕がある大きさです。

○時間

呼び込みは、朝からお昼に掛けて。

舞台興行やお祭りは、夜にあります。

提灯や鬼火で、十分な明るさがあります。

○NPC

たぬきーず

狸の妖怪達です。化け狸や豆狸などが居ます。

セパル・ウボー・セレナ

魔女&死んだふり浄化師 PC達が必要な物を調達したりする係りです。

特にプランに言及がない場合は、描写されない所で働いてます。

以上です。


~ ゲームマスターより ~

おはようございます。もしくは、こんばんは。春夏秋冬と申します。今回は、

たぬきーずがサーカスするから手伝ってあげて!

お祭りもあるから、参加するのもアリです!

というエピソードになっています。

そして今回のエピソード、豆狸の細工飴欲しいな、とか思ったりしながら書いたエピソードだったりします。

それはさておきまして。

少しでも楽しんでいただけるよう、判定にリザルトに頑張ります。





◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇

ツィギィ・クラーク アーティ・ランドルフ
男性 / エレメンツ / 占星術師 男性 / ヴァンピール / 断罪者
リチェルカーレ・リモージュ シリウス・セイアッド
女性 / 人間 / 陰陽師 男性 / ヴァンピール / 断罪者
妖怪さんと人が仲良くするお手伝いよね?
一生懸命やらなくちゃ


狸さんたちと呼びこみとチラシ配り
狸さんたちの軽業です 見て行かれませんか?
にこにこ笑顔で声をかける
お囃子や歌があれば豆狸たちと一緒に(歌唱スキル)
黙々と飴を配るシリウスに思わずふふっと
シリウス、がんばろうね


朝顔柄の浴衣に変えてもらって お祭り見物
綺麗な簪に目を輝かせたり 飴細工に歓声を上げたり
見てシリウス 豆狸ちゃんたちの出し物ー!?
転びかけたのを抱き止められ 真っ赤に
でも 見上げた彼のどこか怯えたような目に離れようとする手を取って
何が悪いの? 支えてくれてありがとう
一緒にいてくれて嬉しいと 想いが伝わればいいのに
祈るように願いをこめて ただ見つめる
ヨナ・ミューエ ベルトルド・レーヴェ
女性 / エレメンツ / 狂信者 男性 / ライカンスロープ / 断罪者
ヨ ニホンの人々も妖怪もお祭り好きが多いのでしょうか…?
ベ 良い事だ。狸達の興行で妖怪と浄化師の印象が良くなるなら尚更
ヨ それは確かに
ベ では笑顔を忘れずしっかり宣伝だ(いい笑顔
ヨ (ぎこちない笑顔で返す

呼び込み
和装も考えたが「浄化師として」参加するので制服
豆狸達を肩に乗せながら呼び込み
興味のありそうな人にもそうでない人にも宣伝ちらしを渡し
その際に豆狸がちょっとした変化の術で驚かせたり楽しませたりする
沢山の演目を用意してお待ちしていますので 是非いらしてくださいね

舞台手伝い
見物客への案内や裏方で狸達の手伝いなど
裏方とはいえ舞台袖から見る狸達の化け術についつい驚嘆
ラシャ・アイオライト ミカゲ・ユウヤ
男性 / 人間 / 魔性憑き 女性 / ライカンスロープ / 陰陽師
【目的】
3:お祭りに参加する

【行動・心情】
なんか、この前の時に会った時に狸さん達ををミカゲちゃんが気に入ってしまったみたいで

また、遊びたいそうなんだけど…
一緒にお祭りまわらないかい?

あまり迷惑はかけないように僕がついていくから

うん、よろしくね

ぽんぽこ躍りを見てから、屋台まわろうか
ミカゲちゃんは上手だね(頭を撫でて

ふふ、お祭りと言えばわたあめだよね
ほら、狸さん達もどうぞ

あとミカゲちゃんの為にたこ焼きと焼きそばと大判焼きとお好み焼きも買っておかないと

…アイスクリンとかあるかな?
暑いから皆に買っていかないとね

あ、射的だ夏の思い出にやろうか

こら、ミカゲちゃん
狸さんもお家があるから
困らせたらダメだよ


~ リザルトノベル ~

 賑やかなお囃子に、みんなの顔には笑顔が浮かぶ。
 これより始まる妖怪狸の舞台興行。
 それを盛り上げるべく、指令を受けた浄化師達は動いていた。

○お客さんを呼び込もう!
(妖怪さんと人が仲良くするお手伝いよね? 一生懸命やらなくちゃ)
 意気込み一杯に、呼び込みを頑張ろうとしているのは『リチェルカーレ・リモージュ』。
 妖怪狸達と一緒に、呼びこみとチラシ配りに勤しんでいた。
「狸さんたちの軽業です。見て行かれませんか?」
 にこにこと笑顔で声を掛けていく。
 まさに天真爛漫といった彼女の様子に、自然と人が集まってくる。
 そんな彼女の隣で、一緒に呼び込みをしているのは『シリウス・セイアッド』。
 こちらはリチェルカーレとは違って、無表情で呼び込みを。
 こういう場が苦手ということもあるが、それとは別に、色々と背後の事情を察しているのも理由のひとつ。
(ただの『興行の手伝い』なら、わざわざ浄化師に頼むだろうか)
 自分達に混ざって、忙しそうに駆けまわっているセパルたちを視線の端に捉え、裏事情をいやおうなしに感じ取る。
 一方リチェルカーレは、そうした事とは無縁に、純粋に呼び込みを頑張っていた。
 そんな彼女を見て、シリウスは小さくため息を。
「……正式な仕事だしな」
 意識を切り替えるようにして、リチェルカーレと共に呼び込みを続ける。
 道中、同行するチンドン屋の、賑やかなお囃子が楽しげに響く。
 軽快な音楽に合せ、途中から、豆狸達が歌い始める。
 そこで、リチェルカーレも一緒に歌う。
 その歌声は軽快に、聞く者の心をとらえ。
 遠くにまで届き、より多くの人を集めていく。
 まさに歌姫といった彼女に惹かれ、次々に集まる見物客。
 その中には、子供達も。
 子供達は、最初はリチェルカーレの歌声に惹かれ集まり。
 次いで、豆狸達に気が付くと、わらわらと近づいてくる。
「なにこれなにこれー」
「たぬき? たぬきー」
 子供達が豆狸達に触れようとすると、豆狸達は竹串に刺さった飴を差し出した。
「あげるー」
「せんでんなのー」
 するとさらに、わっと寄ってくる子供達。
「慌てちゃダメよ。こけたら危ないわ」
 年の離れた弟妹がいるリチェルカーレは、子供達の扱いは慣れたもの。
 テキパキと効率的にさばきつつ、飴を手渡していく。
 一方シリウスは、ちょろちょろする豆狸や飴にむらがる子どもたちが転びやしないかと気が気でない。
 無表情のまま、どうにかしなければと、彼なりに飴を配りチラシを配り、次々に捌いていく。
 そんな彼の様子に、リチェルカーレは気付く。
 ふふっと、思わず笑い。
「シリウス、がんばろうね」
 そんなリチェルカーレの笑いに、僅かに恨めし気な視線を向けるシリウスだった。

 そうして呼び込みを頑張っている浄化師達は、他にも。

「ニホンの人々も妖怪も、お祭り好きが多いのでしょうか……?」
「良い事だ。狸達の興行で妖怪と浄化師の印象が良くなるなら尚更」
「それは確かに」
 チンドン屋に混ざり、呼び込みに協力しているのは『ヨナ・ミューエ』と『ベルトルド・レーヴェ』。
 意気込むヨナに、いい笑顔でベルトルドは返す。
「では笑顔を忘れずしっかり宣伝だ」
 これに、ぎこちない笑顔で返すヨナだった。

 そして、しっかり宣伝を。

「めったに見れない興行だ。子供も大人も楽しめる。皆を誘って来て欲しい」
 ベルトルドは小気味良く。リズムに乗ってテンポ良く。チラシを配り呼び込みを。
 昔、武術の師匠と各地を巡っていた時に、ひょっとすると、こうした日雇い仕事に関わっていたのかもしれない。
 慣れたものといった風に、呼び込みを続けていく。
 一方、ヨナに視線を向ければ。
「あの、どうぞ、これを」
 どこかぎこちなく、道行く人にチラシを渡す。
 声も表情も硬く、服装も制服なので、杓子定規めいた融通の利かなさが取っ付き辛さを醸し出す。
 もっとも服装が制服なのは、和装も考えつつも、『浄化師として』参加する方が良いと思ったからだ。
 そうした生真面目さはヨナの美点のひとつだが、それも時と場合によりにけり。
 お祭り騒ぎの呼び込みには、ちと硬い。
 けれど、ヨナは精一杯に。
 興味のありそうな人にも、そうでない人にも。
 チラシを受け取って貰わねばと意気込んで、呼び込みを続けていく。
 それは少しずつ、成果を見せる。
 その手助けになったのは、ヨナが肩に乗せていた豆狸たち。
「おねーちゃん」
 気遣うような声に、ヨナは返す。
「どうしました?」
「ボク達、重くない?」
 肩に乗ってるのを気にしているようだ。
 これにヨナは苦笑して。
「大丈夫ですよ」
「ほんと? でも……そうだっ」
 豆狸達は、妙案を思いついた、というように声を上げ。
 変化の術を。
「これなら、軽くなった?」
 背中に小さな羽を生やし、ぱたぱたと。
(はねたぬちゃん!?)
「すごいです!」
 変化の術が、というよりは、かわいさに声を上げるヨナ。
 これに豆狸、褒められたと思ったのか嬉しそうに。
「へへ~。あのね、こういうこともできるんだよ~」
 そう言うと、豆狸達はチラシに変化の術を。
 するとチラシに羽が生え、ぱたぱた飛んで人々の手に。
 届くと羽は消え失せて、チラシだけが手元に残る。
 これに周囲は歓声を。
 歓声に気をよくしたのか、豆狸は変化の術の大盤振る舞い。
 手元に渡ったチラシが、手乗りサイズの豆狸になったり。
 たぬきの耳が頭から生えたり。
 効果時間は短いが、変化の術を楽しめる。
「おそろい~」
「ええ、おそろいですね」
 たぬきの耳が生えたヨナは、笑顔で豆狸達に返してやる。
 その頃には、ヨナは余計な硬さは消え失せて。
 自然な笑顔を浮かべ、呼び込みを。
「沢山の演目を用意してお待ちしていますので、是非いらしてくださいね」
 その笑顔に誘われるように、多くの人達がチラシを受け取ってくれた。

 こうして宣伝は巧くいき。
 化け狸達の興行には、多くの人が集まった。
 その興行を成功に導くべく、頑張る浄化師達も。

○舞台準備に大忙し
「最初の演目は、変化の術なんですね」
 メモ帳に書きながら、『ツィギィ・クラーク』は興行の演目を確認する。
 目的は、スケジュール管理。
 スムーズに演目が進むよう、控えの狸達が居る場所もメモしながら、要所要所で声掛けが出来るよう、準備に抜かりない。
 そんな彼を目の端で捉えながら、忙しく動いているのは『アーティ・ランドルフ』。
「綱渡りの綱は、ここに置いておく。他に、必要な物はあるか?」
 右から左にテキパキと。
 忙しく動きながら、ツィギィに視線を送るのは忘れない。
(問題なく、手伝えているようだが)
 ある意味、過保護のように見えるが、なにしろツィギィは、魔女の魔法で『数分ごとに大事な記憶を奪われる』ため、記憶を保持できないのだ。
 特に、アーティのことを忘れがちなのは、それだけ大事に思われていると喜ぶべきか、あるいは嘆くべきか。
 メモ帳に書いておけば、それを見るたび対応できるので大事にならないとはいえ、自分のことを覚えておいてもらうためにも、声掛けは欠かせない。
「ツィギィ。そっちはどうだ? こっちの準備は、だいぶ進んだぞ」
 ツィギィはメモ帳をめくり確認し、アーティに返す。
「演目の確認は、全部終わったみたいです。時間は、いま何時ですか?」
「ちょっと待て。今は――」
 確認すれば、演目開始の数分前。
「そろそろだ。皆に連絡をしてくれ」
「はい。アーティも、協力してくれますか?」
「分かった。一緒に行こう」
 こうして2人で、演目開始の連絡に周る中、狸達の興行は始まった。

○たんたん狸の舞台興行!
「見事なものですね」
「狸の妖は変化術に秀でているんだな」
 見物客への案内や裏方で狸達の手伝いをしていたヨナとベルトルドは、舞台袖で化け狸達の妖術に感嘆する。
 様々な人種に老若男女。服装も千差万別。お姫さまにお侍。いなせな火消しに姿が変われば、時期外れの出初式。
 変化するのは人以外も。勇壮な鷹になり空を飛んだかと思えば、大きな象の姿でのしのしと。
 それを見ていたヨナは、魔術師としての興味が惹かれたのか。
「こういう能力を魔術で応用出来ないものでしょうか」
「どうだろうな? 生まれのや由来の素質が大きいと思うが」
「でも聞いてみるくらいは……」
 そんなことを話していると、近くを通りかかったセパルが返す。
「あれって種族特性に近いから、魔術で再現するのは難しいと思うよ。ライカンスロープの獣人変身とか、他の種族が再現するの難しいでしょ。あ、でも、魔術道具とかで、何か媒体を使えば、短時間なら再現できるかもね」
「そうなんですか……」
 セパルの応えに、さらに魔術師として刺激されたのか、思考の深淵に潜ろうとするヨナ。
 そんな時、お囃子が変わり。より明るく、ほのぼのとしたものに。
 すると舞台に出てきたのは豆狸達。
「あっ! 次はたぬちゃん達の出番ですよ!」
 即座に魔術師としての思考から戻ってくるヨナ。
「なにするんでしょうね! たぬちゃん達!」
(たぬちゃん……)
 ぐぐっと拳を握りしめるヨナに、苦笑するベルトルド。
 そんな2人が見ている中、綱渡りにポンポコ踊りが。
 綱渡りは、落ちそうになった所で羽を生やし、ぱたぱた動かし渡りきる。
 ポンポコ踊りは、祭囃子に合わせ。豆狸は達が童謡めいた歌を口にしながら、くるくる回ったり、ぴょんぴょん跳んで。
(たぬちゃん、頑張れ……)
 お遊戯を見守る親気分で豆狸達を見詰めるヨナ。
 そして演目が終れば、やや興奮気味に労う。
「頑張りましたね! えらいですよ!」
 これに褒められたと喜び、ヨナの周りをぐるぐる回る豆狸達。

 そんな風景を見ながら、ベルトルドは思う。
(こうして種を越えて、お互い笑顔で過ごせる時間が長く続けば)
 ヨナと豆狸達の姿を見ていると、それも不可能ではない。
 そう思える光景だった。

 そうして呼び込みや舞台の手伝いをした浄化師達は、それが終れば、お祭りに参加する者達も居た。

○お祭り屋台で食べ比べ
「やはり、変わった物が多いですね」
 きょろきょろ周囲を見渡しながら、浴衣に着替えたツィギィはメモ帳に忙しく書き込んでいく。
 そんな彼は、あっちにふらふらこっちにふらふら。
 興味を持った物に誘われて、一歩間違えなくても迷子コース一直線。
 そんな彼をがっしり引き止めるのは、甚平に着替えたアーティ。
「どこに行く」
 ツィギィの腹部をがっちり片腕でホールドしながら、迷子になるのを阻止する。
「リンゴ飴の食べ比べをするのだろう」
「……そうでした」
 メモ帳で確認し、ツィギィはお祭り巡りの目的のひとつを開始する。
「……これは、甘いですね。こっちのは、歯ごたえが小気味良いです」
 お茶屋さんの長いすに座り、戦利品のリンゴ飴、10本以上を食べ比べ。
 そんなツィギィに、苦笑するようにアーティは。
「どれも同じだろうに」
 呆れ交じりに言いながら、見つめる眼差しは柔らかい。
 そんな彼も、手にした戦利品は数多く。
「ふむ。豆菓子だと聞いたが、本当にそうか?」
 グルメな彼は、安い物は受け付けないという性質があったが、折角お祭りに参加しているということもあり、試しに色々買っている。
 その中でも、少々値の張る物として購入したのは、細い竹筒に入った和菓子。
「水羊羹、とか言ったか」
 老舗の和菓子屋が参加したという屋台で売っていたそれは、中身を聞けば豆で作った菓子だという。
「変わった物を作る」
 お茶屋さんが用意してくれた小皿に中身を出す。
 つるんっとしたそれは、素材を吟味し丁寧に作った物。
 一口食べれば、ほど良い甘さと心地好い舌触り。そしてほのかに香る、竹の清涼な匂い。
 味覚と食感、そして香りも楽しめる一品だった。
「美味しいのですか?」
 無言で食べ進めるアーティに、ツィギィが興味を持って尋ねると。
「気になるなら、食べてみろ」
 そう言って、竹のさじに水羊羹を乗せ、アーティはツィギィに食べさせてやる。
「美味しいですね。リンゴ飴に匹敵します」
「そうか?」
 疑わしそうに聞き返すアーティに。
「本当です。食べてみて下さい」
 アーティにリンゴ飴を差し出すツィギィ。
 それを無言で食べるアーティ。
 グルメな彼だったが、ひと口だけじゃなく、勧められるままにツィギィに食べさせて貰うアーティだった。

○彼の想いと彼女の想い
「シリウス、見て! とっても綺麗!」
 お祭りの出店で飾られた簪に、リチェルカーレは目を輝かせる。
「ああ。そうだな」
 シリウスは静かに頷きながら、簪よりも心が動かされるのはリチェルカーレの浴衣姿。
 呼び込みの手伝いが終わり。
 女性の化け狸達が着付けを手伝い、リチェルカーレは祭りに合った姿に変わっている。
 色取り取りの朝顔の浴衣は、夏場の熱い時期には涼しげで。
 華やかさもありながら、着る者の愛らしさも引き立てて。
 人の目を惹くほどに、リチェルカーレに似合っていた。

 からころからん からころん

 リチェルカーレが歩くたび、小気味良い音が聞こえてくる。
 化け狸達は浴衣を着るなら折角だからと、浴衣に合わせた下駄も用意してくれたのだ。
 漆塗りの黒下駄に、浴衣と合わせた朝顔の柄の鼻緒がついている。
 そんな彼女が歩いていると、若い男達の眼を惹く。
 1人なら声を掛けようかという視線を遮るように、一緒に歩いて行くシリウス。
 道中、簪以外にも屋台を見て喜ぶリチェルカーレ。
「見て見て! シリウス!」
 実演販売を行う飴売り屋台に、リチェルカーレは歓声をあげる。
 色色な動物を象った飴が竹串につけられ飾られている中、職人がリクエストに応え鶴を作る。
 他にも、次々リクエストに応え、さまざまな形の飴を作っていく。
 それを見ているリチェルカーレは、無邪気に喜んでいた。
 そんな彼女の姿を見ていると、シリウスは後ろめたい気持ちが湧いてくる。
 天真爛漫な、幸福に包まれる彼女。
 その傍に、自分が居ても良いのかと。
 そんな気持ちを抱きながらも、楽しそうに歩くリチェルカーレの姿に、シリウスは目を細める。
 しばらく歩き、神社の境内に差し掛かる。
 すると、ちょうど豆狸達の演目が始まろうとしていた。
「見てシリウス」
 シリウスに振り返り、歩きながら呼び掛ける。
「豆狸ちゃんたちの出し物――!?」
 呼び掛けながら歩いていたのが拙かったのか、体勢を崩し転びそうになる。
「――っ!」
 リチェルカーレの半歩後ろを歩いていたシリウスは、転びかけた彼女を反射的に抱き止める。
 抱き止められ、顔を真っ赤にするリチェルカーレ。
 すぐに声を返そうとした彼女に、シリウスは先に声を返した。
「悪、い」
 抱き止めたリチェルカーレの細い身体は、少しでも力を込めてしまえば壊してしまいそうで。
 それに恐怖を感じたシリウスは距離を取ろうとする。
 離れていこうとする彼を呼び止めるように、リチェルカーレは返す。
「何が悪いの?」
 顔を真っ赤にしていたリチェルカーレは、見上げたシリウスの、どこか怯えたような目に気付き。
 離れようとする手を取って、想いを告げた。
「支えてくれてありがとう」
 それは、今ここだけの想いじゃない。
 今まで、共に歩んできた日々。
 けれど想いは強すぎて。今、この言葉だけでは足りはしない。
(一緒にいてくれて嬉しいと、想いが伝わればいいのに)
 祈るように願いをこめて、ただ見つめていた。
「……俺は」
 シリウスは、手のぬくもりと、混じり気のない好意の浮かんだ双眸に目を見張る。
 だから、だろうか。
 伝えるべきだと思う言葉を口に出来ない。

 ――お前にとって良くないモノなのだ。

 言わなくてはいけないのに、言えなくて。
 そんな彼の手を取りながら、リチェルカーレは言った。
「行こう。シリウス」
 貴方と一緒に。これからも、どこまでも。
 そう言うかのように、リチェルカーレはシリウスの手を引き、豆狸達の興行を一緒に見に行く。
 それはまるで、迷子になった子を、導くように。
 共にあることを願うような光景だった。

 そうして、それぞれがお祭りを巡っていく。
 それは、他の浄化師達も同様だった。

○離れていても仲良し小好し
「たぬたぬと、また遊ぶのにゃー!」
 たたたっ! と元気よく。
 待ちきれないというように、満面の笑顔を浮かべ『ミカゲ・ユウヤ』は妖怪狸達の元に走り寄る。
「にゃはは♪ たぬたぬちゃん久しぶりだにゃー♪」
 豆狸達の元に、突撃前進。
 すると豆狸達は、嬉しそうに歓声をあげる。
「にゃーちゃんだー」
「遊ぶ? 遊ぶ?」
「頭、なでなでする?」
 豆狸達に歓迎されて、ミカゲは豆狸達の手を取ってくるくる回る。
「にゃー達とお祭り回るにゃー♪」
「お祭りー♪」
「にゃーちゃんと一緒ー♪」
 浮かれて騒ぐミカゲと豆狸達。
 それを見ていた大人の化け狸達に、ミカゲの保護者な『ラシャ・アイオライト』がご挨拶。
「なんか、この前の時に会った時に、狸さん達をミカゲちゃんが気に入ってしまったみたいで」
 保護者に挨拶が終われば、次は豆狸達に。
 くるくる回るミカゲと豆狸達に近付いて、ラシャは続けて言った。
「また、遊びたいそうなんだけど……一緒にお祭りまわらないかい?」
「行くー!」
「行くにゃー!」
「遊ぶー!」
「遊ぶにゃー!」
 ラシャの呼び掛けに、ミカゲと豆狸達は楽しげに諸手を上げて。
 そんなミカゲと豆狸達に、くすりとラシャは笑みを浮かべ続けて言った。
「あまり迷惑はかけないように僕がついていくから」
「うん、行くー」
「一緒ー」
「うん、よろしくね」
 ラシャは腰を下ろし豆狸達の頭を撫でてやりながら、笑顔で頷いた。

 と、そこに。美女に化けた大人の化け狸から提案が。

「祭りに行く前に、ポンポコ踊りを見ていかないかい?」
「ぽんぽこ踊り?」
 ミカゲは好奇心いっぱいの表情を浮かべる。
「にゃーも見る! ぽんぽこ踊り覚えて帰るにゃ!」
 これにラシャも頷きながら。
「ぽんぽこ踊りを見てから、屋台まわろうか」
 ミカゲと2人で、ポンポコ踊りを見ることに。

 舞台となる神社の境内に、豆狸達が集まって。
 お腹をポンポン叩く仕草をしながら、可愛らしく踊っていく。

「ぽんぽこ狸の」
「ぽんぽこ踊りー」
「みんなで踊ろう」
「ぽんぽこぽーん」

 祭囃子に合わせ、豆狸は童謡めいた歌を口にしながら、くるくる回ったり、ぴょんぴょん跳んで。
 軽妙なテンポで、ポンポコ踊りを披露する。
 それを見ていたミカゲも踊る。
「にゃーも踊るにゃー!」
 見よう見まねで踊っていると、それに気付いた豆狸達。
「一緒に踊るー」
 踊りのお誘いを。
「一緒に踊るにゃー!」
 そしてミカゲを中央に。
 豆狸達と一緒に踊る。
 ときおり踊りがつたないのは、ご愛嬌。
 豆狸達と一緒に踊りきり、拍手をもらい帰っていく。
「たぬたぬちゃんどうにゃ?」
 ミカゲが感想を豆狸達に聞けば。
「上手ー」
「楽しかったー」
 豆狸達はミカゲの周りを踊るようにくるくる回りながら、嬉しそうに返した。
 それを見ていたラシャは、ミカゲに近付いて。
「ミカゲちゃんは上手だね」
 ミカゲの頭を撫でてやった。

 そうしてポンポコ踊りも満喫し。
 いざ、お祭りに。

「ふふ、お祭りと言えばわたあめだよね」
 まずは、屋台で甘いもの。
「はい、ミカゲちゃん」
「ありがとにゃー!」
「ほら、狸さん達もどうぞ」
「ありがとー♪」
 ふわふわ綿菓子食べながら、お祭り屋台を巡っていく。
「ご主人! あれも! あれもー!」
 道中、次々に、食べ物屋台をミカゲはおねだり。
「うん。ちょっと待ってね」
 たこ焼き焼きそば大判焼きに、お好み焼きと盛り沢山。
「たぬたぬも一緒に食べるにゃー!」
「食べるー!」
 しこたま買って。休憩所の机と長椅子が置かれた場所で、みんな仲良く食べていく。
「美味しい?」
「美味しいにゃー!」
 豆狸達と仲良く分けあいながら、ミカゲは楽しそうに食べていく。
 ラシャは、ミカゲに箸で食べさせてやりながら、他にはないかと探してみる。
「……氷菓子とかあるかな? 暑いから皆に買っていかないとね」
 すると、コーンの上に鶏卵と脱脂粉乳で出来た氷菓子を見つける。
 それも買い、皆で食べていく。

 食べたあとは、射的で遊ぶ。

「あ、射的だ。夏の思い出にやろうか」
「射的!」
 ミカゲも、自分もやると意気込んで。
 でも巧く当たらず、ラシャにねだる。
「全然当たらないにゃ! ご主人とってー!」
「うん。分かった」
 これにラシャは気合を入れて。
 6回目のチャレンジで、鈴付きの首輪をゲットした。

 こうして皆でワイワイ楽しんだ。
 いっぱい楽しんで。
 けれど別れの時はやってくる。

「え、え、嫌にゃ帰らないにゃ! 帰る時はたぬたぬちゃんと一緒に帰るんだにゃ!」
「こら、ミカゲちゃん。狸さんもお家があるから。困らせたらダメだよ」
「嫌にゃぁぁぁぁ!」
 駄々をこね、豆狸に泣きながら抱きつくミカゲ。
 すると豆狸達は、ひとつの約束を。
「にゃーちゃん。小指出して」
「……小指?」
 豆狸達に言われ、ミカゲは小指を差し出す。
 その小指に、豆狸達は指を当て。
「ゆぎきりげんまん」
「はなれていても」
「なかよしこよし」
「やくそくするよ」
「ゆびきった」
 約束をすると豆狸達は、騎馬戦の要領でミカゲの頭に手を届かせ撫でてやる。
「また遊ぼうね」
 これにミカゲは、泣き笑いを浮かべる。
「……また、また絶対遊ぶにゃ! 約束にゃ! 絶対にゃ!」
 そう言うと、射的で手に入れた鈴付きのネックレスを渡し言った。
「射的の奴、友達の証にゃ……! にゃーの事忘れないでにゃ!」
 泣きながらバイバイするミカゲに、同じように手を振りながら名残りを惜しむ豆狸達だった。

 こうして妖怪狸達の興行と、お祭りは終わりを見せる。
 浄化師達のお蔭で、大いに賑わった興行だった。


【夏祭】たんたん狸の舞台興行
(執筆:春夏秋冬 GM)



*** 活躍者 ***

  • リチェルカーレ・リモージュ
    わたしにできることは何?
  • シリウス・セイアッド
    …側にいられれば、それだけで。

リチェルカーレ・リモージュ
女性 / 人間 / 陰陽師
シリウス・セイアッド
男性 / ヴァンピール / 断罪者




作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2019/07/11-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[5] リチェルカーレ・リモージュ 2019/07/18-23:12

リチェルカーレです。パートナーはシリウス。
どうぞよろしくお願いします。

わたしたちは呼びこみのお手伝いと、時間があればお祭りを見てみたいなと思っています。
皆さんがすてきな時間を過ごされますよう。  
 

[4] ミカゲ・ユウヤ 2019/07/18-15:54

にゃーはミカゲだにゃー♪
こっちはご主人のラシャちゃんにゃ!
よろしくだにゃー♪

屋台だにゃー!
ご飯だにゃー!
たぬたぬだにゃー♪

たぬたぬとお祭り回るのにゃー♪
くるくるくるくるくるくるりー♪
にゃー達仲良し!
たぬたぬと仲良しー!(ハイテンションで走り回りながら  
 

[3] ヨナ・ミューエ 2019/07/15-23:20

ヨナ・ミューエおよびベルトルド・レーヴェ。宜しくお願いします。

この間のたぬちゃ…妖怪たちの興行のお手伝いですね。
私達は呼び込みと舞台のサポートを出来れば、と考えています。
お祭りが盛り上がるのを楽しみにしています。  
 

[2] アーティ・ランドルフ 2019/07/15-09:32

断罪者のアーティだ、こっちは相方のツィギィだ。
宜しく頼む。

俺らは舞台興行の手伝いをさせてもらう予定だ。
もし会うことがあれば、その時はよろしく。