……。処分品と言われてもな…「…心の表層を表に出す、か…」…アレがやる気なくしたようだから、発破でもかけるか甘めの酒に混ぜればあまり警戒しないで飲むだろうか…一角だけニホンになってるメルキオスの部屋畳を敷いた一段高くなった場所に、中央が炉付きのローテーブルをおいてその横にクッションに埋もれる様に座った奴「…おい、髪燃えるぞ」火がついてる所にうつ伏せになるな……魔結晶の魔術の、その基礎を室長に話したから、完成したって言ってたろ全く無駄ではなかったのだからいいじゃないか「…気分転換に酒持ってきたが、飲むか?」(…例の処分品入りだが)……どうやら、ただ不満が溜まってただけらしいって話に脈絡もないな
4無くした記憶について調べる…多分、私が住んでいた場所を襲撃したのは十中八九終焉の夜明け団だろう八百万の神を捕まえる為に…兎に角、マリーとマリエルにその手の情報がないか聞いてみる守護天使の試練で見た時は、顔は判らないが、少年の姿をしていた「…だが、養父殿に預けた託された物は……鳥の卵、みたいだった、気がする」…八百万の神も、番を作ったりする、のか?養父殿は、長い時を経た樹木が元だ神ではないと言っていたが、それに近しい者だろう名をスレイマンと言うお人よしで、お節介焼きで…怪我人や、何であれ一人で森に居る子供を見つけると放っておけない方だ怪我をした終焉の夜明け団の奴らも彼が保護してるかもしれん
周囲がよく見えない人の顔がはっきりしない…「声出さないでね…見つかったら殺されてしまう」顔が判らない男の子が小声で注意する口を押えたが、本当は耳を押えたかった火が燃えて、家が壊れる音何かの怒声何かが嘲笑う声怒声と共に何かへ向かって行く者の声べしゃりと水が土にぶち撒けられる音「××、これを持って逃げるんだ…此処が見つかるのも時間の問題みたい」隠れている地下室の奥をその子が指差す「この奥から地上に出れる。さぁ、お行き。僕の愛しい子、君の道行きに幸あれ」私私は沢山の屍を踏み台にして生きているあぁあぁ「……屍の山を築く私の様な者は、生きている事が罪なのか?」持って逃げろと渡された物は養父殿に預けた筈
メフィストが食堂に入って来た所を縄で捕縛青衣の民にラブレター送られたくなければ、素直に吐けあの部族の奥様方を敵に回すと厄介だぞアレイスターとゲームをしているという創造神とやらの名は?姿は?ヤツは創造神は死のない世界を作れないと言っていた生きとし生きる物全ての生死は創造神の管轄ではないのではないか?運命の選定者は別の神かなにかが居た筈だがニダヴェリール地方に希望の塔があり、その天辺からヨハネの使徒が降りてくるというが実際の所どうなんだ?あの塔の様なのは本当に天界とやらに繋がってるのか?では、ヨハネの使徒のヨハネとは何の事だアレイスターが使役してたアレは何だ三対六翼…伝承の熾天使の様な姿だったが