首の後ろがぞわぞわする耳が不必要な音を拾う視線を感じると思うと、頭だけがあったとか寝てて、ふと目が覚めると顔のぞき込んでて、体動けないとか誰も使ってない筈の部屋からずっとうぅーって声が聞こえるとかスイゲツさんには散々だよ!「何であの人、問題しか起こさないのさ!!」元からいる幽霊の人達は大体、形がしっかり人の形してるから、ぶっ倒すのとぶっ倒さなくていいのと、区別はつく「つくけど、何で死角から声かけようとしてくるのさ、あの人ら!」非常時に遊ばないでくれないかな?!間違て怒槌ぶっぱしても知らないからね!「ていうか!滅べ!!」死んだんだから、あの世行けよぅ!僕、此処が終わったらミツルギ先生の所居るぅ!
Bレオ君は紺色半ズボンの水着僕のは膝丈の黒いスパッツみたいな水着海に来たのはいいんだけどね…レオ君とレティちゃん…「泳げないのに何で突撃するの」君らそんな考えなしだった?と海の家でお説教レオ君は特に、僕とほぼ同じ様な姿して醜態を晒すのやめてくれる?泳げない人3人なんて面倒見れないから水辺で遊ぶだけにしよう海水を掛け合いっこホントに小さい頃以来だな、こうやって遊ぶの…昼は酷い目にあった3方向から水攻めは酷いよ…おかげで尻尾洗うの大変だったし僕は濃い灰色の甚平、レオ君は紺色の甚平を借りていざお祭り!レティちゃんとカグちゃんはお揃いの黒地に青い花柄の浴衣「…で、レオ君はレティちゃんをどう思ってるの」
トラウマ抉ってくるとしたら、僕の方だと思ってたけど…君の方なんだね「…カグちゃん、君にとって自分は、信じられないかい?」ヒトは否定され続けると、存在意義を見出せなくなるつまり…自分は愛されない、いらない子と思い込む特に赤子の内は顕著だ泣いてるのを放置し続けると、その内泣かなくなる泣いても誰も来ない無駄だ、とそのまま育つと、愛情を受け取れない人になる僕が愛して止まないカグちゃんは、愛の判らない子だだから「僕が君に愛を囁かない筈、ないでしょ?」何時だって僕は愛を囁く彼女には過剰なくらいでないと届かないから抱き着いて温かさを伝える彼女を傷つけるモノは、なんだって許しはしない僕であっても
「…お休みだからってさ…僕、居なくてもいいよね?」久しぶりは久しぶりだけど…やっぱりヤダよー!!エトワールに来たのはいい、でも目的地がここだとは聞いてない!!!情けないのは解ってる!かっこ悪いのも解ってるけど!アレは別ものだよ!!門柱にしがみ付く事、15分に亘る攻防末、家令のジェラルドさんに怒られて入りました「地獄は脅かしてくるのなんていないじゃん!」安全地帯(※モチヅキ)がお仕事中だから、絶対来るよ。あいつ、く「やぁ、久しいな」うぎゃぁぁぁぁ!!!ヴォルフラムは逃走した!しかし回り込まれてしまった!!「いやはや、真神の末の坊やは脅かし甲斐があるな」えぇ…これからの事この人?に聞いちゃうの?