しびいん・さやな

黒髪黒目の凛とした雰囲気の男装の女性。
東国の出身で、オリエンタルな雰囲気を纏っている。
視線は鋭く、隙が無い。
ミラの三歩後ろを、まるで護衛するように歩いている。

性格はそっけなく、クール。
口が悪いが、相手を思っていうこともある。
戦いやそれに準じたことが得意。

ミラのことは、守護対象として見ている。
ミラの親が死ぬときに、彼を託された。義務感ではなく、使命感がある。
時に見守り、時に叱る、姉のような振舞いも時々ある。

東国では、軍人家系だった。
兄妹もおり、家族もいたが、すべて失い失意の底にいたところを、トートフルーフの家族に救われる。

トートフルーフ家に救出されたときは、傷だらけのボロボロだった。トートフルーフ夫妻は何も言わず、鞘奈を受け入れたという。
ミラも看病に立ったことがあるらしいが、鞘奈は覚えていない。