◆飲むのは唯月・いつもよりも瞬の事を考えると胸がおかしい・そんな唯月を見て瞬は焦る唯「あ、れ…」瞬「いづ?」唯「ま、どか…さ…」瞬「いづ?ねぇ、大丈夫??」唯「大丈夫…です、から…」唯(彼に好きと言いたい…触れたい…抱きしめて欲しい…でも…でも…それは…薬なんかで言う事じゃない…!)瞬「いづを苦しめるのは…」唯「ダメダメ!わたしは…っあなたがただ笑ってくれたらそれで良いんです!それだけで…わたしは…この気持ちを…」瞬「え?」・彼の言葉に涙がボロボロと唯「本当…?ほん、と…に…?」唯(前の誰かに言わされたような言葉じゃなくてちゃんと彼の本心が聞きたくてあなたの言葉…また信じてもいい…です…か?)
◆怪我人:瞬・久々且つ簡単な戦闘依頼で、何らかの麻痺を受け熱が出る・『守る』と言おうとした瞬の口を、唯月は泣きながら両手で塞ぐ唯「はぁ…大事にならなくて良かった…」瞬「ほんと心配かけてごめんね…いづをまも…むぐ」唯「もう…言っちゃ、ダメ…」瞬「??」・また言おうとした瞬に唯月は感情爆発唯「瞬さん、わたし…あなたが無事で…本当に、良かったんですあなたにとっては…大した事ない事かもしれません実際軽く済みましたし…でも…あなたがわたしが傷つく事を深刻に思うようにわたしだって…瞬さんに傷ついて欲しくないんです!あなたが再度貰った命を…どうか大切にして欲しいんです…!わたしもあなたを守りたいんです…!」
◆B/夜・唯月は水族館は初めて。・瞬は撮影等で1、2回程来た事がある。だがちゃんと廻った事は無い。唯「わぁ…魚が…たくさん…」瞬「いーっぱいいるねぇ〜」唯(ハッ!ちょっと子供っぽい反応になってしまったでしょうか…!)唯「す、すみません…私、水族館に来るの、初めてで…」瞬「あはは、どーして謝るの〜大丈夫だよ〜」唯「あ、ありがとうございます…?」◆泳ぐ魚達を見て唯(本当に楽しそうに泳いでる…何も考えてない事は…ないでしょうがそれでも陸にいるわたし達よりは自由に見えて…復讐とかそう言う気持ちも考えなくて良い気がして…)唯「少し…羨ましい…」瞬「いづ?」唯「…わたし、泳げないので泳げて羨ましいなぁと」
C◆瞬が魅了魔法をかけられる・瞬はカノンにメロメロ・そんな瞬の姿に唯月はモヤモヤ瞬「カノン〜」唯「ま、瞬さん…」瞬(そんな…瞬さん、魅了魔法をかけられてしまって…?!)唯「あ、あの…」瞬「君だ〜れ?俺は今、カノンと喋ってるんだ〜」唯「…っ!」◆カノンに魔法を解くようお願いする唯(魅了魔法…そうだと解ってても…そんなふうに言われると…少し…いえ、とても悲しい…だから…お願い、しないと…!)唯「カノンさん…あの…魅了魔法を…解いて貰う事は…出来ません、か?わたし、瞬さんの事…好きなので…例え魔法だとしてもあんな姿の彼を見るのは…辛いんです…お願いします…!わたしに出来る事なら…頑張ります、から!」
◆時計台で氷菓子を食べよう・瞬に誘われ唯月は不安な気持ちを抱きつつも着いて行く唯「素敵なものを…頂きましたね…」(瞬さん、今日は何だか落ち着いてる…気が…?)瞬「ね、いづ…時計台に行かない?」唯「え?」瞬「街が一望出来るんだって!…いづと一緒に見たいなぁと思って!」唯「え、あ、はい…」・街を眺め少しの安息瞬「どんな感じなのかなって思ったけど、美味しーねー!」唯「…はい、そうです、ね…」瞬(やっぱり…いづ、俺と話しづらそう…でも俺が悪いし…仕方ない、よね…)唯(…平和…そう、思えた。ずっと不安な日々だったのに今日は…ふふ)唯「ずっと穏やかなままで…」瞬「いづ?」唯「な、なんでもない、です…っ!」