【雑魔】ユール・ボードを手伝おう
とても簡単 | すべて
6/8名
【雑魔】ユール・ボードを手伝おう 情報
担当 春夏秋冬 GM
タイプ ショート
ジャンル 日常
条件 すべて
難易度 とても簡単
報酬 少し
相談期間 5 日
公開日 2019-11-26 00:00:00
出発日 2019-12-04 00:00:00
帰還日 2019-12-12



~ プロローグ ~

 樹氷群ノルウェンディ。
 木々が生い茂る広大な森林と氷が国土の殆どを占める国だ。
 この国では冬に差し掛かった今の時期、とある祭りに関わる宴の準備で大わらわになる。
 それが冬至宴卓祭、ユール・ボード。他の地域では、ユールと略されて呼ばれるのが一般的だ。
 森に居る雪猪や雪アライグマ、他にもトナカイなどの動物を狩り獲り、保存食を作る。
 その時に、森の植物で作った飾りで彩られた饗宴をするのだ。

 この祭りには、ひとつの謂れがある。
 それはノルウェンディの古語でユールレイエンと呼ばれ、他の地域ではワイルドハントと呼ばれる、疾風の軍神に率いられた軍勢に料理を振る舞ったという逸話だ。
 ワイルドハントは、オーディンと呼ばれる八百万の神に率いられた軍勢のことで、教団が隆盛する以前の冬の時期に走り回っていたという。
 オーディンは冬の時期に、悪霊を狩り獲るために配下の軍勢を率いて疾走していたらしい。
 それを労うためにノルウェンディの民が宴卓を設け、さまざまな料理を捧げたのが祭りの始まりだ。
 教団が隆盛する前は、実際にオーディンや配下の軍勢が訪れたらしいのだが、今では形だけが残っている。
 このお祭りが他の地域にも広がり、アークソサエティなどではクリスマスと合わさって楽しまれていた。
 ノルウェンディでは、観光大国ということもあり、観光客誘致のお祭りとして大々的にイベントが行われている場所もある。

 けれど今、ノルウェンディの王であるロロ・ヴァイキングが開こうとしているのは、本来の、軍神を迎え入れるためのお祭りだった。

「それじゃ悪ぃが、べリアル共をしばいちゃってくれや」
 森を前にして、ロロがアナタ達浄化師に頼みました。
「毎年、オーディン様に供える料理に使う動物をここで狩っちょるんじゃが、今年はべリアル共が湧いたみたいでのぅ。低スケールのヤツじゃけぇ、儂らでもぶちのめすことはできたんじゃが、イレイスを使えんけぇ、滅ぼすことができんで放置しちょるんじゃ。悪ぃんじゃが、そいつらに止め刺しちゃってくれや」
 話を聞くと、お供えの動物を狩り獲るため、普段は人が入ることを禁じている森に低スケールべリアルが出没したとのこと。
 ノルウェンディの民はヴァイキングの子孫ということもあり勇猛果敢で、低スケールべリアル程度なら戦闘不能にすることはできるのだが、イレイスが使えないので戦闘不能にしたべリアルを森に放置しているとのこと。
 放置している場所は記録しているので、そこに案内するのでイレイスで完全に討伐して欲しいと言われました。
「まだ完全には再生しちょらんじゃろうから、そいつらは始末するんは楽じゃと思ぅわ。じゃけど、他にも出るかもしれんけぇ、気ぃつけて頼むわ」
 そこまで言うと、ロロは巨大な斧を手に言いました。
「儂は祭りの飾りに使う木を切りに行くけぇ、手ぇ空いちょるんが居るんなら、ついて来てくれぇや」
 そして用意されていた大きなテーブルを指さして言いました。
「全部終わったら、祭りのご馳走振る舞っちゃるけぇ、食べて行ってくれや」
 視線を向けると、ロロが連れて来た大勢の料理人やメイドに執事が、宴の準備をしていました。

 この状況で、アナタ達に求められるのは、次の通りです。
 ひとつ目は、森の中にいる、再生途中の低スケールべリアルの討伐。
 ふたつ目は、祭りに使う木を切りに行くロロの護衛。
 みっつ目は、祭りの料理や飾り付けの手伝いです。
 全てが終われば、祭りに参加して、食べて飲んで貰いたいとの事でした。
 この指令にアナタ達は、どう動きますか?


~ 解説 ~

○目的

ロロからの依頼を達成する。

次の3つの選択肢の内、好きな物を選び行動できます。

1 森の中にいる、再生途中の低スケールべリアルの討伐。

参加人数によって、低スケールべリアルが追加で出ます。大きく戦果を上げると、隻眼の仔狼が出て来る場合があります。

2 祭りに使う木を切りに行くロロの護衛。

低スケールべリアル、もしくは狩猟の対象となる動物が出ます。狩って下さい。戦果によって、隻眼の仔狼が出て来る場合があります。

3 祭りの料理や飾り付けの手伝い。

料理に特化した魔術を使う料理人や、メイドや執事が協力してくれます。

料理のメインは雪猪。他にもトナカイの肉や雪アライグマ(牛に近い味と鳥のような食感)などの食材の他に、アークソサエティから輸入された物が使われます。ケーキなども作られます。

飾りは植物を使った物です。

料理や飾りは、必要な材料を用意して貰っています。プランで自由にお書きください。

この3つのどれかをプランにお書きください。参加人数の関係で3つ全てに参加者が居なくても、同行するNPCが対応してくれたことになり、成功度は下がりません。

全てが終わったあとは祭りに参加して楽しめます。楽士も来ているので、音楽を頼んで踊ったりも出来ます。

○舞台

森の中と、森の入り口に設けられた祭りの会場のふたつです。

森の中は雪が降り積もっていますが、移動するのに支障がないよう、今回の指令に同行した魔女のセパルが、雪上歩行と暖気の魔法を掛けてくれます。
森の中は案内人が同行するので迷ったりはしません。

祭りの会場は、雪かきをして開けた場所を暖気の結界魔術で覆っていますので寒くないです。
野外のパーティ会場、のような場所です。

NPC

ロロ・ヴァイキング

気さくな王さまです。

魔女セパル&死んだふり浄化師ウボー&セレナ

基本、参加人数が少なかった場合の要員です。選択肢のどれかを丸投げすることもできます。

隻眼の仔狼

片手で掴める程度の大きさ。


~ ゲームマスターより ~

おはようございます。もしくは、こんばんは。春夏秋冬と申します。

今回は、低スケールべリアルをさっくり狩りつつ、雪国のお祭りの手伝いをして参加しよう、というエピソードになっています。

低スケールべリアルの強さは、新規にご参加いただけた方でも一対一で勝てる強さです。ある程度以上の熟練者だと無双状態で倒せます。

お祭りに関しては、野外パーティ系のユールイベント、みたいな感じです。

冬の祭りとか年末年始のイベントとか、出来ればこれから出していきたいなぁと思いつつ、メインストーリーなどを進めていきたいと思っています。

その辺りの、今後の進行などに関しては、GMページのインフォメーションに少し書いていますので、興味を持っていただけましたら、ご覧ください。

それでは、少しでも楽しんでいただけるよう、判定にリザルトに頑張ります。





◇◆◇ アクションプラン ◇◆◇

リューイ・ウィンダリア セシリア・ブルー
男性 / エレメンツ / 魔性憑き 女性 / マドールチェ / 占星術師
2 王様の護衛をしながらお手伝いを
基本ベリアル退治を優先 森が安全になるように
ふたりとも体が小さいので 時折雪だまりにはまって真っ白に
冷たい!けれど それも楽しい
最近忙しかったから たまにはこういうのもいいよね
お祭で ノルウェンディの人たちとも仲良くなれたらいいんだけれど 
切られた木を縄でまとめ運ぶ

戦闘になれば 魔術真名詠唱
リューイは前衛 
仲間に戦踏乱舞をかけた後攻撃
セラは王にペンタクルシールド
余裕があればカードで攻撃
二コラさんたちと連携して

仔狼は森を守っているのかな、と
リ:セラ、見てよ すごく可愛い
 ヴィオラさんも二コラさんも 撫でてみて
セ:愛らしい森の守護者さんだこと 
(微笑んで小さな額を撫でる)
アルトナ・ディール シキ・ファイネン
男性 / 人間 / 断罪者 男性 / エレメンツ / 悪魔祓い

…ああ
やるぞシキ。ベリアルを倒す
・魔術真名詠唱
見せられない顔…努力、する
仲間を撃たないよう、気をつけろよ。間違えたは洒落にならない
アンタはその喋り方やめろ
分かってる、なんとか対応してみせるさ
(一応シキの狙撃の腕を信じてないことはないけど、口に出すと調子に乗るし、黙っとくか)

戦闘
・前衛にて、シキの援護のもと、ベリアルを叩く
・シキの攻撃で怯んだら攻撃
「アライブスキル:クロスジャッジ」で押す
通常攻撃も随時行う
コイツらを仕留めることが、俺にとっては大事だけど、目的を忘れないようしないとな…

終了後
・ベリアル討伐の結果報告
・祭りの準備が終わっていなければ、何かできることないか聞いてシキと準備に取りかかる
サク・ニムラサ キョウ・ニムラサ
女性 / ヴァンピール / 悪魔祓い 男性 / ヴァンピール / 陰陽師
サクラ:得意ではない、というわけじゃあないわ。料理も狩猟も好きよ。
キョウ:ではなぜベリアルの討伐に行っているんですか自分たち。
サクラ:知りたい?
キョウ:知ってますが答えをどうぞ。
サクラ:楽しいからよ。
キョウ:ですよねー。

【行動:1】
サクラ
もしかしたら狩猟の方が難しいかも?
ハイパースナイプで攻撃。MPがなくなったら通常攻撃。
倒せれたらすぐ次を探してまた倒すの繰り返し。
単調な仕事。けど大事なことだものね。

キョウ
自分は狩猟の方が好きですが楽しむサクラを見る方が好きです。
十分に楽しめるように援護をします。
サクラを庇えるような位置をとりながら通常攻撃。
体力が10ほど減った人がいれば天恩天賜を使います。
ヴォルフラム・マカミ カグヤ・ミツルギ
男性 / ライカンスロープ / 拷問官 女性 / 人間 / 陰陽師
主に料理するけど、王様の護衛にも付き添い
お供の方は主に荷物持ちと襲ってくるベリアルの排除
「近接攻撃しか出来ないから、狩りにはあんまり使えないよね」
狩猟はお任せするけど、その後は任せて!

トナカイは、後ろ脚を吊るし上げての吊るし切りだね
猪は皮剥いで、内臓傷つけない様にお腹開こうか
「ニホンで買った、色んな包丁と剣鉈を使う時が来たよ」
鹿はスジを取りながら、塩コショウをふって焼いて
ソースはバルサミコ酢煮詰めたのとグレイビーソース作って
寒いしブラウンシチュー作ろうか

猪はポークチョップみたいにして、塩コショウを効かせてお酒に合う味に
こっちも煮込み料理作るよ

作った物を美味しいって食べて貰えるのが何より嬉しい
ニコラ・トロワ ヴィオラ・ペール
男性 / マドールチェ / 拷問官 女性 / エレメンツ / 占星術師
2.王の護衛に

飾りに使う木、と言う事は大きな物を運ぶのだろうか
それなら男手はいくらあってもいいだろうしな

木を切るのに私の武器はちょうど良いだろう
狩りの獲物が出てきたなら、なるべく瀕死に追い込むように攻撃
ベリアルにはスキルで対処

しかしこれほど深い雪というのは初めて見る
なかなか感慨深い

リューイ、セシリア!あまりはしゃぐと転ぶぞ!
…転ぶどころか埋まってるじゃないか

雪まみれの二人を見て思わず笑いつつ助け起こして
まあこの景色を見たらはしゃぎたくなる気持ちも理解はできる
私ももっと子供だったら一緒にやっていたかもな

仔狼が出てくれば
嬉しそうに撫でるヴィオラを見て
むしろお前の方がはしゃいでるだろうと彼女を撫でる
エリシャ・ヘス イグナシオ・ヴァルデス
女性 / マドールチェ / 魔性憑き 男性 / アンデッド / 狂信者

お兄様、動かない敵が多いのでやりたい放題ですわ。迅速にスタイリッシュに駆除しますわよ。衣装のリクエストはありますか?
「寒冷地に相応しい恰好で」
何ですかそれは。あ、ひょっとして服よりも返り血がお好みで?
「見栄えは好きにしてくれ。だがスキルは万全な敵だけに使うんだ」

どちらも狩りは通常攻撃で。戦える敵にはFN2で出鼻を挫いた後BD2で踏み込み仕留める。
再生中のベリアルが沢山いる場では、集団の内側に入って狩る事。足元に障害物が多ければ、外側から来る動ける敵が近づくのを遅らせれるかも。


~ リザルトノベル ~

 ノルウェンディでのユール・ボードのお手伝い。
 この指令に参加した浄化師達は、それぞれ手伝いに勤しんでいた。

○べリアル討伐をしよう
「お兄様、衣装のリクエストはありますか?」
 べリアルが居るという森に向かう途中、『エリシャ・ヘス』はパートナーである『イグナシオ・ヴァルデス』に呼び掛ける。
 これにイグナシオは、ため息をつくように返した。
「寒冷地に相応しい恰好で」
「何ですかそれは――」
 そっけない返事に、エリシャは少しだけ拗ねたような表情を見せる。
 けれどすぐに、良いことを思いついたというように続けて言った。
「あ、ひょっとして服よりも返り血がお好みで?」
「見栄えは好きにしてくれ。だがスキルは万全な敵だけに使うんだ」
 淡々と返すイグナシオ。
 これにエリシャは、色艶のある笑みを浮かべ応えた。
「大丈夫ですわ、お兄様。敵への備えは万全ですもの。お兄様に気に入って貰えるよう、魅せる戦いを心がけますね」
「いや、効率的に倒せればそれで良いんだが」
 イグナシオは変わらず平坦な声で返す。
 けれどエリシャが何か言えば、すぐに応えを返していった。

 道中、パートナーとお喋りをするのは他の浄化師も。

「そういえばサクラ。なんで狩猟や料理じゃなくて、こっちを選んだんですか?」
 雪道を踏みながら『キョウ・ニムラサ』は『サク・ニムラサ』に問い掛ける。
 これにサクラは、悪戯めいた表情で問い返した。
「なんでだと思う?」
「それは……狩猟や料理は得意じゃないから、ですか?」
「得意ではない、というわけじゃあないわ。料理も狩猟も好きよ」
「では、なぜベリアルの討伐に行っているんですか自分たち」
「知りたい?」
 艶やかな笑みを浮かべ問い掛けるサクラに、キョウは苦笑混じりに言った。
「知ってますが答えをどうぞ」
「楽しいからよ」
「ですよねー」
 戯れ合うように言葉を交わし、2人は笑みを浮かべる。
「どうせなら、楽しんだ方が良いでしょう?」
「ですね」
「あら、違うの?」
 サクラは、キョウの言葉に微妙な響きを感じ、聞き返す。
 これにキョウは、すいっと視線を逸らし応えた。
「秘密です」
 サクラを楽しませるために頑張る。
 とは口には出さないキョウだった。

 そうして浄化師達は進む。
 目的地には案内人が先導してくれるが、雪国のノルウェンディに慣れていない浄化師は、やや雪に足を取られている。
 けれどノルウェンディ出身の『アルトナ・ディール』と『シキ・ファイネン』は、慣れた足取りで進んでいた。

「怪我に気を付けて頑張ろうな、アル」
 意識して明るい声で、シキはアルトナに声を掛けた。
 それはアルトナの表情に険しいものを感じたからだ。
(なんだか、少し思い詰めているような?)
 気に掛けるシキに、アルトナは静かな声で返した。
「……ああ、そうだな」
 最小限の応え。
 それは、この先のことに集中しているからに見えた。
(……大丈夫かな、ルーくん)
 アルトナのために何かをしてあげたい。
 そう思いながらシキが進んでいると目的地に到着。
 辿り着くと、案内人が浄化師達に指し示す。
「この先に居るけぇ、悪いんじゃけど頼むわ」
 話を聞いて、浄化師達が前に出る。
 それぞれパートナーと連携し戦える位置取りをしながら進み、再生途中のべリアルを見つけた。
「……」
 アルトナは無言で、武器を構え前に出ようとする。
 そこにシキが声を掛けた。
「アル、いけそうか?」
 シキの気遣うような声に、アルトナは意気込むような間を置いて返した。
「……ああ。やるぞシキ。ベリアルを倒す」
 そして2人は魔術真名を詠唱。
「行こう」
 魔力回路解放。膨れ上がった戦力を叩きつけるべく、アルトナは前に踏み出そうとする。
 その寸前、シキはアルトナと視線を合わせながら言った。
「アルトナ、顔こえーって。王さまには見せらんねぇ顔してる」
 シキの言葉に、アルトナは我に返るように息を飲み、応えた。
「見せられない顔……努力、する」
 真剣な表情を見せるアルトナに、シキは思う。
(気持ちは、分かる。ノルウェンディは故郷で相手はベリアルだし)
 そんな風に思い悩んでいると、今度はアルトナがシキに声を掛けた。
「仲間を撃たないよう、気をつけろよ。間違えたは洒落にならない」
「ルーくんひどいっ! 俺が仲間撃つわけないでしょ、やめてよねっ」
 これにアルトナは、苦笑を飲み込む。
 いつもの口調に戻ったシキに、余計な力みが解れていく。
 だからアルトナも、いつもと変わらぬ口調に戻れた。
「アンタはその喋り方やめろ」
 これにシキは、むくれたように返す。
「むう……アルも周りには気をつけろよ。手元が狂ったは、シャレになんねーぜ?」
「分かってる、なんとか対応してみせるさ」
 アルトナはシキのふくれた様子に苦笑を飲み込みながら思う。
(一応シキの狙撃の腕を信じてないことはないけど、口に出すと調子に乗るし、黙っとくか)
 思っていることがバレないよう表情を硬くする。
 それを見たシキは思った。
(もしかしなくても、アルトナ機嫌悪い……? 黙っとくか、こえーし)
 微妙な勘違いを繰り広げながら、2人はべリアル討伐に動く。
 先行して動くのはアルトナ。
 威嚇するように吠えるべリアルに真っ直ぐに跳び込んでいく。
 べリアルは迎撃しようと触手を構え、放とうとした瞬間、シキのワーニングショットがべリアルの額を撃ち抜いた。
「ギアッ!」
 のけ反るべリアル。
 そこにすかさず、アルトナのクロス・ジャッジが追撃で入る。
 踏み込みの勢いも乗せた十字切りは、べリアルを断ち切り滅ぼした。
「シキ、次だ」
 アルトナは即座に次のべリアルに向かう。
 振るう刃は鋭く、心は冷静さを忘れない。
(コイツらを仕留めることが、俺にとっては大事だけど、目的を忘れないようしないとな……)
 そう思えたのはシキのお蔭。
 とはいえそれを口にすれば調子に乗るのは確実なので、黙っておくアルトナだった。

 そうしてべリアルを倒すのは他の浄化師も同様だ。

「見てて下さいね、お兄様!」
 エリシャは魔性憑きの軽やかな動きを駆使しべリアルを倒していく。
 イグナシオが後方から魔力弾を撃ち込み、動きが鈍った敵に刃を振るう。
 1体目は顔を斬り裂き、華麗なステップで側面に回ると連続した刺突で止めを刺す。
 2体目は翻弄するようなヒット&アウェイで斬り刻みながら倒し、3体目は舞うような優美な動きを見せながら急所を貫く。
 そして4体目は、突進し、ぶつかる直前で跳躍。弧を描くように宙を飛び、ベリアルと擦れ違いざまに首を斬り飛ばした。
「どうですか! お兄様!」
「エリー、いい事を教えてあげよう」
 魔力弾を討ち援護しながらイグナシオは言った。
「私は無駄の少ない動きの方が好きだ」
「え~、そうなんですの?」
 イグナシオの言葉に、戦い方を変えるエリシャだった。

 そうして戦う中、一際敵を倒していくのはサクラとキョウ。

「歯応えがないわね」
 ハイパースナイプで一撃で仕留めながらサクラは呟く。
(これなら、もしかしたら狩猟の方が難しいかも?)
 再生途中のべリアル相手では、いまいち楽しめない。
 今まで戦ってきたのは、ある意味規格外の強敵ばかりだったので、それらとの戦闘を潜り抜けてきたサクラとキョウにとって、今戦っているべリアルは物足りないぐらいだ。
 とはいえ手は抜かない。
(単調な仕事。けど大事なことだものね)
 そして瞬く間にべリアルを倒し尽くす。
 手応えのなさに、サクラはため息ひとつ。
 それを見ていたキョウは――
(べリアル、回復させておいた方が良かったですかね。まだ生き残りが――)
 サクラを楽しませてあげようと周囲を探る。
 すると一匹の仔狼を見つけた。
「隻眼の仔狼? 食べれるかしら」
「だめですよ!!」
 キョウが突っ込んでいると、仔狼はサクラの足元に来て、注意を引くように、ぱしぱし肉球パンチ。
 そしてサクラとキョウの視線が向いた所で、森の奥に鼻先を向ける。
 反射的に2人が視線を向けると、低スケールべリアルの群れがやって来るのが見えた。
「あら、おかわりかしら」
「喜んでる場合じゃないですよ!」
 嬉々として銃を構えるサクラに迎撃準備をするキョウ。
 仲間も浄化師達も気づき一斉に迎撃。
 数が多いので皆で連携し、なんとか倒した。
「いい運動になったわ」
「それは好かったです」
 喜ぶサクラに、苦笑するキョウだった。

 べリアルを倒すと、祭りの会場に手伝いに。
 その道中、エリシャはイグナシオに抱き着こうとして、ひょいっと避けられる。
「お兄様、おんぶして欲しいですわ。火照った体を冷ましたくありませんの」
「汚れたコートでくっつかないで欲しい」
「さてはそう言って脱がして、エリーの肌をもっと近くに感じたいんですね?」
「君の肌よりも、その底なしの自意識の方が余程興味深いよ」
 そんな微笑ましい、やり取りをしながら祭り会場に。

 その頃、王さまの護衛に就いていた浄化師達も仕事を終わらせつつあった。

○王さまを護衛しよう
「セラ! 雪が凄いよ!」
 目を輝かせ『リューイ・ウィンダリア』は『セシリア・ブルー』に呼び掛ける。
 目の前に広がるのは一面の雪景色。
 踏めばサクサクと足が埋まるほど積もっている。
「うわっ、足が埋まっちゃうよ」
 純白の雪原をリューイは走る。
 誰の足跡も付いていない、まっさらな雪原は、踏み込むごとに感触が面白い。
 ひょいっと掬い取り、空に向かって放り投げてみれば、陽の光を反射してキラキラしていた。
「もう、雪まみれになっちゃって」
 明るい声をあげるリューイに、セシリアは微笑みを浮かべながら近付く。
 年相応のはしゃぎようを見せるリューイの姿に、セシリアは祈るように心の中で呟く。
(どうか変わらずにまっすぐに)
 その願いを胸に抱きながら、無邪気なリューイに、セシリアは姉のような優しさを見せた。
「風邪をひいても知らないわよ」
 2人とも雪だまりの場所に進んでいたので、至る所に雪が付いていたが、セシリアは自分より先にリューイの身体に付いたものを払ってやる。
 そんな2人に、同行している『ニコラ・トロワ』の声が掛けられた。
「リューイ、セシリア! あまりはしゃぐと転ぶぞ!」
 声を掛けながら、2人が雪だまりに入り真っ白になっているのに気付いて迎えに行くことにする。
「ヴィオラ、2人を迎えに行って来る」
「はい、いってらっしゃい、ニコラさん」
 送り出す『ヴィオラ・ペール』の声を背で聞きながら、2人の元に。
 2人の元に行くと、雪だまりで真っ白な2人に苦笑する。
「……転ぶどころか埋まってるじゃないか」
 雪まみれの2人を見て、思わず笑いつつ助け起こすと、茶目っ気を込めて言った。
「まあこの景色を見たら、はしゃぎたくなる気持ちも理解はできる」
 真っ白な雪原に視線を向け続ける。
「私も、もっと子供だったら一緒にやっていたかもな」
 ニコラの言葉に、頷くように笑顔を浮かべるリューイとセシリアだった。

 そうして雪をひとしきり楽しんだ後、ロロと一緒に森に向かう。

「よろしく頼むわ」
 ロロの気さくな挨拶に返し、同行する魔術料理人達と一緒に浄化師達は進む。
 道中、魔術料理人達に話し掛けられているのは『ヴォルフラム・マカミ』。
「うん。ニホンで買った物なんだ」
 ヴォルフラムは、熱心に尋ねてくる魔術料理人達に応える。
 森の中に出発する前、包丁や剣鉈のチェックをしているヴォルフラムを見て、気になって訊いてきたのだ。
 その話が進み、途中から料理の話になる。
「へぇ、ここだとトナカイのシチューが郷土料理なんだ」
 幾つかレシピを教えてくれたので、お返しにニホンで学んだ料理を教えてあげる。
 道中、料理人とやり取りをしていたのは『カグヤ・ミツルギ』も同じだ。
「……イチイの赤い実は、そのまま食べても、お酒に漬けても、美味しい」
 祭りの会場で使う飾りの話から、この辺りで採れるというイチイの話になる。
「ジャムもあるんだ」
 話の中で、酒に漬けたイチイで作るジャムを教えてくれる。
 そうしてしばし進み、一本の手頃な木の前に到着。
「これならちょうどええわ」
 巨大な斧を手にし切ろうとするロロ。
 それをニコラは手伝おうとする。
「手伝いましょう。木を切るのに私の武器はちょうど良いと思います」
 ロロは笑顔で応え、2人で木を切り倒していく。
 その間に、浄化師達は周囲の警戒に。
 すると低スケールべリアル達が襲い掛かってくる。

 それを返り討ちにする浄化師達。

 今まで何度か強敵と呼べる敵と戦ってきた経験が皆の血肉となっており、まったく苦戦することなく全滅させた。
 全滅させた後、木を切り倒し周囲を警戒していると、野生のトナカイと猪を発見。
「手伝いに行ってくる」
 ニコラは狩りに行く魔術料理人の後をついて行く。
 そんな彼にヴィオラが声を掛ける。
「あ、ニコラさん、獲物を狩る時は、いきなりトドメは刺さないで下さいね。血抜きをするには絶命させてはマズイので」
 動物好きの彼女だが、料理に関係してくる場合、血抜きや解体作業も割と平気だ。
(私達もいつか、誰かの糧になる。そうして世界は回るんですもの)
 自然の理を知る彼女にとっては、忌避することではない。
 狩りをする間に、残った浄化師は周囲の警戒をする。
 周辺にべリアルが居ないのを確認していると、ニコラは獲物を持って帰って来た。
 その場で解体。
「ニホンで買った、色んな包丁と剣鉈を使う時が来たよ」
 解体作業にはヴォルフラムも参加。
 雑菌対策に、魔術料理人が衛生魔術を掛ける。
 薄らと全身を覆うように、血などが直接触れるのを防ぐ、魔力の膜で覆われた。
「これは便利だね」
 汚れる心配もないので大胆に作業していく。
 実家がファームワイナリーを営む葡萄農家で、畑を荒らす猪などを狩り獲っているのを見ているので手際が良い。
「トナカイは、後ろ脚を吊るし上げての吊るし切りだね。猪は皮剥いで、内臓傷つけない様にお腹開こうか」
 みるみる間に解体されていく。
 その間に、カグヤは森の植物を採取する。
「ヤドリギは、土も鉄も嫌いだから……石か鉄以外の金属の刃物で、採取」
 作法を知る彼女は、手際よく採取していく。
「黒曜石のナイフ、あるから、それで……木に登って切り落とすから、布で受け止めて欲しい」
 同行している魔術料理人達に頼み、お目当てのヤドリギを探す。
 すると1本のオークの木に立派なヤドリギを見つける。
 見つけると木に登り切り落とし布で受け止めて貰う。
 すると大物を見つけたカグヤに、魔術料理人達は見つけるコツを訊いてくる。
「ヤドリギは落葉樹のが見つけやすい……丸い緑の塊があったら、それがヤドリギ」
 丁寧に説明するカグヤに、魔術料理人はお礼をするように、赤い実をつけたイチイの木を見つけ出し教える。
「この大きめの枝を1つ、貰って帰ろう」
 カグヤの要望に応え、持ち帰るのに苦労するほど大きな枝が持ち帰られることになった。

 そうこうしていると一匹の仔狼がやって来る。

「わあ!」
 見つけたリューイが歓声を上げる。
 近づいてよく見ると片目が無い。
「怪我をしているのかい? お母さんは……?」
 心配するように言うと、仔狼は気にするなと言うように、リューイの靴を肉球でぱしぱし叩く。
(かわいいなぁ)
 リューイは仔狼の仕草に撫でたくなる。
 するとロロがひょいっと寄って来て言った。
「おお、今年も来られたんじゃな」
「今年も?」
 聞き返すリューイにロロは返す。
「おお、毎年来られるんでな。今年は浄化師が珍しゅうて来られたんじゃろう」
 そこまで言うと、仔狼に目くばせをするような仕草をして続ける。
「撫でてみたいか? 大丈夫じゃから撫でてみぃ」
「いいんですか!?」
 喜ぶリューイが、そっと撫でると、逃げる事もなくされるがままになっている。
「セラ、見てよ。すごく可愛い」
 撫でられるがままの仔狼に、リューイはセシリアに呼び掛ける。
 リューイの様子にセシリアは微笑んで、仔狼の小さな額を撫でる。
「愛らしい森の守護者さんだこと」
 セシリアにも、撫でられるがままになる仔狼だった。
 十二分に撫でて堪能すると、ヴィオラとニコラの2人に呼び掛ける。
「ヴィオラさんもニコラさんも、撫でてみて」
 呼び掛けられて、仔狼の姿に気付いたヴィオラは目を輝かせて走り寄る。
「かわいい~!」
 満面の笑顔で仔狼を撫でるヴィオラ。
 その姿を見たニコラは、苦笑しながらヴィオラの頭を撫でた。
「むしろお前の方がはしゃいでるだろう」
 仔狼を撫でながら、ニコラに撫でられるヴィオラだった。
 そうして仔狼との触れ合いを楽しんだあと、ヴィオラは言った。
「狼さん、サンドイッチ食べます?」
 そう言うと、用意していたランチボックスとポットを持って来る。
「さっき、ちょっと動きましたし、お腹空いてきません?
 軽く食べられるサンドイッチと、ポットにコーンスープを持ってきたので少し休憩しませんか」
「いいんですか!?」
「美味しそうね」
 ヴィオラのお弁当に、リューイとセシリアは、そろって目を丸くする。
 2人の様子に、ヴィオラは笑顔で言った。
「会場でご馳走は出ると思いますが、それはそれ、これはこれで。ふふっ」
 ヴィオラの申し出に、みんなは小休憩。
 手を拭いた後、美味しいサンドイッチとコーンスープを楽しんだ。それはもちろん――
「ひゃん」
 仔狼も相伴にあずかり、嬉しそうに鳴き声を上げた。

 そうこうしている間に、切り倒した木や捌いた獲物、そして森の植物を持って帰る準備が終わる。
 祭り会場に戻り一気に仕上げに掛かった。

○ユール・ボードを楽しもう 
「カグちゃん、美味しい料理を作るからね」
 会場に戻ったヴォルフラムは、楽しく料理開始。
「トナカイはスジを取りながら、塩コショウをふって焼いて」
 魔法のように手際よく、次々料理を作っていく。
 焼いた肉に合わせるために、ソースはバルサミコ酢を煮詰めたものとグレイビーソース。
「寒いしブラウンシチュー作ろうか」
 色付くまで肉を焼き、野菜を加え赤ワインとトマトピューレで味に深みを出していく。
 作る料理は、まだまだたくさん。
 猪はポークチョップにして、塩コショウを効かせてお酒に合う味に整えていく。
「こっちの肉でも、煮込み料理を作るかな」
 ぐつぐつと焦げ付かないよう煮込んでいく。
 メインを作れば次はデザート。用意された移動式の窯を利用して。
 イチイのジャムを掛けるベイクドチーズケーキを作った。

 料理の他には、飾りつけをする浄化師も。

「アル、一緒に飾ろうぜ!」
「……ああ、分かった」
 祭りの賑やかな雰囲気に笑顔を浮かべるシキの様子に、知らず柔らかく目を細めるアルトナだった。

 そして全ての準備は完成。
 たくさんの料理とお菓子が振る舞われ、浄化師達も参加することに。

「セラ、これ美味しいよ。一緒に食べよう」
 リューイは笑顔を浮かべ、セシリアの元に小皿に載せたトナカイのローストを持って来る。
「美味しいの?」
「うん、美味しいよ」
 そう言うとリューイは、一口食べる。
 さっぱりとした滋味のある肉に甘めのソースは、リューイを笑顔にさせるほど美味しかった。
 そんな笑顔を見せるリューイを、嬉しそうに見つめるセシリアだった。

 楽しんでいるのは他の浄化師達も同様だ。

「トナカイのお肉って、クセが無くておいしいんですね」
 ヴィオラは興味深げに味を確かめる。
 実家がレストランを営み、子供の頃は料理人を夢見ていたこともあり、食べ慣れない食材には興味津々だ。
 そんなヴィオラに、ニコラは小さく笑みを浮かべながら応える。
「少し貰って帰るか? 希望すれば、保存の魔術を掛けてお土産でくれるらしいぞ」
「そうなんですか? ふふ、なら、少し貰って帰りましょう。ニコラさんは、何か作って欲しいものはありますか?」
「そうだな……サンドイッチにしてみるのも良いかもしれんな」
 森の中で食べたサンドイッチを思い出しながら応えるニコラに、笑顔で頷くヴィオラだった。

 皆が食べる中、故郷の味を懐かしむ者も。

「ルーくん、これ美味しい! 食べてみて!」
 シキが持って来た、ノルウェンディの郷土料理であるトナカイのシチューをアルトナは受けとり一口食べる。
「美味いだろ?」
「……ああ、悪くない」
 気のない返事のようでいて、故郷の味を楽しむアルトナの表情は、ほんの少しだけ、いつもより柔らかいような気がした。
「へへ、好かった!」
「……なにがだ?」
「なんでもないって! 他にも美味しいものはあるから、一緒に食べようぜ!」
 そう言って引っ張っていくシキに、アルトナは心の中で呟く。
(……悪くはない、かな)
 ユール・ボードを楽しむ2人だった。

 そうして料理を楽しむ中、パートナーに料理を勧める者も。

「はい、お兄様。あーん」
 フォークに一口サイズのローストトナカイ肉を刺し、エリシャはイグナシオの口元に運ぼうとする。
 けれどイグナシオは、ひょいっと逃れるように言った。
「エリー、私に恥をかかせたくないなら、あーんはダメだ」
 これにエリシャは、にっこり笑顔で応えた。
「恥をかけば、エリーといつも二人きりになってくれます?」
「君は本当に私のものなのか? 私を君のものにしようとしてるんじゃなくて」
「お兄様次第です」
 くすりと笑みを浮かべながら、応えるエリシャだった。

 料理を楽しみながら、会話も楽しむ者も。

「美味しい? カグちゃん」
「美味しい」
 ヴォルフラムお手製の料理を喜ぶカグヤに、ヴォルフラムは笑顔を浮かべながら、尻尾をふりふり。
「好かった。まだまだ一杯あるからね。カグちゃんが採って来た、イチイの実で作ったジャムもあるから、一緒に食べようね」
「うん。なら、あっちで食べよう。飾りつけをしたから、見た目も華やかで好いと思う」
「カグちゃんが飾りつけしたの? もちろん行くよ。一緒に食べよう」
 料理と会話を、仲良く楽しむ2人だった。

 そうして楽しみながら、ちょっとした娯楽の提案をする者も。

「乾杯」
 軽くグラスの淵を合わせるように、サクラとキョウは乾杯する。
「ん……美味しいわね」
「ええ。王さまも参加するお祭りですし、良いワインが用意されているんでしょう」
 熟成された味わいでありながら、すっきりと飲み易い赤ワインを2人は楽しむ。
「このワインだと、やっぱり肉が合いますね」
「そうねぇ、だったら、取って来てくれる?」
「良いですよ」
 料理を楽しんだ所で、サクラが皆に提案する。
「折角これだけ雪があるんだし、雪合戦しない?」
 これに皆と、ロロも参戦。
 笑顔を浮かべ楽しんで、ノルウェンディのお祭りを過ごした浄化師達だった。


【雑魔】ユール・ボードを手伝おう
(執筆:春夏秋冬 GM)



*** 活躍者 ***

  • リューイ・ウィンダリア
    僕にできることがあるのなら
  • セシリア・ブルー
    あなたの望む通りに生きればいい
  • ヴォルフラム・マカミ
    カグちゃーん、ごはんだよー
  • カグヤ・ミツルギ
    ん、解った。
  • ニコラ・トロワ
    判った判った、私が弟でいい
  • ヴィオラ・ペール
    私の方がお姉さんなんですよ?

リューイ・ウィンダリア
男性 / エレメンツ / 魔性憑き
セシリア・ブルー
女性 / マドールチェ / 占星術師

ヴォルフラム・マカミ
男性 / ライカンスロープ / 拷問官
カグヤ・ミツルギ
女性 / 人間 / 陰陽師

ニコラ・トロワ
男性 / マドールチェ / 拷問官
ヴィオラ・ペール
女性 / エレメンツ / 占星術師




作戦掲示板

[1] エノク・アゼル 2019/11/26-00:00

ここは、本指令の作戦会議などを行う場だ。
まずは、参加する仲間へ挨拶し、コミュニケーションを取るのが良いだろう。  
 

[9] イグナシオ・ヴァルデス 2019/12/02-18:59

狂信者のイグナシオと、魔性憑きのエリシャ。ベリアルの駆除に向かいます。  
 

[8] ヴィオラ・ペール 2019/12/01-14:15

占星術師のヴィオラ・ペールです。パートナーは拷問官のニコラさんです。
よろしくお願いしますね。

私達は、そうですね……
王さまの護衛が少なそうなので、そちらへ同行させて頂ければと。
狼さん、会ってみたいですね、ふふっ  
 

[7] リューイ・ウィンダリア 2019/12/01-12:19

ぼんやりしていたら日にちが過ぎていました。ええ、と、狼にあってみたいので、王様の護衛に行かせてもらおうと思います。
皆さん、楽しい時間になりますように。  
 

[6] キョウ・ニムラサ 2019/12/01-06:33

悪魔祓いのサクラと陰陽師のキョウです。よろしくお願いします。
今の所ベリアル討伐に行く予定ですね。
(サクラが)料理や狩猟はあまり得意ではないらしいので。  
 

[5] ヴォルフラム・マカミ 2019/11/30-01:05

あ、そうだ。

食べたい料理があったら、言ってね?リクエストにはなるべく答えるよ!
トナカイ…は、鹿肉と同じ様な感じ、かな。
血抜きをちゃんとやれば、柔らかくて匂いもあまりないよ。
猟師さん情報で、鹿はタン(舌)が美味しいって聞いたことあるけど、トナカイも美味しいかな?
とりあえず、焼き肉みたいに焼いて、タレ2種類ぐらい用意するよー。

イノシシはアバラ肉を骨付きで焼いて、ポークチョップみたいな感じかな。
後はアイスバイン(すね肉の香味野菜煮込み)とか、味は濃いめだから、どれもお酒に合いそうだね

謎なのがアライグマなんだけど…寒い所のは大きいにかな?

あ、一応言っておくけど、どの肉も生食はしないよ
ジビエ…野生のは寄生虫とか病気が怖いからね。  
 

[4] リューイ・ウィンダリア 2019/11/29-20:59

魔性憑きのリューイと占星術師のセシリアです。
どうぞよろしくお願いします。

僕たちはベリアル討伐か、飾り付けのお手伝いができたらなと。
隻眼の仔狼かぁ。あってみたいですね。  
 

[3] ヴォルフラム・マカミ 2019/11/29-20:08

えぇと、拷問官のヴォルフラムと陰陽師のカグちゃんだよ、よろしくね。

僕らは王様護衛しつつ狩猟か、料理の手伝いするつもりだけど…
狩猟するのかー…じゃぁ、血抜きと解体もするようかな
料理人が居ると言っても、普通の料理人は獲物を枝肉にする技術はないと思うけど…ノルウェンディの料理人さんは出来るのかな?  
 

[2] シキ・ファイネン 2019/11/29-16:15

断罪者ルーくんと悪魔祓いシキでっす、まだ集まりきってねえけど、よろしくな!

これってまずは自由に担当選んでって良い、のか?
んー、王さま護衛すんのも、手伝いも俺的には捨てがたいけど、
アルトナが1のベリアル討伐に行きてえって!