
この項目は、メインストーリー後の煉界のディスメソロジアが辿る情勢や歴史の流れになります。
ノベルコンテンツでいただいた内容によって、新たに加わったりしますので、変化も起り得ます。
創造神であるネームレス・ワンによる全生物抹殺は無くなりました。
アレイスターも死亡しており、終焉の夜明け団は中核を失っています。
教皇であったルイ・ジョセフはヨセフに教皇の座を譲り、これによりヨセフによる教団改革が本格的に始動しています。
以上の流れから、世界が一丸となって戦わなければならない大きな相手は居なくなります。
しかしその代わりに、小規模組織が大量に発生しました。
中核を失った終焉の夜明け団の知識や人材が分散することで、魔術系結社が大量発生しています。
ルイは教皇ではなくなりましたが、個人的に掌握していた組織は健在です。
枢機卿は権力を削がれましたが、完全に潰すことは出来なかったため、元の地位を取り戻そうと画策しています。
これらに加え、巨大組織が消えた事で、自分達がのし上がろうとする小規模組織も次々発生しています。
それらには、【世界の大敵(アークエネミー)】である人形遣いが、知識や物資、そして資金を流すことで発生させている物もあります。
ノベルコンテンツにて、敵役だったり、何らかのシナリオフックとして使える小規模組織の例です。
これを使用していただいても構いませんし、新規に作っていただいた物をリクエストで出していただいても構いません。
メインストーリーから数十年を過ぎた辺りになると、壊れかけた異世界がぶつかってきます。
これは人形遣いの大元である【外なる悪魔】が原因です。この詳細については、人形遣いの項目にて掲載しています。
異世界がぶつかって来ることにより、一部地域の法則体系の変化。そして異世界の住人が侵入して来るようになります。
これらにより様々な騒動が起こるようになり、それに対処するために世界組織【全界連盟(ワールドオーダー)】が発生します。
衝突してきた異世界も含め、全ての世界の相互協調を図るために作られる組織です。薔薇十字教団をベースに、複数の組織を再編することで作られました。
異界衝突により、一部地域の法則体系の変化や、異世界の住人が煉界のディスメソロジアに移住することを求め訪れるようになります。
当然、衝突が起こり騒乱が起りそうになります。
この騒乱を、煉界のディスメソロジアの住人は制圧していきます。
それにより、ひとつの選択を迫られました。
ひとつは、異世界の住人を皆殺しにし、異世界の住人の魂と混ざった世界を切り離し禍根を亡くすこと。
もひとつの選択は、共に同じ世界に住む新たな住人として受け入れるかでした。
この時選択したのが、新しい住人として受け入れる、という選択でした。
これはかつて差別と排斥により大戦争を起こし多くの悲劇を起こしたこと。そして創造神との戦いで、自分達はどれほど拙くても必死に生きていこうという選択をしたことが大きく影響しています。
結果、制圧した異世界の住人を受け入れることになりました。
この選択が、煉界のディスメソロジアを変えていきます。
それまでは『滅ばない世界』として強固さを誇っていましたが、その属性を失う代わりに、異なる世界だろうと受け入れ混ざり合い、新たなる世界として新生し続ける世界へと変わります。
これは、煉界のディスメソロジアの全生物は創造神の魂と接続されており、その中でも強い観測能力を持つ霊長である人類の『世界を認識した在り様に変質させる』という特徴が強く出たからです。
これにより煉界のディスメソロジアは、常に新たな世界を受け入れ混ざり合い練り上げることでより好い世界へと変わっていく【錬界のディスメソロジア】へと変わります。
この世界を護るための組織が【全界連盟(ワールドオーダー)】です。
300年後の時点で、本部はニホンのキョウトです。
これは異界存在の内、殺しても死なないどうしようもなく危険度の高い存在を地獄に落して封印しているのですが、その影響で地獄の亡者が一定期間ごとに溢れて来る【百鬼夜行】が起るため、それにいつでも対処するためです。
【百鬼夜行】の際には、地上に現れた亡者達を地獄に叩き返す必要がありますが、その際に倒すと、地獄の物資が地上に残るため、資源確保の意味でも大いに賑わいます。
なお、その際には、地獄で刑に服しているアレイスターが協力して来たりします。
彼はとっとと刑を終わらせて守護天使になっている恋人と再会したいので、その邪魔のとなる地獄の騒乱は積極的に排除に動きます。
また、デイムズなどの、地獄に落ちたけれど平然と刑を受けている者達も、一緒に協力します。
その際に、後輩にあたる全界連盟の連盟員をかわいがる(物理)こともあり、それらと戦うことを目的に【百鬼夜行】に参加する者もいます。
総司令は、人化したネームレス・ワンである無名・一(むみょう・はじめ)です。
元々は、影ながらこそこそディスメソロジアの生物が絶滅しないよう動くつもりでしたが、異界衝突が起こり放置すると拙いということで表舞台に出て来ます。
5才ぐらいの男の子の姿で、基本年中無休で総司令職を忙しくこなしています。有給超過しまくるメフィストにキレながら。
300年後の未来では、【アカシャの王】と呼ばれる、ディスメソロジアの全生物の魂が創造神の力と繋がることにより生まれた集合無意識体が存在し、これが全知全能を使うことで『世界にとっての危機に繋がる事件』を予測し、それを覆すために連盟員が指令を受けて動くことになります。
連盟員が、浄化師に当たります。
そうした連盟員の働きもあり、活力と騒動に溢れた【錬界のディスメソロジア】が、300年後の未来となります。