《悲嘆の先導者》フォー・トゥーナ Lv 41 女性 ヒューマン / 墓守


司令部は、国民から寄せられた依頼や、教団からの命令を、指令として発令してるよ。
基本的には、エクソシストの自由に指令を選んで問題無いから、好きな指令を受けると良いかな。
けど、選んだからには、戦闘はもちろん遊びでも真剣に。良い報告を待ってる。
時々、緊急指令が発令されることもあるから、教団の情報は見逃さないようにね。


エイプリルフールとトゥルーエイプリルフール
とても簡単|すべて

出発 2019-03-31

参加人数 0/8人 鞠りん GM
●  4月1日はエイプリルフール。  4月2日はトゥルーエイプリルフール。  この違いを分かりますか?  エイプリルフールは「嘘をついても良い日」です。  ですが、教皇国家アークソサエティでは、嘘をつける期限は正午までという風習があります。  まあ……今は多国籍化したために、終日嘘をついても問題視はされませんが。  そしてトゥルーエイプリルフールは「真実の日」です。  前日とは反対に、真実しか話してはいけないとされています。  そのため、嘘偽りのない愛の告白……プロポーズをする者が多いとも言われています。 ● 「嘘をついて真実を語る?」  この話を聞いて『ジャン・クリストフ』は、疑問に思う。  さんざん嘘をついた次の日に真実を語れとは、まるで前日の懺悔だろうと。 「そんなものだと思えばいいのよ。エイプリルフールもトゥルーエイプリルフールも風習なんだから」  考えるジャンに声をかけたのは『神代マユカ(コウシロ・マユカ)』、ジャンのパートナーである。 「風習でも誰かが嘘をつくわけなんだし」 「でも、つかないかも知れない。絶対にやらなくちゃダメという風習でもないもの。……でもトゥルーエイプリルフールは、ちょっと気になるかしら?」  真実の日だもの、なにかを語ってくれるわよねジャン?などと言って、ジャンにモーションをかけてみるマユカ。  本音を言えば、マユカはジャンのことが好きなのだけど、当のジャンはのらりくらりと、マユカの気持ちをはぐらかし中。  積極的なマユカに、ジャンはなかなか応えられないだけなのだが、はっきりと返答をしていないのは確か。 (もう!ここまで言っても……。ジャンの真面目で堅物っ!)  相変わらずのジャンに、少々イライラがつのるマユカだった。 ● 「――というわけなのよー!」  恒例の体当たりも玉砕し、教団寮の食堂で仲間に愚痴をこぼすマユカだが。  いつもと言えば、いつもの光景なので、仲間たちは苦笑い。 「今年のトゥルーエイプリルフールはと思ったのに残念」  そんなマユカを見かねて、仲間の1人が口を開いた。 「じゃエイプリルフールに、嘘をつかせればいいのではないか?」  そしてまた1人。 「なるほど。嫌いは好きの裏返し、そんな手もあるわね」  マユカを囲んでいた仲間たちは、悩めるマユカを助けるべく、色々な提案をしていきます。 「素直にトゥルーエイプリルフールに言わせるのもアリじゃん」 「あの堅物ジャンが素直に言うか?」  みんなは知っているんです。ジャンの性格は、真面目で堅物で……そして不器用だと。  本当はマユカのことが好きなのに、告白のしかたすら分からない不器用さん。……それをジャンとマユカと仲がいい人たちは、みんな知っている話とはマユカに言えず、毎日こうして付きあっている。 「言わないなら、言うようにしむけようか?」 「え!?」  仲間の1人が言った言葉に、ビクッと驚くマユカ。しむけると言っても、ここにいる仲間たちでは、ジャンは耳を貸さない。  マユカがこうして愚痴を言っているのを、ジャンは知っているから。 「……無理よ。ジャンに知られてしまっているもの」  それもそうかと思う気持ちと、まだ手段はある気持ちが、仲間たちの中で交錯する。 「私たちじゃなければ?教団にどれだけの浄化師がいると思っているの?手を借りたっていいじゃん」  確かにこの薔薇十字教団本部には、浄化師、教団員など合わせれば、星の数ほどいるのではないか。そう思うほど人は沢山いるわけで……。  仲間を頼れば、ジャンが知らない浄化師から手伝って貰えるかも知れない。そう思ったマユカは、この話に賭けてみることにした。  マユカと仲良くしている仲間たちは、四方八方に手を伸ばし、あなたたちもマユカの手伝いに参加することにはなったけど。  自分たちだって、エイプリルフールやトゥルーエイプリルフールは楽しみたい。  だから、2人を手伝いながらも、この2日間をパートナーと一緒に楽しんでみることにした。
影なき少女は何を想う
とても簡単|すべて

出発 2019-03-25

参加人数 3/8人 虚像一心 GM
 ――さて、今日は何をしようか。  最近はこれと言った指令もなく、平和な時間が続いている。  浄化師がこんな平和ボケをしていても構わないのか、と職業病特有の悩みに襲われるが、そもそもの話。  いくら浄化師とは言え、働き過ぎては疲れてしまうものだ。  それが時には命がけのことであるのならば尚更のこと。  その現実を、疲れを――忘れる為には平和な時間は必要なものだ。  こう、なにもせずにただただ時間が過ぎていくだけの日があっても罰は当たらないだろう。  それに、今日は珍しく天気が快晴だ。雲一つない青い空が一面に広がっている。  遮るものがなく、太陽の光はここぞとばかりにその暖かい光を世界に照らしてくれている。  ――うむ、まさに『平和』と言う文字しか見当たらない。  ではその平和な一時を時間が流れるだけで過ごす――否だ。  せっかくの一時なのだ、たまには目的もなくぶらぶらしても構わないだろう。  そう思い、外の世界で、さあ素晴らしき時間を満喫しようではないかッ!  と、外に出てしばらくした後に、 「お母さ~ん!」  遠くから少女の声らしき声が聴こえた。  ――ふむ、少女が自分の母親の元に行こうとしているのか。  想像すると、何とも微笑ましい光景が浮かぶ。  それに、声から察するに特に事件性は無さそうなので、そのまま平和を満喫しようとする……が。 「ねえねえ、お母さん?」  その声は……先ほどよりも近いところから聴こえた。  だがまあ、少女とその母親が向かっている方向が、自分達と同じなだけだろう。  そう思い、気を取り直して――さあ! と。 「……お母さん? お母さん!」  ……明らかに、間違いなく。  その声は遠くに行くことも、距離を維持することもなく。  徐々に、しかし確実に――自分達の方に近づいている!  まさか……そんなことがあるわけない。  そうだ、これはただの勘違いだ。きっと疲れすぎているからだろう。  だから、声が聴こえた方向に、それはないはずで―― 「――あ、ようやくこっち見てくれた! ねえ、お母さんッ!」  …………、  ……………………勘違い、ではなかった……  声が聴こえた方向に視線を向けると、そこには見知らぬ少女が。 「ねえねえお母さん、あそぼ? いい天気だから、あそぼ?」  その少女は『祓魔人』を「お母さん」と言いながら、その袖を引っ張って。  その光景を、パートナーである『喰人』は不審そうな目で睨んでいる。  ……いやいや、知りませんよ? これっぽっちも記憶にないんですが?  そう訴える祓魔人に、だが喰人の視線は先ほどよりも鋭く、痛いものに変わる。  ああ……あらぬ誤解が深まりつつある……!  自分とこの少女には何の接点もないと言うのに――ッ!  そう絶望する祓魔人に、しかしその少女は喰人の方を見て。 「――そっちのお母さんもあそぼ?」  ――ッ!?  と、第二のお母さん発言を投下した。  ……待て待て、一旦状況を整理しよう、と浄化師の二人は急遽、会議を開く。  まず最初に、見知らぬ少女がいきなり自分達のことを『お母さん』と呼んできた。  ――うむ、全くわからない。 「ねえねえ、あそぼ? わたし、お母さん達とあそべなくてずっとたいくつだったの」  二人で会議をしていることに、少女は不満を持ったのか、二人の間に入って来た。  ……まあ、とりあえずは名前を訊くことから始めるか。  何事も名前を知ることが大切だ。  それに、もしかしたら名前を知ることで、少女の事情を知ることが出来るかもしれない。  そうと決まれば、少女の名前を訊こうと、膝を曲げて目線を合わして、名を問う。 「わたし? ――エリーゼだよ」  ふむ……エリーゼ、とな。  今の発言からするに、この少女の認識では、自分達とは『初対面』であることがわかった。  となれば、見知らぬ少女エリーゼは迷子なのかもしれない。 「でねでね、なにしてあそぶ!?」  ……とりあえず、先ほどから不審な視線をぶつけてくる周りが非常に気になって仕方がない。  もし浄化師という立場でなければ、間違いなく世間的に危ない人種として見られていただろう。  抱かれたその不審を解く為に、ここはエリーゼと遊ぶことが適切だ。  だが……しかしながら、先ほどから奇妙な違和感がある。  今日の天気は快晴だ、太陽の光がこれでもかと世界を照らしている。  にも関わらず、エリーゼの足……足元に在るべきはずのモノがない。  ――そう、『影』が。  エリーゼには影がないのだ。  この世界の全ての物質には影がなければいけない。  影がないということは、それはつまり――物質ではないということ。  生き物も物質に当てはまる……となれば。  影がないということは、物質ではない――生き物でもなく、この世のモノではないということだ。  なら……この少女『エリーゼ』は――――…… 「ねえねえ、なにしてあそぶ!?」  ……とりあえずは、遊ぶことにしよう。  遊んでいる内に、何かわかるかもしれない。