目的おばあさんのお花見を成功させ、無事に安心させて家まで送り届ける準備ハンバーガーとお茶入りの水筒を二つ持っていく手段行きと帰り交代でおばあさんを護衛する物々しくならないように…だけど油断だけは絶対しないイダと目配せ、周囲を油断なく物音もよく聞く「…葉っぱの囁く声がする」「アラシャはポエマーだな」「む。イダにはハンバーガーあげない」「おっとすまん。それは勘弁だ」批難するような目をイダに向ける戦闘があってもいいように、斧は背中にこのくらいの物々しいのはちょっと我慢してほしい「おばあさん、旦那さんはどんなひとだった?」おばあさんがそこまで言うのだから、きっと仲が良かったのだろうと予想する
イダの補佐をしながら、一緒に楽しむいつもはあまり喋らない人達と喋れる…楽しみビール飲むあたしはイダが焼きやすいようにお皿を寄せたり、減ってるイダのビールを注いだりするあと一緒に焼いてる人たちにも、お肉勧めるあたしの皿に容赦なく肉を乗せてくるイダ「イダも食べて」手がふさがってるイダにあーんする気にしないで同じお箸で食べる「お前、ちょっとその、気にしろ」「イダ、顔が赤い」「うるせぇ」イダが拗ねた女の子たちのところに行ってお肉をお裾分けお箸は使ってない新しいやつ「皆は、相棒(パートナー)とうまくやってる?」皆に問いかける純粋に気になったうんうんと肉も受け止める「あたしは、……イダのこと嫌いじゃない」
試運転を手伝う魔力を込める優しく?それとも強く?加減が難しそう、がんばろう、イダイダが任せてくれっていうから、最初の数回は任せるけどあんまり仕事しないのも嫌だから、手伝う一回くらいは役に立ちたい2人で魔力を込めたらだめかな?ん、言ってみただけ散策はせず、食事をとってもらうハンバーガー二つと、あたしはコーラ、イダはお茶夜空を見ながら静かに語り合う「イダの家族はどうしてる?」「あたしの家族は、あたしがいなくても元気にやってる」「あたしを必要としてくれるのは、今はイダだけ」「にーちゃんもきっと、それぞれに生きてると思う」イダの言葉に、頷く「うん、焦らないで探す。ありがと、イダ」
目的アブソリュートスペルを決める行動カフェで話し合うペンと紙を持って、あたしが書記かっこつけるか、かっこつけないか、だと思うツッコミが入っても気にせず、頭に浮かんだ言葉を書き連ねていく外国語で言う?手の平が合ったから(恋人繋ぎはしていない)両手合わせて、みたいな感じ?イダの提案にうんうんと思考していく子供の頃は言葉より、体を動かすほうが楽しかったから思い出す孤児院のにーちゃんは、「いい子で待ってろよ」って言ってくれてあたしはそれに、約束してって我儘いった離れたくなくて指切りげんまんふたりはひとつ……イダあたしこれがいい「ふたりはひとつ、指切りげんまん」決して離れず、約束を違えず
出会い契約の日初めて会った印象は…おっさんだなって何も知らない、何もわからない状態で、イダと会った自己紹介いつものように「アラシャ」とだけ名乗ったあたしに、イダは聞いてきた「苗字は?」「あるけど、…言いたくない」イダはわかったように笑ったいい笑顔だと思った「そっか。わかった。言いたくなった時に教えてくれ」頷く同調テスト両手が合わさるこれはいい結果みたいで、教団の人は「いいパートナーになりますよ」と言ってくれたいいパートナーっていうのがどういうものかわからないけど、とりあえず、イダはいい人という予感はしたあと、にーちゃんにどこか似てたあたしは改めて手を、イダに差し出す力強く握り返される手。大きい