誇りを傷つけられた者の選択
普通 | すべて
8/8名
誇りを傷つけられた者の選択 情報
担当 三叉槍 GM
タイプ ショート
ジャンル 戦闘
条件 すべて
難易度 普通
報酬 通常
相談期間 6 日
公開日 2018-05-11 00:00:00
出発日 2018-05-20 00:00:00
帰還日 2018-05-28



~ プロローグ ~

●燻る炎
 ダニエル・ジンガーは正義感の強い少年だ。
 今年で10歳になる彼は、聡明で気高い母を持ち、そして街の衛兵として殉職した父を心から尊敬していた。
 彼は仕事に出かける母の代わりに身の回りの家事を行い、そして昼に差し掛かるころ尊敬する父の墓を訪れその手入れをするのが日課だった。
 その日も変わらずいつものように家事をこなし、父の墓へと足を運んだ。
 母に似て聡明なダニエルは近所でも評判で、彼の歩く姿には様々な大人が声をかけ、またダニエルもその声に律儀に挨拶を返していく。
 それはいつもと変わらぬ日常の風景である。
 しかし、意気揚々と墓地に着いたダニエルはそこで思いもよらぬものを目にして愕然とする。
「えっ! これは……なに?」
 目を疑う光景に言葉を失い辺りを見渡す。
 一言でいうと、それは『荒らされていた』。
 建てられていた墓標の多くは倒れ、地面には多くの穴。そして墓地を囲うように作られた柵は何か所も破られている。
「お父さん!」
 居ても立っても居られずダニエルは父の墓の元へと駆け出す。
 願ったのは無事な父の墓の姿。
 荒らされているとはいえ決してすべての墓が壊されているわけではない。全体で見るなら無事な墓の方が圧倒的に多い。
 それなら、父の墓が無事である可能性だってきっと――。
「そんな……」
 しかし、その期待は儚く裏切られる。
 彼の目の前に現れたのは地面に大きな穴が空き、無残にも倒れ打ち捨てられた父の墓だった。
「なんで、こんな事……。誰が……」
 歯を食いしばり拳を握るダニエル。
「絶対、許さないからな……!」
 しかし、彼の目に浮かぶのは悲しみでも絶望でもなく、ただならぬ正義の怒りだった。

●死者の種類
「墓荒らしだって?」
 その報告を聞いて教団付きのマドールチェの男は眉を潜めた。
「そうよー。全部で10人分のお墓が荒らされてたって」
 執務の机を挟んで正面に立つ長身の女性が、言いながら事件の概要が書かれた資料を男に渡す。
 二人の慎重差は男の方が見上げるほどあり、ほぼ大人と子供という様相であるが、これは種族上低身長が多いマドールチェの種族ゆえである。
「墓穴が掘り起こされていて、複数の足跡があり、柵も乱暴に破壊されている……。素直に考えればゾンビ、か」
「ゾンビねー。アシッドが地下まで浸透しちゃったって事?」
「いや、それはない」
「え?」
 女性が何気なく口にした推察をマドールチェの男はあっさり否定した。
「ベリアルになるには魂が必要だ。埋められた死体がアシッドでゾンビになることは無い」
「あれ? でもアンデッドさんとかもいるでしょ?」
「彼らは意志の力で魂の乖離を拒んだ者たちだ。それにしたって通常二日程度が限界で、その間に蘇生する事が条件だ。墓に埋められて時間が経った時点でアンデッドとして復活はしない」
「へぇー、そうなんだ」
 男の解説にうんうんと首を振る。と、そこで何か思いついたのか、動きが一旦止まり視線が右上にズレる。
「ん? ちょっと待って? じゃあゾンビってなんなわけ?」
「ゾンビは禁忌魔術によって人工的に作られた存在だ。……俺達と同じようにな」
 男はよく見えるように自身の肘を掲げて見せた。そこには魔術人形の成れ果てであるマドールチェの特徴、球体関節が備わっていた。
「えっと……ということはもしかして……」
「犯人がいる、ということだ。わざわざ夜の墓場に忍び込んで禁忌魔術を実行した奴がな」
「ワオ……」
 少し大げさな手ぶりで驚いてみる女性。その女性にマドールチェはささっと書類にペンを走らせ、最後にハンコを押してそれを差し出した。
「犯人を捕まえられればベストだが、今は安全の確保が優先だな。これを頼む」
「了解」
 笑顔でその書類を受け取り、女性は浄化師への指令掲示板へと向かって行った。


~ 解説 ~

●解説
目的:
逃亡したゾンビの殲滅。

敵:
ゾンビ×9体
禁忌魔術によって動いている死体。種族「アンデッド」達とは違い、体は腐敗し損傷が激しい。
基本的に知能も低く本能だけで行動を起こすが、術者が直接操作することもできるようだ。
痛覚や神経が無いため怯むという事を知らず、動きを止めるには徹底的な破壊が必要である。

ゾンビウォーリアー×1体
街の衛兵の死体から作られたゾンビ。ゾンビの個体差は生前の肉体に左右されるため、他のゾンビよりも手ごわい。
また、槍と鎧兜を付けたまま埋葬されたため、それらを装備している。

環境:
足跡は隠された様子はなく追跡は容易である。
ゾンビたちはどうやら人里から離れた大き目な一軒の屋敷の中に立てこもっているようで、戦闘は狭い場所での戦いになる。
屋敷はちゃんとした持ち主がいる無人の別荘で、極力破壊は避けてもらいたいが、事態が事態なので多少の損害はやむなしとする。
屋敷は二階建てで扉を開けると吹き抜けのエントランスになっており、広さは十メートル四方程度である。
中央正面に広めの階段があり、二階は狭い廊下が一周、四角く配置されている。
一階から二階の廊下は一応目視できるが、腰の高さ程度の壁があるため見通しは良くない。
部屋はいくつかあるが、ゾンビたちはすべてエントランス、および廊下にいるようである。

特殊状況:
君たちはダニエル・ジンガーに尾行されている。
君たちは備考に気付いてもいいし、気付かなくてもいいが、前提として彼の意思は非常に堅い。


~ ゲームマスターより ~

屋敷にはびこるゾンビ狩りとなります。
某ゾンビアクションのようにビュンビュン狩ってください。
よろしくお願いします。





◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇

ルーノ・クロード ナツキ・ヤクト
男性 / ヴァンピール / 陰陽師 男性 / ライカンスロープ / 断罪者
■ダニエル対応
彼の事情と目的を聞き
こちらの目的を話しても来るなら止めない
ルーノは仕方なく
ナツキは協力的

■ゾンビ退治
屋敷突入時、先制攻撃
その後エントランスの敵を殲滅

殲滅後は2階へ
階段を上がり左回りに移動、敵発見次第交戦
2F殲滅後交戦中の味方へ加勢

戦闘後、犯人捜索

ナツキ
先制攻撃時、扉解放
脇に避け射線確保
向かってくる敵>手近な敵の順に攻撃

2階では前に出て敵を足止め
通路中央に立ち塞がり、突破を試みる敵は妨害
2体以上の場合JM2使用

ルーノ
先制攻撃に参加
開いた扉内へ通常攻撃
その後味方と同じ敵を攻撃し数を減らす

2階ではナツキと同じ敵を攻撃
前衛を抜けてきた敵は進路を塞いで足止め、撃破を優先
攻撃にはSH3で対抗
ショーン・ハイド レオノル・ペリエ
男性 / アンデッド / 悪魔祓い 女性 / エレメンツ / 狂信者
・使用スキル:リンクマーカー
俺が気になることはダニエルのことだ
その怒りは本当に正義のものか?
己の誇りがないがしろにされたから怒っただけじゃないのか?
正しさは、苦渋を伴うもんなんだ…今回みたいにな

屋敷のドアが開いたら牽制で射撃
ドクターと一緒に1Fのゾンビを殲滅後左回りの階段を上ってゾンビを倒していく
ウォーリアーは鎧の隙間の関節を狙う

別に嫌悪感は無い
止めなきゃ被害が出るんでな…ただ、埋められた遺体は誰かに愛されてた人だ
それを傷付けるのが苦しい

あいつが復讐を望むならそりゃ結構だ
ただ、仇討ちをした人間が幸福になれると思うな
どんなクズであれ一人の人生を自分の手で台無しにするんだ
地獄行きは覚悟しろ
セプティム・リライズ ユウ・ブレイハート
男性 / 人間 / 断罪者 女性 / エレメンツ / 狂信者
●目的
敵勢力の撃破。可能なら術者の痕跡を探す

●行動
僕は前衛を担当。突入と同時にそばにいるゾンビに先制攻撃を仕掛けます

その後ウォーリアーを足止めするメンバー以外でエントランスのゾンビを撃破
続いて二階へ登り、二手に分かれて残ったゾンビに対応
僕は右回りに廊下を進みながら残りのゾンビを倒します
その後、残ったウォーリアーを全員で撃破します

ゾンビと戦う際はまず足を切断。動きを鈍らせてから肉体を武器で徹底的に破壊
ウォーリアーも同様の手段を行いますが、武器や防具が邪魔なら【クロス・ジャッジ】による連撃で破壊を試みてから本体を攻撃

戦闘後はユウに術者の痕跡を追えないか頼みます
このような敵、生かす価値もないです
アリシア・ムーンライト クリストフ・フォンシラー
女性 / 人間 / 陰陽師 男性 / アンデッド / 断罪者
目的】
ゾンビの壊滅とダニエル少年の保護

行動】
屋敷到着前に少年に気付いて話し掛ける
少年は仲間に預ける

クリス
屋敷到着時扉を開ける前衛へ
基本的にウォーリアー担当
開いたらエントランスに鎧を着けたゾンビがいるかを確認
いたらアリシアやハンス達の前に立ち、他の仲間の所へ行かせないよう攻撃を
いない時は手近なゾンビから討伐にかかり二階からウォーリアーが来ないか注意を払う

アリシア
前衛が扉を開けると同時に見えたゾンビへ通常攻撃
クリスに続いて中へ入り、同じ敵へ通常攻撃
仲間が傷ついた時は天恩天賜で回復を

エントランスのゾンビが片付き二階からも降りてこない時に
一階にウォーリアーがいれば抑え継続
いない時は二階へ行く左回り組で
ディルク・ベヘタシオン シエラ・エステス
男性 / 人間 / 悪魔祓い 女性 / 人間 / 断罪者
リュシアン・アベール リュネット・アベール
男性 / アンデッド / 悪魔祓い 女性 / 人間 / 狂信者
目的
まず第一にゾンビ全滅、ダニエルくんの無事
第二に犯人の捜索、確保

尾行中のダニエルくんを保護
一応、引き返すよう一度だけ進言を

きっとひどく惨い戦いになる
一緒に来るなら、どうか自分が無事に帰る事を第一に考えて
君の身に何かがあれば、それこそ犯人の思惑通りになってしまう

突入前に魔術真名詠唱
DE2、FN1で其々能力を強化

突入と同時にエントランスのゾンビへ一斉射撃
敵数の減少を優先、一体ずつ各個撃破を狙う
室内の損壊に注意

エントランス制圧後は二階廊下【左回り】グループへ
廊下のゾンビを同様に各個撃破

動きに人の意思が感じられるゾンビと遭遇したら側の部屋を確認
犯人の姿があれば交戦、捕縛
逃がした場合戦闘後に痕跡を捜索
シャルローザ・マリアージュ ロメオ・オクタード
女性 / 人間 / 占星術師 男性 / アンデッド / 悪魔祓い
屋敷に侵入前に魔術真名詠唱を済ませる。

私はダニエル君への説得と説明、護衛と見張りをさせていただきます。
ゾンビの方は皆さんにお願いしますね。

まずは自分達の素性ですね。私達は薔薇十字教団のです。
今回報告に合ったゾンビの退治と禁忌魔術を実行したものを探しています。
それゆえここからの侵入は危険ですので…その私と一緒に任務が終わるまでここで待っていてくれませんか?

貴方が墓場の様子をみてきたというのなら…わかりますね。
貴方の思う人もゾンビにされているでしょう…私達は君にゾンビを殲滅する様子は見せたくありません。それでも付いていくというのなら少々荒っぽい対応もしなくてはなりません。
貴方を守りたいんです。
サラ・ニードリヒ ハンス=ゲルト・ネッセルローデ
女性 / ヴァンピール / 占星術師 男性 / ライカンスロープ / 悪魔祓い
目的
 ゾンビ殲滅


突入直前に魔術真名詠唱

仲間がドア開け次第私は中衛、ハンスは後衛から通常攻撃で邸内掃射


エントランスでウォーリアー発見時
 他ゾンビとダニエルは仲間に任せウォーリアーの牽制・足止め
 通常攻撃でウォーリアーの脚を狙い前衛の仲間を援護
 外野からの攻撃はペンタクルシールドで防御
 ウォーリアーを他浄化師に向かわせない事が第一
 ハンスはチェインショットを機を窺いつつ3回まで発動、ウォーリアーの武装破壊狙い


エントランスにウォーリアー不在時
 仲間と共にエントランスのゾンビを全滅させた後階段へ
 廊下を右回りに移動し戦闘
 基本は通常攻撃で前衛の援護
 味方危険時は移動しペンタクルシールド
 ウォーリアー遭遇時はチェインショット


~ リザルトノベル ~

●追跡者
「さて、と。もう皆気付いてるよな?」
 ゾンビたちの痕跡を追って墓地から歩く途中、木々の生い茂る林道の途中で突然足を止めたロメオ・オクタードがそんな事を言い出した。
「……そうですね。そろそろ声を掛けた方がいいかもしれません」
 ロメオの言葉にシャルローザ・マリアージュが応え、周りの仲間たちに視線で問いかける。
「そうですね。肝心なところで邪魔されても厄介ですし。僕が今すぐ……」
 シエラ・エステスを始め、仲間たちが無言で同意する中、そう言うのはセプティム・リライズ。
「……あの私が、声を掛けてきますね」
 ユウ・ブレイハートが彼の動きを片手で制し、後ろを振り返って彼女からすると大きめな声で呼びかける。
「どなたか分かりませんが、いるのはわかっています。悪いようにはしませんから、お話いたしませんか?」
 彼女の問いかけに反応し、草むらから勢いよく小さな影が駆けだす。逃げる気だ。
「どこに行く気だ?」
「うわぁ!?」
 しかし、いつの間にか回り込んでいたクリストフ・フォンシラーが影の行く手を遮り、その肩を掴んだ。
「子供……?」
「は、放してよ!」
 捕らえた人影を見てアリシア・ムーンライトが呟く。
 そう、彼らを尾行していたのはまだ幼い少年だった。
「そう簡単に放すわけにはいかないな。俺達を尾けてきてどうするつもりだったのかな?」
「それは……」
 少年を抱えたまま仲間たちの元へと歩むクリス。

 少年の名はダニエル・ジンガー。
 事件の被害者の子供だと浄化師達が知るのは、このほんのわずか後である。


●義憤
「弱りましたね……」
 ダニエルから話を聞き出し、一通り彼の事情を知ったところでサラ・ニードリヒが困り顔で呟いた。
「お父さんを助けるんだ! 絶対! だから、つれてって下さい!」
「少し……いいですか?」
 少年の前に跪いて彼と視線の高さを合わせながら、シャルローザが真剣な声音で話しかける。
「貴方が墓場の様子をみてきたというのなら……わかりますね。貴方の想う人もゾンビにされているでしょう」
 ゴクリ、と少年が唾を飲み込む。辛い事だが必ず伝えなくてはならない事実である。
「私達は君にゾンビを殲滅する様子は見せたくありません。それでも付いていくというのなら少々荒っぽい対応もしなくてはなりません。貴方を守りたいんです」
「ま、お嬢ちゃんの説明はちょっと堅苦しいが。ようは坊やに怪我をしてほしくない、そして現場をみて心に傷も負ってほしくないってわけさ……」
 シャルローザを援護するようにロメオが言葉を加える。
「でも……! それでも、僕が行かなくちゃ……!」
(ん……?)
 拳をきつく握りぐしゃぐしゃに泣きじゃくりながら、それでも意見を曲げないダニエル・ジンガー。
 その物言いにハンスは一瞬違和感を覚える。
「きっとひどく惨い戦いになる。ただ追いかけるだけが、復讐じゃないよ」
「……」
 リュネット・アベールも優しくそう問いかけるが、しかし少年の意思は固そうだった。
「俺は……こいつの気持ちも分かる。許せないよな、実際」
 ナツキ・ヤクトがいつもの快活さは身を潜め、少年に共感し悲し気に目を伏せた。
「僕は反対ですね。単純に危険です。下手に動かれると、僕たちにだって塁が及びかねません」
 それに対し反対意見を口にしたのはセプティム。隣にいたディルク・ベヘタシオンも無言で頷いて同意する。
「とはいえ、どうする? ロープでグルグル巻きにして放置でもするかい? この森の中で?」
 そこへルーノ・クロードが手で周辺の風景を指して指摘する。
 そう、ここは人里離れた林道である。野生動物も出没し、安全とは言い難い。
「かといって、今から街に戻っては日が暮れてしまいます……」
 一つ静かに息を吐いてサラが呟く。
「足手まといにならないんなら連れて行ってもいいんじゃないかな。ね、大人しく出来るって約束できるかい?」
「……うん」
「いいね。なかなか頼もしい少年じゃないか」
 問いかけに力強くうなずくダニエルの姿にクリスは薄く微笑む。
 場の雰囲気がその方向で固まりかけたとき、一つの大柄な影が少年に近づく。
 浄化師の一人、ショーン・ハイドである。
「……連れて行くしかなさそうだ。だがな、ダニエルといったか」
「な、なに?」
「その怒りは本当に正義のものか? 誇りを蔑ろにされたから怒っただけじゃないのか?」
「ショーン、それは少し意地が悪い問いかけじゃないかい?」
「大事な事です、ドクター。正しさは、苦渋を伴うものですから」
 苦笑いを見せるレオノル・ペリエに、ショーンはいつも通りの冷徹な口調で答える。
「わ、むずかしい事は分からないけど……」
 長身のショーンから発せられる迫力にも負けずダニエルは呟く。
「でも、お父さんを助けないといけないんだ、僕が……!」
「ふぅん……ま、いいんじゃねぇの?」
 絞り出すようにして言葉を吐いたダニエルのおでこをハンス=ゲルト・ネッセルローデがこつんと叩く。
「そうですね……下手に遠ざけるよりは……一緒にいたほうがきっと安全でしょうし……」
 ぽつりぽつりと投げかけるように少年に話しかけるアリシア。
「でも……貴方に何かあれば……悲しむ人が、います、よね……? だから……私達の側にいてください……」
 彼女の言葉にダニエルはこくりと無言でうなずいた。
 その姿を見てリュシアン・アベールが微かに眉根を寄せ拳を強く握る。
「リュシアン?」
 ただならぬ彼の様子に声を掛けたのは血を分けた姉、リュネット・アベールである。
「……ごめん、怖がらせたかな、姉さん。ただ、改めて犯人が許せなくってさ……」
 姉を不安にさせている事に気付き、心を静めるために一息つくリュネット。
「姉さんは大丈夫? ゾンビは怖くない?」
「僕は、平気。……それより生きている相手の方が、怖い」
「……同感だ」
 今度は姉を怖がらせないよう感情は表に出さず、リュネットはそう頷いたのだった。


●正義の切っ先
「ん、あの建物が目的地、かな? ナツキ、わかるかい?」
「間違いねぇな。ぷんぷんするぜ、腐臭がよ」
 獣形態から人型へと戻り、ナツキはそう答える。
「外から見た感じでは異常は感じられない……。罠も考えられるけど」
 レオノルが眼鏡越しに魔力探知を試みるも異常なし。
「戦いの基本は先制攻撃。罠があるならそれごと吹き飛ばすのが有効だと思いますけど」
「駄目ですよ? あの別荘は出来るだけ損害を出さないようにって……」
「出来るだけ、でしょう?」
「……っ」
 セプティムの極端な行動をいさめようとするが、逆に静かな威圧を受け言葉を飲み込むユウ。
「まあまあ、要はあの扉を開ければいいんでしょ。ここは前衛の俺が担当するよ。それから飛び道具をぶち込めばいい」
「俺もやるぜ。二人いるだろ?」
 クリスの提案にすぐさまナツキも乗っかる。両開きの扉を射線を確保しながら開くには確かに二人いる。
 浄化師達はお互いに目配せをしてそれぞれの配置へと動き始め、いくつかの組は事前に魔術真名を唱える。
「ダニエルくんはここで私達と一緒に待っていてくださいね」
 シャルローザが、睨むようにじっと屋敷の方を見つめていたダニエルの肩に手を置いてそう告げる。
「え、でも……」
「これ以上無理をするというのなら荒っぽい対応もしなくてはなりません」
「俺達にも譲れない一線というものはある。『ここ』がそうだ」
 ロメオがダニエルの前で手で線を引くようなジェスチャーをする。
「大人の忠告は素直に聞いとくもんだ。なに、悪いようにゃしないさ」
「うん……分かった」
 流石に状況を悟ったらしく大人しく従うダニエル。
「さて、それじゃあ、準備はいいか? 開けるぞ?」
 ナツキの言葉に一同は首を縦に振る。
「そらっ!」
 掛け声と共にナツキとクリスが勢いよく開け放つ。
 浄化師たちの視線の先に現れる屋敷のエントランスと――数体のゾンビたち。
「行きます!」
 誰のものとも知れず発せられた声をきっかけにパーティの飛び道具持ちの者達による一斉射撃が行われる。
「見える範囲であと4体だ!」
 一番扉に近かったゾンビが集中砲火を受け、跡形もなく吹き飛ぶのを確認しながらショーンが叫ぶ。
 その4体の立ち位置は割とバラバラで、比較的扉に近かったものは初撃の余波でバランスを崩したり倒れたりしているが、奥の方にいた者には大したダメージを与えられていない。
「ヴァ~~!!」
 ゾンビの内一体が大きな音と突然現れた人間たちに反応して扉の方へ駆け寄ってくる。
 戦術も工夫もなく、ただ人影が見えたから近づこうという単純極まりない動き。
(ごめんなさい)
 その眉間に照準を合わせながらリュシアンが一つ呼吸を吸って引き金を引く。
「ヴォュ!」
 その一撃でゾンビの頭が吹き飛ぶ。
「うっ……」
 血なまぐさい戦いに慣れているとはいえあまり見てて気持ちのいい風景ではない。 誰かのうめき声が戦場に響いた。
 加えてそのゾンビは頭が半壊してもなお、前進を続けていた。一歩一歩と赤子の歩みを思わせるような覚束なさではあったが。
「無理に叩き起こされて不愉快だろう」
 残された体にルーノの切った九字の衝撃破が激突し、直撃を受けたゾンビの身体が潰れる。
「安らかに眠っていてくれ」
「あとは残りは……身を隠しましたか……」
 サラが掲げていた占星儀を一旦降ろし、扉の方を見やる。
 今まで射線上に残っていた3体のゾンビ達が、今の攻防の間に扉からは見えない死角へと移動していた。
 これ以上この位置から射撃で制圧するのは難しそうな状況だった。
「なら、こっからは俺達の役目だな!」
 扉の横で待機していたクリスが、身を滑らせるように屋敷の中へと入っていく。
(とりあえず、どれも似たような恰好の連中だな……。優先順位は考えなくてもよさそうだ)
 中に入って素早く敵の姿を確認して状況を掴む。
「ヴォア!」
「おっと!」
 自然に囲まれる形になったクリスに飛びかかってきたゾンビの攻撃を飛びのいて避ける。
「クリス……!」
 クリスが中に駆け込むと同時に走り寄ってきていたアリシアが、そのゾンビに呪符から放たれた衝撃波を撃ち込む。
「ヴァ……!」
「ナイス、アリシア!」
 衝撃によろけ、バランスを崩したゾンビの胴体を横一文字に切り裂く。
「よし!」
 確かな手ごたえを感じ、態勢を整え残りのゾンビたちへと構えなおすクリス。だが――
「――!? なに!?」
 思いがけず足首と掴まれてバランスを崩す。
「ヴァアー!」
 彼の足首を掴んだのはゾンビ――の上半身。なんとたった今クリス自身に真っ二つにされたゾンビの半身だった。
「危ねぇ!」
 そこへ飛び込んできたナツキの剣の一閃がクリスの足を掴む腕と首とを同時に両断する。
 いかにゾンビと言えどもそこまで破壊されてはもう限界らしい。微かにぴくぴくと痙攣するばかりでそのまま動かなくなった。
「こんな方法しかなくて、ごめんな……」
 己の腕に感じた手応えに罪悪感を感じながらナツキが呟く。
「気を付けて!」
「大人しくしてて……」
 そこへ走ってきたアベール姉弟がそれぞれ矢弾と魔力弾で残った二体をけん制する。
「……?」
 一連のやり取りを見ながらユウの脳裏に疑問が浮かぶ。
 足を掴んで動きを抑制するようなゾンビがいる割に、残り二体はその隙に襲い掛かるような連携は見せなかった。
(動きに格差があるということ?)
 いや、そもそも残ったのはわざわざ射線から身を隠した個体だ。戦術的な動きを「する個体」と「しない個体」で別れるのであれば今残っているのは「する個体」のはずである。
 しかし、今の動きは連携がうまく行っていない。矛盾している。
 もし、考えられるとすれば――、
「気を付けて! 操っている奴が近くにいます!」
「!」
 ユウの言葉に場に緊張が走る。
「ヴォア!」
 しかし、そんなやり取りなどお構いなしに突っ込んでくるゾンビたち。
「させません……!」
 それにいち早く反応したサラが占星儀から魔力のこもったカードを射出し、突き立てる。
「よし、とどめは任せな!」
 ハンスが、ボウガンの狙いをゾンビに合わせて自身の魔力を練りこむ。
「まずは一発……チェインショット!」
 強力な魔力を帯びた一撃がゾンビの半身を吹き飛ばす。
「悪いな。心苦しいが……止めなきゃ被害が出るんでな」
「……」
 もう一体のゾンビに対してもショーンの撃った矢弾とディルクの弾丸が同時に着弾し、その体を大きくぐらつかせた。
「徹底的に行きますよ……」
 そこへ一気に距離を詰めたセプティムが、力任せに足を切りつけゾンビを転倒させる。
「この程度じゃまだ動くんでしたよね?」
 地面に倒れた胴体、そして四肢を徹底的に叩き動けなくなるまで剣を叩きつける。
「待ちなよ。もう十分だ」
 ゾンビの動きがもう完全に停止したところでクリスがセプティムの腕をつかむ。
 ちらりと屋外のダニエルの方を見る。彼は顔をゆがめているが、しかし目を逸らさずこちらをじっと見ていた。
「そうですね……。それで、ユウさん? さっきの話は本当ですか?」
「え? ええ、おそらく、になりますけど……」
 忠告を素直に受け、セプティムがゆらりと振り返ってユウに問いかける。
「ゾンビたちの動きにはムラがあります。何も考えずにこちらに襲い掛かってくる時と、戦術的に物陰に隠れたり妨害を行ってくる時……『オン』と『オフ』がある様に感じられるのです」
「なるほど、『オン』の時は術者が操っていて、『オフ』の時はゾンビが勝手に動いているというわけか」
「そういうことです」
 ユウの仮説にルーノが得心がいったという様子で頷きを返す。
「彼女の意見に私も同意するよ」
 続いて声を上げたのはレオノル。
「理にかなった考え方だし、それに今私にも『尻尾』が見えた」
「尻尾?」
「戦闘中なのではっきりとまでは確認できなかったけど、彼らゾンビには今現在リアルタイムで魔力が注がれている。まず間違いない」
 自身の目を指して告げる。つまり、彼女の魔力探知に引っかかったということだ。
「いくら禁忌指定されている魔術と言っても遥か彼方から魔力を供給しているとは考えにくいね」
「なるほど。つまり、この屋敷の中に……」
 クリスが相槌を打って同意をしようとしたその時、彼の視界の隅に何か動く物が移りこむ。
「――!」
 それは二階の廊下部分から、身を乗り出す一体のゾンビ。その手には一抱えはある木製の家具を掲げていた。
 そして、その直下にいるのは――リュネット。
「上だ! 危ない!」
「え?」
 咄嗟に警告するが、背後――しかも真上からの奇襲にリュネットはまったく気付いていない。
 如何に浄化師といえども身構えていないところに死角からあんな物が激突してはただ事では済まないだろう。
「姉さん!!」
 クリスの警告に素早く反応した弟のリュシアンが姉を突き飛ばす。
「きゃあ!」
「ぐっ!」
 姉に代わって家具を身に受けるリュシアン。しかし、不意に食らったわけではないし、腕で身を守ることもできた。大した怪我ではない。
「二階か!」
 ショーンが咄嗟に二階へ照準を向けるが、既にゾンビの姿はない。二階廊下に設置されている腰の高さほどの壁に身を隠されてしまっていた。
「……もぐら叩きになるね」
「させねぇよ! 直接行って叩く!」
「賛成」
 いち早く二階へ向かう階段へと駆け始めたナツキに、ルーノもその後を追う。
「二手に分かれよう。こうも狭いと上手く動けない」
 同じく階段へ走るクリスの提案に一同は無言で頷く。
 細かく話し合ってる時間は無い。右左どちらに行くかは最早阿吽の呼吸で決めるしかない。
「左右に2体ずつ、奥に1体……随分とバランスのいいお出迎えだ」
 二階に上がって早々敵の配置を目視で確認しレオノルが呟く。
「まずは俺達が突っ込む! 援護してくれ!」
「このパーティ、前衛少ないよね……まあ、いいけどさ」
 ナツキ、そしてクリスの二人が階段を駆け上がった勢いのまま、ノンストップで左側の敵へと駆けていく。
「では、僕はこっちで……」
 呟きながらもやはり一切の躊躇いなく前に出るセプティム。その後ろにシエラが続く。
 こちらは右側の廊下である。
「おりゃああ! 全力で行くぜ!」
 闘気を全開にして、防御を一切考えず全力で敵に向かって突きを繰り出すナツキ。
 その一撃は容赦なくゾンビの体を破壊し、その腕を吹き飛ばす。
「ヴァアア!」
 しかし、突出した進撃は隙を生む。全力の突きで極端に前方に体重の偏ってしまっていたナツキの腕に、残った方のゾンビが噛みつく。
「――っ! 痛く、ない!」
 しかし、最初から隙を晒すのは織り込み済みだ。咄嗟に噛みついてきたゾンビの胴体を蹴り飛ばし、深々と歯の突き刺さった腕を軽くだけはらって再び剣を構えなおす。
「今癒します……天恩天賜」
 アリシアが手を掲げナツキに治癒の力を注ぐ。すると見る間にナツキの腕の傷が塞がっていった。
「サンキュ! 助かった!」
 腕の痛みが消えたことを自覚すると、ナツキは一言アリシアに礼を言い、そして再び迫ってきていたゾンビの飛びつきを剣で抑えて防ぐ。
「そう何度も食らわねぇよ!」
「リュシアンをイジメた分……返すよ」
 ゾンビの足が止まったところでリュネットが魔力弾を放ち、ゾンビを撃ち抜いた。
「今は静かに眠っていてくれ……」
 さらに追撃で加えられるショーンの矢弾。
 それによって関節を破壊され、そのゾンビは二度と動かなくなった。

「ち、厄介ですね」
 ゾンビの攻撃を捌きながらセプティムが珍しく温厚な笑みを消して真顔で呟く。
 シエラと二人で何とか前線を維持しているものの、明らかにゾンビたちの動きが先ほどよりも組織だっている。
(なるほど、『オン』と『オフ』。ユウさんの言ったとおりですね)
 そして、苦戦している理由はもう一つ。
「……確か、親父さんは元衛兵って話だったか?」
「そうね……残酷な話だけど……」
 こちらの右回り組には奥に待機していたもう一体のゾンビが救援に駆けつけていた。
 どうやら人数が少なくなったこちらを重点的に狙う作戦に出たらしい。
 そして、そのゾンビは頑丈に鎧一式を装備し、さらには槍まで掲げている。
 おそらく街を守って殉職したダニエル父の栄誉を讃えた弔いだったのだろう。しかし、今やそれがあだになってしまっていた。
 狭い廊下に長い槍。相性としては最高である。
 ――この場合、最悪と称するべきかもしれないが。
「一気に片を付けます」
 言うや否やセプティムが一気に前に突っ込む。
「道を開きます!」
「任せときな!」
 ユウとハンスがそれぞれ一体ずつゾンビへけん制の射撃を撃ち、その動きを抑制する。
「一番厄介な奴をまず潰す……!」
 二体のゾンビの間をすり抜け、セプティムが鎧を付けたゾンビに迫る。
「ヴェア!」
 しかし、ただでさえ狭い廊下。さらに二体もいるゾンビの間をすり抜けるのなれば通るルートはほぼ決まっている。
 そこへ待ち構えるように槍を構え、迎撃せんと突き出すゾンビ。
「させませんわ……行きなさい。ペンタクルシールド」
 しかし、迫る槍の切っ先にサラの放ったカードが防壁のように展開し、それを阻む。
「ありがたい」
 突然の防壁に逸れた槍の横を通り、セプティムがその懐へ入り込む。
「まずは、その邪魔な鎧、脱いでもらいますよ」
 セプティムの握るウッドソードが素早く十字に二度、鎧に叩き込まれる。
 激しい衝突音。
 ゾンビの付けていた鎧が激しい音と共に大きくひしゃげる。
 衝撃で派手に後ろに吹っ飛び、廊下の窓際まで弾き飛ばされるゾンビ。
 急ぎ立ち上がろうとして――、
「ヴォアッ!?」
 背中に走る衝撃。
 しかし、後ろは廊下の端。そんなところに敵などいないはず――
「ま、窓ガラスくらいは必要経費でしょ」
 いや、いた。ダニエルの横で構えたロメオの銃口から硝煙が立ち上る。
 屋敷の外からでも窓際ならば狙える。
 思いがけない衝撃に操作の手が離れたのか、立ち上がることに失敗しフラフラとよろめき、そしてゾンビは二階の廊下から――落ちた。
「……見えました! 天井にいます!」
「!」
 落下したゾンビ・ウォーリアーを視界にとらえたユウが上を指さす。
 彼女の眼にははっきりと階下から天井まで伸びる魔力の糸が見えていた。そして、その先にある天井に空いた不自然な穴。
「そこか!」
 素早くルーノがその穴へ向けて衝撃波を放つ。
「うわぁ!!」
 たやすく天井は崩れ、そこから人影が落下した。
「ぐえっ!」
 二階の天井という高さから真っ逆さまに落下し、その男はあっさりと気を失う。
「あっけないといえば、あっけない幕切れだな」
「然るべき報いさ」
 クリスの言葉に嫌悪感を隠そうともせずリュシアンが吐き捨てる。
 そして後に残ったのは――、
「ヴァ……」
 禁忌魔術の支配を離れ、肉体を損壊し、ただ立ち尽くす死体が一つ。
「お父さん!」
「駄目!」
 駆け寄ろうとしたダニエルの手を掴み、その目を塞ぐシャルローザ。
 これから起こることは彼の眼に触れさせたくない。その想いで一杯だった。
「あ~、シャルローザ、だっけ? ちょっと放してやってくれねぇか」
 彼女にそんな声を掛けたのはハンスだった。
「でも……」
「なあ、ボウズ。お前、本当はここに何しに来たんだ? 落ち着いて答えてみろよ」
「僕は……」
 シャルローザの緩んだ手元の隙間から眼を覗かせ、ハンスの問いに静かに答えるダニエル・ジンガー。
「僕はお父さんを助けに来たんだ。お父さんは街を救ったヒーローだから。きっと悲しんでる。助けてあげなきゃ」
「……つまり、お前は親父さんを倒しに来たんだな?」
 ハンスの問いにこくりと頷く。
 周りの浄化師達がその答えに息を呑んだ。
「いいぜ、手伝ってやる。ほら、ここに手を置きな」
 ハンスはダニエルの手が届く位置でボウガンを構え、その照準をダニエルの父に合わせる。
 そして、ダニエルはそっと彼の腕の上に手をのせた。
「合図はお前だ」
「うん……」
 ダニエルは一つ大きく深呼吸して、父親を正面から見つめた。
「さよなら、お父さん」
『ダニエルの放った矢』が鎧に空いた穴に吸い込まれ――彼の父は再び静かな眠りについたのだった。


誇りを傷つけられた者の選択
(執筆:三叉槍 GM)



*** 活躍者 ***

  • セプティム・リライズ
    これが、僕の生きる意味ですから
  • ユウ・ブレイハート
    怖いけど、やるしかないんでしょ?

セプティム・リライズ
男性 / 人間 / 断罪者
ユウ・ブレイハート
女性 / エレメンツ / 狂信者




作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2018/05/09-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[33] ナツキ・ヤクト 2018/05/19-22:56

よーし、こっちのプランはできたぜ!
犯人捜しはちょっと触れるだけになっちまったけど…

あとは何もなければこのまま出発だな。
改めて、現地ではよろしくな!  
 

[32] クリストフ・フォンシラー 2018/05/19-21:51

術者が屋敷内にいて操ってきたら…と言う心配は分からないでもないし、
なるべくダニエルに危害が及ばないように気を配れるといいね。

術者捜すのはいいね。
操る時の魔力を感知できれば見つけられるかもだし、よろしくお願いするよ。
俺達はその辺をプランに入れることは難しそうなので任せることになってしまうけど頼むね。

プランは今最終調整中だよ。
ギリギリまでここを見るようにしておくので、何かあれば言ってくれ。
 
 

[31] ルーノ・クロード 2018/05/18-22:54

クリスが言ってくれてるように、2階廊下の壁は腰の高さ程度のようだから、その気になれば飛び降りられると思ったんだ。
ちょっと心配し過ぎだったかな。

それから、犯人の手がかりはぜひ見つけたいね。
私達の方でも何かないか探してみよう。  
 

[30] レオノル・ペリエ 2018/05/18-17:37

>リュシアン君
あー。そっか。操作できるってことは目視してる可能性は否定できないよねぇ。
変な方向にふらふら歩いてって壁に激突したら笑うに笑えない。

でも、仮に私が魔術師の立場だったら実験するだけして屋敷の外から出来る限り離れるけどな……。
禁忌魔術使ってる訳だし。現場から離れた方がしょっ引かれる可能性下がるもん。
まあこれはゾンビ作ることだけが目的だったらの場合だから、真意はわかんないよね。
私みたいな思考回路の奴じゃないかもしれないし。手がかり探すだけ探してみよっか。

あ。でも万が一禁忌魔術で目視せずに遠隔操作出来たとしても、ある程度手がかり拾えるかもしれないよ?
私、エレメンツだし。魔力探知(マジック・アイ)で知覚して追尾するぐらいはできると思う。
主な目的は犯人探しじゃなくてゾンビ討伐だけどさ、やれることはやってみよっか。
 
 

[29] リュシアン・アベール 2018/05/18-08:20

>チーム分け
僕も、クリスさんの案に異存はありません。
ダニエルくんも、エントランスの制圧後は一階に留まって貰った方が安全かと思います。

それから、術者に操られているゾンビ、と聞いて思い至ったのですが
犯人が屋敷内に留まっている可能性、それを僕達で捕まえられる可能性は無いのかな、と。
こちらの動きを見た上でゾンビを操っているのなら、あまり遠くから操作しているとも考え辛くて……
例えば明らかに動きの違うゾンビに遭遇した時は、側の部屋を確認することで
犯人の姿や手がかりを見つけられればと思うのですが……どうでしょうか。  
 

[28] クリストフ・フォンシラー 2018/05/17-23:33

レオノル先生、説明ありがとう。ええと、さ、俺の認識は。

・二階に二手に分かれて行く状態=エントランスにはもう敵がいない状態
・二手に分かれて廊下を行くのは二階廊下のゾンビを階下に降りさせない為

と言う、レオノル先生が言ってくれた通りの認識だったんだよね。
で、狭いところで残りのゾンビとやり合う現場にダニエルを連れて行くのはどうかなあ……と俺は考えたんだ。
ウォーリアーが二階にいた場合、父親が討伐されるところを見せないで済むしね。

ああ、でも、そうか。ルーノが心配してるのは「ゾンビが操られてたら、壁を乗り越えて飛び降りる可能性もある」って事かな。
そこが心配だと言う事なら階段付近にいて貰うと言う手もあるね。
それならゾンビが飛び降りたら二手に分かれた班が即座に戻る事で、ダニエル達の所にゾンビが辿り着く前に間に合うと思うし。
何なら、階段を上って上に逃げてきてくれてもいいかもしれない。

とりあえずそうだね、じゃあ、ここは護衛役の本人に任せるよ。
 
 

[27] レオノル・ペリエ 2018/05/17-23:18

>クリス君
おっけー。それでいいよ。
>ルーノ君
横槍ごめん。別にエントランスに残すことについては不安要素特にないんじゃないの?
だって最初に突入して、エントランスにいるゾンビ倒しちゃうんでしょ?それで封鎖も兼ねて二手に分かれてゾンビ倒すんだから、ゾンビはエントランスに入り込みようがないじゃんか。  
 

[26] ルーノ・クロード 2018/05/17-22:13

ゾンビに対応する分の割り振りについてはクリスの案で良いと思うよ。

ただ、ダニエル・ジンガーとその護衛をエントランスに留まらせると、そこが手薄になってしまうのが少し気がかりだな。
ゾンビを作った者がまだ屋敷にいてゾンビを操作している場合、数の少ない護衛組にゾンビを集中させるかもしれない。
とはいえ、そんなものはただの杞憂に終わる可能性もあるから…
そうだな、ここは護衛に回るシャルローザ達の意見も聞きたいかな。
実際に行動する者のやりやすい方法があれば考慮したほうが良いだろうからね。  
 

[25] ハンス=ゲルト・ネッセルローデ 2018/05/17-11:50

>クリス
おっ、色々サンキュー!
……俺時々やるんだよな、思い込んだら一直線的なやつをさー。
盛大な勘違いで爆走するとこだったぜ(笑)

俺はこの分け方でいいと思うけど……みんなはどうだろ?  
 

[24] クリストフ・フォンシラー 2018/05/16-19:19

あれ。
ウォーリアーを抑える役目は、「ウォーリアーがエントランスにいる時」か「エントランス殲滅作戦中に二階から降りてきた時」でいいと思うよ。
って言おうと思ってたら、ハンスが先に気付いてたね(笑)
そう、まずはエントランスにいる敵の掃討が先だと思う。

ウォーリアーがエントランスにいた(あるいは降りてきた)場合は、二階で二手に分かれる班に俺達は入らないことになるね。
そこを念頭に置いてて貰えれば、ルーノが分けてくれた班分けでもいいと思う。
ただ、少し懸念があるとすれば、ダニエル護衛組もチームに入ってることかな。
ダニエルとその護衛のシャルローザ・ロメオペアは、エントランスに留まって貰った方がいいと思うけど…
ダニエルの出方次第ってとこもあるかな。

ウォーリアー抑え組とダニエル護衛組を外して考えると、二組四人になるかもしれないチームが
断罪者二人になるように組んだ方がいいかも、と若干思った、かな。
例えばこんな感じではどうかな。


■左回り
リュシアン・リュネット/悪魔祓い・狂信者
ルーノ・ナツキ/陰陽師・断罪者
ショーン・レオノル/悪魔祓い・狂信者
(アリシア・クリス/陰陽師・断罪者@ウォーリアー対応)

■右回り
ディルク・シエラ/悪魔祓い・断罪者
セプティム・ユウ/断罪者・狂信者
(サラ・ハンス/占星術師・悪魔祓い@ウォーリアー対応) 

■エントランス待機
シャルローザ・ロメオ/占星術師・悪魔祓い@ダニエル護衛  
 

[23] ハンス=ゲルト・ネッセルローデ 2018/05/16-18:57

>レオノル先生
そっか、俺ちょっとウォーリアーに固執し過ぎてたかも。
エントランスに突入してパッと見いれば足止めしに行きゃいいけど、いなけりゃ2階の廊下に潜んでるって事だし、わざわざこっちからつつきに行く事はないんだよな。
まずはエントランスのゾンビ片付けないといけないしな。
そうすると、2階の廊下は狭いって話だし、廊下に上がったらあれこれ役割分担するよりポジションのバランス見ながら左右二手に分かれて押してって挟み撃ちにしてくといいのかな。

……って、よくよく振り返ればクリスもそう言ってた(笑)。
ありがと先生、もう少し落ち着いて考えてみる!

>ルーノ
って訳でほんとごめん、チーム割りから外れるかどうかって件は諸々含めて一旦保留で頼むー!
 
 

[22] レオノル・ペリエ 2018/05/16-17:03

>組み分けについて
うーん。ちょっとしばらく考えて私なりに思ったんだけど。
ちょっとグループ分けについても考えるべきことが分かったんだ。いいかな?

まず今の議論の目的の確認ね?
ウォーリアーに先行する人が必要とか、二手に分かれるっていうのは、結局

『単体の強敵または多数の雑魚からの不意打ちを受けた場合の保険』が主な目的なんだよね?

でさ、まあ雑魚からの不意打ちは二手に分かれるって意見で大体解決するんだけど。
ウォーリアーからの襲撃はそこまで深く考えることないんじゃない?

雑な言い方だけど、『ウォーリアーから不意打ち受けた時の盾が欲しい』ぐらいの話だと思ってたんだ。

だからさ、ウォーリアーが雑魚のゾンビと一緒にいないときはそんな探す必要はないんじゃないかなー?
むしろ雑魚ゾンビを狩る組と固まっていてもらった方が皆も助かると思うよ?
戦力分けちゃうと、その分組単位当たりの戦力下がっちゃうしね。斥候がウォーリアーに潰されちゃって各個撃破の形に持ち込まれたらちょっと怖いよ。  
 

[21] ハンス=ゲルト・ネッセルローデ 2018/05/16-13:35

リュシアン、ルーノ、分かりやすくまとめてくれてありがとな!

>ルーノ
そーだ、ルーノに言われて考えたんだけど……
ウォーリアーは二階の廊下にいる可能性もあんだよな……
クリスと特攻決め込むつもりでいたけど……

ただ、ちょっと指令見直すと、そもそもゾンビが「計10体」なのは荒らされた墓の数から確定明白事項なんだよな。
そう考えると、ドア開けて突入した時にパッと見で敵の戦力配置が分かるよな。
例えば、突入したらエントランスに3体いる、階段に2体いる、つまり残り5体は二階の廊下だなって感じで。
そん中で格好や身体能力の違う奴をウォーリアーだって特定して、俺とクリスが先に叩きに行けばいいのかなと思うんだ。

そう考えると、俺たちとクリス・アリシアはまずエントランスにウォーリアーがいるかいないかをすぐに確認して、いなければみんなより先に二階に特攻掛けた方がいいかもしんねー。
で、その場合は俺たちは二手に分かれずウォーリアー狙いで突撃、途中狭い廊下で他のゾンビが立ちはだかるようなら蹴散らすか通常攻撃でちょっと怯ますだけにしてその隙に何とか前進を優先、あとはみんなが加勢に来てくれるまでウォーリアーを食い止める。
クリスがウォーリアーの最前に立ってくれるなら背後はみんなが来てくれるまで俺とサラで守れるだろうしさ。

だから、二手に分かれるチーム分けからひとまず俺とサラ、クリスとアリシアを外して考えてもらってもいいか?

……って、クリスがどういう作戦考えてるかも確認しないで俺の先走りな感じだけどさ。
 
 

[20] ルーノ・クロード 2018/05/15-22:45

ああ、そうか。少し勘違いしていたみたいだ、申し訳ない。
二手に分かれるという事で異論なしだよ。
流れはリュシアンの発言で大体問題なさそうかな。

あとは戦力の割り振りか…
そうだな、例えばこういうのはどうだろう?
どこにウォーリアーが出てもいいようにウォーリアー対応を分けて、前衛後衛とアライブがなるべく偏らないように割り振ってみた。
ひとまず叩き台として。別案も手直しも大歓迎だよ。

■左回り
アリシア・クリス/陰陽師・断罪者@ウォーリアー対応
リュシアン・リュネット/悪魔祓い・狂信者
ルーノ・ナツキ/陰陽師・断罪者
シャルローザ・ロメオ/占星術師・悪魔祓い@ダニエル護衛

■右回り
サラ・ハンス/占星術師・悪魔祓い@ウォーリアー対応
ディルク・シエラ/悪魔祓い・断罪者
ショーン・レオノル/悪魔祓い・狂信者
セプティム・ユウ/断罪者・狂信者  
 

[19] リュシアン・アベール 2018/05/15-21:58

>戦闘
えーと、これまでに出た案を纏めると、

・前衛が屋敷の正面扉を開き、突入と同時に全員で一斉射撃。
・ウォーリアー担当がウォーリアーを牽制している間に、他メンバーがエントランスのゾンビを撃破。
・エントランス制圧後は二手に分かれ、二階廊下のゾンビを撃破。
・最後に、ウォーリアーが健在なら全員で戦闘。

という順序、流れでいいの…かな?
何処かが間違っていたら仰っていただけると。

>チーム分け
ダニエルくんの護衛とウォーリアー担当の方々を除外すると、あとは五組。
綺麗に五人ずつとするか、三組と二組、という分かれ方のどちらかになるでしょうか。

後衛の比率が大きいので、どう組み分けするかは難しいところですが……
できれば、前衛となる断罪者の方々、ナツキさん、セプティムさん、シエラさんは、
一チームに偏らないようお願いをしたい、です。  
 

[18] レオノル・ペリエ 2018/05/15-20:26

>クリス君
えー……(ぶすー)
派手が好きなんじゃなくってダメージ食らわない様にするんだったらそれが一番合理的じゃん。
でも派手って分かりやすいからいいよね。分かりやすさは大事だ(きりっ)

ああうん。二手に分かれることの理由も同じ認識だった。

ところで、二手に分かれるならある程度前衛後衛のバランスは整えておくべきじゃないかな?
どういう分け方にするか誰かアイデアある?
 
 

[17] ハンス=ゲルト・ネッセルローデ 2018/05/15-19:54

>クリス
おっ……一緒にやってくれるのか?
すげー助かる!
あっ、でも盾だなんて、そんなつもりはねーから!
いや、かなり安心できるけど、盾かー……クリス前衛だし、実質的にそうなっちまうのかな(笑)
とにかく、俺もガンガン矢で援護するし、サラも防御頑張るみてーだから、よろしくな!  
 

[16] クリストフ・フォンシラー 2018/05/15-18:08

>戦闘
レオノル先生、なかなか派手好きだね(くすっと笑って)
うん、でも、前衛がドアを開けて開幕一斉射撃は有効だと俺も思うので賛同するよ。

ウォーリアー担当を決めておくのもいいと思う。
担当だけで何とかなるようなら御の字だし、ならなくても時間稼ぎくらいは何とかなるだろうね。
なら、俺達もウォーリアー担当に立候補させて貰おうかな。
ハンス達の盾になる前衛、必要だろ?(にっこり)
それにアリシアが回復使えるようになったから役に立つと思うよ。

>二手に分かれる
索敵の為に分かれると言ったつもりはなかったんだけど、言葉が足りなかったね、ごめん。
一から説明すると。

まず【大前提】として、
・エントランスのゾンビが全部片付いてる(ウォーリアーがいた場合、それは除外)
・残りのゾンビが二階廊下から降りてこない
が挙げられるね。
ゾンビが降りてきてくれるなら、ハンスが言ってる通りエントランスで迎え撃った方がいいと思う。

で、二階のゾンビを討伐に行った時に二手に分かれる理由は下の二つだね。

・廊下が狭い
ダニエル担当とウォーリアー担当がエントランスに留まっていたとして、残りが4~5組、8~10名。
狭い廊下でこの人数が一塊になるのは動きにくくて効率が悪いよね。
特に前衛職なんて、ヘタすると仲間が邪魔で前に出られない可能性もあるんじゃないかな。
二手に分かれて4~5人で動くのがベストだと思ったんだよね。

・一塊になってると挟み撃ちに遭う可能性が高い
前後挟まれるとそれ以上動きようがなくなる。
こちらが挟まれてる間に、他のゾンビが階下に降りていかないとも限らないよね。
挟まれてたら追いかけることができないんじゃないかな。
二手に分かれていれば、こちらが敵を挟み撃ちにする事ができ、階段からゾンビが下に行くのを防ぐことができる。
もし廊下の壁(柵みたいなのかな)を乗り越えて飛び降りられたとしても、
後ろからゾンビが来てなければ即座にエントランスに戻れるだろ?


>ダニエル
そうだね、シャルローザちゃん達が護衛をやってくれるのなら頼めると有難いね。
一応屋敷に入る前に説明はした方がいいと俺も思うかな。
その時に何か声を掛けたい人がいれば掛ければいいんじゃないかな。  
 

[15] シャルローザ・マリアージュ 2018/05/15-07:02

八組そろいましたね。改めてよろしくお願いします!

ダニエル君については私とパートナーのロメオさんで説得と見張りをさせてもらいますね。
ダニエル君男の子ですので私一人では何かあった時に止めきれるか分かりませんので。
ロメオさんにもついてもらいます。

それとも屋敷に入る前に皆さんで説得という形がいいでしょうか?
ゾンビの中には彼のお父さんがいることもきちんと知らせて反応を見るのもありでしょうね。冷静になってくれればいいですが。  
 

[14] ルーノ・クロード 2018/05/15-00:07

おや、8組揃ったみたいだね。
改めてよろしく頼むよ。

>ダニエル・ジンガー
制限時間があるわけでもないようだし、話をしたいなら少し時間を取ってもいいかもしれないね。
彼の父親の遺体を使ったゾンビがいるなら確かに戦闘を見せるのは酷かもしれないけど、説明しても来ると言うなら仕方ない。
ただ、ダニエル・ジンガーを説得して屋敷の外で待たせるのは至難だと、私も思うよ。
…このタイプは熱くなると人の話を聞かないんだ。

>戦闘
開幕で遠距離攻撃か、なかなか派手だね。
この先制攻撃で敵を消耗させることができれば後が楽だろうし、私も賛成だよ。

ウォーリアー遭遇時に担当を決めておいて足止めを頼むのも良いと思う。
特別手ごわいようだから、担当は2~3組程度だろうか。
希望者がいれば頼みたいが、強敵対応という役割の性質上、
ダニエル・ジンガーの護衛をする場合はウォーリアー担当になるのはやめておいたほうがいいかもしれないね。

それから、二手に分かれるという案も出ているか。
確かに2階に上がってしまえば廊下の様子も見通せそうな気がする。
これなら索敵はほぼ必要ないだろうから、索敵の為にという事であれば二手にわかれなくても大丈夫じゃないかな。  
 

[13] シエラ・エステス 2018/05/14-23:32

>戦闘について
その作戦だと、私は前衛としてドアを開けて、パートナーのディルクさんには後ろから撃ってもらうことになりますね。
攻撃を外して屋敷に余計な銃痕つけてもマズいので、ディルクさんには命中率重視でリンクマーカーをセットしてきてもらうことにします。

>屋敷への被害について
一応私は掃除の心得がありますので、壊したものは無理でも散らかしたくらいなら掃除して誤魔化せるかなーと……。
壊したものを許してもらう為にも、せめて掃除くらいはしていこうかと思ってます。

>ダニエルくんについて
シャルローザさんがついていてくれるなら、お任せしても大丈夫でしょうか?
あまり大勢で囲むのも威圧するみたいでなんか悪い気がしますしね。  
 

[12] ハンス=ゲルト・ネッセルローデ 2018/05/14-23:23

うわー三連投とかマジごめん……。

ちなみに、もし序盤のウォーリアー対策(探して足止め)に誰かが行くって事になったら、俺とサラは行くつもりだ。
俺もサラも近距離型じゃねーけど、サラはシールド使えるから危なくなればそれで多少は凌げるからさ。  
 

[11] ハンス=ゲルト・ネッセルローデ 2018/05/14-22:40

連投ゴメン!

>ダニエル
そーだよな……
レオノル先生の言うように、俺もこのウォーリアーがダニエルの親父だと思うんだ。
正直、自分の親父がゾンビ化して俺たちに袋叩きにされるとか……うん、キレるかもな。
だからって見せないように気ぃ遣うとか、たぶん俺たちにもそこまでする余裕はないもんな。
だから、シャルローザがダニエルの面倒見てくれるってんならすげー助かる。
正直な事言うと、任せたい……。
俺、やる気と気持ちは溢れててもダニエル何とか出来そうなスキル何もねーから。ハハハ……。
 
 

[10] ハンス=ゲルト・ネッセルローデ 2018/05/14-22:38

後れての参加でごめん、俺はハンス。
悪魔祓いだ、よろしくな!
ちなみに、相方は占星術師のサラ。

>戦闘
ここまでみんなが話してる作戦、いいと思う。
まずは前衛型が玄関ドアを開ける
ドアが開いたら中距離・遠距離型が通常攻撃で一斉掃射
これでゾンビにどんだけの損傷与えれば動かなくなるかも大体把握出来るだろうし、最初の突撃としてはイイ手だよな。

そのまま物理でガンガン押して階段昇って、左右二手に分かれて廊下で殲滅戦かなー……。
それとも、あえて階段は昇らずエントランスでカタ付ける方がいいか?
ゾンビがどんだけ攻撃的かでこの辺り変わってくると思うんだ。
俺たちの存在に気付いて向こうから襲ってくるのならエントランスで構えてりゃ向こうから来るだろうけど、操ってる奴がどこかにいたりすると、全部を差し向けたりはしないで2階の廊下に留まらせる可能性もあるよな。
突入後の戦闘でその辺りの様子窺いながらそん時考えればいいかなー……?

あと、ゾンビウォーリアーがどこにいるかなんだよな。
他のゾンビ相手してる所に背後から来られたりとか、シャレになんねーし……。
そんで、足りない脳みそ絞って俺なりに考えたんだけど……
予め、ウォーリアー対策組を何組か決めて、屋敷に突入したらウォーリアー最優先で動くってのはどうかな?
ウォーリアー探して、とにかく足止めくらいでいいから何とか凌いで、その間に他のみんなにゾンビ倒してもらって、カタが付き次第みんなに加勢してもらう……これなら、最終的にみんなでウォーリアー止められるよな。
ただ、対策組にあまり人が流れるとゾンビに囲まれて任務失敗なんて事になりかねないから、きついかもだけど対策組はほんと最低限の人数で、無理はせずとにかく仲間たちに攻撃させないよう足止めや牽制に注力って感じで。
ただ、かなりのギャンブルにはなっちゃうと思うんだ。
だからあくまでこれは今の俺の考えって事で、ギリギリまでもっと上手い方法考えてこーぜ。

屋敷の被害はさ……もう、しょーがねーよ。後でみんなでゴメンナサイしようぜ!
素直に謝りゃ気持ちは伝わる!  
 

[9] セプティム・リライズ 2018/05/14-21:39

どうも、断罪者のセプティム・リライズと狂信者のユウ・ブレイハートです

●ダニエル君に関して
今のところ説得は無理するより誰か一人(もしくは一組)が彼につく形がベストではないでしょうか
護衛もできますし、なにより無謀な突撃をしそうになったらすぐに止められますしね
それと、個人的に彼の心情などは正直考慮しなくてもいいと思ってます
勝手についてきて勝手に巻き込まれたのですから、全て自分の行動の結果と受け止めてもらいましょう
ともあれ、僕らの仕事の邪魔だけはしないでもらいたいところですね

●戦闘
敵はエントランスや廊下にいるのなら、「初撃に遠距離攻撃を撃ち込んだ後に突撃して戦闘」という流れに賛成です。敵の強さは置いといて初撃にある程度肉体に損傷させればそれだけ攻撃も限定出来て戦いやすくなるでしょうし、散り散りになった敵を一箇所に集める事だってできるかもしれませんし

ちなみに僕らは遠距離攻撃ができないので、前衛を担当したいと思ってます  
 

[8] シャルローザ・マリアージュ 2018/05/14-20:37

占星術師のシャルローザ・マリアージュと悪魔祓いのロメオ・オクタードです。
よろしくお願いします。

うーん、ダニエル君に関してはいろいろ難しいですね。
説得は難しいかもしれませんが彼に誰か付く必要があるのなら私が付いて会話を試みてみましょうか?
一応会話スキルの方習得させていただいてますので。
とりあえず自分たちの目的と今回の経緯を説明できればゾンビ退治に対する理解は得られるのではないかなぁと…あくまで希望でしかないですが(苦笑)
ともかくダニエル君の見張り役ともしもの時は身を挺して止めることぐらいはできるかもしれません。
 
 

[7] レオノル・ペリエ 2018/05/14-18:38

で。3点目。
私自身は説得は無理だと思ってる。

だって、正義感の強い子でしょ? ってことは裏を返せば『間違ってることは許せなくて、自分の思った正しさに一定以上の確証を持っている』ってことだ。
覚悟があるって書いてある時点でもうテコでも動かない感じしない?
あとさ、自分が悲しかったり腹立ったりした時にさ、動機は何であれ自分の行動邪魔されたら正直腹立たない?
『お前のためを思ってやってるんだ』って言われたら尚更腹立つと思うけど。
あとあれだよね。したり顔でとかいかにも正しいこと言ってますよって感じで言われたら更に腹立つよね。
もう腕っぷしに自信があったらそのみぞおち殴り飛ばしてやりたいよね。できないからしないけど。

だから正直なところ、説得は難しいなって思うんだよね。

で、最後。4点目。

そうなると説得が出来ない訳だから現場にいらしてもらったりそこの近辺にいて頂くなりする必要が出てくるんだけど。
ここが一番難しいよねー。

手荒な手段が使えるのなら『荒縄で木にくくり付ける』が全部の条件を満たす最適解だとも思うんだけど、人道的によろしくないよねこういうの。さすがに反則だよね……。

だからそうなると、まあ誰か屋敷の中で彼を見てるなり、最悪取り押さえなきゃいけなくなるよね……。 クリス君の提案を踏まえると、後衛とか遠距離担当してる組が2人がかりで傍にいるとか、そういう感じ? あんま近づけない方がいいよねとにかく。

戦闘もどうするか決めなきゃいけないよねぇ……。

>屋敷への侵入方法
入口にどれだけゾンビがいるかは分からないけど、前衛担当の人にドア開けてもらって、そっから遠距離攻撃できる人が通常攻撃で一斉射撃するのは一つの手じゃない?
屋敷への損害うんぬんってのがちょっと気になるけど、ゾンビにある程度ダメージ与えてから突入する方がいいと思うし。
魔力も消費しないからそんなにリスキーじゃないと思うんだ。どうだろ?  
 

[6] レオノル・ペリエ 2018/05/14-18:37

まだ18時間前後しか経ってないから遅い事なんてないない。

失礼。私はレオノル・ペリエ。狂信者ね?
で、契約者はショーン・ハイド。悪魔祓いだよ。

>ダニエル君について
どうしようか特に考えてなかったんだよねぇ。
正直なところ、主旨はゾンビ退治だと思ってたからさ。確かに全体的にダニエル少年の視点で語られてる部分は多いけど、尾行に気づかなくても気づいてもいいって書いてある辺りでそこまで警戒するべき事柄じゃない、論点はそこじゃないだろうって思ってたんだ。

ただ、被害は極力抑えるべきだしね。用心に越したことないよね。

で、仮に対処するならいくつか問題あるよねぇ。

1.戦闘の現場を見せるかどうか
(2.)仮に現場を見せるならどうやって心情的にダニエル君に対応するか
3.説得は可能かどうか
4.どこでどういう形で保護するか

の4点。

まず1点目と2点目。
彼のお父さんのお墓が荒らされてるってことはまあ、ダニエル君のお父さん……ジンガー氏、かな? とにかくジンガー氏がゾンビになってる可能性は極めて高いよね?
街の衛兵をやっていたらしいし、ゾンビウォーリアーがジンガー氏じゃないかなって気はするけど。それはまあ置いといて。
で。さ。

問題は何かと言えば、我々はそのゾンビを砕け散るまで潰さなきゃいけないことだ。

彼の目の前でお父さんを潰すって、それ心情的にどうなの? って思わない?
お墓砕かれて怒ってた子だよ? 犯人捕まるかどうかも今回わからないのに、そのやるせなさを誰にぶつければ良いって言うのさ?
私が彼の立場だったら浄化師に喚き散らすぐらいはしそうだよ。

ここから派生して言えることとして、戦闘の現場を見せるなら見せるで何らかの対処はすべきじゃない?
具体的に言えば……まあいい方雑だけど、慰めるとかさー。そういうの?  
 

[5] クリストフ・フォンシラー 2018/05/14-14:22

挨拶が遅れたね。
陰陽師のアリシアと断罪者のクリストフだよ。よろしくどうぞ。
俺の事はクリスでいいよ。

>ダニエル
確かに、ほっとくと何をするか分からないのと、ゾンビにやられてしまう可能性が高いね。
先に気付いて保護するのに賛成するよ。
でも外で待たせておくのは難しいだろうね……。
仮にその場では分かったと言っても、俺達が戦闘に入ってから飛び出してくる可能性が否めない。
そうなると逆に守りにくい気がするよ。
俺達を尾行してきたと言う事は、戦闘を見る覚悟もできてるという事に思えるし、
ここは彼の固い決意に敬意を表した方が彼もこちらを信用してくれるんじゃないかと思うかな。

ただ、そうなると誰か一人、専任で彼の守りについた方がいいかもしれないね。
一人、じゃなくて一組、でもいいけど。

>ゾンビ
エントランスと二階を一周してる廊下にいるらしいから探す必要は無さそうだけど、
どこにどれくらいいるのか分からないのがネックだね。
ひとまずエントランスに飛び込んで目に付いたゾンビを片っ端から撃破、
エントランスが片付いてから階段を上って、左右二手に分かれて廊下を見ていくといいのではと思ったよ。
問題はゾンビ一体を破壊するのに俺達何人がかりがいいのかって所か……

あと、できればゾンビウォーリアーは最後に全員で取り囲んで戦いたい所だけど、やっぱりいる場所にもよるかなあ。  
 

[4] リュシアン・アベール 2018/05/14-02:14

リュシアン・アベールと申します。こちらは姉のリュネット。
アライブは其々、悪魔祓いと狂信者です。
お初にお目にかかる方も、以前指令でお会いした方々も、どうぞよろしくお願いしますね!

ダニエルくんには、僕も早めに対処するのが良いと思います。
ただこちらで守るとしても、戦闘の光景を彼に見せてしまいそうな事が気掛かりで……
戦う間は屋敷の外で待ってて貰えたら、とも思うけれど…
彼の意思の強さを考えると……難しそう、ですかね。  
 

[3] シエラ・エステス 2018/05/14-01:06

シエラ・エステスです。今回はよろしくお願いします。

ダニエルくん……そうですね。早めに気づいてあげて対処した方がいいと思います。
もしも犯人を見つけて捕まえた時、彼が復讐心に駆られて殺してしまうかもしれませんしね。
そうならないように、事前の説得はしておいた方がいいと思います。  
 

[2] ルーノ・クロード 2018/05/14-00:03

私は陰陽師のルーノ・クロード、こちらは断罪者のナツキ・ヤクトだ。
よろしく頼むよ。

さて、先に相談を始めてしまおうか。

大雑把な依頼の流れは、全員で屋敷に向かってゾンビを探し、かたっぱしから倒していく事になりそうかな。
さらに戦場は狭く、屋敷の破壊はなるべく避けてほしいと。
屋敷の破壊については、広めの階段やエントランス以外は特に気を付けたほうがいいかもしれないね。

戦い方は相談して詰めていくとして、まずはっきり決めておきたいのは「ダニエル・ジンガー」の対応だね。
困ったことに帰れと言って素直に従いそうな子供ではなさそうだ…
しかし下手に放置してゾンビに襲われるのも厄介だし、いっその事さっさと気付いてしまって、
こちらで守るなりなんなり対処するのがいいと思うのだけど、どうだろう?