レゾンデートル(存在証明値)とは
Illust:ルカ二
レゾンデートルとは、50%を基本として、0%に近づく、もしくは 100%に近づくことで精神状態に大きく影響を及ぼす数値のことです。キャラクターに設定されている、「存在理由」を準拠として判定や影響を及ぼします。
エピソードの結果によって数値の増減が行われていきます。
レゾンデートルの増減によって発症する症状は、「アウェイクニング・ベリアル」と呼称します。
この症状が発症した場合には、「レゾンデートル・チェック(存在証明)」を行い、正気に戻す必要があります。
数値については、購買部にて購入することができる、下記アイテムを装備した状態でエピソードに参加し、
「RAN値増加」もしくは「RAN値減少」と記載することで、数値が変動します。
・カタルシス・リキッド
・カタルシス・ドラッグ
・カタルシス・ドリップ
レゾンデートル(存在証明値)の影響
レゾンデートルの数値によって、キャラクターの行動や思想が変動します。
例えば、『「パートナーを護る」という行動をプランに記載し、プランにて精神状態についての明記をした場合
、
『存在理由』に準拠し、普段のキャラクターと異なる印象の行動が行われます。
また、レゾンデートルの数値によって、戦闘時に能力値に影響を与えます。
戦闘時の影響
存在理由に傾倒した精神的な影響は同様に反映されますが、戦闘時はさらに「アブソリュートスペル(魔術真名)」の上昇能力値に影響を与えます。
通常であれば、アブソリュートスペルを宣言した場合、1D3で判定を行いますが、下記の対象となる場合はレゾンデートルに応じて変化します。
0の場合 | 該当能力値を【1/3】する。 |
---|---|
1~25の場合 | 該当能力値を【1/2】する。 |
26~74の場合 | 特に影響なし。(※【1D3】倍のまま) |
75~99の場合 | 該当能力値を【1D4】倍する。 |
100の場合 | 該当能力値を【1D5】倍する。 |
※100の場合については、『1R目のみ、自我を保って行動ができる』が、『2R目は昏倒し行動不能(強制的に待機行動)』となり、
『3R目に幻覚を見るようになり、味方・敵関係なく無差別に攻撃を行う』ようになる。
また、100の場合に、アブソリュートスペルを宣言している場合、『1R毎にHPが「10×R数」減る』。
0となると戦闘不能になってしまいます。
0に近い、0になっている場合
1~25となっている状態で、プランへ精神状態についての明記をした場合、『存在理由』に対する感情や意識が薄れていたり、記憶が薄れている扱いになります。
※「パートナーを護る」である場合は、「パートナーへの興味」、「パートナーとの思い出の一部」を失ったり、薄れたりする。
0となった状態でエピソードに参加すると、その『存在理由』を見失った状態として、『存在理由』に関連した物事を忘却します。
※「パートナーを護る」である場合は、「パートナーと培った記憶」をすべて忘却する。
記憶を取り戻すためには、パートナーが、そのキャラクターの『存在理由』を思い出させる呼びかけや行動を行います。
>>>レゾンデートル・チェック(存在証明)を宣言する形になります。
100に近い、100になっている場合
75~99となっている状態で、プランへ精神状態についての明記をした場合、『存在理由』に対する感情や意識が異常に高い扱いになります。
※「パートナーを護る」である場合は、「パートナーに強く依存」してしまったりします。
『存在理由』が100となった状態でエピソードに参加すると、その『存在理由』を過剰に護る・遂行する などの行動や思考をします。
※「パートナーを護る」である場合は、「パートナーから敵を遠ざけるために監禁」、「パートナーと二十四時間どこへ行くにでも近くに居ようとする」、
など、常軌を逸するほどに『存在理由』の遂行への行動をするようになる。
基本的な症状としては、「『存在理由』を遂行しなければ、すべてを失うだろう」という強い焦燥感と絶望感に襲われ、発狂状態になります。
目的や個人差によって変わるが、下記のような症状が発症します。
「幻覚や妄想を見る」、「幼児退行してしまう」、「激しい恐怖症に襲われる」、「一時的に五感のどれか1つが失われる(心因性)」、
「強迫観念に取り付かれる(延々と武器の手入れをする、延々と手を洗い続けるなど)」、「他人や自分に攻撃的になる」
正気を取り戻すためには、パートナーが、そのキャラクターの「過剰解釈になっている『存在理由』」を否定するなどして、
パートナーが、そのキャラクターの『存在理由』を思い出させる呼びかけや行動を行います。
>>>レゾンデートル・チェック(存在証明)を宣言する形になります。
レゾンデートル・チェック(存在証明)
レゾンデートル(存在証明値) が 「 0 」もしくは「 100 」 の場合に発生します。
判定には、1Rを費やす必要があります。
判定方法
下記の計算式によって、判定を行います。計算の結果から、下記の判定結果となります。
「200以上」で成功 | 完全に正気に戻る。 |
---|---|
「150~199」で失敗 | 少し影響が残るが、正気に戻る。 |
「101~149」で失敗 | 大きく影響が残るが、少しだけ正気に戻る。 |
「100以下」で大失敗 | そのエピソード中、元に戻らない。 |
正気に戻る際の取り扱い
「レゾンデートルチェック(存在証明)」を行った後、判定結果に応じてレゾンデートルが変動します。
◆『「200以上」で成功』 : 完全に正気に戻った場合
50% 付近となるように、レゾンデートルが推移します。
◆『「150~199」で失敗』 : 少し影響が残るが、正気に戻った場合
30%~40% もしくは 60%~70% となるように、レゾンデートルが推移します。
◆『「101~149」で失敗』 : 大きく影響が残るが、少しだけ正気に戻った場合
1%~25% もしくは 75%~99% となるように、レゾンデートルが推移します。
◆『「100以下」で大失敗』 : そのエピソード中、元に戻らなかった場合
レゾンデートルの推移はなく、0%もしくは100%のままとなります。
50% 付近となるように、レゾンデートルが推移します。
◆『「150~199」で失敗』 : 少し影響が残るが、正気に戻った場合
30%~40% もしくは 60%~70% となるように、レゾンデートルが推移します。
◆『「101~149」で失敗』 : 大きく影響が残るが、少しだけ正気に戻った場合
1%~25% もしくは 75%~99% となるように、レゾンデートルが推移します。
◆『「100以下」で大失敗』 : そのエピソード中、元に戻らなかった場合
レゾンデートルの推移はなく、0%もしくは100%のままとなります。
暴走し戻れない際の取り扱い
レゾンデートル・チェックに失敗し続け、4回以上の指令において正気に戻れなかった場合、ベリアルとして完全に覚醒してしまいます。その場合、キャラクターはベリアルとして世界を彷徨います。ベリアルとなった者は、元々の姿に戻ることはないため、もしも登場した場合は討伐することになります。