歴史            

こちらでは、「煉界のディスメソロジア」の世界で起こった出来事を紹介しています。

  年表            

1400年 : 『差別意識の樹立』
ヴァンピールの迫害が行われるようになり、差別意識が生まれるようになる。

1450年 : 『シャドウ・ガルテン設立』
迫害から逃れるため、ヴァンピール達がシャドウ・ガルテンを設立。
同種のみを集め、迫害から身を護った。

1550年 : 『魔術の誕生』
アレイスター・エリファスによって魔術が生み出され、世界中に広まりはじめる。

1560年 : 『ロスト・アモール開戦』
魔術によって、さらに格差が広がったことで、差別意識が大きくなり、ついに世界的な大戦が勃発する。

1600年 : 『ラグナロク』
希望の塔が出現し、ヨハネの使徒が世界に蔓延り、アシッドレインによってベリアルが現れる。

1605年 : 『ロスト・アモール終戦』
ラグナロクの影響を受け、各国が和解し、ロスト・アモールが終戦。

1606年 : 『薔薇十字教団が設立』
アレイスター・エリファスによって、薔薇十字教団が設立される。

1608年 : 『ヴァンピールの特質が発見』
ヴァンピールが、アシッドを吸血することで、魔力とすることができることが判明する。

1610年 : 『教皇国家アークソサエティ復興』
教皇国家アークソサエティが復興を果たし、徐々に各国でも復興が進む。
翌年、アレイスター・エリファスの死亡が教団より伝えられる。

1612年 : 『デス・ワルツ』
教皇国家アークソサエティで黒死病(ペスト)が大流行する。

1650年 : 『アンデッド誕生』
アンデッドの存在が世間に認知され、種族として確立される。

1688年 : 『リントヴルム一族崩壊』
竜の渓谷に侵入した終焉の夜明け団により、1匹のドラゴンがベリアルと変貌。
ベリアル化したドラゴンは、同胞とリントヴルム一族を瞬く間に殺戮。
救援要請により、駆けつけたエクソシストにより、事態は収束するが、
リントヴルム一族が半滅亡状態となり、数十匹のドラゴンが拉致され研究材料とされた。

1700年 : 『技術革新』
教皇国家アークソサエティで技術革新が起こり、国力が大きく成長する。

1705年 : 『魔術人形研究開始』
魔術人形の研究と開発がはじまる。

1706年 : 『「十字軍」遠征 / 魔術人形研究員惨殺事件』
教皇の命令により「十字軍」が編成され、希望の塔へ遠征が行われたが、失敗する。
また、魔術人形による研究員の惨殺事件が起こる。

1708年 : 『魔喰器の誕生』
イレイスが造られ、ベリアルを完全に倒すことができるようになる。

1710年 : 『マドールチェ誕生』
マドールチェが、魔術人形ではなく一つの種族として確立される。

1718年 : 『反攻開始』
数多くの優秀な浄化師が誕生し、ベリアルやヨハネの使徒への本格的な反攻が開始されはじめる。

  ロスト・アモール            

アースガルズ」で勃発した、世界各所での大戦の総称。
ヒューマンが生物達と紡いだ絆や愛を、一瞬で喪失させるほどに凄惨な戦いであったため、この名前がつけられた。

はじまりは、ヴァンピールへの迫害によって、種族への差別意識が生まれたことに起因する。
ヴァンピールが迫害を受け続けていた頃は、彼等への差別意識のみが存在していたが、彼等が「シャドウ・ガルテン」に住まうようになってから差別を受ける者が居なくなったため、次第に自身と異なる容姿・人格・階級などを持つ者を攻撃する事件が起こりはじめた。
小さな事件は、次第に大きな事件に発展していき、最終的には国単位での戦争へと発展してしまった。

しかし、世界中を戦場と化したこの大戦は、突如として出現した希望の塔から現れた「ヨハネの使徒」と、世界中に降り注いだ「アシッドレイン」で生まれた「ベリアル」によって、終わりを告げることとなる。

戦いを続けていればすべての種族も生物も滅びてしまう』と気づいたヒューマンは強く和平を申し立て、戦いをやめた事で軍事にまわされていた資金などが復興に使用されるようになり、それまで争っていた者達の多くは手を取り合い、復興に注力した。

さらに復興を効率的に行うために、「ヨハネの使徒」と「ベリアル」に対抗する組織「薔薇十字教団」が設立され、教皇国家アークソサエティをはじめとした国の多くは復興を果たしていった。

  ラグナロク            

突如として出現した希望の塔から現れたヨハネの使徒と、世界中に降り注いだ「アシッドレイン」で生まれたベリアルによって起こった、世界的な大混乱の総称。

ロスト・アモールによって世界を傷つけ、たくさんの血を流したことによる神の裁きであると畏怖されたことから、終末の日の意味が込められた、この呼称で呼ばれている。

現代においても『罪を犯した人間は滅び、世界を救済するための生贄になるべき』だと考える宗教「サクリファイス」が、陰ながら世界中で信仰されており、人々にどれほどの恐怖と絶望を与えたのかは想像するに難くない。

  デス・ワルツ            

教皇国家アークソサエティで「黒死病(ペスト)」が大流行し、人口の4割以上が死亡した人為災害である。
街中で、人々が踊るように苦しみながら死んでいく姿から、この名前がつけられた。

黒死病(ペスト)」は、「デス・ワルツ」前にも死者を出す病ではあったが、これほどまでの大流行は見られなかった。
この人為災害の原因は、「ラグナロク」によって生じた大量の遺体を処理することができず、土葬が遅れたことによる不衛生である。

高名な医師達は、遺体の腐敗などによる不衛生を改善するために、火葬によって遺体を処理する方法を実行すると共に、「黒死病(ペスト)」患者の診察などに注力。
その結果、「黒死病(ペスト)」の流行を沈静化することに成功。遺体の処理は火葬が主流となるようになり、衛生・医療の改善に国家資金が投じられることになる。
衛生・医療の水準が大きく向上するきっかけとなった。