その他特殊なルールについて            

 その他、エピソード内で想定される特殊なルールについて説明します。
 今後様々なルールが追加される場合がありますので、ご確認ください。

部位攻撃

 腕や脚、急所などの特定部位を狙う場合、その部位を対象に、VS判定を行うことが可能です。
 その場合、ゲームマスターが対象部位のステータスを決定し、判定を行います。

奇襲効果

 対象のキャラクターが予期せぬ敵の奇襲を受けた場合、敵へ予期せぬ奇襲を行った場合、奇襲を受けた者はバッドステータス:混乱を受けます。
 何を奇襲と判断するかは、ゲームマスターが決定します。

潜伏と発見

 敵から姿を隠して潜んでいる場合、またそれを発見する場合の判定ルールです。
 この判定は、基本的に「スタンバイフェイズ」に行います。
 潜伏しているキャラクターを発見できるかどうかは、捜索側(能動側)が命中、潜伏側(受動側)が回避でVS判定を行います。
 VS判定に捜索側が勝った場合は、不意打ちの攻撃として奇襲効果を判定します。

  運命力の影響について            

通常判定の場合


 設定されている「目標値」から、運命力を引いて判定を行います。
 例えば、「目標値」が90(難易度「困難」相当)で、運命力が20の場合、
 90-20を行い、「目標値」が70となります。

VS判定の場合


 能動側、受動側に限らず、「クリティカル判定となるダイスの目」の幅が、下記の算出方法で増加します。

運命力 1~9 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+1
運命力 10~19 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+2
運命力 20~29 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+3
運命力 30~39 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+4
運命力 40~49 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+5
運命力 50~59 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+6
運命力 60~69 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+7
運命力 70~79 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+8
運命力 80~89 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+9
運命力 90~99 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+10
運命力 100以上 「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+15

  例えば、1D100のダイスであれば、クリティカル判定の目は100のみですが、
  運命力が30あった場合、「クリティカル判定のダイスの目」の幅を+4し、
  クリティカル判定の目が、「96 から 100」となります。

  連環魔方陣 / 連環魔術 について            

魔術の重ねがけ(アライブスキルの重ねがけを含む)のことを、連環魔方陣もしくは連環魔術と呼称します。
連環魔方陣は、同じ魔術では行うことはできません。
魔術が発動している際に、発動している魔術と同じ魔術を使用した場合、重ねがけとはならずに「後から使用した魔術に効果を上書き」されます。

魔術の重ねがけは2つまでです。
重ねがけをすることで、瞬時に「方陣相生」「方陣相剋」の効果を発揮することができるなどのメリットがあります。
連環魔方陣は、下部の魔方陣を元に「方陣相生」「方陣相剋」が適用され、その効果を発揮します。

「方陣相生」による効果

下部の魔方陣の魔力属性に、上部の魔方陣の魔力属性によって要素を補い、攻撃時のVS判定の際に「1D100修正値」に「+50修正値」を加えます。
また、ダメージ判定時に適用される「魔力属性の数値」を0.5プラスします。

※『VS判定』『ダメージ判定』の際に参照する魔力属性は、下部の魔方陣が持つ魔力属性を参照します。

「方陣相剋」による効果

下部の魔方陣の魔力属性に、上部の魔方陣の魔力属性によって要素を抑え、攻撃時のVS判定の際に「1D100修正値」から「-50修正値」減算します。
また、ダメージ判定時に適用される「魔力属性の数値」を0.5マイナスします。