創造神の死による影響            

メインストーリー終了後、創造神の力と全ての生物の魂が接続されました。
このため、今まで起らなかったようなことが起こるようになっています。
以下は、それに関する事項を上げています。

  既存種族の神化            

創造神の力と魂が繋がっているため、その影響でより上位種族に変化出来るようになりました。
これは元々、錬界のディスメソロジアの生物は、創造神達が自分達と同じような存在になれるよう創っていたためです。
本来は、無限と思えるほどの輪廻転生を繰り返すことで魂の格を上げ、『神格』を得られるようになっていました。
ですがメインストーリー後は、全ての生物は創造神の力という『神の力』と接続されているため、自らの魂を鍛えずとも『神格』を生きている間に得られるようになりました。
これが神化個体である上位種族です。
また、ごく稀にですが、生まれつき上位種族として生まれる者も発生する様になりました。

生まれつき上位種族として生まれたものと、後天的に上位種族になったものでは、次のような違いがあります。

  生まれつきの上位種族            

寿命が長く、その反面、繁殖力が低いです。
1人目よりも2人目、2人目よりも3人目の方が生まれ辛くなり、大抵は一人っ子。頑張って2人。
子だくさんで3人ぐらいしか生涯で生れません。

生まれてくる子供は、ほぼ親である上位種族と同じ種族になります。
片方の親が上位種族であれば、これは変わりません。

ごく稀に、上位種族から、元となった人間種族の子供が生まれてきます。
そうして生まれて来た子供は、通常の人間種族よりも高い能力を持って生まれて来ることが多いです。

  後天的な上位種族            

寿命は、元の種族のものとあまり変わりません。
やや、寿命が延びる程度です。(元の寿命の、10~20%上昇)

その反面、繁殖力は普通の人間種族と変わりません。

生まれてくる子供は、基本は人間種族になります。
片方の親が生まれつきの上位種族であった場合は、繁殖率は下がった状態で、生まれつきの上位種族が生まれることがほとんどです。

後天的に上位種族になるためには、

1 力を高める。(レベルを上げる。L50で、第1段階目が可能)

2 創造神の力を流用し、自身を変質させる。
  この段階では、一時的に上位種族になれるだけです。
 (L50で、1日に10Rの時間上位種族になれます。その後、LVが1上がることに、1R伸びます)

3 力を限界まで高める。(レベルを99まで上げる)
  この段階になると、上位種族として固定させることが出来ます。
 (生きたまま転生するような形になります)

3は、そのLVに到達したからといって、自動で成る訳ではないので、上位種族に変化するかどうかは、自分で決めることが出来ます。

  既存種族の神化の種類            

●ヒューマン→仙人
【概要】
仙骨と呼ばれる、新たな魔的器官を体内に造り出せるようになった種族です。
全ての属性の魔力を、生来の物と同じ練度で扱うことが出来るようになります。
また、複数の属性を合成することで、それまでに存在無かった新しい魔法『仙術』を使用できます。

仙術は、物によっては街ひとつに影響を与えるほどの物を使いこなすことが出来ます。
その場での発動も可能ですが、魔方陣をあらかじめ設置することで、より強力で継続した効果を発揮する仙術を使用することが出来ます。

仙術の効果については、自由に設定いただけます。

【種族特殊能力】
「仙宝製造」
全ての魔力属性を使用できるため、様々な効果を持った道具や薬品を作ることが可能になります。
その中でも最高峰のものは、魂を持った器物『宝貝』になります。
その場限りの効果を持った練丹と呼ばれる、摂取することで能力を強化する薬を作ることも出来ます。



●ヴァンピール→真祖
【概要】
創造神が最初に創ったヴァンピールに回帰した種族です。
元々ヴァンピールは、最初に創られた際は、強力な個体として作られました。
ですが強さに反比例して繁殖力が低かったため、家族を作るためにあえて力を劣化させ、ヴァンピールになります。
それが創造神の力との接続により先祖返りしたものです。

いわゆる『吸血鬼』としてイメージできる能力を使用できます。
肉体の一時的な霧化による物理攻撃の無効。
肉体の一部を動物に変え使役する『従僕生成』。
視線を介在することによる催眠。
などがあり、これに加えて、強力な魔法を使えます。

魔法の効果については、自由に設定いただけます。

【種族特殊能力】
「吸血強化」
血を吸えば吸うほど強くなれます。
吸血行為によって強化された力は、消費するまでは減りませんが、消費するごとに減ります。
基本的に血を吸えば吸うほど強くなるので、場合によっては手が付けられないほどの強さに成り得ます。


●デモン(竜)→竜神 / デモン(鬼)→鬼神
※これまでは同一の括りで扱われていましたが、上位種族になった場合は別々に分類されます。

【概要(竜神)】
祖である竜の側面が強く出るようになることで上位種族へとなります。

竜は本来、『世界を支配する』という性質を強く持った生物です。
それは最初に創られた個体である起源種『アジ・ダハーカ』のような古龍が持っていた能力
【支配(ルーラー)】のように、周囲の魔力に干渉し、自分にとって有利で、
敵対する相手にとって不利になる領域を造り出すといったことを得意とします。
また、膨大な魔力を、そのまま相手に叩きつけるといったことが出来ます。

前者は、竜魔法と呼ばれるようになります。
自身の属性干渉による強化や、敵対する相手の属性干渉による劣化などが得意です。
得意なだけで、それ以外の効果を持った魔法も使い得ます。

後者は竜の息吹(ブレス)と呼ばれるようになります。
厳密には魔法ではなく、魔力を直接ぶつけているだけですが、分類上は魔法として扱われます。
魔力の属性によって味方を癒したり、逆に敵を焼き払うなど出来るようになります。
魔力の塊を直接ぶつけるため、術や法として機能していないため、防ぐことが難しい魔法です。

魔法の効果については、自由に設定いただけます。

【種族特殊能力(竜神)】
「竜神変化」
レベルに応じた時間、竜の姿(5m程度)に変わることが出来ます。
この姿になると、強力な肉体による攻撃力防御力の上昇が起ります。
また、背中に載せられる程度の物を乗せて飛行できます。
当然、重さによって速さなどは変わってきます。

【概要(鬼神)】
祖である鬼の側面が強く出ることで上位種族となります。

鬼は元々、地上に現れた地獄の影響を受けたヒューマンが変化して生まれた種族です。
そのため、地獄の力との親和性が高く、上位種族となってからは、地獄の力を召喚し使うことが出来ます。

限定空間を地獄と化し、敵対する相手に地獄の苦痛を与えたり、地獄の炎である黒炎を使役できます。
それらを魔法として使用することが出来ます。

魔法の効果については、自由に設定いただけます。

【種族特殊能力(鬼神変化)】
レベルに応じた時間、巨大な鬼の姿(5m程度)に変わることが出来ます。
この姿になると、強力な肉体による攻撃力防御力の上昇が起ります。
また強力な筋力により、100mの高さまで跳び上がり、
そのあとは空中を蹴った反動で滞空し続けるなどが行えます。


●アンデッド→死神
【概要】
アンデッドは、一度死亡したヒューマンが、自力で蘇ることで産まれた種族です。
そのため、肉体の一部が『あの世』と繋がっており、それが穴として現れていました。
アンデッドの状態では、『死に抗う』という段階でしたが、上位種族になることにより
『死を剋する』段階に到達しています。

そのため、使用する魔法は生死に関わる物が多くなります。
自身や味方を死から遠ざける魔法や、逆に敵対する相手に
『死』に関わる魔法を叩きつけることでダメージを与えたりすることが出来ます。

またそれ以外にも、一時的に生命力を強化することで延命したりといった医療的なことも得意です。

魔法の効果については、自由に設定いただけます。

【種族特殊能力】
「死剋」
死亡から時間が経っておらず、遺体の欠損が少ない者であればあるほど、蘇生させることが出来ます。
レベルによって、蘇生できる時間は長く、欠損が多くても蘇生させることが出来ます。
ただし寿命で死亡した者や、本人が死を受け入れている限りは蘇生できません。
その状態で無理に蘇生させる場合は、本人の魂に負担を掛ける(記憶や人格に影響が出る)ため邪法扱いされます。


●エレメンツ→魔女
【概要】
創造神を殺すよりも前から居た上位種族。
そのため、上位種族のコミュニティとしては最大の規模を誇る。
創造神の力と全生物の魂が接続されるようになってからは、さらに能力が拡大した。

魔法のスペシャリストであり、『視る』ことにおいては全ての種族を上回る。
あらゆる魔法を解析す目ことが可能であり、再現が可能。
ただし再現した魔法は、その種族のものよりもランクが落ちる。
しかし強力な魔女であれば、種族特有の魔法すら同レベルで再現することが可能。
ただし反動により、なんらかの代償(膨大な魔力消費や体力の減少など)が必要になる。

魔法の効果については、自由に設定いただけます。

【種族特殊能力】
「魔眼」
創造神の力と接続する前は、一部の強力な魔女のみ持ち得ていた物。
ただ『視る』という行為のみで、なんらかの魔法効果を発生させる。
発生させる魔法効果の強さによっては、なんらかの代償が必要だが
通常の魔法とは次元の違う魔法効果を発揮する場合もある。


●ライカンスロープ→八百万
【概要】
ライカンスロープは、八百万の眷属である動物が人の姿を取った者との間に生まれ落ちた存在である。
そのため八百万の神の系譜に連なり、創造神の力と魂が接続するようになった後は、上位種族として八百万の神に成り得る。

八百万の神は、本質的には世界の維持や安定に関わる、『自然』に属する存在である。
そのため使用する魔法も、基本的には『自然』に属する物になる。

炎や大気、大地や水など、自然に存在する物を操る魔法が得意。
極めれば自然そのものを操り、上位八百万のように、自然に属する概念的な物『時間』『空間』『記憶』などすら操れるようになる。
ただしその際に代償となる魔力や体力は、本物の八百万に比べ膨大な物になるだろう。

魔法の効果については、自由に設定いただけます。

【種族特殊能力】
「権能」
自然に対する絶対的命令権。
特定空間内に、自身が規定するルールを優先させる。
優先させるルールの強制力や持続時間は、レベルによって変化する。


●マドールチェ→機神
【概要】
生命以外の、物体である機械と融合することで産まれたマドールチェは、生物とは異なる物質としての理を強く宿している。
創造神の力と魂が接続されることにより、その性質がより強まった上位種族へと変わることが出来るようになった。

自然ではなく、物質として、人間が造り出してきた様々な機械や道具を再現する魔法の使用が得意。
銃などの武器や、大砲のような兵器すら、力量によっては魔法で一時的に再現し使用することが出来る。
そうした武器以外の、工作機械なども魔法で一時的に再現できます。

魔法の効果については、自由に設定いただけます。

【種族特殊能力】
「機身創生」
自身の分身とも言える機身を具現化させ操ることが出来ます。
形状は自由です。レベルによって大きさ(5m以上も可能)や、具現化できる時間は変わります。
レベルが上がると、乗り込みことが出来ます。
この際、パートナーと一緒に乗り込むことで、能力を強化することも可能。
この状態で魔法を使用すると、通常よりも強化された者に成ります。

  新種族            

創造神の力と全ての魂が接続されたことにより、これまで『人』で無かった者達も、人間=霊長類に変わることが出来るようになりました。
霊長類とは、世界を観測することで世界に何らかの影響を与えられる者のことを言います。
そのため霊長類である『人間』が、「世界とは○○というものである」という認識が強くなればなるほど、世界はそうした方向へと変化し得ます。

※この他にも、新種族は発生し得ます。リクエストで出していただけます。
※そして新種族も上位種族に成り得ますが、それらについてもリクエストを出していただけます。


●ドッペル
【概要】
本来は、原生生物である魔力生命体でしかありませんでしたが、ある魔術師が改造することで人間に近付き、創造神の力が全生物の魂と接続されたことにより、人間種族へと完全に変わりました。

元々は改造されたドッペル達だけでのことでしたが、種族共鳴により、改造を受けていないドッペル達も人間種族へと変わり得ることが可能になりました。
現在は、八百万の神や教団により保護の動きが生まれて来ています。

ただそれと同時に、この事に気付いた一部の人間が捕獲を試み始めてもいるようです。


●亜人
【概要】
ゴブリンやオーク、あるいはコボルトなど、人間に近い魔物達が、人間種族へと変わり始めています。
一部では知能が上がったり、魔術を使えるようになっている者達もいるようです。

そのまま放置していると、人間に狩り獲られたり、あるいは、調子に乗って暴れようとする可能性があるため、八百万の神の内、原初の古木が中心となって保護と教育をしようとしています。
これらに関して協力して貰えるよう教団に連絡が行っており、ヨセフが動いています。

なお現時点の亜人達は、人間種族に変わり始めている途中なので基本的に、『調子に乗った中二が、手に入れた新しい力で浮かれている』みたいな状態なので、のちのちのために、しっかりと『教育』する必要があります。