
ここで記載している構造・設備は、教皇国家アークソサエティ内教団本部のものである。
その他支部の教団については、構造が異なっている場合がある。
◆基本構造
時計塔を中心部として、北部に「病棟」、西部に「魔術学院」、東部に「教団寮」、南部に「正門」が存在する。
◆正門
魔術によって守られた門が存在し、監視員と、見回りの教団員が巡回している。
教団に入るためには、事前に申請を行っておくか、通行証が必須。
◆エントランスホール
教団の中心に位置する、エントランスホール。
中心に存在する魔術ゲート「ゲート・リジェクト」を中心に回廊と階段が設置されており、各棟への移動が可能となっている。
また、司令部より指令の掲示が行われており、受付から指令を受けることができる。
最上階には時計台があり、教皇国家アークソサエティの街並みを一望することができるため、防犯や敵の確認の見回りに使われているようだ。
地下には巨大な監獄が存在しており、教皇国家アークソサエティ内の犯罪者は勿論、世界中の大罪人を収容している。
・1F
エントランス、司令部、ゲート・リジェクト(転移魔術)
・2F~7F
ゲートリジェクトを中心に、回廊、階段が存在する
・8F
時計台
・地下1F
通信室、会議室、談話室
・地下2F
第二研究室
・地下3F
室長室
・地下4F
監査室
・地下5F
処刑場
・地下6F~地下100F
薔薇十字教団地下大監獄
◆司令部
エントランスホールの南東、南西に位置している棟である。
依頼などをまとめ、指令としてエクソシストに発信することをメインの活動としている。
・1F
指令掲示板、受付
・2F
指令会議室
・3F
事務室
◆病棟
指令で怪我をしたエクソシストや教団員の治療、入院などを中心に医療活動を行っている棟である。
教団での活動中に死亡した団員の遺体の処理や、埋葬なども行っている。
・1F
受付、調剤室、軽症・軽傷治療室
・2F
緊急搬送場、手術室
・3F
リハビリステーション
・4F
病室
・5F
病室
・6F
病室
・屋上
緊急着陸用ポート
・地下1F
手術室(主に解剖や解体)
・地下2F
第一研究室
・地下3F
火葬場
・地下4F
霊安室
・地下5F
大聖堂
・地下6F
地下水路
◆教団寮
エクソシストを中心として、教団員が暮らす寮である。部屋は基本的に個人部屋となっている。
衣食住が揃った生活ができ、指令もすぐに受けることができる利便性から、寮を利用している団員が多い。
エクソシストは全員、この教団寮での生活を行うことになる。
寮室の存在する3F~6Fは、北棟と南棟で区分けられており、異性の部屋へは寮母の許可なしに入ることはできない。
・1F
食堂、大浴場
・2F
声楽部、購買部、アトリエ、修練場
・3F
寮室(エクソシストメイン)
・4F
寮室(エクソシストメイン)
・5F
寮室
・6F
寮室
◆魔術学院(まじゅつがくいん)
魔術についての書籍や一般書籍が管理されている図書館と、魔術を学ぶ学校的側面が合体している棟である。
カレッジとも呼ばれ、エクソシストが魔術の勉強に利用したり、図書館のように読書をすることもできる。
カフェテリアも存在しているため、ゆったりとした時間を過ごせると人気。
・1F
受付、カフェテリア
・2F
一般書籍、歴史、事件などの書籍がある
・3F
魔術関連書籍、教室
・4F
魔術修練場
・5F
事件データなどのファイルがある
・6F(※立ち入り禁止エリア)
魔導書、法の書が保管されている
◆魔術鍛冶屋(まじゅつかじや)
教団から少し離れた別棟に存在する。
「イレイス」の製造などを行っている、魔術的な要素を含む鍛冶場。
エクソシストの使用する武器、防具のほとんどはこの鍛冶場で生み出されている。
「指令」は、教皇やその側近からの申請や、国からの申請、教団からの申請、市民からの申請などを、司令部が難易度や報酬などをまとめて、エクソシストに伝達している。
重要度の高い指令は、基本的に強制力を持つが、通常の指令であればエクソシストが受けたいものを選択することが可能となっている。
◆日常・デート系指令
エクソシストにお店の手伝いをしてほしい! というようなお願いであったり、モデルとして活躍してほしい というようなお願いが国民から寄せられる場合がある。
そういったお願いは、司令部により指令として出され、エクソシストが受けることによって解決される。
教団内の人間が、エクソシストに手伝ってほしいことを依頼する場合もあり、教団の設備を利用した指令など、指令内容は様々。
エクソシストを息抜きさせるために、司令部から娯楽的な指令や、デートができる指令なども発令されることもあるようだ。
◆戦闘・冒険系指令
基本的にはベリアルやヨハネの使徒の討伐、禁忌魔術などを行使した魔術師や、泥棒や傷害などを行う犯罪者との交戦、
その他生物との交戦が行われるなどといった、戦闘が発生する可能性がある指令のことを指す。
また、廃墟や森、ダンジョンなどを探索・冒険する指令も存在し、こちらも基本的に戦闘が発生することが懸念されるものとなっている。
教団の活動は、大きく分けて下記の内容がメインとなっている。
ほとんどがエクソシストへ指令として発令され、エクソシストが解決を行う。
1.エクソシストの素質を持つ者(喰人、祓魔人)の情報入手と捜索、保護。
2.各方面から寄せられる依頼などをまとめ、指令としてエクソシストに伝達、活動を行わせる。
3.ベリアル、ヨハネの使徒の討伐、軍事的支援。
4.魔術、及び魔法などの調査。
5.魔導書、法の書の回収。
6.犯罪者の管理。禁忌魔術の使用を行った物の処断。処刑人の刑執行。
教団に在籍している教団員によっては、教団に属する人間であることを一見して判別できる状態とするため、制服の着用を推奨されている。
特に、エクソシストは指令先で住民に「エクソシストであること」を理解してもらうために、着用をしていることが多い。
もちろん、制服以外の着用も認められているが、特に戦闘に関係する指令の場合には制服を身につけていると、判別がしやすく便利だろう。
また、医療に従事する教団員は、医務制服の着用を義務付けられている。
これは、一見して救護を行うことができる人間を判別することができるように、という配慮とともに、衛生面が考慮された結果である。
◆教団制服:男性
上部から順番に、階級が高く、下部になればなるほど階級が低く扱いとなる。
教皇
教皇国家アークソサエティの王として君臨する存在。
国すべての決定権を持ち、一言で様々な事柄を決定することができる力を持つ。
枢機卿
教皇の最高顧問であり、重要な案件について教皇を直接的に補佐する。
教皇国家アークソサエティ全体にかかわる日常的な職務について、教皇を助ける役割を持つ。
その発言力は教皇には劣るものの、絶大なものである。
大司教
教皇国家アークソサエティ内にそれぞれ存在する、地区を管理している存在。
教皇護衛隊「ナハト」
教皇の右腕として動く、護衛隊。
暗殺部隊としても活動をしており、教皇の言葉一つでどんなことでも行う。
室長
薔薇十字教団本部において、全教団員を統率する役目を負う責任者。
本部、支部関係なく室長が存在し、各教団を統率している。
大元帥
エクソシストの中でも、戦歴や功績を積み、超一流となった存在。
室長とほぼ同等の発言力を持つ。
元帥
エクソシストの中でも、戦歴や功績を積み、一流となった存在。
班長とほぼ同等の発言力を持ちます。
班長
室長の部下として、班員を統率する役目を負う責任者。
様々な班に分かれており、それぞれ職務が異なる。
エクソシスト
発言力はあまりないが、現場での判断はエクソシストに一任されることが多い。
教団員
その他、一般教団員や、役職のある教団員。
発言力はほぼないに等しいが、教団員が居なければ、教団は機能しない。