ヴァン君!天体観測だ…!…すまない少しテンションが上がりすぎた。私は天体観測が好きでね。でもこんな風にどこかに訪れて観るということはなかったから。ついはしゃいでしまった。空気が澄んでいるからか星が一段と綺麗にみれるな。美しいな…。この小さな光はそれこそ光年という長い時間をかけて届いた光だ。あぁ、つまりとてつもなく長い時間をかけて届いた光という事だ。今見てる光が私やヴァン君が生まれる前のものだったりするわけだよ。星座に関する話も面白い。そして星の光を魂の光とするのも好きだな。今まで生きてきた人の魂が今も輝いてると思うとなんだか満たされるし。私もいつか星になるのだと思うと安心して逝ける気がするんだ
1:バスタオルサイズの薄布。蒸し風呂…というのは初めてでね。実に楽しみだ。うむ、うむ、熱した石に水をかけることで蒸気を発生させてそれを味わう…!うん、これはなかなかいいものだ蒸気の暖かさが心地いい…!なんだ、ヴァン君。そんなに離れて…。石の近くに寄った方が蒸気に触れられて気持ちいいぞ。それに沼でついた泥も落とさないとな。恥じらい…?いや、特にそういうものはないな…それはあった方がいいか?何かの妨げになるならそんなことを気にしても仕方ない。だから、あまり必要性を感じない。むしろ君の方が恥じらっているではないか。まるで乙女のようだよ!ははは、うん、可愛らしい、可愛らしいよヴァン君。
現場に着き次第魔術真名詠唱。詠唱後すぐに戦闘開始。魅了の術をつかれるのは厄介だからね。出来るだけ早くかたをつけよう。一人一体を撃破目標とする。私は同調を行ない中衛位置から攻撃。戦闘に関してはこんなところかな。私は悲劇は好きだけどそれはあくまで物語の中のものだ。目の前にある現実では悲劇は避けたいと思う。身勝手な話しだ。私の我儘だ。けれど君には生きてほしい。酷なことを言っているのは分かるけれど…せっかくの命だ失うのは悲しいじゃないか。もし…君が真実ベリアルになったならば私達が…いや私が君の命を終わらせよう。それを誓う。安らかではないだろうけれど終わり約束しよう。今はまだ空に星が増える時ではない。
【アーカシャ】やぁ、ヴァン君。実は人気の演劇のチケットをとることが出来てね。よかったら一緒に行かないかい?演劇には興味がない?それならなおさら観てみるべきだよ。百聞は一見に如かずだ…なんというか…こういうのは初めてでね…。自分から誰を劇誘うのも初めてだし誰かと劇を観た経験も少ない。私なりにね、君と仲良くなるにはどうしたらいいのか考えて…これがその結果だ。とりあえず自分の好きなものを紹介しようと思ってね。だから…ヴァン君が嫌だというのなら劇の上演に合わせて屋台もでている。そっちで過ごすのもいい。ただ、そちらは私は詳しくなくてね。上手くエスコートできるか自信がないんだ。それでもよかったらどうかな?