バッドステータスについて            

 戦闘中に限らず、エピソードの中で、キャラクターは様々な状態異常をバッドステータスとして受けてしまうことがあります。
 それぞれ別のバッドステータスの効果は重複しますが、同様のバッドステータスは重複せず、より効果の大きいものが上書きされます。

 バッドステータスの付与の判定が発生した際には、下記のVS判定を行います。
 行使側が判定で勝利した場合、受け手側はバッドステータスを受けてしまいます。
 受け手側が判定で勝利した場合は、受け手側はバッドステータスを受けません。

 行使(能動)側[(基本能力値:命中力 + 特殊効果など )] - 受け手(受動)側[( 基本能力値:抵抗力 + 特殊効果など ) ]

  毒によって、キャラクターのHP(生命力)が減少している状態です。
  この状態のキャラクターは、毎ラウンドのエンドフェイズに1D5点のHPを失います。
  毒は、自然に治癒しません。

麻痺

  肉体が麻痺してしまい、アクション(行動)を大きく行うことができない状態です。
  この状態のキャラクターは、メインフェイズ「攻撃判定」の際に庇護を行うことができず、レスポンスで回避を行うことができません。
  麻痺は、自然には治癒しません。

出血

  出血によって、キャラクターのHP(生命力)が減少している状態です。
  この状態のキャラクターは、毎ラウンドのエンドフェイズに1D6点のHPを失います。
  出血は、自然に治癒しません。

火傷

  火傷によって、キャラクターのHP(生命力)が減少している状態です。
  この状態のキャラクターは、毎ラウンドのエンドフェイズに1D8点のHPを失います。
  火傷は、自然に治癒しません。

混乱

  混乱状況の発生によって判断能力が低下し、キャラクターが思いがけない行動をしてしまう状態です。
  この状態のキャラクターは、メインフェイズで落ち着くなど、特にこの状態を回避するために待機することしかできません。
  混乱は、受けたラウンドから数えて、次のラウンドのエンドフェイズに自然治癒します。

睡眠

  キャラクターが、何らかの理由によって眠ってしまっている状態です。
  この状態のキャラクターは、メインフェイズが強制的にスキップされます。
  睡眠は、睡眠を受けてから1回目 ~ 3回目のエンドフェイズを迎えたとき、もしくは1点以上のダメージを受けた際に治癒します。

凍結

  肉体が凍結してしまい、キャラクターが本来の能力を発揮できない状態です。
  この状態のキャラクターは、全ステータスが半分の数値として計算を行います。
  また、メインフェイズが強制的にスキップされ、レスポンスで回避を行うことができません。
  凍結は、凍結を受けたラウンドから数えて、2回目 ~ 4回目のエンドフェイズに自然治癒します。

閃光

  激しい閃光により、意識や集中力が薄れてしまっている状態です。
  この状態のキャラクターは、あらゆる判定の達成値が、20 ~ 30減少します。
  閃光は、受けたラウンドから数えて、次のラウンドのエンドフェイズに自然治癒します。

暗闇

  目潰しなどにより、意識や集中力が薄れてしまっている状態です。
  この状態のキャラクターは、あらゆる判定の達成値が、30 ~ 50減少します。
  暗闇は、暗闇受けたラウンドから数えて、次のラウンドのエンドフェイズに自然治癒します。

拘束

  四肢を絡め取られたりすることで、アクション(行動)を大きく行うことができない状態です。
  この状態のキャラクターは、メインフェイズ「攻撃判定」の際に庇護を行うことができず、レスポンスで回避を行うことができません。
  拘束は、メインフェイズにて他のキャラクターに解いてもらうか、拘束を行っている者の効果時間を経過することで治癒します。

気絶

  キャラクターが、何らかの理由によって意識を失った状態です。
  この状態のキャラクターは、メインフェイズが強制的にスキップされます。
  気絶は、気絶を受けてから2回目 ~ 4回目のエンドフェイズを迎えたとき、もしくは20点以上のダメージを受けた際に治癒します。

封印

  封印魔法などにより、キャラクターのアライブスキルが封印されている状態です。
  この状態のキャラクターは、アライブスキルを使用できません。
  封印は、暗闇受けたラウンドから数えて、1回目 ~ 3回目のエンドフェイズに自然治癒します。

魅了

  キャラクターが魅力や欲望に取り付かれ、正常な判断ができない状態です。
  この状態のキャラクターは、魅了を発生させたキャラクターを対象にアクションを起こすことができません。
  魅了は、魅了を行っているキャラクターが死亡・もしくは重症となるか、1点以上のダメージを受けた時に回復します。

暴走

  自らの欲望などに飲み込まれ、感情などを制御できていない状態です。
  この状態のキャラクターは、メインフェイズで「攻撃」が行えず、攻撃判定の際に「防御」が選択できない場合があります。
  暴走は、自然に治癒しません。
  ※「アウェイクニング・ベリアル」の状態のことです。