~ プロローグ ~ |
盛り上がりを見せた七夕祭りが終わり、七月も残すところ数日と迫った頃――。 |
~ 解説 ~ |
●ミッション |
~ ゲームマスターより ~ |
こんにちは、または初めまして、茸です。 |
◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇ |
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■目的 ロス:メシ ティ:手伝い ∇持参 チーズ細く切って素麺に混ぜる チーズはティの好物 ■行動 ティ:調理道具持って裏方手伝いに 料理の知識発揮しつつ食べるより手伝い 量を用意しておかねば 相方が他の人の分まで食べかねない恐怖 ロス: 大食い大会と何か勘違いして参加模様 下の方を場所取り来た素麺全部食う気合 |
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【目的】 流しそうめん体験。 アキ:ミカンを持参したので、流してもらう。皮は剥く。 【会話】 ア「わあ! 竹? これ。竹よね? 割ったのをつなげてあるのね。 節の部分をくり抜いて、水を流して……? へえ、おもしろいわね!」 カ「夏の暑さの中で、流れる水で涼……。 涼しい気持ちを感じる意味合いもあるようです」 ア「よく知ってるわね?」 カ「来ることが決まった時に、どのようなものか少々調べました」 ア「真面目ねえ」 ア「箸って使いづらいわね。 あ! このそうめん色がついてる!」 カ「、上手くつかめました。アカツカ氏、食べますか?」 ア「カインが取ったんだから、カインが食べなさいよ」 カ「はい」 ア「ミカン! ……え、難しい」 カ「滑りますね」 |
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◆トウマル お招き頂きありがとうございます 楽しませて貰います、と挨拶 今夏二度目の流しそうめん 今回こそ箸でキャッチしてやる 俺の箸捌きを見よ! ……グラ。 俺の視線に悟ったらしいグラが代わりに 掬ってくれるけど自分で取りたい…… そうめんですらこの様なのにトマトとか無理じゃね? 食うだけじゃ落ち着かねぇんで 手伝えることあれば率先して申し出る 力仕事はそこの半竜に任せよう 持参食材は【ウインナーソーセージ】 少しは肉食ってもいいだろ 麺つゆに浸しても食えると思うんだよな あと掴みやすいと思うんだよな…… ぐーらー。俺の器に投入するのは有難いけど アンタ食ってるか? 食ってないな? ハイ交換、とたんまりそうめん入りの器押し付けとく |
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~ リザルトノベル ~ |
流しそうめんの会、当日。 村長の広い庭にて、村人が朝から浄化師を迎える為最後の準備に精を出していた。 ――そして、二時間後……。 ●トウマル・ウツギ&グラナーダ・リラ 「お招き頂きありがとうございます。楽しませて貰います」 一番に到着して早々、村人に挨拶する『トウマル・ウツギ』。 村長を筆頭に歓迎を受けながら流しそうめんの会がスタートした……――。 今夏二度目の流しそうめん。 (今回こそ、箸でキャッチしてやる……!) 右手に箸、左手に器を持ち、「いざ尋常に勝負!」という面持ちで構えるトウマル。 そこへ、竹の水路をサラサラと流れて来るは記念すべき一投目の素麺。 「俺の箸捌きを見よ!」 高らかに宣言し、鋭く箸を素麺へと向けた。 ――パシャっ! 「はっ! 良し来――」 ……スルスルスル~~……スルリ……。 (なッ!!?) 一瞬箸に引っ掛かったと思ったが、嘲笑うかのように全てすり抜けて行く。 「嘘だろ……。今度こそ!」 次々と流れて来る素麺相手に真剣に挑むが、スルスルと逃げて行くばかり。 「クソ! あんなに練習したってのに……」 そこへ痺れを切らしたかのように溜息がひとつ、『グラナーダ・リラ』から零された。 「確かに頑張っていましたね」 「あ………グラ」 落胆するトウマルの目の前で、取り逃した素麺を悠々と掬うグラナーダを妬ましそうに見遣る。 頑張ったご褒美か……同情か、その素麺はトウマルの器に落とされた。 「ここに来るまでの道中、トーマが頑張っていたことは知っています」 「……ああ。けど、これじゃあグラの指導も水の泡だぜ」 「箸使いは短時間で会得できるものではないですよ」 「分かってるけど……あ、俺たちが持ってきたウインナーなら余裕だろ!」 丁度そこへ、ゴロゴロとぎこちなく転がりながら目当ての物が流れてきた。 「よし、もう少しだ……――あっ」 「あ……」 危うい流され方だとは思っていたが、まさかの事態である。 「……引っ掛かってしまったようですね」 「そんな馬鹿な……っ!」 上流の方で真横になったウインナー。まるでダムのせき止めの様に流水を妨害している。 そして水が溢れる前にと誰かに取り攫われて行った――。 「もう少し小さく切った方が良さそうですね」 「だな……」 アクシデントはつき物だ。 気を取り直して次に備える。 「お、今度はミカンが来たぜ!」 トウマルは迷うことなく箸を伸ばす。 ――プチッ。 「……上から押し付けてどうするんですか」 「いや、ギリギリ潰してねぇ」 「でも今プチって……」 「薄皮が破けただけだ。これ以上逃げられたら堪ったもんじゃねぇからな」 ミカンの動きを止めて自力でゲットできたことに満足し、そのまま口へと放り込んだ。 「ん、果物も美味いよな。この素麺もいくらでも食えそうだぜ」 次々とグラナーダが器に入れて寄こすので、トウマルは条件反射のように口へと運んで行く。 「今度はトマトか。さすがに無理じゃね?」 コロコロと転がり落ちて来るトマトに挑戦。 しかし――。 「うわっ、やっぱ滑ったか……」 これは仕方ないと諦めたところへ、またしても器にミニトマトがコロリ……。 犯人は言うまでも無い。 「グラ……どんだけ」 「……? 箸使いは得意な方なので」 言いながら惜しみなく披露される箸捌き。トウマルの表情筋がピクリと引き攣った。 「ぐーらー。俺の器に投入するのは有り難いけど、アンタ食ってるか?」 「小食なのでお気になさらず」 「遠回しに拒否るな。食ってないな?――ハイ、交換」 「ちょ……っ」 たんまりと盛られた素麺入りの器を押しつけられたグラナーダ。 (まったく、こういうところ本当に目敏いんですよね) 今度はグラナーダの表情筋が震え、再び溜息が零れた。 そんなグラナーダを余所に、トウマルは手元にある器を凝視した。 「――うわっ、アンタの器ん中そうめん七色揃ってんじゃん! 凄ぇな」 「招かれた身ですからね。私は私なりに楽しんでいるんですよ」 「食っていいか?」 「……ええ、どうぞ」 ダメだと言ったところで無駄だと悟る。 この我を通さんばかりの強い視線は既に食べる気満々でいるのだろう。 「ん、美味い! ごちそうさん!」 あっという間に七色そうめんはトウマルの胃袋へと消えた。 「さてと、食うだけじゃ落ち着かねぇんで、ちょい手伝い行ってくるわ!」 元気に立ち去る背中を見送ると、グラナーダは日差しを避ける様に木陰へとふらふら……。 「……まあ、新鮮な野菜や果物は好むところです」 と、少しばかり見繕ってきた目ぼしい物を食べながら、涼味を堪能した……――。 ●アキ・アマツカ&カイン・レカキス 「わあ! 竹? これ。竹よね?」 初めて目にする不思議な装置に、『アキ・アマツカ』は少々興奮気味に声を上げた。 「割ったのを繋げてあるのね……」 竹に触れては裏側まで覗き込み、観察中。 (節の部分をくり抜いて水を流すなんて……) 「へえ、面白いわね!」 そこへ二人分の器と箸を持った『カイン・レカキス』が隣にやってきた。 「夏の暑さの中で、流れる水で涼……。涼しい気持ちを感じる意味合いもあるようです」 言いながら器や箸を手渡して来るカインに、アキは瞬き数度……。 「よく知ってるわね?」 「来ることが決まった時に、どのようなものか少々調べました」 「真面目ねえ」 それが彼なりの姿勢、なのかもしれない。 皆が楽しんでいる中に加わり、早速箸を構える……。 「箸って使い辛いわね」 持ち方は見よう見まね。指に添えた箸を動かしてみるが、どうにもぎこちない。 この日のためにと練習はしてきたのだが、いざ使うとなるとなかなかに難しいのだ。 「あ! このそうめん、色がついてる!」 視界に飛び込んできた素麺だが、咄嗟のことに間に合わず今回は渋々と見送った矢先、 「――上手くつかめました。アマツカ氏、食べますか?」 隣で掬っていたカインが色つき素麺を差し出してきた。 「カインが取ったんだから、カインが食べなさいよ」 折角なら最初の素麺は自分で取った物を食べたい。 それは彼にも言いたいことで……。 「そうですか……。では」 カインは綺麗な色つき素麺に気を取り直してツルリと食べた。 「うん、味は予想通り美味しいです。何より目でも楽しめるというのは本当に嬉しいものですね」 「今度はあたしも絶対取ってみせる!」 何回か挑戦するが、箸の隙間を縫って逃げて行く素麺たち。 「あまり箸に力を与えない方が良いかもしれません」 「……どういうこと?」 アキの様子をずっと窺っていたのか、事前に練習してきたカインは眼鏡を押し上げ、タイミングを見計らったかのようにレクチャーを開始した。 「余計な力が加わると反発してぶれてしまう恐れがあります」 「へえ……」 「素麺は見た目通り、非常に滑りやすいので、横から挟むのではなく箸に引っ掛ける気持ちで斜めに掬い上げると良いかもしれません」 「それも調べたの?」 「……いえ、今実践して思い付きました。個人差はあるかもしれませんが、やってみて損はないかと思いますよ」 「そうね、やってみる!」 そうして試した結果――。 「やった! 少しだけど取れたわ!」 「良かったですね」 初めての流しそうめんの味は、ひんやりと冷たくてつゆとも良く馴染み、何より喉越しが心地良い物だった。 「とっても美味しい! ……でも、これだといつまで経ってもお腹がペコペコのままね」 「あ、アマツカ氏。何か引っかかったようです」 「え?」 慌てて見ると、流れる水が何かに妨害され溢れる寸前だった――。 「このままじゃそうめんが詰まっちゃう!」 えい! と咄嗟に箸でそれを摘み上げた。 止まってくれていたお蔭か、思いの外簡単に捕獲成功。水が再び流れ出す。 「これは……ウインナー?」 「ええ……そのようです」 「こんな面白い物、一体誰が流したのかな……」 嬉しそうにウインナーを頬張るアキに、どこか浮かない顔のカイン。 (ふむ……。調べた中に素麺以外を流す仕来たりは無かったはずですが……) 「あ、今度はトマト!」 (っ! 野菜まで流れてくるとは……少し調べ方が甘かったようですね) 腑に落ちない点はあるものの、流しそうめんを楽しむアキの姿に『これも有りなのかもしれない』と思うのだった。 「――これはまた変わり種ですね」 「どれ? あ、あたしが持ってきたミカン!」 「え……今何て言いました?」 厚皮を剥き、小分けにされて薄皮姿となったミカンが確かに流れ落ちてきて……。 えい! と箸を伸ばすアキだが、 「……あれ、難しい。やっぱりそう簡単にはいかないみたいね」 「水の流れも速いので、とても滑りますね」 (まさかアマツカ氏が果物担当だったとは……) そんなわけがない。 しかし真面目なカインは、自分も何か持ってくるべきだっただろうかと懸念した。 「流しそうめんという固定観念に囚われ過ぎましたね……」 「……何の話?」 カインの独り言をアキが拾ったところで、どこからか「今度はチーズが流れてきたぞ!」と驚きの声が上がり、二人は同時に振り返ったのだった……――。 ●ロス・レッグ&シンティラ・ウェルシコロル 既に賑わいを見せている会場。 「よっし。ちょい出遅れたが、流れて来たモン全部食ってやっぜ!」 カチカチと箸を鳴らしながら一番下流でスタンバイする『ロス・レッグ』。 「その前に!」 誰にも掬って貰えずザルに溜まってしまっている素麺を、めんつゆのたっぷり入った器に移した。 そして素麺の塊を豪快に口へと運ぶ。 「んっめー! やっぱ最初の一口は堪んね! ――これなら優勝できる!」 次々と胃袋に収めて行くロスの傍らで、『シンティラ・ウェルシコロル』は小さく肩を竦めた。 「ロスさん、大食い大会となにか勘違いしていませんか?」 「え……違ぇのか?」 「違います」 ハッキリ否定するシンティラだが、ロスは意に介さずニッと笑う。 「別にいっだろ! 沢山食うことに変わりねーし! ――おっ、ウインナーだ!」 流れて来た物に飛びつく勢いで箸を伸ばす。 「へえ、こうあんま味しねぇ麺の中に他の食いもん混ぜて流すのか……」 「みなさん、思い思いの物を持ち寄られたようですね」 村人が用意してくれた野菜に加え、参加している浄化師たちのアイディアには驚かされるばかりだ。 「トマトとか箸だと難しっけど、それはそれで面白ぇな!」 「そうですね。ミカンなんかは瑞々しくて、水で冷やされてくるのでサッパリしていて美味しいです」 これぞ本当の『水菓子』、と言えるかもしれない。 「やっぱパフェ持ってくれば良かったんじゃね?」 「それは無いです」 「ほら、パフェにも沢山果物乗ってっし!」 対抗心が芽生えたのか、素麺を食べながら今更な問答を繰り返す。 ――それはここへ来る数時間前のこと……。 「持って行くなら涼しげな物が良いでしょうか……」 素麺はたっぷり用意してあるとのことなので、全く違う物をとシンティラは思考を巡らせた。 「ティ、チョコレートとかパフェとかチーズケーキ好きだろ。それ混ぜよう!」 「それは闇鍋になります」 「闇鍋も旨そうだと思っけどなー」 「ロスさん、何でも食べるのは良いですが……。――ペット時にもう少し食事に気をつけておくべきでした……」 最後の方はほぼ独り言だ。 それに首を傾げるロスだったが、シンティラに容赦なく却下され項垂れたのだった。 そんなロスに、シンティラは思い付いた様に口を開く。 「私の好きな物でいいのなら、――……」 ――そして現在。 (チーズにして正解でした。パフェなんか流したら大惨事……) 内心で溜息を零すシンティラ。 「そんで、俺たちが持ってきたチーズはどうやって流すんだ? そのままか?」 「いえ、それだと大き過ぎてこの水路を通るのは無理です。なので、麺のように細くカットしました」 「なるほどな! ――て、いつの間にカットしたんだ!?」 もちろんロスが素麺に夢中になっている間にだ。 驚くロスに、シンティラは冷静な口調で指摘する。 「余所見していると取り逃がしますよ」 「そうだった!」 慌てて箸を構えるロスだったが……。 「あれ、遠目だと素麺なのかチーズなのか見分けつかねえっ」 「麺のように細くカットしましたから」 「それはさっき聞いたけど! ……まさか、こんな忠実に再現するなんてな!」 面白い物を見たと言わんばかりの満面の笑顔。――それは彼だけではない。 あちこちからも楽しそうな驚きの声が上がっており、満足感に満たされたシンティラだった。 最終地点のザルに溜まった素麺は、無駄の無いように再度流されることになっているのだが……。 「そうめんが、一本も溜まっていないですね」 シンティラの呟きにロスも視線をザルへと向ける。 「ああ、俺が食ってっからな!」 然も当然のように言うロスに、シンティラは少しばかり慌てだす。 「もっと、大量に用意しておかなければ……このままでは他の人の分まで食べかねませんっ!」 「ティ?」 「ちょっと行ってきます」 「お……おう……?」 突然家の中へと向かうシンティラの後ろ姿に、不思議に思いながらもロスは流れて来る素麺等に箸を伸ばし続けた――。 ――厨房にて……。 未だに大食い大会だと勘違いしていそうな勢いで食べ続ける相方を懸念して、裏方での素麺作りを申し出たシンティラ。 (一旦チーズを溶かして、そうめんと絡めて……) 思考錯誤しながら料理に集中していると……、コツ、コツ、コツと表からやって来る足音が一つ。 シンティラは顔を上げ、厨房に入って来た相手にペコリとお辞儀をしたのだった……――。 ~~~チーズそうめん~~~ 厨房から戻って来たシンティラは、早速、手を加えた素麺を自ら竹の水路へと投入した。 サラサラと流れて行くこと数秒。 一番に攫ったのはロスだった。 「……んっ? んん? 何だこれ! チーズ……そうめん?」 今まで個々に流れていたチーズと素麺。 今度はそれが合わさって来たものだから非常に混乱している様子。 「もしかして、これティが作ったのか?」 「ご名答です。トウマルさんにも手伝って頂きました」 丁度、少し残って作業をしていたトウマルが戻って来た。 「こっちも出来たぜ。これで今度こそ引っ掛かったりしねぇはずだ!」 彼の手には小さく切られたウインナーの山が……。 「お、肉!」 早速ロスが食い付いた。 「チーズの素麺……また斬新な発想ですね」 そう呟いて食べるは眼鏡越しに素麺を見つめ、観察を怠らないカイン。 「うん、美味しい! チーズの風味がそうめんとマッチしてる」 箸からフォークに持ち変えたアキが、問題無くツルツルと食べる。 ――なかなか素麺を捕らえきれないアキを心配し、フォークなら大丈夫だろうとカインが村人にお願いしたところ、竹でフォークを作ってくれたのだ。もちろん結果は明白である。 そして、――。 「はい、スイカお待たせしました」 均等に切られた赤く瑞々しいスイカを手に、グラナーダが皆の輪に加わった。 「凄く甘そうなスイカですね」 と、アキが驚いたように言う。 「この量を、一人で切ったんですか? 言ってもらえれば良かったのに……」 すかさずシンティラが申し訳なさそうに呟いた。 「どうということはありません。どうぞ冷えているうちに召し上がってください」 彼女等に対し、愛想良く微笑むグラナーダだが……。 (木陰で休んでいたところをトーマに「アンタも手伝え」、と半ば強引に押し付けられたんですよね……) と、心中で溜息を漏らす。 しかし、率先してやったことではないにしろ、周りの嬉しそうな顔を目の当たりにし、『たまには有りか』とグラナーダは思うのだった。 「よし、じゃあ俺もチーズそうめんに挑戦するかな」 裏方仕事をした後のそうめんは格別だろうとトウマルがスタンバイ。 「ぜってぇ負けねぇ!」 結局大食い競争から抜け出せない様子のロスは大きめの器を選んできて、箸をカチカチと打ちつけた。 「ロスさん、少しは遠慮して下さい」 「レッグ氏、早食いは身体に良くありませんよ」 シンティラとカインに注意されるロスだが……。 「っ……ゆっくり食うから、大食いは許してくれ!」 完食する気満々の彼にすかさず、「そういう問題か?」と周りに突っ込まれ、どっと笑いが起きた。 こうして、村人主催の『流しそうめんの会』は賑わいをみせ、無事に終えたのでした……――。
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*** 活躍者 *** |
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[5] ロス・レッグ 2018/08/12-15:33
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[4] トウマル・ウツギ 2018/08/12-12:01
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[3] アキ・アマツカ 2018/08/12-09:22
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[2] ロス・レッグ 2018/08/10-20:16
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