男性が口を開く前にシキがストップをかけた…シキ?俺はツェーザルに会うためにノルヴェンディまで来ただから、平気だ 先程の女性が 自分の産みの親ケーラだと告げられる…あれが… 他には何も言わず もう帰りなさいと言う男性いやケーラに話を聞く それまでは帰れない 小さな頃はとても可愛かったのにと困ったように笑う男性・ツェーザル悪いけどいま反抗期だ…俺が? シキが遊んでやれば良いだろ…あれしかできないっての(あやとり)あっち行くぞ(抱きかかえ)…シキ、変なこと言ってないだろうな?
サンディスタムの、守護天使…(親に捨てられなかった世界)・ノルヴェンディにある小さな村 ギード! と呼ばれて振り返り(ギード…俺の、本当の名前…?)何? これ運んじゃうから待ってて! と言う幼馴染らしきエレメンツの少女そんなの俺がテキトーにやっとく ギードに任すとほんっとに適当だからダメ! だと笑う少女はいはい… なんでもない日常だが 何かが足らないことに、違和感に気づく(シキが、いない…それに、) アルトナじゃない…分かってる それでも俺は幸せなゆめってのを捨てて今を受け入れるシキがいる。きっと平気だって思うから
…平気 相手が長い間行方不明だった養父かもしれないので落ちつけるわけもなくシキ、子供扱いか 驚いてシキを剥がそうと試みるいやもう良い趣旨変わってるぞ…? ぽつんと建つ建物へ近づくと女性の声が聞こえた エレメンツの女性が男性に怒鳴っている模様…どういう状況? これアンタが『メラヒエス・ナタラ』か? 銀髪にアイスブルーの瞳の女性が興奮気味に名前を聞いてくるは? 俺らはそっちの人に用があるだけ、 (言わないと解放してくれなさそう、か)アルトナ・ディール… ならあなたが『ギード』ね! と笑みを浮かべる女性…なんて? 今日は帰るわと男性に告げ女性は去っていく…なあ とりあえず 話聞かせてくれ 向き直り 男性を見つめ
手…そうだな…なんか、元の姿よりヒートアップしてないか アンタはいはい…一気に外見相応になったなアンタは…頼りにして 任せて良いんだよな? シキシキ、静かに 手を引いて階段の影に隠れコルクの様子を見る…ん? ってカタリナにイヴル? いたのかいつの間にさっき待ってろって言っただろ…はいはい 分かったならカタリナ達は向こうの柱の影 一旦 庭に出て周り込めば気づかれないだろで 挟み打ちで捕まえよう…良いだろ? シキはいはい お兄さんぶらないでもアンタは十分かっこいいって(棒読み) シキの頭をポンポン撫でるように叩き…カタリナ達は準備できたみたいだな 行くぞ 捕まえる(…カタリナもイヴルも、話で聞いた通り仲良かったんだな…)
アンタは?いや…アンタはいったい浄化師、か? ならサクリファイスの敵…?は…? アルトナ・ディールなんで俺をそう呼ぶ? シキを警戒ずっと?…そうだったな シキ薬で記憶を消されてた 多分サクリファイスの、残党だ 襲ってきたのはシキ、平気だ 心配かけた待った ハグはもう良いアンタのことはすぐ分かる☆質問あの親子が何者なのか 何をしようと考えるのか 『ルア』には三、四歳のアルに化けてもらう 子アルに化けたルアは写真の通り不安げな表情エレメンツに囲まれた生活は 俺にとってはあまり良いものじゃなかった…あの頃の俺はこんな顔してたのか ルアの小さな手が自分の頬に触れるえらくエレメンツに縁があるとは思ってた今はアンタで良かったよ シキ