私達は屋敷の中に入って悪霊達を大人しくさせたいと思います。屋敷の中では奇襲に注意しつつ私が先を歩いてユニアさんは後ろから着いてきてもらいます。屋敷は広いですし部屋と言う区切りもあって、外よりかは数も少ないので静かに良く確認して一人づつ相対していきます。今でこそ干渉できますが、元は幽霊です。物理的な干渉はあんまり無いと考えて、魔力防御の高い私が幽霊を見つけ次第組み付いて行動を制限します。少し可哀想ですがその間にユニアさんには魔弾で大人しくなるまで攻撃を頼みます。押さえ付けているので室内の物への誤射も減るでしょうし。話を聞けるようになったら説得を試みますが、ダメそうならば実力排除もやむを得ません。
私達は道満さんがスパイと気取られないように、模擬戦闘に赴きます。敵は私たちより格上でありますし、足場も悪い状況ですが、足場が悪いのは敵も同じ。なんとかそこをついていきたいです。戦闘が始まったら中距離から遠距離を保ってカードや魔弾で攻撃です、前に出られる方の邪魔にならないよう気を使い、足場が悪いことを利用して敵の体制を崩す牽制をします。ユニアさんに頼んで直撃できそうならプロージョンを差し込んでダメージも取りに行きましょう。戦闘直前に道満さん一行が現れたら「捕らえた人の情報通りですね!」と言ってみます。わざとらしいかもしれませんがここでの待ち伏せに道満さんは無関係であると印象づけれそうですから。
「ここは…外なの?」なにかが作動したと思ったら、みずみずしい草花に風に揺れる木々の生える平原にいました。「そうでもないみたいよぉ?スレイニーちゃん、こっちに扉があるもの」ユニアさんが見つけた扉は開きません。「出口の鍵は我々が持っているにゃ、しかし本物は1つで残りは偽物、出たいなら本物を探し当てて見せるにゃ!」と、唐突に始まった当たりつき鬼ごっこに悪戦苦闘です。バステトさんと交渉するために来たのに!途中からイライラで手がでかけるユニアさんを説得しつつ、当たりを逃して最後の数匹。でも隠れられて見当たらなくて…「場所を占えないかしら?」「うーん、それじゃあ木の枝を倒して倒れた方に行ってみましょうか」
様々な方面から敵が来ているようですが、私たちは他の浄化師さんたちと、北部の病棟に向かいます。はじめての戦いです、全力で参りましょう!とはいえ私たちはまだあまり強くありません、前線で戦う方たちより少し引いた位置取りをしてタロット・ドローや暗澹魔弾で攻撃しますね。基本的には病棟の建物や中の人たちに危害を加えようとする死人兵を全力で阻止・邪魔をします。余裕があれば死人兵の数は減らしたいので浄化師さんたちの援護を、ただ…どうも因縁のある方がいる様子。そういう方の邪魔はしないほうがいいかな…?北部での大勢が決したら、私たちは病棟に残って、周囲の警戒はしつつも職員のお手伝いや入院患者さんのケアをします。