◆瞬の見てないところで・こっそりメイク道具を見てみる唯(父さんの仕事であり瞬さんにも近付けそうなスタイリストに興味を持ったものの未だにメイク道具は揃えられていないんですよね…特殊メイクも勉強したいですが舞台映えする自然なメイクが可能な道具とかも…試せるように揃えたいところです…)◆唯月のいないところで・瞬は台本『ロメオとギュレッタ』に懐かしみつつ気ままにウィンドーショッピング・特に目的もないままブラブラ瞬(いづの買い物についてきてみたけどずっと一緒じゃ選びにくいかなぁ〜?なんて、ね…それにしても台本まで売ってるとは思わなかったなぁ…)◆二人で購買部を出て瞬「目的のもの、あった〜?」唯「はいっ」
◆劇配役瞬:謎の男唯月:グッズ販売スタッフ主な劇の内容希望:悲恋・瞬は自身の演技、歌、ダンスを駆使して演じる特に演技面では普段とは別人のように真剣に演じリコリスを自然にフォロー瞬「狂気に狂いすぎて破滅の道を辿る謎の男ってコンセプトでいこうかな〜?ヒロインが歌メインなら、謎の男も歌を推す演技が良いよね〜?方向性はこんな感じ〜?他は監督から何かリクエストあったら、極力頑張ってみるよ〜」・唯月は画力とデザインセンスを駆使して商品POPを書いていく唯「ものをただ置いてるよりもカラフルな文字でいろいろアピールしたら…皆さん買ってくれます、よね?商品のタイトルの他にも商品のキャッチコピーとかも書こうかと」
◆衣装の形状・唯月はワンピース風、瞬は黒いスーツ唯「喪服のような衣装に蜘蛛の意匠が施されているなんて…新鮮で…素敵な民族衣装です…!」瞬「喪服のようなものでもなんだか引き締まった気持ちになるね〜」◆オリジナルの表現・演劇『ロメオとギュレッタ』をテーマに唯月は絵描きのイメージで『描く』動作を瞬はその演技力を生かした動作で舞い踊る瞬「いづ、ダンスは…その、スランプ気味だから演劇風でもいーい?」唯「え?あ、そうだったんですか?!」瞬「そんなに焦らないで!俺も参加してみたかったから〜」唯「瞬さん…」瞬「さぁ、皆の為に演じよー!演目テーマは…そうだなぁ…あ!あのロメギュレにしよ〜!」唯「っ!…はいっ!」
◆作る工程をメインに・唯月も瞬もそれぞれ他の参加者さんに見て廻りながらもしくは聞き廻りながらお弁当のメニューを決める・唯月は卵焼きや唐揚げ等の定番メニューに挑戦・瞬は参加者さんを参考にしたメニューに挑戦唯(変わったものを作るより定番メニューを作れたならいいですよねすると卵焼き…唐揚げ辺りでしょうか…?うぅ…誰かの為に料理するのは初めてなので…緊張、です…っ!)瞬(そもそも料理しないからお弁当の定番がわからない〜こうなったら皆の参考にさせてもらおー!)◆唯月はまぁまぁ、瞬は黒焦げ失敗・取り敢えず彩りは良い唯月の弁当・焦げが目立つ瞬の弁当唯「定番でも難しかった…次はもっと!」瞬「うわーん黒焦げ〜」
◆唯月は絵を、瞬は歌を贈る・唯月の絵はグレーテルと翡翠のドラゴンを描いた水彩画・翡翠のドラゴンとグレーテルの特徴は写真か何かで事前に協会から聞く唯「グレーテルさんはどんなドラゴンだったんでしょう…きっとカッコよくて素敵な方でしたよね…!」・瞬の歌は人々が持つドラゴン物語的なオペラ・それは勇ましく気高いドラゴンを謳ったもの瞬「折角だし、別れの曲は良くないよねぇ人だとよくその人が好きな曲を葬式で流すなんて所もあるけど今回は人が語るドラゴン物語の一曲を歌おうかな〜!」◆手向ける花束・悲しい意味ではなく唯月のデザイン力で色とりどりの花束を唯「あなたが生まれ変わったらあなたの望むヒトでありますように…」